武器/ノヴァエラ

Last-modified: 2023-07-10 (月) 23:35:29

MHFに登場するライトボウガン。
天廊と称される古代の建造物にて発見された未知の技術を駆使して造られており、拡張性に優れた軽弩。
天廊武器」と呼ばれている武器の一つである。
ここでは同じく天廊武器のライトボウガンである「リバティ」についても触れる。

目次

概要

  • MHF-G6にて実装された、天廊武器のライトボウガン。
    天廊武器はいずれも金属質な外見を有するがノヴァエラも例外ではなく、銀色の銃身が特徴的。
  • 生産に必要な「焦げた秘文書」、および強化素材となる宝玉系アイテムは、
    狩人祭の祭ポイント交換、歌姫狩衛戦・真説のギルド貢献ポイント交換、
    狩煉道の狩煉道ポイント交換で入手可能である。
    かつては天廊遠征録での入手となっていた。
    天廊遠征録は現在は廃止となっているが、基本的なポテンシャルを発揮するための強化は、
    廃止後も滞りなく行えていると言える。
  • 天廊武器については当該記事を参照してほしいが、
    「コスト」という値が武器に設定されており、攻撃力やリロード、
    反動値を強化することでそのコストが増加していき、最大300の範囲で攻撃力や反動などを強化できる、
    というシステムになっている。
    つまりプレイヤーの好みに応じたカスタマイズが可能ということである。
    その関係もあって、いわゆる5段階レベルアップ強化はできない。
    • ロングバレルやサイレンサー、スコープは付け替え可能。
      天廊武器の強化やカスタマイズは工房のネコに話しかけて行うのだが、
      オプションパーツは武具工房の親方に頼めばなんとタダで着脱してくれる。
      ついでに言えば強化費も一切かからないため、かなりお財布に優しい武器であると言える。
    • なお、内部的には「既に5段階レベルアップが終わった状態」になっている。
      これは後述するが、弾速に大きく関わる。
  • 後述するがMHFのライトボウガンの中でもかなり高い人気を誇る武器であり、
    作成者の多い武器をピックアップする「オススメ武器」システムを開くと、
    大抵の場合当武器が最初に表示されている。

性能

  • 生産時点の性能は、
    • 攻撃力210
    • 反動:最大
    • リロード:遅い
    • 武器スロットなし
    と、かなり使いづらいものとなっている。
    まぁここからカスタマイズしていけるということなのだが、
    一応デフォルトで長い青ゲージを持ち、斬れ味レベル+1で白ゲージが最初から出る近接武器と比較すると、
    生産時の使いにくさが目立つものとなっている。
    ただしこれは天廊武器のヘビィボウガンと弓も同じようなものなので、ノヴァエラに限ったことではないが。
  • 装填弾は以下の通り。
    • 通常弾:9/9/12
    • 貫通弾・散弾:6/6/6
    • 徹甲榴弾・拡散弾:2/2/2
    • 回復弾:3/3
    • 捕獲弾・ペイント弾:2/2
    • 鬼人・硬化弾:1/1
    • 速射対応弾なし
    特筆すべきはやはり実弾の豊富さにあるだろう。
    通常弾・貫通弾・散弾はいずれもMHFのライトボウガンの装填数リミットに達しており
    実弾を使う分には何不自由しない。
  • 属性弾・状態異常弾・速射・超速射はどうしたんだと言われるかもしれないが、
    天廊武器のカスタマイズ要素である「天封印」を焼き付けることで付与することができる。
    ただ、詳しくは天廊武器の記事を参照してほしいが、天封印は最大二個で、
    なおかつ同じ系統の要素を2つ同時に搭載することはできない
    (火炎弾と水冷弾を撃てるようにするなど。火炎弾+貫通弾速射のような組合せなら可能)。
    会心率も天封印で付与するという仕様のため、何でもというわけにはいかない。
    また理論上HR1で超速射を使用できるという、一見バランスブレイカー待ったなしな仕様に見えるが、
    G級武器の超速射シジル同様、致命的な威力ダウンペナルティが課せられるため、
    武器自体のポテンシャルを考慮しても、正直天廊武器で超速射は使い物にならないと言える。
    ちなみに天封印の生産に使う「太古の砕金」も、上記3コンテンツで交換可能である。
  • 上述したように天廊武器は強化でコストを消費し、最大300コスト分の強化が可能となっているが、
    ボウガンでコストを使う強化は以下の通りとなっている。
    • 攻撃力
    • 反動
    • リロード
    • 会心率(天封印「会心の印」を焼き付けた場合のみ)
    この内攻撃力のみ、HR・G級で段階的に攻撃力にリミッターがかけられている。
    また、近接武器に比べると(属性が無い分)コストを豊富に使うことができ、
    同じコスト制である天廊武器ヘビィボウガンに比べて反動やリロードへの依存が小さい。
    従って、リミッターが完全に外れたG級では凄まじい事態が発生することになる。
    詳しくは後述。
  • ちなみにデフォルトの弾速は「遅い」になっているが、
    これも天廊遠征録で入手できるアイテムを使うことで変更可能(コストはかからない)。
    ただし現状主流の弾速は「遅い」であることや、
    ロングバレルを使うことで少し弾速(射程距離)を上げる、という方法でも調整ができるため、
    超大型モンスターなどの例外を除けばデフォルトのままでもさほど問題はないだろう。
    なお、先述の通り内部的には5段階レベルアップがされている状態のため、
    レベルアップ強化による弾速の向上が発生し、実際の弾速は「遅い」でもG級武器の「速い」と同じぐらいである。

