MHXにて初登場のハンマー。マッカォ及びドスマッカォの素材をベースとする。
目次
概要
- 硬い棘の生えたドスマッカォの尻尾をそのまま模して作られたハンマー。
軽さと頑丈さを兼ね備えており、初心者にも扱いやすい。
全力で振り下ろせば鋭い棘に覆われた凶暴な一撃が対象を叩き潰す。
- 中型鳥竜種の素材をベースとした珍しいハンマー。
しかしドスマッカォの尻尾がモデルであるためか、槌頭が非常に刺々しく
数ある「ハンマー」の中でもかなり凶悪な外見。
その気になれば飛竜の尻尾も斬れそうだが、残念ながらハンマーなので不可能。
…どうしても尻尾を使って尻尾を切りたいのなら、MHXXで追加されたマッカォ武器で、この武器と同じく
ドスマッカォの尻尾がモチーフに使われているボスオブローグスやクレロブレイドを装備していこう。
性能
MHX
- ボーンハンマーLV2からの派生強化によって入手できる。
人によっては初めて手にするモンスター素材のハンマーになるだろう。
さて、特徴はというと…特に無い。
強化前より素の攻撃力を若干落としているが、代わりにスロット1と僅かばかり良質となった斬れ味を持つ。
…以上がこの武器の性能のほぼ全てである。
強いて特筆すべき事と言えば、せいぜいハンマー初心者にも優しい群を抜いた扱いやすさくらいか。
- ドスマッカォの武器にしては珍しく、強化先はその道一本しかない。
最終的にはLV5にて「ハーングロレブ」に強化される。
特筆すべき性能は…これまた特に無い。
具体的には攻撃力210、会心率0%、素で青ゲージの斬れ味、そしてスロット2、以上である。
もう一つ加えるなら斬れ味レベル+2があれば斬れ味が白ゲージになる、くらいだろうか。
しかし、普通にこれを上回る攻撃力を持つハンマーも多く、
あるいはこれと同等の攻撃力を持ちながら属性まで持っていたり、斬れ味がもっと優秀だったり、
とにかくこれより強いハンマーなど探せばどんどん出てくる。
獰猛化素材を一切使わずに最終形に到達できるので、手早く作成できる点を最大限に活かし、
早い段階で入手できればいくらか攻略には貢献してくれるだろう。
とは言え、代役とばかりに勇気の証Gが必要になるため、
楽々完成させる事ができるかと言えばそうでもなかったりする。
- やや水準は低い点は否めないが、全体としては纏まりのある性能なので、弱すぎるという事は無い。
もっと強力な得物が手に入ってからでも、思い入れがあるならたまには担いでやるのも悪くない。
折角なのでマッカォSシリーズを着込んでエリアルスタイルを選択し、
ドスマッカォの戦闘スタイルを全力で再現してみるのはいかがだろうか?
跳躍とKOのスキルポイントが高いマッカォSシリーズなら、エリアルハンマーとの相性は良好。
跳躍のアウトローになりきって先輩のように孤島辺りの簒奪を目指してみるのも一興か。
MHXX
- G級素材を組み込んで限界突破を経た後の最終強化はカングレンハーン。
- 無属性としては控えめな攻撃力330
- 不変の会心率0%
- 惜しくも増えなかったスロット2
- 長くは無いがハンマーなら十分な白ゲージ。匠+2でそこそこの紫。
ただ強化難度は特筆するに値する程低く、マッカォとドスマッカォを狩れば限界突破を達成(攻撃力240)。
その後の強化も同期のフクロウとマッカォG級素材(攻撃力270)、
最後に必要な勇気の証XXは緊急で対峙する新星のハヤブサの報酬で手に入る。
確率がやや渋めな幻鳥竜玉を2つ使うのが気になるが、跳狗竜G級素材を12用意する間には揃う。だろう。
っという具合に鳥っぽい奴らを狩猟すれば最後まで持っていけるのだ。- 他にG1段階で限界突破するハンマーにはサージュハンマーや弾甲鎚アルマグローブ、
グランドスパイクなどがいるが何れも次の強化が当面先になってしまう。
G級序盤御用達のエルダーハンマーにはスロットが空かないため、スキルを盛って差別化を図れる。
一級品とは言えないが、愛着があればゲーム進行に合わせて使っていける一振りになっている。 - 繋ぎとしてライバルなのはかの有名(?)な
GNTBTHことブルタスクハンマー。
青ゲージはやや短いが、どの強化段階でもこちらを10上回る攻撃力と同じ2スロを持つ難敵であり、
素材もファンゴ以外はババコンガを狩猟すれば手に入るため強化難度も低い。
ただし最終強化では獰猛な重鋭牙が必要なのでその面ではこちらがやや優勢か。
どの道その段階ではどちらも楽隠居していると思われるが。
余談
- 名前の由来かは微妙だが、「ハーン」もとい「カーン」という恐竜がいる
(つづりはどちらにしろ「Khaan」)。
モンゴル語で「君主」「支配者」を意味する言葉で、
マッカォたちの支配者であるドスマッカォに通じなくもない。求心力はない様だが。- ただしこのカーンはかなり鳥っぽい頭骨をしたオヴィラプトル科の恐竜であり、
ランポス系・ジャギィ系のモデルであるドロマエオサウルス科とは少々異なる恐竜である。
- ただしこのカーンはかなり鳥っぽい頭骨をしたオヴィラプトル科の恐竜であり、
- ドス鳥竜素材をメインのハンマーは実は今まで存在せず、
意外にもこのハーンハンマーが初である。
他の陸生鳥竜種には、叩きつけるのに適した「面」の部位がないのが要因であろうか*1。
ヘーイ!があると言えばあるが、胴体をそのまま使う訳にもいくまい。
一方マッカォ武器には他のドス鳥竜定番の片手剣が存在しない。