異形の者のどくろを象った禍々
しい槌。隠された魔眼は永劫の
時を経ても開くことはない。
(パワーofグレア~パワーofエンミティ)
天廻龍の素材から精製した巨石
を利用した槌。石を掴む鋭爪は
永劫の時を経ても開かない。
(THEラグナロク~THEアース)
目次
概要
- 黒蝕竜ゴア・マガラ、天廻龍シャガルマガラの素材で作られたハンマー。
パワーofエンミティまではゴア・マガラの頭部を模したような黒と紫の禍々しい配色。
THEラグナロクではシャガルマガラの白い翼脚が紅玉を掴むような外見となる。- ゴア・マガラ武器時代に存在していた「隠された魔眼」の位置は、
他のマガラ武器がシャガルマガラ武器へ昇華した際に、
目玉の装飾が赤い紅玉に変わっているのを踏まえて考えると、髑髏の内側にある物とみられる。
- ゴア・マガラ武器時代に存在していた「隠された魔眼」の位置は、
パワーofグレア
MH4
- 強化順はパワーofグレア→パワーofテラー→パワーofエンミティ→THEラグナロク。
生産には黒蝕竜の惨爪6本に逆鱗1枚を要求されるが、ブーステッドハンマーからの強化だと逆鱗を節約できる。
MHX(X)
- 下位や上位では特筆するようなこともなく、注目されることもなかった。
会心率を考慮しても低い攻撃力と重すぎる匠スキル故に、
ゴア素材のままのパワーofテラー、シャガル素材のTHEバース共に日の当たる武器では無かったのだ。
- そして来たるMHXXにて、ゴア素材のまま強化した先の究極強化パワーofエンミティ、
その性能が以下である。- 中々に高い攻撃力320
- それを後押しする会心率30%
- 高くはないがあって嬉しい龍属性25
- 素では青だが斬れ味レベル+2で出る紫30
- 拡張に役立つスロット2
その威力は、今作で高火力と拡張性を持ち合わせて話題となっている無属性武器の
堅骨戦槌ケミキと対等に渡り合える力を持つほど。
龍属性が第一弱点かどうかに関わらず、かなり強力な一振りである。
- 贅沢にも高い会心率が災し、豪快にスキルを盛る場合は会心率が100%を越える可能性がある。
例えば、弱点特効と見切り+2を入れるだけで値がカンストしてしまう。
聴覚保護や回避性能などの補助スキル無しで火力一筋の装備を組む場合は、
前述のケミキは勿論のこと、真名バアラトゲバル、ミラバルカンルインなども候補に上がってくるだろう。
- また、龍属性ハンマーに絞る場合では白骸巻槌サダイメリキが
マイナス会心率で白ゲージながら凄まじい攻撃力で肉薄してくる。
超会心が無い場合の会心率・斬れ味・護符爪込み期待値は5しか違わず、
その上で最高斬れ味ゲージの長さはサダイメリキが上であり、あちらはやろうと思えば斬れ味レベル+1での運用も可能なので、
それも踏まえてエンミティ運用の際は差別化の為に超会心は入れた方が良いだろう。
MHR:S
常世の輪廻を司る漆黒の槌。
禁断の魔眼が開かれる時、
世界は虚無への回帰を始める。
(パワーofエンミティ)
- マガラ達の復活にともない、この武器も復活。
強化形態はMHXXを踏襲し、ゴア武器の「パワーofエンミティ」とシャガル武器の「THEアース」、
2種類の最終強化を備える。
- パワーofエンミティは傀異化素材を用いて最終強化となる。その性能は、
- 少し低めな攻撃力310
- 龍属性27
- 斬れ味は紫10、その下に白50。匠で延長可能
- 会心率20%
- スロットはLv2がひとつ
- 百竜装飾品スロットはLv2
- MHXX時代と比べると、傀異化素材のおかげか匠なしで紫ゲージを獲得している。
攻撃力は他のハンマーより頭一つ劣るが、会心率20%を考えれば物理火力では決して引けを取らない活躍が見込める。
THEラグナロク
MH4
- パワーofエンミティから強化してTHEラグナロクとなる。
