MHP2Gから登場したギザミ素材のヘビィボウガン。
見た目はほぼバスタークラブの色違いだが甲殻部分が鋭利になり細部に黒い棘がつくなどより攻撃的になっている。
目次
性能
MHP2G
- 全LVの貫通弾が4発装填と、かなり攻撃的な性能。
水冷氷結はもちろんのこと、毒弾、睡眠弾にも対応しており、スロットも1つ備えている。
なかなか高性能な上に特にレア素材を要求されないので、クエスト攻略には頼りになる存在である。
また、装填弾種を見て分かるとおり、グラビモスを相手取るのに非常に適した銃でもある。
唯一の難点は装填速度。貫通弾メインで【普通】はやや痛い。
- ギザミ武器には特有のネーミングがつきものだが、
この銃のG級通常種素材のものは「ウチヌキ」、亜種素材のものは「ウチオトシ」と銘打たれている。
後者でリオレウスやヤマツカミを撃ち落とすとなんとなく達成感がある。- ウチオトシは攻撃力はウチヌキと同じだが会心率が10%付き、スロットを失う。
また、毒弾・睡眠弾・氷結弾に非対応の代わりに麻痺弾と火炎弾に対応している。
- ウチオトシは攻撃力はウチヌキと同じだが会心率が10%付き、スロットを失う。
MHX
- ショウグンギザミの復活と共にこの武器も復活した。
バスタークラブからの強化で入手できる。
獰猛化素材などを用いた最終強化版はウチヌキ。
- 基本性能部分は過去作と共通している一方で、装填可能弾種が大幅に変更。
貫通弾の装填数がそこそこな面はそのままに、新たに通常弾や散弾も全LVに対応した。
毒弾と睡眠弾が扱えるところも受け継いでいるが、この両方のLV1弾がしゃがみ撃ち対応になっている。
ガミザミが毒を使うため毒弾は理解できるが、睡眠弾は一体どこから来たのだろうか。
グラビモスの頭殻を背負っているからだろうか。
また、特に優れているのが全ヘビィの中で唯一LV2通常弾8発とLV1貫通弾6発を両立している点。
どちらもトップクラスの装填数であるため、立ち撃ち性能は中々のレベル。
そのため特に汎用性に優れており、スキル補助無しに大抵のモンスターに対応できる。
中型モンスターやラージャンは通常弾であしらい、ドボルベルクやガノトトスは貫通弾で弱点を狙い撃ち、
ショウグンギザミは毒と睡眠爆破で体力を削り取るといった戦略を取れる万能性が売り。
大連続狩猟で頼りになる中々の高性能ガンと言える。
毒と睡眠を有効に使うためにも、狩技「アクセルシャワー」を是非とも活用しよう。
- また素材元が復活に伴い裂傷を会得したためかこの武器の内蔵弾はLV1、2の斬裂弾と鬼人弾の3種。
両LVの斬裂弾に対応している数少ないボウガンでありギザミ武器らしい特徴といえよう。
ただし調合が不可能になってしまったため単独での尻尾切断は難しくなってしまっている。
内蔵数も大したことはなく、あまり使い道が無いというのが正直なところ。
MHXX
- ウチヌキもG級強化を獲得。究極強化で「ウチヌキマクリ」となる。
- ウチヌキマクリの攻撃力は330に上昇。スロットや取り回しの性能に変化はない。
特徴の一つであった装填数は通常弾が9/10/10に貫通弾が7/5/5と成長。
ただし同等の装填数を持つボウガンはウィルギガンバスターをはじめいくつかあるのは厳しい所。
とはいえトップクラスであることに変わりはなく、汎用性は相変わらず。
…ではあるのだが、強化時期がHR解放後なのでその頃にはより強いボウガンがいるのも事実。
物理弾をしゃがめずブレイヴスタイルとの相性が良くないことから、人気はあまり高くない。
- だが、このウチヌキマクリの個性は別のところにある。
前作では尻尾切断には厳しい所持数だった斬裂弾がLV1が9発、2が5発増えてなんとか実用的に。
加えて新狩技「射突型裂孔弾」は切断属性の攻撃で単発威力が高め。
そしてこのボウガンはLV1睡眠弾をしゃがめて、裂孔弾に初撃2倍*1が使える…
そう、このウチヌキマクリとはヘビィボウガン随一の尻尾切断能力を持つ一丁なのである。
ガンナーは尻尾が切れず尻尾素材やレア素材に悩みやすいという難点があるが、その救世主となりうる。
上に記した通り通常戦闘においても十分強いので浪漫運用というよりは実用的な運用法とも言えるだろう。
ライトで速射しろ?それは言ってはいかん
ヨロイザキピアース
- XXで追加された鎧裂ショウグンギザミの素材を用いたヘビィボウガン。
究極強化で鎧裂砲ドウチヌキとなる。
