MHRiseで登場した、蛮顎竜アンジャナフの素材を用いて作られた火属性の双剣。
目次
概要
性能
MHRise
- 鉱石系から派生してフラムエルクルテIとなり、同IIを経て蛮顎双剣フラムクルテで完成となる。
名前は双剣だが外見は片刃の斧。派生元のトマホークに蛮顎竜の装飾が付いた、順当な強化デザインである。
- 完成したその性能は、
- 属性双剣では単独1位の攻撃力230
- 属性双剣としてはやや低めの火属性18
- ジャナフ武器にしては多少長めの斬れ味青40
- そこまで痛くない会心率-15%
- 嬉しい装飾品スロット、Lv2とLv1が一つずつ
属性値はまだしも斬れ味のフォローは難しく、スキル匠を上限のLv5まで使っても青のままである。
斬れ味の短さからして、業物よりも剛刃研磨に回して60秒以上稼いだ方がいい。
新要素の百竜強化は、自前のものが会心率強化II、属性強化【火】III、痛恨の一撃となっており、
更に派生元の鉱石系から攻撃力強化IIや小型特効も引っ張ってこれる。
属性強化【火】IIIは属性値+8。+8がどこからともなく飛んできて火26に化けるのである。
火弱点のモンスターを安定して相手にできるようになるため、とりあえずこれを付けておけば間違いない。
- 主なライバルはVer.2.0から最終強化を得た双剣リュウノツガイ、Ver.3.0で銘を得た百竜双刃。
前者リュウノツガイは攻撃力200属性値28とやや属性寄りで、斬れ味の青はこちらよりもやや長く、
スキルの重さに目をつむれば匠をLv4まで盛れば斬れ味白も一応可能。
また百竜強化に弱点特効【属性】を備えている点で火属性双剣唯一の個性を持っている。
後者の百竜双刃は百竜強化によって性能が変動するが、
概ね攻撃力205属性値20もしくは攻撃力190属性値30といった性能で、
匠による斬れ味延長の恩恵を非常に大きく受ける。
匠Lv1から白が出せるので、スキルによる性能上昇は大変やりやすい。
両者いずれも強力なライバルでありフラムクルテの立場はやや厳しいように見えるが、
今作は属性よりも物理方面のスキルが盛りやすく伸ばしやすいこと、
両者ともスロットを一切持たないこと、
双剣は匠以外にも何かと欲しいスキルが多い武器種であること、
弱点特効【属性】の適用基準が肉質25以上とやや厳しいことなど、こちらに利する要素も多い。
安定した性能とスロットを活用し、攻撃や見切りなどの欲しいスキルをしこたま盛りつけて暴れ回ろう。
- 火属性の双剣には他にも、新モンスターであるアケノシルムの双剣、暁の双剣シルツァリがある。
これは早めのタイミングで手軽に作れて*1、しかも最後まで使えるレベルの性能というコスパ最高の良品。
攻撃力190属性値25、斬れ味は素青がこちらより短いものの匠ではLv3から白が出るし、装飾品スロットもLv2が一つ。
フラムクルテにとってはこちらも軽視しがたい好敵手。
というより双剣を極めるようなハンターでない限りはこれで全て事足りてしまうくらいである。
- なお火属性派生という系統の双剣もあるが、こちらは早期完成で最終性能では比較にならない。
MHR:S
- マスターランクに進出…したのはいいのだがMR帯まで強化してしまうと百竜強化が剥奪されてしまう。
物理性能はMR相応に上がるが、火属性値は20になるため、百竜強化を属性強化【火】IIIにしていた場合
属性値は大幅に弱化してしまう。 - 最終強化まで進めると蛮炎双剣ロギンクルテ改となる。
その性能は- 火双剣トップの攻撃力340
- 変わらぬ会心率-15%
- 伸びが悪すぎる火属性24
- 斬れ味は劇的に改善され素紫20
- スロットLv2-Lv1
