武器/バスタークラブ

Last-modified: 2023-11-29 (水) 01:58:38

MH2で登場したダイミョウザザミ素材のヘビィボウガン。

目次

概要

  • ザザミ武器の例に漏れず、防御力上昇効果があり、スロットが多い。
  • シールドを装備するとバレルまで甲殻で覆われる。
    防御力を重視した盾蟹武器らしいデザインである。

MH2~MHP2G

  • 初登場のMH2から性能は一貫しており、リロード速度はやや遅い。
    主な攻撃弾は全レベルの通常弾と、LV1&2の貫通弾、そして水冷弾と氷結弾が装填可能。
    サポート弾もLV1&2回復弾と麻痺弾、MHP2以降は追加で硬化弾が使用可能と、
    入手難度の割にはそこそこといった性能であり、クセの無く無難な仕上がりとなっている。
  • MHP2Gでは、亜種素材を用いたヴァイオレーターが登場。
    LV3貫通弾にも対応したほか、水冷弾と氷結弾の装填数が1発ずつ増えている。
    さらに拡散弾の対応がLV1のみ→LV2のみに変更、LV1&2の毒弾、睡眠弾にも対応と、
    ほぼバスタークラブの上位互換であるが、
    麻痺弾の使用が一切不可能となった点が、ほぼ唯一のマイナス要素か。
  • ウカムルバス攻略後は、それぞれのG武器版であるバスタークラブG、ヴァイオレーターGの生産が可能。
    攻撃力はヴァイオレーターGが若干上であるが、スロットはバスタークラブGのほうが2つと多い。
    装填弾種と弾数は従来品と同じなので、純粋な攻撃性能を求めるならばヴァイオレーターGを、
    スロットや麻痺弾、赤さを必要とするならばバスタークラブGを作成すればよいだろう。

MH4G

  • P2Gから実に数年ぶりに、ダイミョウザザミの復活と同時に登場。
    最終強化はヴァイオレーター。
    リロードやや遅い、反動中、全Lv貫通弾が装填でき、しゃがみ対応はLV3通常弾・LV2貫通弾・水冷弾・氷結弾。
    ザザミ武器らしくスロット2と強力な防御ボーナスがうれしい。
    これだけなら「ザザミ武器らしい地味な貫通銃かな」という程度だが、実は発売直後から話題を呼んだ銃でもある。
    G級に上がったばかりのハンターでもザザミをちょっと狩ればヘビィバスタークラブ改が作れるのだが、
    それがMH4における発掘ヘビィの上位互換というべき性能だったからである。
    前作の発掘ゴール品で駆け上がるつもりだった炭鉱夫達に「G級武器とは何か」をまざまざと見せつけた銃なのだ。
    さらに同じ素材のザザミZシリーズ一式で発動する反動軽減+1&貫通弾強化とのシナジーは凄まじく高く、
    匠の発動にも苦労するような同時期の剣士達を鼻で笑えるほどの優秀な装備が
    ヘビィボウガンだけはG級最序盤でザザミだけ狩ってれば作れてしまうのだ。
    かくして貫通ヘビィ愛好者は作ったばかりの上位ウカムヘビィウカムライトでザザミ亜種を狩りまくり、
    バスタークラブは序盤攻略のオトモとして優秀なお手軽「G級」ボウガンとして名を馳せている。

MHX

  • ダイミョウザザミ続投と共にこの武器も続投。
    初期武器のベルダーキャノンからの強化で入手できる。
    今作での最終強化はヘビィバスタークラブ。
  • 基本部分は装填速度やや遅い、反動中にスロットが2空き防御ボーナスが貰えると過去作とほぼ同じ。
    対応弾種も通常弾、貫通弾をベースに水冷弾や氷結弾、状態異常弾が複数とこれまた過去作とほぼ同じである。
    しゃがみ対応弾もMH4G時と同じくLV3通常弾、LV2貫通弾、LV1水冷弾・氷結弾の4種。
    今作で初登場となる武器内蔵弾には硬化弾とLV2水冷弾・氷結弾が対応する。
  • 作成可能時期は比較的序盤で過去作とほぼ同じ性能なため、使い方としても過去作と似た感じ。
    初期段階でLV3通常弾とLV2貫通弾のしゃがみ撃ちに対応しているため、
    条件さえ揃えられれば序盤からでも充実したしゃがみ運用が可能という一面も見せる。
    最終強化段階になると他のボウガンに置いて行かれてしまうというのは毎度のことだが、
    防御ボーナスなども合わせ今作でも頼りになる序盤の相方ポジションであるということも変わらない。
    この武器に愛着を持っている古参のガンナーも多いだろう。