THEラグナロク以降の強化段階は(上位までは)存在しない。
- 堅実に村を進めていけば、パワーofテラーまでは下位のうちに入手可能。
この時点で攻撃力676、会心率20%、素で青ゲージ持ち(匠で長大な青&わずかながら白も出現)、と
物理面だけ見ても下位ハンマーとしてはかなり充実した性能を持つ。
属性は150、スロットは1とどちらもおまけレベルだがこの物理性能ならば気にせず使っていけるだろう。
下位のうちに狙うのはややハードルが高いが、上手く真打付き発掘装備が手に入れられれば更に磨きが掛かる。
- 使用素材はシャガルマガラの光玉が1つに、パワーofグレアの直接生産ならゴア・マガラの逆鱗も使用する。
しかしハンマー使いの鬼門・尻尾を1つも使用しないので、
ハンマー使いにとっては他のマガラ武器より難易度は低いだろう。
- ライバルとしてはやはり他のマガラ武器と同様に黒龍武器。
ミラボレアスのハンマーであるミラバスターは攻撃力こそTHEラグナロクと同じ832であるものの、
匠で短いながら紫ゲージが現れ、属性値も龍属性520とTHEラグナロクを大きく上回り、
更にスロットも3つ付いているなど、正に破格の性能を誇る。- ただし、ミラバスターにはTHEラグナロクのような圧倒的会心率はついておらず、
また紫・白ゲージとも短く持続戦闘能力で劣っていることから、
この点を見ればTHEラグナロクの火力が一概に劣っている訳ではない。
むしろ、斬れ味と会心率を含めた物理攻撃力の期待値ではTHEラグナロクが上回る計算になる。
そのため他のマガラ武器と違い、龍属性が弱点のモンスター相手でも場合によってはこちらが優れる。
- ただし、ミラバスターにはTHEラグナロクのような圧倒的会心率はついておらず、
MH4G
- MH4Gでも強化先を引っ提げて続投した。
G級黒蝕竜の素材を用いて強化し、THEバースを経て、G級天廻龍素材を用いた最終強化形はTHEアースとなる。
- その性能は
- やや低めの攻撃力1248
- それを補う圧倒的な会心率55%
- 長めの紫ゲージ
- ハンマーには充分な龍属性320
期待値の底上げが会心率によるものなため少々安定しないが、
それでも龍属性ハンマーとしては抜群の性能…という訳にもいかない。
- MH4で圧勝していたミラバスターがまさかの物理面で大躍進。
あちらは攻撃力1404、コレだけならば期待値はギリギリでこちらが勝っているが、
更に追い打ちとばかりにミラバスターから受け継いだ高い龍属性値、730まで付加されている。
当然これらのハンマーを担ぐのは龍弱点の時であり、基本的にこちらが勝るパターンはなくなってしまった。
あちらにはスロット3あるというのも非常に大きい。
斬れ味の長さは勝るもののあちらもハンマーには充分な紫30は備えているわけで…- さらに祖龍の解禁によってTHEアースと同等の属性値と斬れ味紫を持ち、
それでいて武器倍率期待値で上回られているミラアンセスルインが作れるようになってしまった。
一応、そちらにはスロットが無く斬れ味白が非常に短いという短所はあるが、
スロットはともかく斬れ味面においては紫ゲージ40というハンマーにとって充分な数値がそれを補っている。
よって実質的にスロット数だけで勝負することとなるが、
当然この攻撃力差を覆すのは難しくより一層窮地に立たされてしまっている。
- さらに祖龍の解禁によってTHEアースと同等の属性値と斬れ味紫を持ち、
MHX(X)
天廻龍から賜りし美しき巨石。
その神髄を究め、引き出した
THEラグナロク最終進化型。
(THEバース)
- ゴア武器の項でも触れたように、MHXでは冬の時代を味わった当武器。
そしてXXで迎えた究極強化、THEアースの性能は…- G級最終武器としては低すぎる攻撃力280
