貪欲なる恐王を封じた銃槍。
武器となってまで鎖縛される
その姿は、恐暴竜そのもの。
(愚欲の銃槍~ネロ=グリード)
破壊をむさぼる強欲なる銃槍。
縛鎖に抑えつけられた衝動は、
砲撃とともに解放される。
(業銃槍ディグラトニ、滅銃槍ダークグリード)
MH3Gで初登場したガンランス。イビルジョーの素材から作られた愚欲の銃槍の最終強化形。
また本項ではMH4での最終強化形である業銃槍ディグラトニ、
MH4Gの最終強化形である滅銃槍ダークグリードについても説明する。
目次
概要
- 恐暴竜の尻尾に牙や鉤爪を多数取り付けた槍身が特徴。
その外見はガンランス本体も盾も異様という言葉以外に似合うものが見つからない。
鎖が巻きつけられた槍身はまるでそれ自体を束縛しているかのよう。
武器となってまで拘束されるその姿は恐暴竜そのものである。
性能
MH3G
- 他のイビルジョーの武器と同じく、非常に高い攻撃力を誇る。
その数値、644(武器倍率280)。MH3Gに登場するガンランスの中では第二位である。
しかし第一位のロスカグレモスは斬れ味や会心率が大きな課題となっており、
実質的にはこのネロ=グリードこそがMH3Gでは物理攻撃力では最強のガンランスとなっている。
会心率は-10%だが、この程度なら見切り+1で充分フォロー可能であり、スロットも一つ付いている。
斬れ味も問題らしい問題は抱えていない。
ただデフォルトの状態では少々物足りないので、やはり斬れ味レベル+1はほしいところ。
また、覚醒を発動させると龍属性170を得られるが、
MH3Gでは龍属性が有効なモンスターが限られており、しかも属性値自体も高くないので、必要性は薄い。
- なお、G級ガンランスにしては放射型LV3と砲撃の能力は控えめ。
砲撃にあまり頼らず、斬撃を主体とした戦法を最も得意とする。
小細工無しに力技で獲物を仕留めるというのはイビルジョーらしい。
この辺りは、変形が売りのスラッシュアックスでありながら
変形させずに斧モードで戦った方が強い滅斧グラバリタと似通っている。
- しかしながらG級で砲撃レベルが3止まりと貧弱なのが災いしてガンランス使いからは敬遠される傾向にある。
さらに、マイナス会心率を考慮した攻撃力は武器倍率273程度となり、
無属性武器としてみても、優秀な狼牙銃槍【貪獄】の攻撃力(武器倍率270)を
わずかに上回る程度にしかならない。
見切り+1で充分フォロー可能と言うよりも、見切り+1をつけないと
攻撃力以外の全ての面で上回る狼牙銃槍に総合力で完全に劣ってしまう。
メインで使用するなら見切り+1は必須となってくる。
それに加えて砲撃レベルが3止まりなのを考慮すれば砲撃スキルを捨て
直接攻撃の強化スキルをつけた上で斬撃のみで立ち回る運用がベストとなる。
- イビルジョーの武器の中では製作難度は低め。
「恐暴竜の滅鱗」が必要となるが、それ以外の素材はさほど入手困難というわけではない。
滅鱗目当てにイビルジョーと少し連戦すれば、自然と集まるだろう。
ジンオウガ亜種素材である「獄狼竜の剛爪」も必要だが、
こちらも天玉に比べれば入手率は高いので、早い段階で集まるはず。
ただし強化費用はやや割高なので出端を挫かれないように。
MH4
- MH4では暴銃槍グラグリードから飢餓個体の固有素材を投入し、業銃槍ディグラトニへと強化される。
他の飢餓個体の武器と同様に全体が赤黒くなり、抜刀時には槍身から赤いオーラが出現する
ギミックが搭載されている。
肝心の性能はというと- 前作同様高い攻撃力437
- 会心率は改善され0%に
- 相変わらずのスロット1
これは3Gのネロ=グリードの強化前である暴銃槍グラグリードと同じ、つまりG級中盤の武器と同等である。
ただし砲撃は放射Lv2と相変わらず低いため、砲撃を捨て突きメインでの運用が推奨される。
なお、覚醒で出現する龍属性値は240と前作よりわずかに上昇。
ただ今作では匠と覚醒の両立が困難であるため、龍属性ガンランスとしての運用は厳しいか。
- ライバルは震天動地に崩すグングや衝銃槍【威迫】、ガンチャリオットが挙げられる。
- 震天動地に崩すグングは会心率込みで攻撃力437とこの武器と同様であり