HR

  • 先述したように、HRでは攻撃力にリミッターがかかっている。
    反動や装填速度はリミッターがないが、一度強化すると元に戻せないため、
    強化時には後述する、最終的なビジョンをある程度持って取り組むとよい。
  • HR4までの攻撃力強化限界は「330」である。
    一見高いようにも見えるが、5段階レベルアップ強化を備えていない関係上、
    実際は「5段階レベルアップ強化可能な初期攻撃力270の武器」と同じぐらいの火力しか引き出せない。
    そこそこ強い上位武器と同じぐらいである。
    一応会心率は最大50%まで引き上げることができるが、今後の事を考えると勿体無い。
  • また上述したように超速射は使い物にならず、速射もG級昇級までは微妙な性能しか引き出せないため、
    基本的にこの時点ではジャストショットでの運用一択となるだろう。
    幸い、ここまで実弾装填数が充実しているライトボウガンは同ランク帯の武器ではほとんど存在しないため、
    差別化は簡単な方である。
  • なおこの運用の場合、反動とリロードをテコ入れしないと厳しい。
    スキルで賄うにしてもHR時点では限界もあるため、基本的には武器自体に手を入れることになるだろう。
    ただしそうすると、後述の「速射専用」の運用に不向きになり、
    G級以降のスキルを用いた調整の自由度も下がる。
    メインの実弾となりうる通常弾Lv3・貫通弾Lv2・散弾Lv2はリロード「やや速い」、反動「中*1
    で問題なく使用可能となるため、今後もジャストショットメインで行くつもりならそこまで強化するのも手。
  • HR5で得られるライトボウガンの秘伝書を装備することで入手が可能となる
    「Lボウガン魂・天」を使うと攻撃力強化限界が伸び、攻撃力が更に伸ばせるようになる。
    HR5での強化限界は「攻撃力366」。
    実際は「5段階レベルアップ強化可能な初期攻撃力306の武器」と同じぐらいの火力になる。
    遷悠武器より僅かに低い程度となっており、十分実用に値するといえるが、
    この時点では非常に手強いライバルが存在する。
    そちらとの差別化も一応は可能であり、決して劣るというわけではないが。