- ハンマー内1位、全武器中でも2位の会心率60%
- 黒いのと大差ない龍属性28
- 素で長い白60、斬れ味レベル+2で長めの紫40
- 無いよりは嬉しいスロット1
欠点として"元から会心率が高すぎる"故に会心率UP系のスキルによる火力向上が頭打ちしやすくなってしまっている。
特に弱点部位を集中攻撃するハンマーの性質にあった弱点特効だと無駄が生じてしまう。
ただし無駄になるのは10%だけで、他の会心率上昇スキル無しで会心率100%に出来ると考えるべきだろう。
- 属性値を見てみると今作の龍属性ハンマーは属性値40超えがゴロゴロしている。
しかし高属性値の龍属性ハンマーは大体物理性能が悲惨であり、
匠で紫ゲージを得ても白ゲージのTHEアースにすら勝てないものがほとんどである。
会心率が高いため会心撃【属性】との相性自体はいいものの、
元の属性値が低いためこれで補うよりも物理性能を上げた方が差別化はしやすい。- ではこの武器の運用は何が向いているかというと、斬れ味レベル+1での運用である。
匠+1の時点で紫ゲージが15得られるため、他の手段で補えば十分戦うことができる。
ただしそのままだとofの白ゲージにやや負けてしまうため、超会心の発動は必須である。 - また、素の白ゲージが長いため斬れ味スキルを切って
火力を積むというのも手ではある。
ただし前記の通り会心系スキルは過剰となるため
龍気や攻撃力スキルを用いる必要がある。
- ではこの武器の運用は何が向いているかというと、斬れ味レベル+1での運用である。
- THEアース自体は龍属性ハンマーとして物理性能が高い部類に入るのだが、
やはり物理性能だけで無属性武器とも張り合えるパワーofエンミティが目立つため、どうしても陰に隠れてしまう。
単体で見れば悪くない性能なので、愛着があるならばこちらを使うのも十分にありである。
MHR:S
天廻龍から賜りし美しき巨石を
用いた金色の槌。鋭爪は終焉、
玉石は誕生をもたらす。
(THEアース)
- ゴア・マガラ、シャガルマガラの復活に伴い、マガラ武器も再登場。
強化形態はMHXXを踏襲し、ゴア武器の「パワーofエンミティ」とシャガル武器の「THEアース」、
2種類の最終強化を備える。
- THEラグナロクに金獅子の怒髪天を添えて最終強化となる。その性能は、
- 低い攻撃力290
- こちらも低めの龍属性32
- 斬れ味は紫20、匠で延長可能
- 高い会心率40%
- スロットはなし
- 百竜装飾品スロットはLv1
- 結論から言うと、ゴア武器はそこそこの性能だがシャガル武器は非常に残念なものとなっている。
まず、会心率は高いとはいえ物理威力が重要なハンマーにおいて、この武器倍率の低さは割に合っていない。
また、手数に対する属性値の低さも目立つ。そしてスロットも乏しい。
- THEラグナロクが作成できる段階は丁度ラスボス出現時なので、つなぎとしては活躍できるか。
MR解放後は、この武器に思い入れがあるのであれば、重ね着で使ってあげよう。
バースorデス
使い手に呼応して会心率が変化
する槌。狂竜ウイルスを克服
した時、真の威力を発揮する。
- MH4Gで新たに登場した、渾沌に呻くゴア・マガラの素材から作られるハンマー。
THEラグナロクをベースにゴアとシャガルが混ざった色合いで、
紅玉に顔の様に見える隈取が追加された。
MH4G
- その性能を見てみると…
- ミラデモリッシャーを大きく上回り、
生産ハンマー最強の物理火力を持つミラガルズイーラにすら肉薄する攻撃力1560 - その代償に低下し、おまけ同然だが龍属性140
- 会心率は-40%/20%、狂撃化状態なら圧巻の会心率60%
- 斬れ味レベル+1で十分な紫30
- 汎用性も問題ないスロ2
