MHFに登場するランス。
氷結晶を槍の芯に組み込んだ氷槍で、鋭い槍身を内部から立ち上る冷気が包み込む。
槍の先端には神経性の毒が仕込んであり、獲物を凍傷に陥らせると共にその動きをも奪ってしまう。
目次
概要
- 鉄槍の基礎となるアイアンランスにひと手間加えたナイトランスから派生。
ナイトランスの伝統的な形状を踏襲しつつ、氷結晶を加えることで爽やかな水色の槍身となった。
シンプルかつトラディショナルなデザインを惚れ込んだハンターによく愛用される。- MHP2Gではこのランスをアレンジした「コールドアイシクル」というランスが登場している。
基本的な外見はほとんど同じなのだが、後者は納槍時に槍部分が引っ込むというギミックがある。
- MHP2Gではこのランスをアレンジした「コールドアイシクル」というランスが登場している。
- 上位であるHR3(旧HR31)に上がってすぐ作成可能なランスで、その性能も高い。
- 攻撃力414と平均的な水準
- 氷属性320とそこそこの数値
- バランスの取れた火力に加え、麻痺120
- ちょい足しが便利なスロット2
双属性によって麻痺属性が含まれるのが便利。
120という数値は一見低く見えるが、頑張って1~2回程度麻痺を起こすには意外と十分な値である。
- また、この武器のメリットは、性能よりも作成難易度にある。
ナイトランス⇒コールドランス⇒フロストランス⇒フロストランス改⇒ダイヤモンドダストと強化を行うが、
この4段階強化のうち、モンスター素材は2種類しか使用しない。
しかも、それもゲリョスのゴム質の皮3枚にドスゲネポスの麻痺袋2個だけ。
他はフロストランス改までに氷結晶12個、鉄鉱石5個、大地の結晶5個、
マカライト鉱石4個、ドラグライト鉱石3個で完了。
そして、本記事のダイヤモンドダストへの強化も、
万年霜5個、カブレライト鉱石3個、アミノタイト1個でモンスターを狩ることなく終わってしまう。
このように非常に容易に、というか気楽に作成に臨めるランスという点で有名である。- ダイヤモンドダストの麻痺属性は麻痺袋に由来するため、
氷属性と麻痺属性の双属性となるのはフロストランス改からである。 - 以前は要求数がもう少し多かったが、
素材の種類自体は変わっておらず制作が楽だったのは同じである。
- ダイヤモンドダストの麻痺属性は麻痺袋に由来するため、
- この時点で作成可能なライバルの氷属性ランスとしては他に「パールカキオーン」がある。
極長リーチという点で大きな差別化を図れてはいるが、攻撃力391に氷属性280と、
上位上がりたてのライト層が扱うとなれば、総合性能はダイヤモンドダストへ足元にも及ばない。
この時点ではまだ極長リーチがメリットとなるような相手があまりおらず、
担いだところで大したダメージを稼げないからである。
ブリザードランス
- ダイヤモンドダストの凄腕ランクでの派生先。
- 攻撃力460と凄腕上がりたての平均水準
- 相変わらずの氷属性360
- ダイヤモンドダストから倍加した麻痺属性240
氷属性SPVIIは攻撃力483・氷属性480、麻痺属性SPVIIは攻撃力483・麻痺属性220。
HR5以上の凄腕クエストではSP武器の特殊能力により「武器倍率+10、会心率+20%」の効果が発動。
特に氷属性SPVIIは属性値が高いこともあり、火力ではブリザードランスを圧倒する。
もっとも、ランス部門では氷&麻痺属性のSP武器は存在していないし、
麻痺属性に至っては双属性でもブリザードランスのほうが勝っている。
凄腕クエストでないのならばなおさらである。
攻撃とサポートを両立した便利さという点でブリザードランスが優位に立っていると言えよう。
- 要求素材は氷冷袋3個、氷結晶10個、アミノタイト2個。
たった1段階の強化にしては氷結晶の要求数が多め。
それもそのはず、緩和前では57個も必要だったのである。
このために延々と採掘に勤しむハンターもいたとかなんとか。
氷冷袋は普通に入手しようとするとドドブランゴ変種の本体剥ぎ取り5%、捕獲報酬5%でしか出ないため、
救済クエストの「剥ぎの極意・氷冷袋」を活用するか、
別の汎用袋系素材を持っているなら峡谷の山菜爺さんに交換してもらうといい。
- なお、同じ氷&麻痺属性のランスでは覇種武器のソムアルゴアンヴィルというランスなどがある。
余談
- ダイヤモンドダストとは、日本語における細氷のこと。
水蒸気が氷晶核に昇華してできた微細な柱状、または板状の氷の結晶が、
待機中に多数浮遊したり落下したりする現象。
視程が1km未満になると氷霧(こおりぎり)と呼ぶ。
高山や大陸内部などで気温が零下十数℃の低温のときに発生、
日本では北海道でまれに見られる。
(出典:百科事典マイペディア・「細氷」、一行目改変)
- 後にMHP2Gにて同名のクエストが登場しているが、もちろん関係はない。