ウィルガバスター

  • MHXにて登場したダイミョウザザミの二つ名版「矛砕」の素材を用いたヘビィボウガン。
    見た目はバスタークラブの矛砕カラー版といったところ。
    最終強化は黒甲ウィルガバスター。
  • 性能を端的に表すなら
    「倍率を少し上げて弾数を少し増やした代わりにスロットと防御ボーナスとしゃがみ撃ちを無くしたバスタークラブ」
    と言った感じであろうか。
    武器内蔵弾もLV2氷結弾を失ったほか、しゃがみ撃ちもLV3通常弾のみになっている。
    二つ名武器の中で物理弾しゃがみ撃ち*1に対応しているのはこれと荒鉤爪ヘビィだけであるため、
    通常種武器と比べて削れた部分がかなり多いものの、通常弾しゃがみが没収されなかったのは嬉しいところ。
    また、貫通弾に関しては各レベル6/5/4と装填数がささやかながら増加。
    LV1に関してはサブ弾薬として十分な装填数になったと言える。
    搦め手の能力に関しても、LV2の毒弾と睡眠弾がそれぞれ2発装填と増えており、実用性が増した。
    一線級のヘビィには単純火力で劣りがちだが、なかなか侮れないポテンシャルを秘めた銃でもある。

MHXX

  • バスタークラブ系列、ウィルガバスター系列ともにG級素材での強化が可能に。
  • 前者は「不動大名砲」として完成を見る。
    攻撃力320、スロット3つと順当に強化されているが特徴である防御ボーナスは+30で据え置き。
    装填数などに関しても多少増えているが、概ねやれることは上位と変わらない。
  • 同時期のライバルとしては潜砲ボカ=ハープールがいる。
    あちらは水冷弾のラインナップが豊富だが防御ボーナスと貫通弾しゃがみはない。
    物理重視のこちら、属性重視のハープールと使い分けも出来るが、好みで選んでもいいだろう。
  • ちなみに通常弾と貫通弾を両方しゃがめるヘビィボウガンの中でスロット3を備えるのは
    これの他には真名ラーホルアクティしかない。
    ラーホルアクティは此方より30高い攻撃力、倍の防御力、さらに反動軽減スキル不要と高スペックだが、
    弾追加スキル必須というかなり癖のある性能をしていて、
    貫通弾メインでサブに通常弾という運用はあまり現実的ではない。
    単純な期待値で上を行く武器はたくさんあるが、
    大連続狩猟などで有効な弾種が違うモンスターを相手にするときや属性の通り具合、
    スキル構成の都合次第ではこの武器が役に立つ場面もあるだろう。
    • ただし武器倍率の低さはどうにもならないのとLV2通常弾がしゃがめないため、
      最適解となるケースはまずない点には注意。
  • ちなみに、完成時期は通常ではG★4だが、イベクエを利用すればG★2で究極強化が可能
    後者はこの段階の装備では恐るべき強敵だが、部位破壊してサブタゲ帰還などで何とかして閃烈爪を2本手に入れ、
    この段階で強化することが出来ればHR解放まで頼れる相棒になってくれるだろう。
    • この狩技と組み合わせる事で、名前に違わぬ不動の大砲と化す。
      無論やれる武器なら他にもあるが、武器銘と完全一致するのはこのボウガンだけの特権。
      言うまでも無く、やる場合はしゃがまざるを得ない
  • またMHX時と大きく異なる点として、本作ではブレイヴスタイルによりしゃがみが大幅に強化されている。
    バスタークラブが作成段階から既にLV3通常弾・LV2貫通弾の両しゃがみに対応する点は変わらないため、
    村★3の時点で物理弾2種による怒涛のしゃがみ攻勢が可能になっているのだ。
    貫通弾には反動の補正が必要だが、おあつらえむきにザザミシリーズ一式で反動軽減を得られる。
    防御ボーナスも有用で、1から攻略するにはかなり優秀なところを見せてくれるだろう。
    • 弾のレベルが異なるが威力が足りなくなってきたぐらいのタイミングで、
      丁度良い乗り換え先が現れるのもポイント。装備もそのまま使いまわせる。
      勿論、優等生ヘビィのためスキルを調整してあげればHR解放後も活躍させることができる。
      古兵(ふるつわもの)ここにありといった風である。