G級

  • ライトボウガンG級秘伝書を装備して★5~7のG級ハードコアクエストをクリアすることで入手できる、
    「Lボウガン綬・極」を使うと攻撃力強化限界が伸び、コストの許す限り強化が可能になる。
  • ライトボウガンとヘビィボウガンは属性値のステータスがなく、
    その代わりに反動と装填速度を「加護の宝玉」で強化するという図式になっているのだが、
    基本的に空色ゲージを出す調整が前提となっている近接武器や、
    矢レベルの強化にも「加護の宝玉」が必要な弓と比べ、ボウガン特にライトボウガンは、
    上で書いた通り必ずしも装填速度と反動軽減をMAXまで強化する必要がなく
    余剰コストを全部攻撃力や会心率に回せるのが最大の強みとなっている。
  • ヘビィボウガンはプレイスタイルと天廊石によっては反動をMAX改造した方がいいケースがあるが、
    ライトボウガンは基本的に反動をMAX改造する必要性は(天廊石の存在を抜きにしても)殆どない。
    そのため、ヘビィボウガンの「メタルアベンジャー」と比較しても、コストが余りやすくなっている。
  • 例えば、現在のジャストショットのメイン弾である貫通弾Lv2を主力とする場合、
    リロードやや速い、反動中まで改造すれば支障なく運用できることは上で述べた通りだが、
    その設定で余剰コストを攻撃力や会心率に振ると、
    仮に会心率10%を振ったとしても、何と攻撃力735という数値になってしまう。
    これは始種武器やGR800辿異武器に匹敵するものであり、現行環境においてはG級進化武器に次ぐ、
    トップクラスの武器に成長させることができると言えるだろう。
    • この設定では貫通弾Lv3と散弾Lv3を使うのが難しいが、
      散弾Lv3は反動軽減+1と装填数UPの複合スキル「穏射+1」を発動すれば解決する。
      貫通弾Lv3を使う場合は上記状態でリロードを「速い」に強化するのが手っ取り早いが、
      装着+1と反動軽減の組み合わせでも対応はできる。
  • また、「速射」オンリーであれば文字通りG級進化武器にあと一歩まで迫る攻撃力を引き出せる。
    速射スキルの発動は必須だが、それなら装填速度と反動を弄る必要がないため、
    全コストを攻撃力と会心率に回す事が可能となる。
    こんな真似ができるのは全武器種でも実質ライトボウガンのみといえるが、
    会心率10%を振った場合は攻撃力778となる。
    この攻撃力はG級進化武器Lv100と比較しても差が32と僅差になる。
    他の部分が犠牲となっているが、ここまで肉薄できるのは凄いと言えるものがある。
  • そして2017年11月アップデート後は、
    新たに「辿異スキル」を1つだけだが、天封印で付与可能になった。
    他武器種と異なり、ノヴァエラはGR800辿異武器、始種武器と同等の性能を持たせることが可能で、
    極端な構成の場合はG級進化武器にも迫る攻撃力を持たせることも可能であるが、
    そこに辿異スキルが1つ備わることで、更なる特徴を持たせることが出来るのである。
    700超えの攻撃力に会心率を持たせ、辿異スキル「閃転強化」で大きく攻撃力を引き上げたり、
    純粋に辿異スキルを追加して火力強化、防護強化に使う、ということも可能である。
    特に2017年11月現在、ボウガンは武器の辿異スキルのバリエーションが芳しくない。
    現状のもので事足りているという側面があるのも一つの事実ではあるが、
    更なる突き詰めた選択をしたいプレイヤーは一考の余地があろう。
    • 特に、速射極限特化タイプに於いては、
      この要素でG級進化武器のシジルに相当する特性を持たせることが可能である。
      他の要素については流石に無理で、その点で差は開いたままではあるが、
      史上最強の武器に、更に肉薄出来るようになったのは、最早凄まじいと言う他ないだろう。
  • そしてG級からはスキルを1個自動発動できる「天廊石」の入手が可能となり、
