目次
概要 
- 初代から登場している、竜骨を素材としたランス。
名前を直訳すれば「蛮族の牙」となる通り、
荒くれ者のハンターや辺境ハンターの豪傑達が愛用する骨槍とされている。
- ランスの外見は、中ほどに関節を挟んだ太く長い骨そのもの。
先端は鋭くカットされ、手元には刺で飾られた鋼のタガがはまっている。 - むしろ盾の方が独特なデザインで、円形の盾全体が
ニンマリと笑みを浮かべた骸骨の顔になっている。
使い手が盾越しに覗き込むためか、向かって右の一角は顔のデザインごと丸く切り抜かれているほか、
縁の部分には鋭い刺が並ぶ。- この見た目のおかげで、モンハン世界でも「ドクロランス」と呼ばれることがあるそうな。
- モンスターの体液で刀身の骨を溶かし、再び凝固させて性能を高めた物には「改」と付く。
途中でイーオス素材を使い、薬品加工で強化する事で、バルバロイタスクに派生する。 - 無印ではバルバロイタスクを強化する事でオーガーランスとなる。
性能 
MH2以前 
- イーオス素材は使用するものの、シリーズを通して毒属性は付かず無属性武器である。
所謂骨武器のような立ち位置であり、ここから様々な武器へ派生する。 - 派生せずそのまま強化していくと「ダイオーガー」となる。
攻撃力は高めだが斬れ味があまり良くなくスロットも無し、と微妙な性能だった。
一応大した素材は必要なかったため作成が簡単という利点もあった。 - MHGのオープニングムービーでは、加工屋のシーンでこの武器のパーツと思しき骨が登場している。
ガラス筒で薬液に浸された巨大な骨が引き上げられ、
プレス成型機のような機械に挟まれ回転すると
この槍に良く似た細長い部材となって出てくるのだ。
MHP2、MHP2G 
- 本作では何故かバルバロイタスクの方が先に作れるようになっており、
バーバリアンタスクが派生先になると前作以前とは真逆の派生になっている。
性能的にはどちらも特筆すべき点は無く、同派生元から作れるブラックテンペストの影に埋もれていた。 - ウカムルバス討伐後は「ダイオーガーG」「バーバリアンタスクG」「ハードボーンランスG」が作成可能。
ダイオーガーGとバーバリアンタスクGは攻撃力は644と高めであり、匠で紫ゲージも出ると悪く無い性能。
ハードボーンランスGは攻撃力667と高いが、匠を発動させても白20なため残念だがお話にならないだろう。
尤も、いずれもブラックテンペストの強化版であるレイジングテンペストには敵わず、影が薄いままだった。
MHX 
- 3シリーズではイーオス共々姿を消し、4シリーズではイーオスが復活したものの登場せず。
そしてMHXにてMHP2G以来久方振りに復活した。 - ロングホーンから派生する他、直接生産かバーバリアンタスクLv2からの派生でバルバロイタスクを生産できる。
最終強化での性能は以下の通り
武器名 | 攻撃力 | スロット | 斬れ味 | 匠+2 | 匠+2物理期待値*1 |
---|---|---|---|---|---|
バーバリアンファング | 250 | ○-- | 黄120 | 青20 | 318 |
オーガーランス | 230 | --- | 青10 | 白40 | 323 |
- バーバリアンファングは攻撃力こそ優れているのだが、斬れ味が最終強化でも黄色止まりというナマクラ。
開き直って鈍器を発動させたとしても、緑を保たないと斬れ味補正が付きまとう。
こんな性能でありながら最終強化にオストガロア素材まで要求する上、竜玉が三個も必要。
作成難易度に性能が見合っておらず、実用性は皆無に等しい。
- 一方のオーガーランスは獰猛化素材や炎王龍素材まで使用する強化難易度を含めて何かがおかしい。
なんとイーオス武器でありながらトップクラスの攻撃力に白40という優秀な斬れ味を持ち、
無属性武器としてはトップクラスの期待値を誇る。
これ以上の攻撃力の武器は会心率や斬れ味に問題がある物が大半の為、
事実上オーガーランスが無属性ランス最強の一本と言っても過言ではない。
