武器/ブレイズホルン

Last-modified: 2024-03-30 (土) 20:41:12

MHWで初登場した蛮顎竜アンジャナフの狩猟笛。
本項では雷顎竜アンジャナフ亜種の素材を用いて作製される武器も扱う。

目次

概要

  • 蛮顎竜の素材を使うことでボーンホルンから派生強化可能。
    殴打部分に蛮顎竜の下顎を組み込ませ、柄部分に羽毛と皮をあしらったワイルドな見た目をしている。
  • 上位素材で強化することにより、土台部分がボーンホルンからソニックビードローに変化。
    音色も虫の羽音のような繊細なものになる。アンジャナフのイメージとあまり合っていないような…
  • さらにマスターランク素材で強化することで
    土台部分がマッドボーンホルンと同じ竜骨となり、一転して雄雄しくなる。
    アンジャナフの下顎と竜骨の上顎が向き合い中々に秀逸なデザインとなった。
    • 亜種である雷顎竜の笛にも派生強化できるようになった。こちらも土台部分はマッドボーンホルン。

性能

ブレイズホルン

アンジャナフの狩猟笛。
灼熱の吐息を浴びて強度を増した毛皮を巻き付け、補強を施した。
(ブレイズホルン)

間合いに入った者全てを焼き払う灼熱の旋律が獲物へと襲いかかる。
(ジャナフバローネ)

MHWorld

  • 最終強化はジャナフバローネIII
    • 高い攻撃力882
    • 火属性450
    • ジャナフ武器らしい会心率-20%
    • 斬れ味は短い青20延長でも白ゲージは出ない
    • スロットなし
  • 音色はアンジャナフの印象に反して防御寄りでとなっており、
    体力回復スタミナ消費軽減防御力UP風圧無効、を演奏可能。
    白ゲージが出ないのは痛いが、攻撃力は寂滅の一節に並び狩猟笛2位
    属性値も高いので素の殴り性能はかなりのものである。
    しかしながら、攻撃力UP旋律を持たないため最終的な攻撃力は控えめになってしまう。

MHW:I

捉えた獲物を必ず仕留めんと滾る、
烈火の如き執念が旋律に宿る。
(蛮顎竜ノ鼻唄)

  • MHW:Iではマスターランク素材で強化することで蛮顎竜ノ鼻唄という銘を得る。
    ベースがマッドボーンホルンになったために、武器銘の如く鼻唄を歌っているような演奏音を奏でる。
    ふんふんふーん♪ ふんふんふーん♪
  • 最終強化の蛮顎竜ノ鼻唄IIの性能は
    • そこそこの攻撃力1134
    • 非常に高い火属性600
    • 相変わらず会心率-20%
    • 斬れ味は延びたが青80止まり、匠1から白ゲージが出るが紫にはならず。
    • 音色は変化なくのまま。
    • スロットなし
  • 攻撃力は並程度で斬れ味が青のまま、
    なにより攻撃力UPの旋律を演奏できないため火力を引き出すことは難しい。
    会心率マイナスも達人芸環境においては不遇要素。
  • 反面、火属性値は圧倒的であり文句なしの狩猟笛トップ。
    シリーズスキル、カスタム強化、パーツ強化により属性を強化し
    響音攻撃を多用していくことで、なかなかの活躍をしてくれるだろう。
  • 旋律効果によりスタミナ消費軽減や風圧無効を得られるので、それらが必要な仲間やモンスターに担いでいきたい…
    と思いきや、同じく火属性のライバル、ゴルトリコーダーも同じ旋律を演奏可能。
    あちらの攻撃力は同値、属性値420、素で白ゲージで匠により紫も出現、高い会心率25%、スロット2が1つ、
    と属性値以外は完全に上位互換となってしまっている。
    • こちらを活かすには高めの匠、会心スキル、属性強化など必要とするスキルが多くなってしまうのも向かい風。
  • なお、蛮顎竜ノ鼻歌Iは直接生産が可能。
    上位で鬼のように要求された鋭牙をショートカット可能なため、新規に作るならばこちらがおすすめ。

ホーン=ジャナール

アンジャナフ亜種の狩猟笛。
暴走するの力を抑え込んでいるため制御は難しいが、破壊力は絶大。
(ホーン=ジャナール)

MHW:I

  • 蛮顎竜ノ鼻歌Ⅰから派生する形でホーン=ジャナールが誕生。
    最終強化ホーン=ジャナールIIの性能は
    • 低めの攻撃力1050
    • そこそこの雷属性330
    • プラスに転じた会心率20%
    • 斬れ味は青80匠1から白。蛮顎竜ノ鼻歌と全く同じである。
    • 音色はに変化
    • スロットはLv1が1つ
  • 素の攻撃力こそ低いものの、音色が変わったことで攻撃力UP【大】の旋律が演奏可能になった。
    高い会心率も見切りスキルを気軽にフル搭載できない攻略途中ではかなりの魅力である。
    MR序盤から活躍できるの音色の笛は
    鉄武器のスフォルツァンドやドドガマルのガマルコーラスなどがある。
    さらにMR中盤からは優等生的なステータスを持つアイスシュピールが作成できるなど、
    音色のライバルは非常に多いが、幸いにも属性が違うため住み分けはできている。
  • 高会心率と匠必須の斬れ味を持つため、専用の防具を組んであげると輝ける武器であるといえる。
    さすがに赤龍武器が出てくるとステータス的には力不足気味になってくるものの、
    後述の通り面白い音色を持つため重ね着という形で再会するのもいいだろう。

