武器/フラムエルハスタ

Last-modified: 2024-03-26 (火) 12:54:32

蛮顎竜の熱き牙を用いた銃槍。
獲物を喰らえば喰らうほど、
発する炎は勢いを増していく。
(フラムエルハスタ)

返り血に染まる蛮顎竜の銃槍、
その強化型。その牙は、今なお
獲物を喰らわんと輝いている。
(蛮顎銃槍フラムハスタ)

MHRiseで登場したガンランス。蛮顎竜アンジャナフの素材を用いて作られる。

目次

概要

  • MHWorld時代のブレイズガンランスから武器銘を改めて登場。
    カラフルな紐が何重にも巻かれた、エスニックな意匠が特徴のガンランスであり、
    ようはMHWのジャナフキャノン系(上位段階)と同一の見た目となっている。
    砲撃タイプは放射型から一新し、拡散型となっている。

性能

MHRise

  • 骨銃槍から強化していくことでフラムエルハスタIに派生。
    II、IIIを経て蛮顎銃槍フラムハスタとなる。
    性能はというと、
    • 非常に高い攻撃力230
    • 攻撃力に相応の会心率-15%
    • それなりの火属性24
    • 砲撃タイプは拡散型Lv4
    • 斬れ味は鈍器に向いた緑90追加分はすべて青ゲージ
    • ガンランスには嬉しいレベル2スロットとレベル1スロットが1つずつ
    • 百竜強化は「会心率強化II」「属性強化【火】III」「痛恨の一撃」
      また、骨銃槍から「攻撃力強化II」を引き継げる。
  • 鈍器を付けて物理で殴ってくださいと言わんばかりの性能。
    匠で青を出した方が鈍器よりも物理火力は上になるが、欲しいスキルが多いガンランスに匠と剛刃研磨は重いか。
    手持ちの護石とにらめっこして装備構成を熟慮したいところ。
    • しかし、似たような性能のガンランスとして、ディアブルガルジートが立ちはだかる。
      あちらはこちらよりも上回る攻撃力250に会心率-10%、おまけに防御力ボーナスが+10付いている。
      また匠1~3で青、4,5で白ゲージが出るため、護石などで匠スキルに余裕がある場合は採用される。
      まずは殴れ!がメインの拡散型としては大きな壁となるだろう。
  • 大雑把に言えば、「物理性能を少し落とし、火属性とスロットによる自由度を足したディアブルガルジート」
    と考えて良いだろう。
    特にスロットが空いているのはガンランスにとって大きなアドバンテージである。

MHR:S

蛮顎竜の獰猛さを宿す銃槍。
蛮炎の竜撃砲があらゆる獲物を
一撃のもとに焼き尽くす。
(蛮炎銃槍ロギンハスタ)

  • 今作のMRアンジャナフの登場はMR★2とかなり早く、
    一つ前のランクで水属性かつ通常型砲撃レベル6を引っ提げて現れたあの蟹が登場するので、
    素材集め自体は比較的容易。
    MR武器となった蛮顎銃槍フラムハスタ改の性能は以下の通り。
    • 同ランク時点では頭一つ抜けた攻撃力280
    • やや足を引っ張る会心率-15%
    • 依然低めの火属性26
    • ガンランスとしてはやや厳しい青ゲージ30、匠レベル3から白ゲージ
    • 順当に成長した拡散型砲撃レベル5
    • あって嬉しいスロットLv2×1、Lv1×1
    • 各種特効が発動できる百竜装飾品スロットLv2
    性能としてはアンジャナフ武器らしい物理を重視した火属性ガンランスという所。
    MRに突入した直後に伝授してもらえる爆杭砲は拡散型であり高めの物理性能を持つこの武器と好相性。
    斬れ味の補強さえ出来れば蟹ガンスと並んでMR攻略の頼れる一本と……なるはずだった。
    あの夏野菜さえいなければ……
  • MR攻略中の出番を悉く奪ったのは、他でもないあの拡散型のマスコット代表格こと大砲モロコシ改
    あちらはこちらに並ぶ攻撃力270に会心率0%、斬れ味ゲージ青40、そして拡散型砲撃レベル6を誇る破壊兵器。
    オマケにあちらはMR★1緊急であるビシュテンゴ亜種を狩猟後、
    絶品タケノコを納品するサブ依頼を達成すれば強化が解放されるというお手軽さである。
    物理、斬れ味、砲撃性能、製作難易度のどれを取ってもモロコシに軍配が上がり、
    わざわざアンジャナフと連戦してこちらを作るメリットがない。
    • じゃあもう一段階強化すれば!と思いきや、
      そこに映るのは蛮顎竜の天鱗と轟竜の重牙(MR★4)というあまりにも厳しい文字。
      かくして、モロコシと麦わら帽子を担いだガンランサー達からは★
      ジャナフガンスの存在をすっかり忘れ去られてしまったのであった…

