武器/チャージグリフサルト

Last-modified: 2023-11-13 (月) 10:56:32
無骨な銃身が撃ち出す弾は獲物を貫通する
初志貫徹、ひたすらに貫通力を追求した
これぞ徹甲虫の魂

目次

概要

  • MHXにて登場したアルセルタス素材のヘビィボウガン。
    見た目はかなり無骨であり、SF風ともミリタリー風とも見て取れる。
    当然、ロボ系防具との相性は抜群である。宝纏なんかはそのままス〇ロボにも出れそうだ。
  • 初期武器となるベルダーキャノンをオブシドキャノンに強化、
    更にそこから派生させることで入手できる。
    他のオブシド武器から派生する武器は一発生産でも入手できるが、
    この武器は一発生産できないのでベルダーキャノンLV1から地道に強化しなくてはならない。
  • 最終強化銘は「徹甲砲アルセルタス」であり、
    ヘビィボウガンにして初の「武器種+モンスターの名前」に倣った武器である。
    まさかアルセルタスがその称号を手に入れるとは…。
    また、重甲虫素材は使用するものの、徹甲虫武器として完成を見るのは珍しい。
    初登場作品では未登場だが、亜種の方が弾丸にされるせいだろうか。
  • 発射音がかなり独特で、火薬の音とは違う近未来的な音が特徴。
    よく聞けば他のゲームでも使われることのある音なのだが、よりによってビームなんかに使われることも。
    おそらくは防具の方を意識してデザインされたのかもしれない。

性能

MHX

  • 今作ではアルセルタスが上位モンスターのため、強化も上位から。
    LV2通常弾のしゃがみ撃ちに対応している点は嬉しいが、
    LV3通常弾は非対応、貫通弾はぜんぶ非対応である。
    サブ弾らしきものは無いよりはマシレベルの散弾と麻痺弾だけ。
    あとは申し訳程度にLV1拡散弾や滅龍弾が撃てるくらい。
    • そのため基本的にこの銃でやれることはたった一つ。
      立ってるときはLV2通常弾しゃがみ撃ちでもLV2通常弾
      通常弾特化ヘビィと言われるものは数あるが、それにしたって尖りすぎである。
    • 武器内蔵弾は硬化、毒煙、烈光の3種。烈光に関してはしゃがみ撃ちにも対応している。
      いずれも内蔵数5発・装填数1発であり、主力としては扱えないといって良いだろう。
    • 貫通弾は追加すると全レベル5発装填。悪くはないが、反動が中なのであまり旨味はない。
      5スロが余ったらLV1だけでも追加しておけば、一応サブ弾薬にはなるだろう。
  • このようなトガった性能だが、幸いにも攻撃力は生産可能な段階では高め。
    通常弾オンリーなのでコストパフォーマンスも悪くない。
    上位序盤の攻略用銃と考えるのが妥当なところだろうか。
  • 冒頭に掲載した通り説明文でやたらと貫通力を推されている。
    しかし上記のように初登場のMHXでは貫通弾は得意どころか非対応であり、
    そもそも対応弾種で貫通する銃弾はかろうじてLV1滅龍弾があったというレベル。
    説明文詐欺もいいところではなかろうか。
    ちなみに徹甲榴弾も素では一切扱えない。
    更に言うと解説文が紛らわしいが二つ名スキルとも関係ない

MHXX

  • と、上位までは割と悪い方の意味で尖りきっていた本砲だが、
    G★1でアルセルタスを倒して強化するといきなり攻撃力が260に激増する
    同時期のヘビィがせいぜい230いくかいかないかという時期なのに、である。
    そしてLV1貫通弾が6発装填で対応し、さらにしゃがみ撃ちにも対応する。
    正直言って中型モンスターの中でも雑魚の部類であるアルセルタスの素材しか使わないにもかかわらず、
    G★1攻略どころかG★3昇格までこの銃一本で行けるレベルの名銃へと進化してしまった。
    磨き続けた徹甲虫の魂がここで開花したのだろうか。
    まあLV3貫通弾は最後まで非対応ではあるが……
    ついでにLV1, 2の徹甲榴弾も装填可能となる。
  • 究極強化は徹甲砲アルセルタス。
    の素材も使っておきながらここまでアルセルタス推しというのも珍しい。
    攻撃力340と順当に強化されるほか、LV2貫通弾も5発装填で対応する。
    LV2通常弾とLV1貫通弾という主力級の高威力弾が2種もしゃがみ対応しており、
    しかもどちらも立ち撃ちに不足しないレベルの装填数を持つため、かなり高い汎用性を持つ。
    また究極強化までにG級獰猛化素材を一切使わないという特徴があり、
    同ランクの武器の中では際立って容易に強化することができる。
  • ライバルは同じくLV2通常弾とLV1貫通弾がしゃがめるモラクディアーカ乱叛砲アルシャマリ
    期待値的には3つともほぼ同レベルだが、モラクはLV2貫通弾がしゃがめ、裏会心を付けた時の火力は随一。
    アルシャマリは武器スロ2を持つ上に、唯一無二の単発自動装填が付いている。
    しかしモラクは裏会心が必須であり、装填数の少なさから通常弾の立ち撃ちは厳しい。
    アルシャマリは反動の高さから反動軽減+1が必須。
    こちらは武器スロットこそ無いものの、スキルに縛られないので自由に火力を盛る事ができる。
    さらに麻痺弾を撃つこともできるのでしゃがみの機会を増やす事も可能。
    スキル事情や好みで使い分けても良いレベルだろう。
    無論攻略に使うのであれば、強化が早いこちらの圧勝である。
    • 上記の2本はいずれも他作品でトップクラスの性能を持った名銃である。
      それらのヘビィにアルセルタスのヘビィが肩を並べるとは、MHXX発売前は誰も思っていなかっただろう。
    • これは徹甲雄砲の独自の長所にも直結する話でもある。
      モラクはディアブロス、アルシャマリはセルレギオス、いずれもG級の獰猛化個体を倒さなければならない。
      片や、徹甲雄砲はゲネル・セルタスの素材を要するとは言えG級の通常個体で済む事を考えれば
      全体性能の物足りなさを総合的に加味しても順当に難易度面で見て僅かに優勢と言えるだろう。
  • 欠点としては弾切れに致命的に弱い点が挙げられる。LV3通常弾とLV3貫通弾が撃てないのに加えて、
    メイン弾であるLV1貫通弾とLV2通常弾はどちらもカラの実を調合材料としているため、
    カラの実99個を調合しきってしまうと、
    通常運用では不要な反動軽減が必要となるLV2貫通弾でお茶を濁すことぐらいしかできなくなってしまう。
    長丁場が想定される時には、相応の弾切れ対策を行うか、他のヘビィを担いだ方が良い場合も多い。

余談

  • 実はこのボウガンには、小さいドリルがくっ付いている。気になる人は下から武器を覗いてみよう。
    具体的には武器を構えたハンターの右手の手前辺り、少し先端の埋もれたドリルのパーツが付いている。

関連項目

モンスター/アルセルタス
武器/セルタス武器
モンハン用語/モンスター名武器
武器/シェルバレット - アルセルタス素材のライトボウガン