    これによって更なるカスタマイズが出来るようになる。
    天廊石は現状、天廊の番人という凄まじい強敵を討伐しないと手に入らず、
    しかも入手できる天廊石はランダムであり、望みのものを手に入れるのは非常に難しいが、
    上手くはまれば、他の武器にない個性を引き出すことが可能である。
    ちなみに天廊石によるスキルも辿異スキルによる強化対象であるため、
    上手くいけば「武器自体のスキルを辿異スキルで強化する」事も可能ではある。
  • この武器の欠点、というより上記カスタマイズにおける欠点は、
    素で攻撃力が高いわけではなくあくまで攻撃力にコストを注ぎ込むことで高火力を発揮しているため、
    「勇ましき宝玉」の必要量が他武器種に比べ非常に多くなってしまう事である。
    他武器種の天廊武器は勇ましき宝玉を概ね400個程度使うことで最大コスト分の強化が賄えるのだが、
    上記カスタマイズの場合、それの1.5倍~2倍強もの宝玉が必要になってしまう。
    仮に全コストを攻撃力に振ると、必要数は900個近くになる。
    歌姫狩衛戦・真説で換算すると54000のギルド貢献ポイントが必要になる。
    他武器種と比較すると、コストパフォーマンスがあまり良くないことは否めないが、
    それでも集める価値のあるものではあると言えるだろう。
  • 一方、ノヴァエラに出来なくて始種、辿異武器に出来ることとして、
    武器スロットを装飾品の装着に用いる事が可能である事、
    辿異武器は加えてシジルに対応でき、発達部位の破壊しやすさがUPする事が挙げられる
    (辿異スキルをノヴァエラにセットしても、発達部位破壊しやすさUP効果までは付与されない)。
    天廊石を用いれば、スキルを1つ搭載することが可能ではあるが、
    装飾品は、構成次第では(通常スキル枠を使う点はあるが)スキルを2つ追加する事も可能、
    辿異武器は、1スキル追加+余ったスロットにシジルを焼き付けてチューニングする、
    と言った柔軟な運用が可能である。
    また、弾種の汎用性の高さはノヴァエラが最も優れてはいるものの、
    弾速が加工レベル5基準である、攻撃性能と引き換えにリロード、反動性能が犠牲になる可能性がある等、
    G級進化武器を除いても、完全な一強というほどではない。
    特に、超速射に関しては始種武器には絶対に勝てないので注意が必要である。
    速射に関しては始種武器が対応できないことから攻撃力面だけ取ればノヴァエラ一強だが、
    MHF-Z以降、「速射のみ」という運用は微妙と見做されるようになってきており、*2
    状況に応じてジャストショットと使い分けできたほうが便利であると考えられている。
    もちろんノヴァエラも反動や装填速度を調整して両立可能だが、
    そうすると辿異武器との差は小さくなり、弾速の面で(現状の)辿異武器の方が速射運用は効果的なため、
    その点を踏まえてもノヴァエラ一強とは言いがたいだろう。
  • また、辿異スキルの切り替えについても、辿異武器は切り替えるだけで柔軟に対応できる一方、
    辿異種素材を用いて天封印をその都度再生産、上書きしなければならず、
    辿異種素材に対して凄まじい負担を要してしまう。
    既存の辿異武器に備わる辿異スキルの内多くのボウガンにある「スキル枠拡張+1」は、
    天封印の生産難度そのものが凄まじく高いため、純粋に代用とするのは賢い選択とは言えないかもしれない。
    天封印の枠を使って搭載するため、「速射+辿異スキル」は可能だが、
    「速射+辿異スキル+会心率」や「辿異スキル+会心率+属性弾」といった選択は不可能である点にも注意。
  • ノヴァエラは武器スロットが無い、個別の自動発動スキルを搭載することが一応可能という点から、
    始種・辿異武器との装備の使いまわしがあまり向かない。
    どうせなら専用装備を構築して、その性能をフルに発揮させたいところである。