ウィルギガンバスター

  • 一方、後者はウィルギガンバスターが完成形。
    ギガンとついているが別にこれとはなんの関係もない。
    こちらは攻撃力320と不動大名砲に追いつかれてしまっている。防御ボーナスやスロットがつくこともなかった。
    LV2水冷弾のしゃがみを獲得しているが属性特化ならあしひきやハープールの方がいいのは言うまでもない。
    一応通常弾が9/9/10、貫通弾が7/7/6と装填数は優秀だが、物理弾だけならウチヌキマクリの方がさらに優れている。
    二つ名武器の強化の手間と合わせて、こちらの立場は厳しいと言わざるを得ない。

MHR:S

  • MHR:Sにてダイミョウザザミが久々の復帰を果たしたことでこちらも復活。
    MRへ上がってしまえばラピッドキャストからの派生で作成可能となる。
    過去作と比べて甲殻部分の彩度が上がり、朱さ際立ち心機一転。
    最終強化はヘビィバスタークラブ、気になるその性能は…
    • 攻撃力350、会心率0%
      ブレなし、反動「中」、リロード「普通」と癖のない平均的なステータス
      チャームポイントだった防御ボーナスは何故だか見当たらない
    • 特殊弾は狙撃竜弾
    • 装飾品スロットはLv3、百竜スロットもLv3
    • 物理弾は通常弾7/6/5、散弾5/5/0、放散弾6/6/5
    • 減気弾4/2、回復弾4/2、貫通水冷弾5発、硬化弾3発、竜撃弾1発装填
      貫通水冷弾は歩き射撃、歩きリロード対応
  • まさかの貫通水冷弾ヘビィとして才能を開花させ帰ってきた。
    そこに加えて、百竜スロットに弱点特効【属性】を付けると威力を更に引き上げる事もできるため、
    バスタークラブの新たな主力弾となっている。
    これにより、従来の立ち位置だった「絶妙な器用さで攻略の序~中盤を支える」ヘビィから
    「特化構成で水弱点のモンスターを撃ち抜くヘビィにイメージチェンジ。
    貫通する仕様の水冷弾を撃てるようになったのはMHP2G以来である。
  • その一方で支払った代償も大きかった。
    放散弾の代わりに貫通弾、減気弾の代わりに毒と睡眠弾等々、撃てなくなった弾も多い。
    • 特筆すべきは物理面の戦力低下か。
      貫通弾を失ったことは確実な痛手であり、LV3通常弾も歩き撃ち可能という点は間違いなく便利なのだが、
      他の通常ヘビィと比べると性能に差を付けられてしまっており適正がそこまで高いわけではない。
  • 以上を踏まえて運用する場合は、主軸となる貫通水冷弾による属性攻撃、通常弾の物理攻撃をうまく使い分けながら立ち回ろう。
    貫通水冷弾は溜め撃ちで単発威力、鉄蟲円糸【鈍】でHIT数の増強が見込めて高相性。
    通常弾はクラウチングショットと組み合わせることで装填数の少なさを補える。
    歩き撃ちを基本にしつつ、狙えそうなタイミングがあれば積極的に活用していきたい
    そこから状況に応じて減気弾によるスタン、狙撃竜弾と竜撃弾による大ダメージ、
    回復弾や硬化弾のサポートを絡めていけると尚良い。
    相手を見定めて堅実な戦いを心がければ、この砲は不動の強さを発揮するだろう。

余談

関連項目

モンスター/ダイミョウザザミ
モンスター/ダイミョウザザミ亜種
モンスター/矛砕ダイミョウザザミ
武器/ザザミ武器
武器/ピアースクラブ


*1 ここでは通常、貫通、散弾の3種のどれかの意