仮に会心率-40%「のみ」でも護符爪込みでの物理火力期待値はミラデモリッシャーに肉薄し、
それが更に+20%、狂撃化状態ならばマイナス会心が反転して60%、
さらに狂撃化による会心強化の15%が加算され75%となるといえば、
この武器の凄まじい攻撃性能がお分かりいただけるはずである。
龍属性値は残念ながらないも同然だが、
逆にこの物理数値でなお属性により若干の後押しがあると考えると、ありがたみも増してくる。- なお、75%時の護符爪込みでの物理期待値は破格の1945.1。
オテルオンカムのマイナス会心抜きの攻撃力をもなお抜き去るだけでなく、
同じ紫ゲージ武器と比較してもミラガルズイーラすら大きく上回る。
高攻撃力、高会心故に不屈や火事場力とのシナジーは抜群と言えよう。
- ミラデモリッシャーを大きく上回り、
- また、渾沌に呻くゴア・マガラ武器全体に言える事であるが、
レア度9であるため、本作で登場の極限強化の難易度が低いというメリットがある。
極限強化+狂撃化時の物理期待値は会心・護符爪込みで2068.56。
物理ダメージで言えば最高倍率の発掘武器すら軽く上回る*1超攻撃力となる。- この極限強化状態に更に無我の境地を付けた場合、狂撃時には驚異の会心率90%をマーク。
圧倒的物理火力に更に磨きがかかり、期待値は前代未聞の2133.95にまで到達する。
当然ながら他のスキルや猫飯などもこの上に積んでいくことになるはずであり、
なお、この武器の性能を最大理論値で比較すると、
各作品で最強ハンマーと言われた数々の名器に対してカタログスペック上では上回っている。 - ここまで来たらいっそ見切り+1を搭載して会心率100%を目指してみるのも面白いかもしれない。
この時の期待値は2177.5と残念ながら2200にまでは届かないが、
常時会心になるのでダメージのムラの考慮が要らなくなり怯み値計算がラクになるので、
実現出来ればそこそこ便利かもしれない。
なお、現実的な範囲で考えると、MH4Gでのスキル搭載性能の高さのおかげで、
真打、業物、挑戦者+2とプラスアルファで何らかのスキルを容易に同時発動可能。
これに極限強化と護符爪を加えると、
これで相手モンスターが怒り時かつこちらが狂撃化中ならば、武器倍率380かつ会心率95%となり、
会心率を考慮した期待値はなんと、2445.56である*2*3。
つまりは、無我の境地ではなく挑戦者+2と併用すると、
怒り時限定になってしまうとはいえ実用性も火力も更に向上しうるということである。
前者よりは後者のほうが汎用性では優れているのも挑戦者の採用にはプラス要素である。
実用的に会心率100%を使うのであれば挑戦者と見切りの併用*4がいいかもしれない。- なお、以下は完全に実用性を度外視したネタだが、
真打、挑戦者+2、不屈2乙、ネコ火事場、極限強化、護符爪、怪力の丸薬、狩猟笛の旋律を
同時に発動させ用いた場合、期待値は5000をオーバーする。
- なお、以下は完全に実用性を度外視したネタだが、
- この極限強化状態に更に無我の境地を付けた場合、狂撃時には驚異の会心率90%をマーク。
- 惜しむらくは、残念ながらTHEアースなどから派生するのではない一発生産なので
レア素材である「背反する双逆鱗」が必要になることと、
狂撃化しなければこの火力も「結構高い」止まりなところか。
ただ逆に言うと、一発生産で作れるので強力なハンマーが必要になった場合、
双逆鱗さえあればすぐ作れる便利さがあるともいえる。
狂撃化出来なければそこまででもない、という点についても、
適切に使えないと弱いが*5適切に使えれば最強レベルの発掘ハンマーすら上回るポテンシャルというピーキーさが
逆にある種のロマンを生み出している側面もある。