リバティ

  • MHF-ZZアップデートで新たに追加された、天廊武器のライトボウガン。
    天廊武器のライトボウガンは先述のノヴァエラ以降は新たなものが追加されておらず、
    実に4年越しの新武器追加となった。
  • デザインそのものはノヴァエラと同じだが、色が黒みがかった銀色となっており、
    所々に青色の装飾が施されている。
  • 生産素材は狩煉道回数限定ポイント交換でのみ入手可能な「託された秘文書」。
    これに辿異種ルコディオラの「極龍の極翼」を1個加えて生産することができる。
    託された秘文書はGR200以降に初めて交換が解禁されるため、上記の点も合わせて、
    生産可能なのはGR200からとなっている。
  • ノヴァエラと異なり、初期の攻撃力は636となっている。
    これはG級武器Lv50及びGR200辿異武器とほぼ同等のスペックである。
    最大コストは100で、攻撃力と会心率の強化段階も最大10段階と減っているが、
    その分パラメーターの伸びは大きく、強化に必要な宝玉の量も少なくなっている。
    装填速度と反動はノヴァエラと同じで、弾種、弾速、装填可能な天封印及び天廊石の仕様も同様。
  • ノヴァエラと違い攻撃力強化のストッパーは辿異種の発達部位素材となっている。
    ノヴァエラの場合、辿異種ルコディオラのGR400、GR600、GR800段階の発達部位素材が1個ずつ必要。
    そのため、GR800まではノヴァエラほどの攻撃力は発揮できないと見てよい。
    実際、GR600時点では攻撃力が708までしか伸ばせない。
    だがGR800を超え、上記の発達部位素材を集めきれば攻撃力を更に伸ばすことができ、
    ノヴァエラの例で述べたリロードやや速い、反動中、会心10%(現状のバランス上必須ではない)
    で調整すると、攻撃力はなんと804になる。
    これは会心率を考慮すると玲瓏以外のG級進化武器Lv100を若干上回る水準である。
    • この設定では会心率を入れないとコストが使いきれないため、
      会心率が不要な場合は、リロードを普通まで落とすことで攻撃力を816まで伸ばす事ができる。
  • ただ、これはノヴァエラにも同じ事が言えるが、
    ライトボウガンはLV3貫通弾を使わない場合、反動や装填速度をフル強化しない段階、
    つまり上述した反動「中」程度の段階で止めても支障がないため、
    攻撃力をフルに強化できるという事情がある。
    そしてライトボウガンは基本的にLV3貫通弾を使う必要性がないと思われていたため、
    そういう前提のチューンナップで高い攻撃力を引き出す事が出来ていた。
    が、これはライトボウガンの立ち回りに関する革新の黎明期(余談の項も参照)の話であり、
    現在ではモンスターや状況次第ではLV3貫通弾を積極的に用いる事が多くなっている。
    G級進化武器はリロード:速い、反動:小のため、装着・穏射スキルなしでもLV3貫通弾を扱えるが、
    こちらがその設定(最低でも反動:やや小)に合わせようとすると、
    攻撃力774(会心率0%設定時)まで下がってしまう。
    天廊石によってカバーし、更に攻撃力を伸ばす事は可能であるものの、
    逆に言うとそうすることで使える天廊石が縛られる
    G級進化武器はシジル、及び辿異進化武器の場合はそれに加え装飾品スロットによる自由度の高さ、
    そして高レベル貫通弾運用では避ける事のできない弾速差の問題を考えると、
    強力であることは相違ないものの、決して他武器カテゴリーを完全に凌駕する性能とは言い難い。
    • ちなみにこれは、攻撃力こそやや低いものの装飾品・シジルスロットがあり、
      基本の弾速が天廊武器より遅く、標準で辿異スキルを1個備え、
      更に発達部位特効効果を持つ辿異武器との比較でも言える話である。
      特にLV3貫通弾を用いるのであれば弾速が遅い方が良いので、その点でも差が更に広がりかねない。
  • ノヴァエラとの比較に関しては、製作難度以外ではリバティが完全上位互換となっている。
    GR200未満であればノヴァエラでもいいのだが、
    強化の手間やかつてよりもGRが上げやすくなっていることから考えると、
    そこまでにGR200以上になってしまう可能性が高い。
    よって、現在天廊ライトボウガンを作るのなら事実上リバティ一択となるだろう。
    ただし、多くのプレイヤーから「最強の辿異種」と評される
    辿異種ルコディオラの発達部位素材が必要となるのが最大のネックと言え、
    またリバティの実装時には(進化武器を抜きにしても)他にも優秀なライトボウガンが
    既に多数存在していたことから、実装当初のノヴァエラほどの一強状態にはなっていない。