斬れ味は青どまりのうえ、長さも短い。その代わり砲撃が放射Lv4となっている為
突きと砲術を両立できる。 - 衝銃槍【威迫】は会心込みで453とディグラトニを上回る攻撃力を持ち、
匠で白60と破格の斬れ味、拡散Lv4の砲撃を有する。
必須スキルが多いことや装填数が少ないといった欠点があるものの
あらゆる戦術に対応することができる。 - ガンチャリオットはディグラトニと同じ攻撃力に十分な火属性、放射Lv3の砲撃を持ち
匠で白60という脅威の斬れ味を誇る。
作成難易度の高さを除けば、ディグラトニの完全上位互換となっている。
- 震天動地に崩すグングは会心率込みで攻撃力437とこの武器と同様であり
MH4G
- ディグラトニにG級イビルジョーの素材を注ぎ込む事で、滅銃槍ダークグリードに強化が可能。
滅鱗こそ要求されないものの、G級飢餓個体の漆黒皮が必要となる。
また、大竜玉も2つ要求されるが、滅鱗と比べたら幾分かマシである。
その肝心の性能は…- 生産武器中4位タイの攻撃力690
- 会心率も安定の0%
- 匠で紫がしっかり出てくる、長さは20と短め
- 何を間違えたのか、覚醒でかの貪獄を超える龍属性値410
- スロット2に拡張
- 砲撃レベルはG級でも3と控え目
砲撃は相変わらず貧弱なのでコンボの繋ぎとして使うのが無難だろう。
何より覚醒が必須な武器故にスキル構成に難儀してしまうのが最大の欠点であり、
ガード性能や砲術などの必須スキルが多い武器種であることもこれに拍車をかけてしまっている。
しかし前述の通りこの武器は砲撃が弱いため砲術スキルを捨てられるのが幸い(?)であり、
更に今作では防具のスキルポイントや質がインフレ気味であるため両立難易度は幾分か下がっている。
そしてこれらのスキルが揃えば、高い攻撃力と龍属性を両立させた
究極の竜殺し兵器に変貌するため狙う価値はあるだろう。
因みに、高攻撃力・覚醒で高い龍属性・スロット2・匠で紫と、
砲撃を除けば3Gの貪獄とほぼ同じ立ち位置の性能となっている。
- 今作の龍属性ガンランスは優秀な業物が揃っており、
その中でも特に強力なのがTHEフォートレス、
真・黒龍銃槍、そして祖龍霊銃槍であろう。- フォートレスは圧倒的な会心率と高い龍属性値、
非常に長い紫+白ゲージの三拍子が揃った刺突運用特化型。 - 黒龍銃槍は攻撃力・属性値を高い次元で両立し、
通常型砲撃を織り交ぜた連続攻撃を得意とする、短期決戦型。 - 祖龍霊銃槍は属性値こそ控えめなものの、2振りを上回る攻撃力に長い紫ゲージ、
更にはスロット3まで持つ汎用性に優れた一振りである。
かなり高いため、スキルが揃えば彼らに勝るとも劣らない火力を発揮してくれる。
肝心の砲撃が貧弱なのは残念だが、ゴグシリーズのスキルを上手く活用できる数少ない武器の一つかもしれない。 - フォートレスは圧倒的な会心率と高い龍属性値、
MHX
激憤する恐王の鬼気を封じる
愚欲の銃槍の最終形態。封印が
破れる時、終末の日が訪れる。
(暴銃槍グラグリード)
破滅への果てなき渇望。この世
全ての生命を喰らう災禍たる、
業銃槍ディグラトニ最終版。
(滅銃槍ダークグリード)
- MHXでは武器の強化方式が変更され、2種類の形態に分かれる。
通常個体の素材で生産し、そのまま強化していく愚欲の銃槍系列と、
LV2から怒り喰らう個体の素材で派生する業銃槍ディグラトニ系列が登場。
愚欲の銃槍系列は物理重視、業銃槍系列は属性重視といった性能になっている。
- 愚欲の銃槍系列は、LV3で最終強化の暴銃槍グラグリードとなる。その性能は
- 平均的な攻撃力200(他作品の460に相当)
- 低めの龍属性20(他作品の200)
- 砲撃はやっぱり貧弱な放射型LV2
- 斬れ味は素で青20、匠での追加分はすべて白(50)
- スロット1
一方で砲撃LVが低いという弱点はそのまま受け継いでしまった。
匠を付けた斬れ味が魅力的なので、砲術スキルを捨てた匠装備で斬撃運用といきたいが、
今作追加されたヒートゲージの仕様が逆風となってしまうのが致命的。
また、匠運用ではシャガルマガラのTHEウォールが強力なライバルとなるだろう。
