武器/ビューベル

Last-modified: 2023-01-06 (金) 18:27:59

目次

概要

  • MHXで登場したライトボウガン。
    木製のフレームに多数の金属パイプ、そして銃口の下に付けられた大きなベルが最大の特徴。
    ギミック武器になっており、発射の反動でハンマーがベルを叩いて鳴らす仕組みになっている。
    そのため発射音と同時にベルが鳴る。結構うるさい。
    楽器としての特性を意識してかロングバレルが特徴的で、装着時のシルエットはトランペットそのもの。
    まあ当然、ベルの音しかしないが…。
  • 生産に必要な素材は、村人の依頼をこなすことで手に入るベルナチケットとユクモの木
    それに少々の鉱石素材と比較的に簡単。
    強化素材も勇気の証などのチケット類や鉱石類で、そこまで難しいものではない。
    ただし最後の最後で「金火竜の上鱗」と「黄金の毛」を要求される。

性能

MHX

  • 生産時の攻撃力は100に会心率10%と低めで、空きスロットも無い。
    しかしリロード「やや速い」に反動「やや小」と優秀で、貫通弾が全て6発装填
    なんとこの時点でMH4G最強の貫通ライトのダイヤモンドクレストを合計3発も超えている。
    念押しするとダイヤモンドクレストはG級武器である。下位武器でありながらG級武器真っ青の装填数なのだ。
    もっとも、この時点でLv3貫通弾は売っていないのだが。
    しかし速射対応弾は無く、通常弾の装填数も貧弱。その他の弾もロクに装填できない。
    武器内蔵弾もLv1遠撃弾という、かなり使い勝手の悪い弾のみ。
    この時点ではあまり実力を発揮することはできないだろう。
  • 最終強化は「高原のフリューベル」。
    最終強化には上位終盤のモンスターの素材が必要だが、攻撃力160に会心率10%とかなり威力は低い。
    中型モンスター素材を含む大抵の銃が200~220程度に納まる事を考えると、ダントツの低さである。
    しかし貫通弾の装填数はさらにエスカレート、9/8/8発と目を疑うほどに成長する。
    もはや意味不明、MHFのG級武器にだってこんな装填数のボウガンは存在しない。
    これを狩技「全弾装填」で一気呵成にぶちまけるのだから、その火力は数値以上。
    反動軽減などの補助スキルを一切必要としないのも嬉しいところといえよう。
    貫通弾強化、弾導強化などの火力スキルをありったけ付ければ、巨大なモンスターへの火力はかなり高い。
    • ただし貫通弾以外はまるっきりダメなまま
      Lv2通常弾は5発装填と最低クラス。速射も相変わらず無い。
      武器内蔵弾までLv1&Lv2遠撃弾と使いどころが少ない弾のみである。
      一応遠撃弾の装填数もLv1が6発にLv2が4発とやたらに多いので、
      足を引きずり逃走するモンスターへの追撃に使えないことも無いが…。
    • さらに火力があるといっても威力が低いので、凄まじい速度で貫通弾が消えていく。
      下手すると1エリアで戦う内にLv1貫通弾を使い切ったりしてしまうほど。
      そのため調合素材の持ち込みはほぼ必須だが、
      素材の持ち込み数が少ないLv3貫通弾はあっという間に無くなるだろう。
      正直なところ貫通銃としての使い勝手は夜行弩【梟ノ眼】等の方が良好といえる。

MHXX

  • G級でさらに2段階の強化を重ね、響き渡るフリューベルに究極強化される。
    肝心の性能は、というと…
    • 攻撃力270、会心率20%。期待値は究極強化ライト最下位
    • やはり追加されなかった速射対応弾。
    • 装填数は、通常弾と氷結弾が微増、遠撃弾が増加、それ以外は変化なし
    • 他基本スペックは上位のまま。
    貫通弾の装填数は相変わらずトップだが、攻撃力の低さも相変わらずトップなのでどうにも使いどころに乏しい。
    また、要の全弾装填の回転率がMHXより下がっており、全弾装填だけに頼った立ち回りは厳しくなっている。

余談

  • 冒頭にて「トランペットに似た見た目」と紹介したが、
    厳密には、見た目も武器名もフリューゲルホルンがモデルであろう。
    トランペットとフリューゲルホルンの違いについての仔細は割愛するが、
    ベルナ村のモチーフとされるスイス・オーストリア界隈の山岳地帯では御馴染の楽器である。
    モンハンをプレイするに際してはトランペットの仲間と言う認識でも特に問題は無い。
    • 生産時のビューベルは、フリューゲルホルンの原形ビューグルがモデルであろう。
      こちらはピストンバルブが無い信号ラッパの様な形状が特徴的だが、
      ビューベルは生産時点からピストンバルブ機工が最初から備わっているため、微妙に異なるが。
    • 便宜上では金管楽器と属されているが
      木造であっても機工的に「金管楽器」に属するため、ユクモの木が素材に使われる点に違和感は無い。
      最終強化で金火竜や金獅子の素材を要するのは、仕上げのメッキ加工にでも使うのだろう。
  • この武器の「~~ベル」は「(打ち鳴らす釣鐘状の楽器の)鐘」を差すが、
    トランペット、フリューゲルホルン、ビューグル等の金管楽器に於いては
    漏斗状の開口部の事を『ベル』と呼ぶ。
    なお、どうして金管楽器の機構に打鳴楽器の鐘(ベル)を付けたのかに関しては
    どこにも説明が存在しない。
    • 何をやるにつけてもカランカランと鐘の音が高らかに鳴り響くが
      モンスターのヘイト上昇値をさらに跳ね上げる、などと言ったリスクは無い。
      サイレンサーや隠密の効果も通常通りである。
      速射対応弾が無いのはこのギミックのせいではなかろうか。

関連項目

世界観/ベルナ村
武器/ベルナル - ベルナチケットで生産できるベルモチーフの武器