- 百竜装飾品スロットLv2
スロットそのままで器用さも相変わらずだが、やはり悪い意味で目を惹くのは属性値。
なんとRise時代の属性強化【火】III込みの数値より低い。今作の火双剣ではワースト2位。
属性値インフレが起きた今作の、属性重視の双剣において、まさかの上位レベルの属性値である。
- 物理面に関しては本物で、会心率-15%を考慮しても無属性双剣とほとんど変わらない期待値を持つ。
ネックである会心率も今作はフォローが利きやすく、逆に伸びしろと捉えてもいいぐらいである。- 双剣の特性上属性の高さがそのまま戦力につながるのは相変わらずだが、
火属性は弱点だが物理の方が全体的に通りがいいモンスターも相変わらずいる。 - 属性双剣として真っ当に活躍できていたRiseが変だったのだと割り切り、
アンジャナフ武器らしく物理偏重型として正しいポジションに収まったと考えよう。
- 双剣の特性上属性の高さがそのまま戦力につながるのは相変わらずだが、
- 似た斬れ味ゲージ配分の武器に焔刃オルファイアがおり、
後述する研磨術【鋭】と相性が良いという意味でも強力なライバルとなる。- 弱点特効が効くギリギリの45~50の肉質であったり、属性がよく通る部位だと向こうに軍配が上がる。
しかし肉質60を超える非常に脆い部位や、弱点特効【属性】が発動しないラインだとこちらが有利。- ただドスバギィのような物理も属性も良く効く相手だと、オルファイアの方が圧倒的に有利。
後述するファイトオトモの力を借りても、期待値で大差を付けられてしまう。
そのようなシチュエーションでは、素直に相性が悪かったと諦めよう。
…と思っていたらVer.13から錬成枠が大幅に増え、属性強化の最大値が+20という
素晴らしすぎる強化がやってきた。
これによりオルファイアの錬成後のステータスを超えることとなった*2。
- ただドスバギィのような物理も属性も良く効く相手だと、オルファイアの方が圧倒的に有利。
- 素の状態でオルファイアより優れる点として、ファイトオトモとの相性の良さがある。
特に強化太鼓の技(攻撃1.05倍)と強化咆哮の技(会心+30%)が強力で、
攻撃1.05倍は言わずもがな、会心も見切り7弱特3で75%止まりなので効果を大いに受けられる。 - 性質上、麻痺、罠、狩猟生物等を駆使して相手の動きを止め、弱点を集中攻撃するスタイルに向く。
上述のオトモに状態異常武器を持たせたり、罠系のサポートを付けてやるといいだろう。
- 弱点特効が効くギリギリの45~50の肉質であったり、属性がよく通る部位だと向こうに軍配が上がる。
- 研磨術【鋭】適正のある双剣の中では攻撃力トップで、物理1.1倍の補正を最大限受けられる。
そこに属性が入ってくると考えるとこの性能は破格といえる。
そうして無属性双剣は息の根を止められるのである。- 同じ攻撃力の属性双剣に冥淵双刃ルナリヨスがあるが、
鬼激竜珠込みでも紫が長すぎて発動に時間がかかり、研磨術【鋭】には向かない。 - ちなみに錬成で百竜スロットLv2→3に拡張すると、上でも挙げた鬼激竜珠が入る。
研磨術【鋭】と相性抜群で鬼に金棒・・・とはならず、属性Lv4+○○特効の方が期待値は大幅に上。
鬼激竜珠無しでも問題ない長さなので、○○特効のまま使ってあげよう。
- 同じ攻撃力の属性双剣に冥淵双刃ルナリヨスがあるが、
- おまけではあるが、アップデートで武器重ね着が実装され皮ペタも克服。
野蛮そうなこの見た目が好きという人もいるが、気にしていた人にとっては朗報だろう。
逆にいえば、すべての双剣をこの野蛮な手斧にできるようになったということでもある。