実用性は高いとは言えないので特にこだわりがなければディグラトニに派生させる事をオススメする。
- 業銃槍ディグラトニ系列も、やはりLV3で最終強化の滅銃槍ダークグリードとなる。
- やや低めの攻撃力180(他作品の414)に僅かな会心率5%
- 強力な龍属性45(他作品の450)
- 砲撃は放射型LV3
- 斬れ味は素で青60、匠2で白40
- スロット2
砲撃LVも一般的なガンランスと肩を並べ、突きと砲撃を織り混ぜたスタンダードな立ち回りにも耐えうる。
斬れ味は業物を付けてよし、匠を付けてよしと優秀。
防具のスロットが少ない今作、欲しいスキルの多いガンランスにはスロット2も嬉しい。
今までのシリーズの「取り回しが困難なパワー型」という特徴から打って変わって
「使い勝手の良い属性型」へと大変身を遂げている。
龍属性が弱点のモンスターには頼もしい活躍を見せてくれるだろう。
気になるライバルはリオレウス希少種のガンチャリオット。
スロット数はどちらも同じ、ダークグリードは属性値と誤差レベルの会心率でわずかに5リードしているが、
攻撃力はガンチャリに20もの差を付けられてしまっている。
しかしガンチャリは斬れ味がイマイチなので使い勝手ではダークグリードが勝っているだろう。
扱いやすさのダークグリードと攻撃性能のガンチャリ、といったところか。
ガンランス界のシンボルとも言えるガンチャリオットと張り合えるまでに成長したのは、
3G時代から考えると感慨深いものがある。ガンランス使いの方々は作ってみてはいかがだろうか。
MHXX
- G級追加により、双方ともに強化先が追加されている。
- 暴銃槍グラグリードはLV5でネロ=グリードとなる。
その性能は、- 属性武器としてはかなり高い攻撃力340
- 一方で控えめの龍属性24
- 砲撃は相変わらず弱い放射型LV3
- 斬れ味は素で白20、匠での追加分はすべて紫(50)
- スロットは変わらず1
こちらを僅差で上回るアームofアロガンは斬れ味に難があるため、突き性能だけで言えばこちらに軍配が上がる。
ただし砲撃が相変わらず弱く、ヒートゲージとの相性が悪いのは上位の頃と同じ。
速攻で赤ゲージまで加熱したらすぐさま竜撃砲で固定し、後はひたすら突き続ける運用をしてやる必要があるだろう。
- 一方の滅銃槍ダークグリードはLV5で咎銃槍アビルグリードとなる。
こちらはというと、- やはり高水準の攻撃力330
- それを僅かながら押し上げる会心率5%
- にもかかわらず属性重視武器並みの龍属性52
- 砲撃も標準的な放射型LV4
- ダメ押しのスロット2
- ……のだが、斬れ味に大きな落とし穴があり、素では青110、匠+2でも白20、紫10しか出てこない。
ガンランスでは斬れ味30など容易くふっとばしてしまえるのはご承知の通り。
前作とは一転して、過去作通りの「取り回しが困難なパワー型」に逆戻りしてしまったといえる。
まぁ、こちらの方がイビル武器らしいといえばらしいのだが。 - ちなみに、前作でしのぎを削ったガンチャリオットの強化先、エンデ・デアヴェルトは、
攻撃力と属性値で劣る代わりに安定した斬れ味を手にしており、前作と関係性が逆転している。
MHWorld
- Ver.2.00のアップデートでイビルジョーが参戦。それに合わせ、ネロ=グリードも登場した。
一度の強化で最終強化の暴銃槍グラグリードになる。
グラフィック向上の影響で、さらにゴーヤ感が増した生々しさが強調されている。
その性能は
- 舞台が新大陸に移ってもその攻撃力の高さを見せつけ、上位時点では全シリーズ中トップ。
会心率はさらに下がってしまったが、それを考慮しても全ての銃槍を凌ぐ物理性能を持っている。
龍属性もそこそこで、龍封力:大を持っているため、古龍相手にも強い。
あまりにも物理攻撃力が高いため、グラグリードはガンランスの肝である砲撃をかなぐり捨て、
火力スキルを積みまくって只管殴るという使い方が推奨されている。
但し、スロットを持たないので意外とスキル構成が自由でないのが欠点。
マイナス会心率を相殺するだけでもかなり攻撃力が上がるため、痛撃や渾身は発動させておきたい。