匠の重さこそネックだが、スキルを整えればその破壊力を存分に発揮できるだろう。
オーガをイメージした武器よりこっちの方がオーガの名に相応しいのでは…。
MHXX 
- G級の追加に伴い2本のG級対応版が登場した。
闘骨槍バーバリアン 
- バーバリアンファングの究極強化、闘骨槍バーバリアンの性能は以下の通り。
- 非常に高い攻撃力360
- 会心率0%
- 素で緑40、匠+2で白20が出現
- 1つ増えてスロット2
今作では紫ゲージでの補正が弱体化している為、白ゲージのみというのもそれ程痛手ではない。
そのおかげでスロット2を持つランスではトップクラスの期待値を持ち、さらに白ゲージも実用範囲内である。
どうしようもなかった前作からは一変、十分使用に耐えうる一本となっている。
- ライバルは同じくスロット2かつ物理型のランスとなる。
闘骨槍バーバリアンも加えた一覧は以下の通り。
武器名 | 属性 | 攻撃力 | 会心率 | 物理期待値*2 | 匠+2斬れ味 |
---|---|---|---|---|---|
闘骨槍バーバリアン | 無属性 | 360 | 0% | 495 | 白20 |
水衝ドロスパイラル | 水18 | 330 | 0% | 479 | 紫40 |
灼噴槍ラーヴァルカナ | 火16 | 320 | 15% | 483 | 紫20 |
- 基本的には闘骨槍バーバリアンが物理期待値が最も高い。
しかし少し数値を落とせば属性持ちかつ良斬れ味のドロスパイラルや
同じく属性持ちに加えて会心率15%のラーヴァルカナが現れる。
こちらを使うのであれば斬れ味のフォローを忘れず、白ゲージ故の弾かれ易さに注意して運用するべきだろう。- 他にも無属性スロ2ランスはロストバベルや惨牙槍デルガダなどが存在するが、
いずれも下記に記す真名セルケトヘティトにほぼ喰われてしまっている為、特に差別化を意識する必要は無い。
- 他にも無属性スロ2ランスはロストバベルや惨牙槍デルガダなどが存在するが、
- どちらかと言えば真のライバルはドロスパイラルと同等の物理期待値を持ちながら
素で紫20、スロット3、防御力+60の真名セルケトヘティトの方かもしれない。
多少期待値は落ちるとはいえ、素紫故の弾かれにくさや匠不要の斬れ味はやはり大きく
大抵のランサーはあちらを選択してしまっている。
- 流石にラスボス素材を使用してあの性能はおかしいと思われたのか、今作ではオストガロア素材は使用しない。
…のだが前作と変わらず大竜玉×3を要求してくる為、やはり作成難易度が高めである。
ダイオーガー 
- オーガーランスは究極強化でダイオーガーに銘を変える。
強化にはドスイーオス素材は勿論、前作から引き続き獰猛化素材、炎王龍素材を使用。
さらに今作では火竜素材まで加わっている。最早イーオス武器ではなく赤素材武器なのでは…。
相変わらずイーオス武器には勿体無いとは思えない豪華な素材である。
その一方で、鳥竜種の武器としては珍しく強化に幻鳥竜玉を要求されない。やっぱり赤素材武器なんじゃあ…。
- 気になるその性能は
- かなり高い攻撃力350
- にもかからわず会心率は0%
- 素では短い白しか無いが、匠で増えるゲージは全て紫ゲージ
- スロットは無し
なんと期待値は轟槍【大独虎】や真名セルケトヘティトなどを押さえて無属性ランスではトップクラス。
スロットこそ無いものの、匠のみで十分な紫ゲージが出るためスキル負担も重くはない。
総じてイーオス武器とは思えない高性能な一本である。 - G級強化を施した時点で匠+2で紫ゲージが出るのも特徴。
前述したように様々なモンスターの素材を使う反面、レア素材は一切必要無い。
攻略用ランスとしても十分使用に耐えうるだろう。 - ライバルは前述した真名セルケトヘティト。
攻撃力こそこちらが勝るものの、それ以外の性能は殆どがあちらが上。
性能こそ互角だが扱いやすさという点では大幅に劣っており、あちらと比べて装備しているランサーは少ない。
とはいえイーオス武器がラスボス武器に対抗できているだけでも大健闘なのかもしれない。