- また地味に見過ごせないのが、スロ2を持つ生産ハンマーの中では断トツの物理火力であること。
狂竜化した敵でなくとも、装備次第ではミラガルズイーラなどを大きく超える活躍が充分可能である。
- ここまでこの武器の性能とポテンシャルの凄まじさを述べてきたが、
実のところこの武器の最大の強みというのは、G級特別許可証入手前の、
G★3に上がった時点で武器倍率300かつ匠紫30、素の実質会心率-20%のハンマーが入手可能なことである。
というのも、この主要スペックを総合してこの武器を上回るものはこの時点では存在しないのである。- ゴグマジオスに立ち向かうには火属性か龍属性、または物理性能が高い完全無属性武器が必要だが、
この時点で作成可能なこれらの特徴に当てはまる面々を、覚醒が必要なものも含め挙げてみると、
属性はあっても物理性能が足りない連中や匠でも紫が出ない連中ばかりである。
3つ目の条件である「物理性能が高い完全無属性武器」に至ってはなんと候補すら存在しない*6。
かろうじてライバルと呼べるのが、武器倍率290、匠紫20、スロ2、G級探索でG★1で作れるこいつぐらいである。
しかしあちらは、探索に頼るために狩猟と素材入手の両面において作成難易度が高すぎるのが最大の欠点である。
この武器の場合、G★3に上がると*7、旅団クエストで比較的簡単に作成可能となる。
物理性能が第一のハンマーとしては、この武器が最有力の選択肢となるのである。 - ゴグマジオスに立ち向かうには火属性か龍属性、または物理性能が高い完全無属性武器が必要だが、
- というか、ミラガルズイーラか高性能の発掘武器を入手するまでは、
相手をほぼ問わずこの武器しかまともな選択肢がない上に、それらを入手しても相手次第ではこの武器が最強たりうる。
こいつとかこいつとかこいつとかが虐待を受けてるレベルの超低性能なせいでもあるが。
MHXX
グリンorグレア最終形態。
憎悪に克つ者に真価を示す、
武器が狩人を選ぶ稀有な例。
(ブレスorカース)
- 渾沌に呻くゴア・マガラの復活に伴い、バースorデスも再登場。
上記の2種とは異なり、新たな銘の「グリンorグレア」から個別に生産することとなり、
「ブレスorカース」への強化を経て、究極強化形としてバースorデスとなる。
- 渾沌に呻くゴア・マガラと共に復活したバースorデスの性能は
- MHXXの武器としてはそこそこの高さである攻撃力310
- ほとんどオマケの龍属性20
- MH4Gと同じく、会心率は-40%と20%を併せ持ち、狂撃化状態で会心率60%
- 斬れ味は素で白50、匠+2で紫20
- スロット2
武器倍率が10上がった一方で斬れ味が若干下がってしまっている。
MH4G時代では武器倍率300でもハンマーの中ではトップクラスの能力を持っていたのに対し、
今作ではこれよりも武器倍率や斬れ味で上回る競合相手が存在するため、相対的な性能は落ちている。
とはいえ、狂撃化で性能が一気に上昇する特性は前作同様であるので、
全般的には狂撃化を前提とした性能に落ち着いていると言えそうな状態である。
- よってこの武器を有効に活用するためには狂撃化が必須であるが、
MHXXではモンスターの狂竜化はマガラ種限定となっているのが難点だろう。
しかし、相手を問わず狩技「狂竜身」を使う事で能動的にウイルスに感染できるので
このためにむしろ渾沌マガラ武器の特性を活かしやすくなったといえる。
ただしこれは、運用の際に狩技枠が一つ狂竜身で埋まってしまうというデメリットの裏返しでもある。
ハンマーは固有の狩技が微妙なものばかりなのであまり困らないかもしれないが。
- 更に超会心の登場によって高い会心率も活かしやすくなり、
狂撃化状態となって武器強化とウイルス克服の15%ボーナスがある際は