- ライバルはVer.4.00のアップデートで追加されたガイラバスター・毒。
攻撃力はグラグリードの方が高いが、ガ毒は無属性なので無属性強化で底上げができ、
さらに会心率15%がその攻撃力を後押しする。
そしてグラグリードが持たないスロットレベル3を1つ持つため、グラグリードよりもスキルを積みやすい。
とは言え圧倒的な差を付けてガ毒が勝っている、という訳でもなく、殆ど互角の性能となっている。
MHW:I
- マスターランクに対応し、業銃槍ディグラトニへのさらなる強化が可能となった。
マスターランクではイビルジョーが怒り喰らうイビルジョーに置き換わっているため、
要求される素材は怒り喰らうイビルジョーのものになっている。
また、それに合わせて見た目もアイスボーンでの怒り喰らうイビルジョーらしいものへと変化する。
その性能は、- 高めではあるが普通程度に収まってしまった攻撃力644
- それでいて会心率は変わらず-30%
- 砲撃レベルは放射型Lv6
- 龍属性390、龍封力:大
- 斬れ味は素で白30、匠3から紫が出現
- スロット、防御力ボーナスは変わらず無しのまま
- レア度は12なので、カスタム強化のスロットは最大で5
- 今作のマイナス会心武器全般に言えることだが、武器倍率が妙に下げられてしまった。
マイナス会心を持っているのに、マイナス会心を持っていない武器どころか
プラス会心を持つ武器と同等、またはそれ以下という妙に低い武器倍率となってしまっている。
結果、上位では圧倒的であった物理性能が大幅に低下してしまった。
- しかし、物理部分が伸び悩んだ一方で砲撃の方は放射6と順当に成長。
これにより今作のガンランスにおいて特に強力とされる、
溜め砲撃をひたすら当て続ける戦法に適した6本ある放射6ガンランスのうちの一つとなった。
この戦法ならば低くなった物理性能はほぼ使う必要がなくなるため、気にならない。
とはいえ6本の中でも性能はあまり高いとは言えない。
黄色までの斬れ味は真・驚天動地マグラハと同じく特別長くも短くも無い程度で普通だが、
6本の中で唯一スロットを持たない。
最低限欲しいスキルはスロットが無くても確保できるが、拡張性がどうしても乏しくなってしまう。- 当然だが屍銃槍ヴァルスピサにはほぼ勝てない。
黄色までの斬れ味とスロットという溜め砲撃戦法における最重要部分で負けてしまっている。
こちらが勝っているのは物理部分と龍封力だが、前述した通り
溜め砲撃戦法では物理部分を使う必要がないため、この差は実質無いも同然。
レア度もあちらの方が低い分、ほんの少しだがカスタム強化の幅もあちらの方が広い。
モンスターにもよるが、この斬れ味でも1エリア分保つか保たないかという程度に収まっており、
紅火蜂や黒羽と違って斬れ味フォローは無くても問題ない。
スロットが多いヴァルスピサにはどうしても拡張性でかなり劣ってしまうが、
それ以外にはそこまで大きな差は出ない。
見た目が気に入ったならこの武器で戦ってみるのもいいだろう。 - 当然だが屍銃槍ヴァルスピサにはほぼ勝てない。
MHF
- 愚欲の銃槍はHR5で作成できるガンランスとしては破格にもほどがあると言える高い性能を有する。
- HR5帯の中でも一線を画する攻撃力678
- 放射型砲撃Lv5
- 素で70もの紫ゲージを有し、斬れ味レベル+1では120にもなる
- マイナス会心なし
- 武器スロット1
- スキル「早食い」が自動的に発動する
ここまで長い紫ゲージを有する同ランク帯のガンランスは存在しない。
非G級の全武器を見ても稀有なものであり、一見G級武器と勘違いしてしまうほど。
この特性上砲撃メインの戦闘にも余裕で耐えるものとなっている。
- 素材に関しても、厄介なものは恐暴竜の宝玉1個ぐらいで、
後は頭を丁寧に破壊し可能なら捕獲を狙うようにすることですぐに集まるだろう。
流石に砲撃Lv6を持つ覇種武器には力負けするが、
攻撃力や斬れ味はそれらと比較しても見劣りはしない。
- 最終強化版のネロ=グリードは、砲撃Lvが6となった。
それ以外の性能としては、- 攻撃力1150
- 装飾品・シジル兼用スロット3
