MH2より登場した雪獅子ドドブランゴの素材を用いた白きライトボウガン。
目次
概要
- 「テイルストリング」の名の通り弦の部分には雪獅子の尻尾が使われており、
銃床に付属のくるりと巻いた予備の弦がキュート。
ドドブランゴの2本の牙を、弓部分に用いたデザインが特徴的。
シリーズ通して素材に雪獅子の牙がほとんど必要ないのは内緒だ。
アサルトコンガシリーズにも言えるが、見た目は現実のアサルトライフルに近い。
性能
MH2
- 上位武器として登場。
唯一の氷結弾速射対応ボウガンである。
他は通常弾の装填数が一回り多く、散弾、貫通弾にも一通り対応しているので、
比較的状況を選ばず運用できる。
その代わり徹甲榴弾と拡散弾には一切対応していない。
まぁドドブランゴ素材なのだから、高温の火薬とは相性が悪いのだろう。
また、氷系武器には珍しく毒弾が運用できる。- 特筆すべきは属性弾。前述の通り氷結弾が4発装填で、速射可能なのだが、
それ以外にも水冷、電撃、何を間違ったか火炎弾まで3発装填である。
素材にはドドブランゴ素材と、大きな骨、それにカブレライト鉱石しか使っていないのだが、
この汎用性はなんなのだろう…。
- 特筆すべきは属性弾。前述の通り氷結弾が4発装填で、速射可能なのだが、
MHP2(G)
- なぜかテイルストリングは、ブランゴ素材だけで作られる試作品という扱いになった。
前作の時点で既に完成していたように思われるのだが…。
試作品のためか、小型モンスターの素材しか使っていないためか性能はイマイチ。
通常弾と貫通弾のレベル3が入らなくなり、散弾はレベル1のみ。
属性弾は速射対応の氷結弾が3発のみとなった。
状態異常弾は、前作の毒弾から睡眠弾に変更。イメージとしてはこちらが妥当だろう。
- ドドブランゴ素材を用いてテイルストリング改にすると、ようやく前作の性能を取り戻す。
流石におかしすぎたのか、火炎弾は入らなくなり、
状態異常弾も睡眠弾に変更されているが、それ以外はほぼ同じである。
氷結弾速射が可能なボウガンは少ないので、活躍してくれる場面は多いだろう。- というかこの系統以外だと阿武祖龍弩と崩弩エイヌカムルバスのみであり、
下位や上位、G級序盤の攻略中はこのテイルストリング系のライトボウガンだけである。 - 上位版はテイルカタパルト、G級版はテイルランチャー。
どちらも性能は全く同じで、攻撃力が上がっているだけである。
- というかこの系統以外だと阿武祖龍弩と崩弩エイヌカムルバスのみであり、
MHX
- ドドブランゴの再登場に伴いこのボウガンも登場。
こんどは試作品だったりはせず普通のボウガンのようだ。
- 一発生産またはベルダーバレットLv3からの派生で作成できる。
当然後者の方が少ない素材で済み、うまいことクエスト報酬で尻尾さえ出れくれれば
1回ドドブランゴを狩猟した素材で足りてしまうくらい。- ドドブランゴは村クエだと★4からになるが、
集会所だと★2へ昇格するための緊急クエストで早速出てくる。
初期装備に近い状態で集会所のドドブランゴはちょっときつい可能性もあるが、
これを倒せる人ならor仲間に手伝って貰えるならば、かなりの序盤で作れる。
- ドドブランゴは村クエだと★4からになるが、
- リロード普通・反動中・会心もスロットもなしと平凡なスペックだが、
装填できる弾の種類が非常に便利。
氷結弾は装填できるだけでなく速射にも対応しており、
何よりLV2通常弾が9発も装填できるのが特徴。- MHXではLV2通常弾の速射に対応するボウガンが下位のうちは殆ど無く、*1
単純に装填数の多いボウガンで素撃ちする運用がメインとなる。
序盤では様々な弾を調達するのはコスト的にもスキル的にも負担になるので、
扱いやすさに優れたLV2通常弾を活用できるのは非常に強い。
また下位では狩技の全弾装填が、まだ速射弾に対応できていないので
メイン弾までいっぺんに装填できるのは速射ライトより利便性が高い。
- 睡眠弾もLV1が3発・LV2が1発入り、
内蔵弾としてこやし弾・鬼人弾・硬化弾をそれぞれ5発ずつ備えるので
サポートに回っても仕事が可能な万能ぶり。
果ては回復弾がLV1・2共に3発入るので、ここでも全弾装填との相性が良い。 - LV2通常弾の装填数が多い序盤ライトとしては他にクックアンガーがあるが、
クックアンガーはリロードの遅さや内蔵弾の乏しさからほぼ通常弾しか使えないのに対し、
テイルストリングは取り回しにクセが無いので他の弾を使う事にも支障が無い。
- MHXではLV2通常弾の速射に対応するボウガンが下位のうちは殆ど無く、*1
- 惜しむらくはLV2への強化に轟竜の牙を必要とする事から、
かなり長い間LV1のまま使わざるを得ないという事。
ティガレックスは村クエだと★6でようやく登場だが、