物理攻撃力1.3倍という強烈な強化がかかるので、運用の際は是非とも組み合わせたい。
- 前述の通り狩技が1枠固定される為、
スタイル次第ではハンマーに相性のいい絶対回避【臨戦】を採用出来なくなる。
紫20では臨戦なしだと維持しづらい為、匠運用且つ狩技1枠のスタイルの場合、
性能が近く狂竜身を必要としない災禍鎚ダルカラモルテの方がいいだろう。
全部まとめてパワーofエンミティでいいなんて言っちゃいけない
- 明確に差別化する場合匠を切った白ゲージでの運用が上げられる。
この場合臨戦を切っても斬れ味の長さは及第点の為、狩技1枠のスタイルで狂竜身を採用しても問題なく運用出来る。
幸い今作では紫ゲージ補正がやや下方修正されており、相対的に白ゲージ運用に追い風になっている。
MHR:S
- 第3弾大型アップデートにて渾沌に呻くゴア・マガラと共に復活。
パワーofグレアから派生する他、レア素材の背反する双逆鱗を用いての一発生産も可能。
銘はMHXXでの最終強化であるバースorデス。その性能は- 高い攻撃力330
- ハンマーの中では高い龍属性43
- 会心率は-30%/20%、狂撃化時のギミックも健在
- 斬れ味は素で白70、匠Lv3から紫が出現
- スロットはLv3-Lv1と極めて優秀
- 更に百竜装飾品スロットもLv2
- 全体的にかなり高い水準に纏まった一振り。
通常の段階でも特徴的な会心率以外は全てのステータスが並み以上で、そのままでも十分に強い。
そして、狂撃化状態にマイナス会心率がプラスの会心率に転換されるギミックも続投。
狂撃化させた時の実質的な会心率は30+20+15で最低でも65%となる。
今作では自発的に狂竜症【蝕】で狂竜症を発症できるため、
狂竜症【蝕】を採用することを考えると、狂竜症【蝕】Lv1によって狂撃化の会心率アップの効果が20%、
Lv2以上で25%となるため、会心率70%から75%が保証されることとなる。
ここまでくると弱点特効を切って見切りのみで会心100%を達成することも容易。
逆に負担の大きい見切りをカットして別のスキルを積む選択もある。
- 癖はあるものの、MR10で渾沌に呻くゴア・マガラを下せるなら強化可能なのも嬉しいポイント。
余談
- 「ラグナロク」とは北欧神話の世界における終末の日、すなわち世界滅亡のことで、
「神々の運命」や「神々の黄昏」と訳され、原意では武器の名称ではない。- MH4(G)には元ネタが同じだと思われるハンマーが登場しているため、
人と話すときは少々ややこしい事態になる。
- MH4(G)には元ネタが同じだと思われるハンマーが登場しているため、
- G級強化形の「バース(誕生)」と「アース(地球、大地)」は、北欧神話の結末の一種である、
「ラグナロク後に新たな世界が誕生し、現在の地球となった」という解釈に因むとみられる。- ちなみにTHEアースはTHEの次が母音なため「ザアース」ではなく「ジアース」と読む。
- 一段階強化で「パワーofテラー」という、ディ○ニーシーのアトラクションを彷彿とさせるネーミングであったが、
MH4Gでの最終強化はまさかの「THEアース」。
似た名前のアトラクションにはあろうことかofまでも名前に入っており、ニヤリとしたファンも多いとか。
- 渾沌に呻くゴア・マガラの武器の銘は和訳するとそれぞれ、
- グリンorグレア(Grin or Glare):笑みか睨みか
- ブレスorカース(Bless or Curse):祝福か呪いか
- バースorデス(Birth or Death):誕生か死か
関連項目
モンスター/ゴア・マガラ
モンスター/シャガルマガラ
モンスター/渾沌に呻くゴア・マガラ
武器/マガラ武器
武器/渦巻く骨の塊鎚 - 「七難八苦を砕くラグナ」の元ネタが「ラグナロク」で共通