    そんなジャナフガンスに転機が訪れるのはMR解放後しばらく経った頃の事である。
  • MR解放後、EX★3のモンスターから入手できる傀異化した鱗を使って蛮炎銃槍ロギンハスタ改へ強化可能に。
    傀異化した鱗はアンジャナフはもちろん、
    トビカガチ、リオレイア、プケプケからも共通して入手出来る為得意な相手を選べばOK。
    ではその肝心な性能はと言うと…
    • 物理特化武器並みの攻撃力350
    • 相変わらずの会心率-15%
    • 少しは改善された火属性30
    • 突然現れた紫ゲージ10、しかも匠で延長可能
    • 爆杭砲を使う事を考えれば十分な拡散型砲撃レベル7
    • 変わらないがやっぱり嬉しいスロットLv2×1、Lv1×1
    • こちらも変わらず百竜装飾品スロットLv2
    ストーリー中のあんまりな扱いを払拭する大躍進を果たしたのであった。
    非常に高い攻撃力に素の紫ゲージが付いた結果、マイナス会心を入れても素の物理期待値は全ガンランストップタイ
    ここまで来ると物理特化ガンランスに火属性30が上乗せされていると言った方が正しい。
    紫ゲージも僅か10しか無いが、剛刃研磨の存在を考えれば匠にスキル枠を一切割かなくても良いという事であり、
    自身のスロットも含めて非常に柔軟なスキル構成が可能に。
    砲撃レベルが最大ではない7であるのが非常に惜しいが、幸いな事に拡散型はレベル7と8の威力差が小さめであり、
    爆杭砲による攻撃力バフを目的とするのであれば気にしなくても良いレベルである。
    • まとめると、属性武器でありながら殴り特化武器としてトップ争いに食い込める晩成型の一本が当武器である。
      火属性弱点の相手はもちろん、肉質の柔らかい相手に蛮顎竜の如き強烈な一撃を叩き込んでやろう。
  • 度重なるバージョンアップが行われたVer.14環境においては追い風は吹いているが明確なライバルが現れた、という状況。
    • 追い風となる要素は傀異錬成による砲撃レベルの強化、ヘイルカッターの翔蟲消費が2→1に変更、
      ガンランスと相性の良い新スキル煽衛風纏粉塵纏の登場。
      いずれも殴り性能の高い拡散型である当武器の性能に噛み合い、ガードリロードを織り交ぜたチクボン運用や、
      高威力のヘイルカッターを連発する殴り運用をさらに強化してくれる。
      • 傀異スロット拡張によるボーナスも強烈。
        属性値が最大+21される事で不足気味だった属性火力を引き上げられ(属性強化Lv7で更に+32)、
        紫ゲージが更に伸びた事でガードエッジでの維持がしやすくなり、
        攻撃力が最大+15されるのもこの武器の本領と言える物理火力を更に伸ばしてくれる。
        攻めの守勢スキルを積めば常に紫ゲージの恩恵を得つつ、持ち味である物理火力で大暴れできるだろう。
        しかも斬れ味も伸びるため、本武器の弱点だった紫ゲージの短さもある程度改善できる。
    • 一方で競合となるライバルも現れた。
      火属性の拡散型では傀異錬成による底上げが必要だが、
      圧倒的な長さの紫ゲージと武器スロット数でそれを補う破邪之灯槍イヅナトウカが登場。
      また拡散型の殴り特化と見た場合、Ver.14で実装された傀異スロット拡張ボーナスの恩恵を最大限に受けられる
      バゼルプライドも強力なライバルとなる。拡散型でもトップの物理性能に加え、
      蓄積時攻撃強化で殴り性能を更に引き上げてくる。
      こちらは高いレベルで性能がまとまっているため、やはり従来通り火も物理も通る相手に担いでいきたい。

余談

  • サンブレイクでの最終強化型である「蛮炎銃槍ロギンハスタ」の説明文では
    『蛮炎の竜撃砲があらゆる獲物を一撃のもとに焼き尽くす。』といわれているのだが、
    念の為言っておくとこの銃槍は拡散型なので竜撃砲が特別強いというわけでもない
    下位段階から説明文を辿っていくと、
    アピールポイントが(武器に宿った)火属性→牙(をあしらった穂先)と移り変わっているので
    今度は砲撃をアピールしよう……というのは理解できるのだが、
    なぜ竜撃砲を持ち上げる方向性になったのかは不明。
    仮に拡散型ならではの単発砲撃の強さを持ち上げようとしても
    素で砲撃Lv7なので錬成してあげないと微妙というのは秘密である。

関連項目

モンスター/アンジャナフ
武器/ジャナフ武器