攻撃力330に会心率10%、リロードは「普通」で、反動は「中」。ブレは無い。
物理弾は通常が全対応で装填数は9/9/11、貫通はLV2・3のみ6発装填で散弾はあまり得意ではない。
属性弾は水冷弾が6発入り、状態異常弾はLV1毒弾とLV1睡眠弾が3発だけ入る。
そして内蔵弾はLV2斬裂弾が18発に、LV1貫通水冷弾は30発と控えめ。
そして、残念な事にしゃがみはLV1貫通水冷弾のみ。
- 通常種武器と同じく「反動:中」なので高レベル貫通弾を無反動で扱えず、
しかもLV1貫通弾を没収されたため、イメージと違い貫通弾の扱いはさほど優れていない。
と言っても、実際のプレイでは貫通水冷弾をしゃがむために反動軽減+1を発動させることが多いと思われるため、
無反動撃ちできるようになっていることが多く、決して貫通銃の適正が低いわけでもない。
- 別に産廃と言うほど劣悪な性能ではないが、ボルショ全盛の今作において物理弾がしゃがめないのはやはり痛い。
唯一しゃがめる水冷弾の運用ではハプル砲や二つ名武器を含めたミツネ砲等の壁が厚く*2、
残された斬裂弾の運用も両レベルの斬裂弾が撃てる通常種武器の方が優れているので、作る価値はあまり無いだろう。
とはいえ、もっと酷い性能のコイツよりはマシかもしれない。
MHR:S
- MHR:Sにてショウグンギザミの参戦にともない、こちらも復帰。
同じく久々に登場したバスタークラブからの派生で作成が可能。
甲殻部分の青さに深みが増し、威風堂々。
最終強化での銘はお馴染みウチヌキ。その性能は- 攻撃力360、会心率0%
- ブレ「左右/小」、反動「やや小」、リロード「普通」と少しだけ癖のあるステータス
- 特殊弾は機関竜弾
- 装飾品スロットはなく、百竜スロットはLv2
- 物理弾は通常弾7/6/0、貫通弾7/5/5、散弾1/0/0、放散弾1/0/0
- 睡眠弾3/1、回復弾3/3、鬼人弾3発、竜撃弾1発、斬裂弾3発装填
- 斬裂弾が歩き撃ち・歩きリロード両方に対応
斬裂弾の歩き撃ちと歩きリロード両方に対応しているヘビィは他に真・王牙砲【天機】と鬼神雷砲【獣神】があるのだが、
ウチヌキが反動軽減・装填速度を最大まで積めば反動「小」・リロード「最速」となるのに対し、
王牙砲は同条件で反動「中」止まり、鬼神雷砲については単発自動装填付きで射撃後のリロードに隙が生まれるため、
歩き撃ちの快適さはその中でもトップといっていいだろう。
これらはクラウチングショットで誤魔化せる部分だが、足を止めずに隙のない射撃が可能な点はこのヘビィの確かな強みである。
- 斬裂弾自体はMHR:Sのリリース時のアップデートでダメージを落ちつかせ、部位破壊値を伸ばす方向での調整を受けた。
この状況に加えてウチヌキは新たに竜撃弾を手に入れており、
睡眠弾と組み合わせてあらゆる部位へ肉質無視の大ダメージを与えられる。
斬裂と睡眠竜撃、2つの要素が組み合わさったことにより
非常に高い部位破壊能力を秘めた一丁に仕上がった。- 切断後の装備変更や斬裂弾の補給ができる今作では、以前より気軽に担いでいける。
弾が効きにくく斬撃が通りやすい部位であれば他も同様に破壊を狙えるだろう。
またXXみたいに「ヘビィでやらなくてもいい」という声が聞こえてくるのが辛いところ
- 切断後の装備変更や斬裂弾の補給ができる今作では、以前より気軽に担いでいける。
- 強みはあるもののLV3通常弾など装填できなくなった弾も多く、
サブウェポンとなる貫通弾への適性も控えめと、他の要素だとあまり振るわない点には注意。
斬裂弾についても取り回しの良さの一方で、装填数は3発とそこまで多くないため弾薬節約や装填拡張でのケアが必要。
この部分を考えると上述以外にもライバルになるヘビィは多い。
- これらを踏まえて運用する際は、斬裂弾を主軸にしながら怒濤の斬撃を叩き込んでいきたい。
入れ替え技は、斬裂弾での機動性を殺さず立ち回れて竜撃弾との相性もいい溜め撃ちや自在鉄蟲糸滑走がオススメ。
もう片方の疾替えの書にクラウチングショットや鉄蟲円糸【鈍】をセットすれば、
LV2睡眠弾の急速昏倒、貫通弾による猛攻も仕掛けられる。
個性を研ぎ澄ましたこのヘビィで、思う存分に獲物を斬り刻み撃ち抜きまくろう。
関連項目
モンスター/ショウグンギザミ
モンスター/ショウグンギザミ亜種
モンスター/鎧裂ショウグンギザミ
武器/ギザミ武器
武器/バスタークラブ