余談

  • 上述したように凄まじい性能を発揮できる本武器であるが、
    MHFでは2013年~2015年のMHF-G8までの間ライトボウガン自体が不遇な状態にあった*3ため、
    ボウガン使い以外からはあまり注目されておらず、本格的に日の目を見ることになったのはG8以降であると言える。
    ちなみにG8以降使用者やカスタマイズに関する問い合わせ等が増えたことからか、
    2015年10月には「天廊ネコの準備指南!」と題して、
    ノヴァエラだけにターゲットを絞ったカスタマイズ例がMHF公式より紹介された。
    • なおこのころはまだ速射運用が多く行われていたが、
      2016年以後はジャストショット運用へのシフトがみられるようになっている。
  • MHF-G6からG8.1まではG級進化武器も辿異武器も存在せず、
    始種武器は「実質超速射専用」のものしかなかったため、ライトボウガン使いからは、
    ノヴァエラが唯一無二にして最強のライトボウガンと認識されていた。
    上述したようにG級進化武器でその図式は崩れはしたものの、
    その時点では作成難度差や、弾速の違いが検証されていなかったこともあってその地位は揺るがなかった。
    G9.1の始種武器追加でその図式が本格的に見直されることになり、
    更にG10~Zまでの天廊遠征録配信中断、辿異武器の台頭などもあって、現在では一強とはみなされていないものの、
    ノヴァエラの性能は、以後の(やり込みプレイヤー向け)ライトボウガンの一定の基準になったと言えるだろう。
  • 天廊武器は天廊石2個装着可能(代わりに天封印が1個しか焼き付けられない)な武器も存在するが、
    ライトボウガンはリバティもそのタイプにはならなかった。
    速射を用いない場合、音爆範囲拡大といった便利天封印だけでは枠を持て余す状態であったが、
    辿異スキルを付与する天封印の登場により、スロット2個を以前より有効活用することが可能になり、
    ある程度は、スロット枠余りの状況が改善されたと言える。
  • ノヴァエラ(ノヴァとエラで分ける)はポルトガル語で「新時代」を意味する。
    古代文明と関わりのある天廊という地で発見された技術で作成された武器であることを考えると、
    古代文明が滅んだ後の新時代(つまり現MH世界)と解釈できるか。
    • この武器銘の元ネタは、ブラジルのヘビィメタルバンド「アングラ」のアルバム「Rebirth」の楽曲の一つ
      「Nova Era(ノヴァ エラ)」であると思われる。
      理由については天廊武器の武器一覧を参照のこと。
      ただ、上記の通りその性能は、
      奇遇にも長らく不遇なポジションであったライトボウガンに「新時代」を齎しており、
      結果論ではあるが、ある意味奇跡とも言えるネーミングになったと言える。

関連項目

武器/天廊武器


*1 MHFの貫通弾Lv2は他シリーズと違い反動「中」で無反動になる
*2 装備選択肢が少なすぎるため。一応、実用性を備えた速射のみの装備は構築可能であるが、そのためには凄まじい労力を要することになる。
*3 G8まではジャストショットもそこまで強力ではなく、HR/SRでは使い道に乏しいとも言われていた