武器/デルクハープナー

Last-modified: 2024-03-12 (火) 23:37:44

砂漠を泳ぐデルクスの素材を
使った銃槍。独特な返しにより
硬い鱗すらも容易に削り取る。
(デルクハープナー)

上質な素材をさらに鍛え上げ
作られた銃槍は、まるで砂山を
突くように容易く獲物を穿つ
(砂銃槍デルクスボーラ)

MHRiseにて実装されたガンランス。

目次

概要

  • 満を持して登場したデルクス武器の一角。
    デルクス素材は砂漠に登場するモンスターの武具に用いられることがあった程度だが、
    メインとなった武器はデルクス初登場のMH3からおよそ12年、MHRiseが初出である。
    ちなみにデルクス派生は当武器のほか、剣斧のデルクセーゲルも該当する。
  • 見た目はデルクスの皮があしらわれた、青灰色のスタイリッシュな銃槍。
    とがった牙を研磨した二又の槍先は貫くだけでなく、
    独特な返しによって硬い鱗すらも削り取るという。
    シンプル・イズ・ザ・ベストな格好良さを感じるハンター諸君もいる事だろう。
    • 根元部分の縄の意匠を見るに、モチーフは大砲を用いて撃ち込む「捕鯨用の銛」(モンハンで言うところのコレ)だろうか。
      デルクスで捕鯨と言えば、あのジエン・モーランを連想するが…?

性能

MHRise

  • 一発生産は不可能で、カムラノ鉄銃鎗IIから派生する。
    派生に水袋を用いるので、ヨツミワドウかロアルドロスを狩猟するまで強化はお預け。
    ドロスハープーンIと比較すると、属性値では劣るが攻撃力はこちらが高いので、
    汎用性の点から言えばストーリー攻略はこちらの方が有利。
    水属性持ちで拡散型なので、バサルモスに大きく不利を取らないのは利点。
  • 最終強化は砂銃槍デルクスボーラ
    上位砂原に行けるようになれば最終強化可能。その性能は、
    • 平均的な攻撃力190
    • 低めの水属性18
    • 斬れ味は素で青30、匠Lv5で白10
    • スロットはLv3が1つ
    全体的な数値は中の下といったところだが、水属性銃槍の中で唯一のLv3スロット持ちになった。
    そのため、Lv3スロットが必要とあらばお呼びがかかるだろう…と言うワケにはいかない。
  • 砲撃はなんと拡散型Lv2。上位最終強化でコレはなかなか痛いものがある。
    砲撃が不得手なガンランスは突きガンスとして運用するのが基本だが、
    突きに専念できるほど数値が優秀というワケでもないのが悩み。
    他の水属性銃槍は全て砲撃Lv4なので、スロット1個程度での差別化も難しいのが現状。
    尤も、優秀とは言えないにしろ最低限戦える程度の性能はあるので、
    デルクスに愛のあるガンサーはそのまま使い続けるのも良いだろう。
  • 百竜強化会心率強化III防御力強化II小型特効。大差はないので好きなものを選ぼう。
  • デルクハープナーIIからは、蒼色繋がりか王銃槍ゴウライIに派生するルートもある。
    途中で乗り換えるなり巻き戻すなりしてそちらに派生してしまうのもアリ。
    ただし、ゴウライは一発生産できるため、派生してしまうと巻き戻し不可なので注意。
  • Ver.3.0では百竜銃鎗の外装を変更可能になったため、実用的な性能でこの外見のガンランスを振り回せる…
    と言いたいところだが、外装に応じて竜杭砲のリーチが変化するため、注意。詳しくは該当ページにて。

MHR:S

素材の性質を突き詰めた銃鎗。
砂の海を泳ぐデルクスのように
流れるような突き味が魅力
(砂海銃鎗デルクハープン)

  • MR実装に伴い本武器にも強化先が追加された。
    ストーリー中は必要な大型モンスターの素材が特大水袋くらいなのでかなり簡単。
    しかし、砲撃レベルが3と相変わらず貧弱すぎて話にならないので使われることはない。
  • ストーリクリア後に傀異化した骨を使用することで最終強化が可能。
    砂海銃槍デルクハープンとなる。
    • 攻撃力340
    • 斬れ味は素で,匠4でが出現
    • 水属性26
    • 武器スロット3-0-0
    • 百竜装飾品スロットLv2
    • 拡散型レベル6
  • 水属性ガンランスの中で一番高い攻撃力と最終強化時期の早さが魅力。
    匠4で紫ゲージが出るため、物理火力をさらに高めることができる。
    しかし、他の水属性ガンランスは素で紫ゲージが出ていたり属性値や拡張性が高かったり
    最大レベルの砲撃を備えていたりとどれも一筋縄ではいかない。
    特にD=レドゥフは
    • 平均的な攻撃力ながらこちらの約3倍高い属性値
    • 匠3で紫ゲージを出すことが可能
    • 砲撃レベルが一緒
    と、属性特化武器でありながら最低ラインの攻撃力も備えている難敵。
    20高い攻撃力を活かして、属性を捨てた物理特化運用で差別化するのがいいだろう。

余談

  • ハープナーは銛打ち、つまりハープーンを投げる者(harpoon-er)が由来と思われる。
    一時期はデルクスや砂原と同時に実装されていたアイテムであり、奇妙な縁を感じさせる。
    モンハンで言えばガノトトスの操虫棍も有名だろう。
    • 強化後のボーラは投擲つながりで狩猟用具のボーラ(bola)の可能性もあるが、
      こちらはロープの先端に複数の重りを付けた、投げ縄めいた道具なので銛とは大きく異なる。
      北または北東から吹き降ろすイタリアの地方風の事もボーラ(Bora)という*1
      砲撃の爆風からの連想とも取れなくもないが、少々こじ付けが過ぎるか。

関連項目

モンスター/デルクス
武器/ドロスハープーン - 同期のモリ型ガンランス仲間


*1 ギリシア神話の風の神ボレアースが由来