武器/ディスヴァラーク

Last-modified: 2019-07-03 (水) 11:44:58

紅龍の激憤を宿す炎の軽弩。
放たれる弾丸は紅蓮の翼を得て、火輪をも撃ち落とすという。

目次

概要

  • 見た目は阿武祖龍弩の色違い。
    全体的に真っ赤な紅龍素材があしらわれ、ほのかに明滅している。

性能

基本性能
  • 攻撃力:403
  • 会心率:15%
  • リロード:遅い
  • 反動:小
  • ブレ:なし
  • スロット:無し
  • 速射対応:LV1徹甲榴弾(3)、爆破弾(2)
装填数
 
LV1LV2LV3
通常弾6811
貫通弾(3)(3)(3)
散弾667
徹甲榴弾322
 
  • なんと火炎弾が速射対応していない。冒頭の説明文は一体何だったのか。
    噴き上がる炎と溶岩、巨大な炎ブレスに新技の熱風攻撃でハンター達を蹴散らしたあの戦いは何だったのか。
    鼻からたまに吐き出すだけのケチャワチャの銃ですら速射対応しているのに…。
    装填数を見てもたったの4発。火炎弾を使う価値はあまり無いだろう。
    LV1徹甲榴弾速射もG級ではさすがに力不足であり、わざわざこの武器で使う価値は無い。
    リミッターを付けた状態で撃つべき弾は無いだろう。
  • しかし素の反動が「小」なので、あらゆる物理弾を無反動で撃つことができる。
    なのに肝心の貫通弾が一切装填できない
    ならばと思って追加しても、表れるのは3発ずつという無情な数字。
    一方で散弾だけは非常に優秀な装填数を持つが、硬化弾を撃つことができない。
    散弾が有効な相手がほとんどいないということもあり、散弾銃としてお呼びがかかることはほぼ無い。
    強いて言えばドスガレオスには散弾はかなり有効だが、ドスガレオス2頭のキークエストを攻略する頃に
    この銃が手に入る事は無い。どうあがいてもG級特別許可証を手に入れた後である。
  • トドメにリロード速度「遅い」もリミッター解除の足を引っ張る。
    会心率まで考慮すれば冥弩エンプロクスに次ぐ高威力であるというのに、まるで火力には期待できない…。
  • 火力以外の面ではどうかと言うと、状態異常弾がたくさん入ると言う特徴がある。
    毒・麻痺・睡眠のLV1が3発ずつ、LV2が1発ずつ全て入るボウガンは中々無く、
    拘束に関与しない毒弾を除いた麻痺・睡眠限定であってもそう多くはない。
    • 「麻痺・睡眠のLV1・2が全て入る」と言う条件を満たすのはディスヴァラークの他に、
      アイルーヘブンドール大鬼ヶ島ヴェールシューター改ブラッドフルアネスシ
      ダークフリルパラソルマジンノランプの6つが該当する。
      しかしこの中で、現実的なラインの反動軽減+2+サイレンサーでLV2状態異常弾を無反動で撃てる、
      即ちデフォ反動が「やや小」以下であるのはリミッター解除にそもそも対応していない鬼ヶ島のみ。
      つまり、リミッター解除でLV1・2の麻痺・睡眠弾全てを無反動で回し撃ちするなら、
      反動面ではディスヴァラークが実質的に唯一の回答になると言う事である。
    • しかし、反動面で優秀だからと言ってサポガンとして活躍できるのかと言うと、
      そうは問屋が卸さないのがモンハンと言うもので、ディスヴァラークにも欠点はある。
      先述にもある通り、リロードが致命的に遅いのだ。
      デフォのリロードが「遅い」というのは、Lv1状態異常弾の素リロードにも3.5秒かかり、
      フルリロードに至っては4.6秒もかかってしまう。
      LV1異常弾のリロード速度を中速度に戻すだけなら装填速度+1だけで良いが、
      フルリロードの速度を中速度にしようと思うと装填速度+3が必要。
      これでは反動面での優秀さが帳消しになってしまう。
      • 拘束前提のサポガンなら拘束している間にリロードすればよい、と思うかも知れないが、
        装填した弾を撃ち切る前に相手を拘束できるのは最初のうちだけである事に注意。
        ラージャンブラキディオス等の比較的睡眠耐性が低い相手でも、
        2回目の睡眠は状態異常攻撃+2を付けて
        LV1を4発+LV2を2発の装填分全弾撃ち込んでようやく寝る程度。
        3回目以降の睡眠、睡眠耐性が中程度以上ある相手、
        または耐性が全体的に睡眠より高い麻痺の場合は
        装填分を全部撃ち込んでも相手の動きが止まらないという状況が容易に起こるので、
        どうしても戦闘中にリロードを行う必要が出てくるのだ。
        そんな中で3秒も4秒もかかるのは致命傷になる場合すらある。
    • そんな訳で、相手に応じて立ち回る必要がある通常の狩りではサポガンとしての用途も厳しい。
      しかし予め決められた手順で終了するハメ狩猟の場合なら話は別。
      完全なハメ狩猟だと睡眠と麻痺1回ずつで事足りる事もある*1ので、
      そういう場合ならばリロード速度のフォローを切り捨てて若干の反動フォローだけで良い
      ディスヴァラークは適任のボウガン足り得る。
      スロットが無いが反動軽減と装填速度のスキル負担が小さいため、罠師なども盛りやすい。
  • しかしやはり、作製難易度は物凄く高い。
    G級紅龍を倒すというハードルも相当に高いのだが、それ以上に古龍の大宝玉×2個が辛い。
    苦労して作っても上記の通り拘束ハメくらいにしか使えないので、作成は慎重に検討した方が良いだろう。
    • 余談だが、防具まで合わせると150種類前後にもなる需要がある古龍の大宝玉は
      殆どの武器防具において1個しか使わず、MH4Gで古龍の大宝玉を2個一度に使うのは
      ディスヴァラーク以外ではたった5つの武器のみ*2
      他の5つもミラガルズイーラ氷炎魔剣ヴィルマクス真・黒龍棍【天帝】など、
      それぞれの武器種でトップクラスに立つものばかりの錚々たる顔ぶれ。
      ディスヴァラークを生産するという事はこのクラスの武器を作るという事なので、良く考えて作ろう。

関連項目

モンスター/ミララース
武器/ミラ系武器
武器/ダークフリルパラソル - 黒龍ライト
武器/黒龍翼弩 - MHXXの新規デザイン黒龍ライト。通常紅龍のライトについても記載。
武器/阿武祖龍弩 - 祖龍ライト


*1 例として、2頭クエ体力の極限ラージャンの場合、グラビドギガカノン×3人のハメならば、開幕睡眠→爆破→極限解除ダウン→シビレ罠→麻痺→落とし穴の流れで倒しきる事が可能。
*2 生産と強化で別々に1個ずつ使うものを含めるともう3つある