その頃になるとLV1テイルストリングでは攻撃力不足が目立つようになり
流石にこれ一丁で乗り切るのは少し厳しい。
だが晴れてLV2になればクセが強いレックスタンクに次ぐ
下位としてはトップクラスの攻撃力を獲得して、クセのない随一の通常ライトとなる。
更に高難度クエストで戦えるなら下位の内にあと2段階も強化できてしまう。
もっとも上位相当の五頭大連続狩猟の周回は苦行もいいところだが。- 上位に入れば超優等生デザートストームが来てしまうので
通常ライトとしての出番はそこまでとなるだろう。
- 上位に入れば超優等生デザートストームが来てしまうので
- そんなこの銃を最終強化すると「テイルカタパルト」へと変化する。
LV3の時に追加されたLV2氷結弾と内蔵弾の鬼人弾が鬼人会心弾に変わっている以外は
概ねサイズアップされた性能で、クセは少なく使いやすい方である。
が、ここまで来ると氷銃として口裂けハーイゲヴァーとホーネス=ダオラというライバルが出てくる。
ただしどちらもHR解放後でないと完成しないので*2それまでの間はこちらが安定した氷銃として運用できる。
- 総じて、早いうちに作成できたならば、ライトガンナーが序盤を乗り切るには
非常に心強い優れたボウガンと言える。
テイルブリザード
- 新たに登場したテイルストリングの別派生形態。
途中から派生し、獰猛化ドドブランゴ素材(といくらかの他モンスター素材)を足すことで
最終的に「テイルアヴァランチ」へと至る。
獰猛化ドドブランゴはHR解放後まで狩猟出来ないが、現在は解放前でも狩猟可能なイベクエが配信されている。
- 派生元のテイルストリングがLV1氷結弾の速射を持っていたのに対し、
テイルブリザードは速射を失う代わりに多大な貫通弾の装填数を手に入れた。
その数、なんと派生時点で5/5/5、最終強化で6/6/6。しかも貫通氷結弾をLV1・LV2共に備える。
リロード「やや遅い」はこの装填数を見れば分かる通り全弾装填を使う事が前提になるのでほぼ無視でき、
反動「中」は1段階だけフォローが必要だがそれだけ。
このことから、氷を弱点とする大型モンスターには滅法強い。
- しかしここで重大な問題が一つ。
氷が弱点の大型モンスターが少ないという事だ。
今作での氷弱点の主なモンスターと言えばライゼクス、ジンオウガ、ラージャン、ガララアジャラくらい。
見ての通りガララ以外はどいつも貫通弾が効果覿面と言えるような巨大モンスターではなく、
氷結弾や通常弾の速射で狙い撃ちした方が効果が高い。
貫通が有効な巨体ならば貫通氷結弾の扱いに関して速射による火力の増強が著しい鮫もおり、
氷弱点のモンスターが増えても出番が来そうにない。
- アカムウカムなどの他の巨大モンスターを相手にするならば
弱点属性に対応している貫通ガンを担ぐべきであり、適任はもっと他にいる。
ただの物理オンリー貫通ガンとしてなら尚の事で、最初から反動のフォローがいらない銃が他にいくつもある。
MHXX
- 限界突破を経て究極強化を行う事で、
テイルカタパルトは「テイルランチャー」に、テイルアヴァランチは「怒弩ブリガンテ」に強化される。
テイルランチャー
- 対応弾種は上位から変わらず、装填数が少し増える程度で運用は上位までと同じ。
作り易さは健在で才覚の証と白兎獣の剛凍爪を一つずつ用意すればG級ドドブランゴの素材だけで済む。
完成こそG4まで遅れるが、ライバル達の強化時期の関係もありつなぎの立場は脱却できないものの、
それまでは安定した心強さを見せてくれるだろう。
怒弩ブリガンテ
- 限界突破時にスロットが一つ追加されたが、それ以外の要素はテイルランチャーの方と同じで、
変わらない対応弾種と装填数の少量増加、運用方となっている。
上位までと大きく変わらず運用は出来るものの、G級に至っても速射対応弾が無く完成もHR解放まで遅れる。
MHF
- 地味にMH2とは性能が異なり、状態異常弾は睡眠属性とMHP2仕様となっている。
ここまで変えておきながら、何故か火炎弾3発は依然として装填可能である。
生産素材も雪獅子素材は剛毛に髭のみと上位ドドブランゴを狩猟しなくても
生産可能となっている。- MH2の仕様を受け継いでいるため、剛毛は通常のブランゴから入手可能。
- また強化版として、HR71から作成可能なテイルカタパルトが実装されている。
氷結弾の速射機能は健在だが、威力強化の代償なのか装填速度が遅くなった。
また、やはりおかしいと思われたのか火炎弾は装填できなくなった他、
睡眠弾の装填まで取り上げられてしまった。一体どうしてこうなったのか…
正直、属性弾の速射にこだわるならキャラバンガン一丁あれば十分である
関連項目
モンスター/ドドブランゴ
武器/ブランゴ武器
武器/デゼルトテイル - 亜種ライト