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添付フルフルの口を模った面妖な
雷属性の剣斧。斧の先端部には
様々な刃物が身を潜めている。
(フルフルツール)
強化されたフルフルの剣斧。
斬撃はまるでフルフルの接吻の
如く、恐怖と衝撃を刻み込む。
(フルシャルマキス)
その恐ろしい刃に喰らいつかれ
たら最後。絶命するまで逃れ
られず闇へ引きずり込まれる。
(フルマーク)
MHRiseで登場したフルフルのスラッシュアックス。
目次
概要 
- MH4(G)、MHX(X)とそれなりの期間、スラッシュアックスとフルフルは共演してきたが、
三度共演したMHRiseにて遂にフルフルのスラッシュアックスが登場した。
- フルフル武器の例に漏れず特徴的なデザインをしている。
斧モードではその名の通り斧刃がツールナイフのようになっており、
ハサミや包丁、ノコギリのような多種多様な刃が突き出している。
剣モードに変形するとこれらは全て収納され、無骨で大きな刃が出てくる。
この時、本体にある牙と剣刃の背にある牙、そして僅かな湾曲によって
フルフルの口のようになるという凝ったデザインである。
スラッシュアックスである以上、基本的には斧刃も含めて剣を形作っている為、
斧刃が完全に隠れるデザインは数ある剣斧の中でも異彩を放っている。
性能
MHRise
- 今作のフルフルは里★3で戦えるため、最も早期に入手可能な雷属性武器になる。
生産段階のフルフルツールIの性能は以下の通り。- 攻撃力80
- 雷属性23
- 斬れ味は緑40
- 強属性ビン
- 百竜スキルは「攻撃力強化II」「属性強化【雷】I」「雷やられ特効」
- 下位武器の中でも攻撃力は低めだが、属性値は他の追随を許さない。
トビカガチの素材を使用してフルフルツールIIに強化すれば攻撃力100、雷属性26になる。
強属性ビンとのシナジーもあり、優秀な雷属性武器として活躍できるだろう。
- そして上位、アルビノの霜降りなどレア素材を使ってフルシャルマキスに強化される。
その性能は以下の通り。- 攻撃力140
- 雷属性32
- 斬れ味は青30
- スロットはLv1が2つ
- 強属性ビン
- 百竜スキルは「攻撃力強化IV」「属性強化【雷】II」「雷やられ特効」
- 必要になる素材はフルフルのもののみで、フルフルも上位★4で出てくるので最終強化は早い。
攻撃力は低いが、高い属性値と強属性ビンで雷弱点の相手には変わらず有利。
上位終盤になると強撃ビンながら同値の属性値を持つジンオウガの王牙剣斧【裂雷】や、
強属性ビンで攻撃力も属性値も上回られているかんなりの神剣斧Iが台頭してくるので、
これらの武器が揃ってくるとお役御免になってしまうだろう。- 外見が気に入っているのであれば、百竜剣斧の外装にしても良い。
MHR:S
- マスターランクにてフルフルが登場することもあって本武器にも強化が追加。
フルフル自体はMR2からの狩猟なので、かなり早いタイミングで強化に着手できる。
最初の強化段階である「フルシャルマキス改」の性能は、- MR2序盤としてはそこそこだが元から見れば超強化の攻撃力260
- 雷46とこちらも大幅強化
- 青ゲージ70と一気に伸び、匠2から白ゲージも出る
- スロットはLv2が1つ、Lv1が1つとこちらも強化
- 百竜装飾品スロットはLv3
そしてフルフルがMR2に出てくるのでここで強化は打ち止め……なんてことはなく、
何故かイソネミクニ亜種の髪ヒレやお馴染み特選アルビノを使い「フルマーク」へと強化ができる。
攻撃力が290＆素白ゲージ(20だが)と物理性能が大きく引き上げられたが雷は48と微増に留まり、
この武器が作れる段階からもう少し進むとジンオウガの王牙剣斧【裂雷】改や、