- 斬れ味が素で紫120になり、斬れ味レベル+1で空色ゲージが発生
似たような特性を持つ無属性G級武器としてフォトレスガンランスがあるが、
攻撃力と空色ゲージの量はこちらが上で、紫ゲージの量もほぼ同じとなっている。
ただしあちらにはG級技巧武器という特殊効果がある点で差別化されている。
また、素の砲撃レベルは6しかないので、砲撃を重視する場合は砲撃強化シジルを複数搭載することになり、
装飾品兼用という利点をやや活かせなくなる*2。
その点でも他の武器を完全に駆逐するほどのものではないが、
G級最前線でも使える一線級の性能を持つことに変わりは無い。
MHNow
- 2024年6月の大型アップデート『嵐が誘う泡沫の宴』シーズンよりガンランスが実装されたことで、
既に参戦していたイビルジョーの武器として愚欲の銃槍が登場し、スマホデビューを果たした。
ベースとなったMHWorld同様、強化を続ける(G6以上)ことで暴銃槍グラグリードになる。
生産段階のG5-1から最終強化のG10-5までの性能は- 平均的な攻撃力368→1579
- 会心率-30%
- 今作最高値の龍属性292→1568
- 放射型で弾数3
- 装備スキルに砲術Lv1(G8以上)
- なんと言っても、放射型でありながら砲術が付いてくることが魅力的。
砲術が付くバサルモス防具を用いた溜め砲撃特化運用が人気で、
弾数が+1されるLv3以上にするのが基本なのだが、
ガンランス実装時点では、バサル装備の胴にLv2、脚にLv1があるのみで
Lv3を発動させるとこの2部位が固定になってしまうが、
武器にLv1が付いてくるこの武器なら脚を別の防具に変更することが可能。
溜め砲撃の時間を短縮する集中Lv2のジュラ装備など脚には有用なものが多いため、
この一部位変更可のアドバンテージは大きい。- ここまで脚をバサル装備以外に換装することによるスキル自由度の高さに触れてきたが、
脚をバサルにした場合、他のガンランスでは現状到達不可な砲撃Lv4となるため、こちらも有力な選択肢。
- ここまで脚をバサル装備以外に換装することによるスキル自由度の高さに触れてきたが、
- また、ガンランス実装時点で唯一の龍属性持ちな点も見逃せないポイント。
高いHPの代わりに属性ダメージが1.5倍になるイビルジョーやクシャルダオラ等にも
殴りガンスに転向することで対応することができる。
ラドバルキンやバサルモスには硬い装甲を砲撃で部位破壊し、
柔らかくなったところに龍属性攻撃をできるため、相性はバツグン。- 汎用お手軽強武器としての性能はピカイチで、
今作の壊れ武器と名高いゲイルホーン(黒弓)に匹敵するレベルの火力を誇る。
もっとも、素材元のせいで黒弓と同等かそれ以上に制作難度が高いのだが。
- 汎用お手軽強武器としての性能はピカイチで、
- この汎用性の高さと強さ故か、実装後まもなくマルチでトップクラスによく見かける武器となった。
ただ、この武器はガンランスの中でも群を抜いてデカいため、
この武器を担いでいるとマルチ待機画面で右隣のハンターの姿を物理的に隠してしまう。
グラグリード使いが4人揃おうもんなら、自分以外の3人の姿が見えなくなるというシュールな光景が見られる。
余談
- 「ネロ」とはイタリア語で「黒」を意味する言葉(nero)であると同時に、
暴政によって古代ローマ帝国を混乱させた暴君の名前(Nero)でもある。
また、「グリード」とは英語で「貪欲」「食い意地」を意味する言葉(greed)であり、
イタリア語で「悲鳴」を意味する言葉(grido)でもある。
これは防具の名前と同じである。
- 竜撃砲のチャージ中に先端が膨らむギミックがある。
大剣の方も膨らむギミックがあるのだが、やはり強い力が込められるとイビルジョーのように膨張するのだろうか。
- MH4での新しい銘「ディグラトニ」はおそらくキリスト教の七つの大罪の一つ、
「暴食」を現す言葉であるグラトニー(gluttony)が元ネタと思われる。
関連項目
モンスター/イビルジョー
モンスター/怒り喰らうイビルジョー
モンスター/イビルジョー/派生作品
武器/イビルジョー武器