まさかの強撃ビンに鞍替えしたライゼクスのハイ=ライジャードといった強豪が出てくるが、
同じタイミングで解禁される変撃竜珠【3】によってビン変形攻撃強化を付与できるという点で差別化可能。
頑張ればラスボス戦でも使えないことはない。
- MR20にてついに最終強化「フルマーク改」となる。
- 攻撃力は330と大幅強化
- 雷55とこちらも強化
- 白ゲージも素で50、匠3から紫ゲージ
- 武器スロットLv2がLv3に強化
- それ以外はフルマークから据え置き
- 本作でも雷属性剣斧は強豪モンスターが凌ぎを削っており、
属性値を活かした運用においては雷属性74の強属性ビン剣斧である、
神成・雷禍白業が壁として立ちはだかる。
だがあちらは武器スロもLv3百竜スロットもない(Lv2なので各種特効スキルを付ける運用はできる)ので、
フルマーク改は雷属性攻撃強化をLv5にしやすいこと、ビン変形強化や弱点特効【属性】で差別化してやろう。
- Ver.11.0から登場した傀異錬成の恩恵が如実に表れる武器でもある。
雷禍白業をフルに活かしたい場合は錬成で百竜スロットをLv3にする必要が出てくるため、
盛れるステータスにはどうしても制約がでてくる。
対してこちらはその全スロットを属性値強化に回せるので、
Ver.14時点における最終スペックは攻撃力345、雷100、匠2から紫ゲージでスロが2余る
(なので攻撃力は350にできる)状態となる。
雷禍白業は攻撃力325、雷107、素紫10なので匠Lv2が用意出来れば攻撃力は圧倒的に勝り、雷属性も僅差に留まる。
武器スロットの面でこちらは優秀なのでゲージ差を補うこと自体は難しくはなく、
言うなれば鍛えれば鍛えるほど強くなってくれるツールナイフ…もとい剣斧であると言ってよいだろう。
- Ver.15では更に拡張ボーナスが強化されたので、
最終的に匠1(つまり武器スロットに匠珠を放り込むだけ)で紫ゲージが生えるようになった。
属性値も最終的に108まで伸び、雷禍白業が実質112となるので差は更に縮まった。
ただし、雷属性は炎鱗の恩恵のように手軽に属性値を1.1倍する装飾品がなく、
雷弱点モンスターは多くの場合火属性を第二弱点として有しているため、
狙う部位によっては火の魔物にやられてしまう。
本作の雷属性武器全般に言える話だが、環境が煮詰まってきたことで厳しい局面に置かれてきている。- 雷属性の強化については一応、風雷合一を持つ防具を2～3部位付けてやれば対応できないことはない。
防具が縛られる以上狂化奮闘天衣無崩型は無理だが、龍気変換型ならVer.15で実質防具縛りはなくなったので、
スロットが豊富かつ相性の良いプライマルシリーズ辺りと組み合わせてみるのも面白い。
風雷合一Lv2でいいなら、しまきの頭と腰、なるかみの頭辺りが
スラアクにとって無駄になりにくいスキルで構成されており、
最後の属性追い込みとなる血氣覚醒Lv3との併用もできる。
かなり良質な龍気変換(か激昂)の護石を引き当てる手間はあれど、
他武器種よりはまだ現実的に雷特化ビルドを組めるだろう。
雷禍白業と違い匠を出してもLv1スロがまだあるのでそちらも活用したい。
- 雷弱点モンスターは高EXだと傀異克服クシャルダオラぐらいしかいないが、
特別討究クエストのやり込みをするなら比較的相対する機会も多くなる。
前述の通り5程度の差しかないと風雷合一無しでは火の魔物に負ける可能性があるが。
- 雷属性の強化については一応、風雷合一を持つ防具を2～3部位付けてやれば対応できないことはない。
余談
- 2021年3月9日のモンスターハンターライズ デジタルライブイベント
の百竜夜行の実機紹介映像に本武器が映っており、
その特徴的形状からフルフルのスラッシュアックス実装は発売前から知られていた。