フラムエルコルヌ

蛮顎竜の高ぶりが内在する笛。
己を燃やして発せられる音色は聴く者の心を滾らせる。
(フラムエルコルヌ)

強化された蛮顎竜の狩猟笛、
聞き者のを、燃え盛るの如く、熱く激しく煽り立てる。
(蛮顎笛フラムコルヌ)

MHRise

  • 今作で装いを新たに登場したアンジャナフ素材の狩猟笛。
    見た目はメタルバグパイプにアンジャナフの皮を貼り付けた感じ。
    メタルバグパイプのツリーからは直接派生できず、間にプケプケ素材のヒルバーバグパイプを挟む。
  • 登場は上位からで、直接生産のほかヒルバーバグパイプIIから派生強化も可能。
  • 初期の銘はフラムエルコルヌIで、この時点でも攻撃力は高めの190をキープ。
    そこにヤツカダキ素材を投入してフラムエルコルヌIIとなり、
    最後に古龍骨と蛮顎竜の宝玉を使って最終形態の蛮顎笛フラムコルヌとなる。
    素材の都合上、最終強化できるのはラスボスを下した後になる。
  • 蛮顎笛フラムコルヌの性能は以下の通り。
    • 高い攻撃力210
    • そこそこの火属性22
    • ちょっと痛い会心率-15%
    • 短いが素で青ゲージ
    • Lv2とLv1のスロットを一つずつ持ち拡張性にも富む
    • 旋律
      • スタミナ回復速度UP
      • 体力回復【小】
      • 攻撃力UP
    • 百竜強化
      • 会心率強化II
      • 属性強化【火】III
      • 痛恨の一撃
    総じて、高い攻撃性能とサポート性能を両立した優等生。
    斬れ味と会心率は気になるが、それ以外はそつなくまとまった一振りとなっている。
  • 百竜強化はいずれも攻撃に関わる内容。
    また、ヒルバーバグパイプから引き継ぐ場合は攻撃力強化IIIという選択肢も浮上してくる。

MHR:S

蛮顎竜猛炎を宿した狩猟笛。
反骨的な旋律は、聴く者の魂に蛮炎を刻み、熱き闘争に誘う。
(蛮炎笛ロギンコルヌ)

  • 当然MR帯にも進出。デザインは最後までバグパイプのままである。
    MR★2以降アンジャナフ素材で蛮顎笛フラムコルヌ改に強化でき、
    攻撃力260、火属性24となる。
    さらにMR★6以降ティガレックス素材で蛮炎笛ロギンコルヌに強化可能。
    攻撃力310、火属性27、匠1から白ゲージと、この時点では高い物理性能を持つ頼れる一本だが、
    蛮顎竜の天鱗も要求されるために製作難度は高め。
    天鱗は優秀なジャナフX装備の腰にも要求されるのがやや痛い。
  • EX★3以降に傀異化した鱗を入手すれば最終強化できる。
    蛮炎笛ロギンコルヌ改の性能は以下の通り。
    • かなり高い攻撃力330
    • 火属性笛7本中4位の火属性30
    • 上位から据え置きの会心率-15%
    • Lv2とLv1のスロットを一つずつ。MRではスロットが増えるものも多いがこれは据え置き。
    • 百竜装飾品スロットはLv2
    • かなり短いが素で紫10。白ゲージも短め。
    • 旋律は上位から据え置きで
      • スタミナ回復速度UP
      • 体力回復【小】
      • 攻撃力UP
    高い攻撃力と攻撃力UP旋律、まずまずの属性値と演奏しやすい赤旋律での回復旋律を兼ね備える優秀な狩猟笛。
    素で攻撃力UPを奏でられるために共鳴音珠を置く手間いらずなのも使い勝手が良い。
  • 火属性で攻撃力UPを奏でられるのはこの武器のみであったが、
    第二弾アップデートでカクトスゼーレ破邪之鈴イナリノカミが登場している。
    攻撃力UPのほかに独自性の高い有用な旋律を持つが、どちらも低攻撃力高会心率の武器であるため、
    方向性がまるっきり異なるこちらと直接競合することは少ないだろう。
  • 属性を抜きにしても「攻撃力UP旋律」「紫ゲージ」を兼ね備える狩猟笛の中では同率一位の攻撃力を持ち、
    その中でも素で紫ゲージなのはこれと轟鼓【大虎鐘】改しかない。
    当然ここに火属性が乗り、会心率も5%高く、スロットもこちらの方が多く空いていることを考えると、
    単純な殴り性能ではこちらがトップになる。ただし、あちらには高周衝撃波があるので五分か。
    そのため、弱点が柔らかく火属性が少しでも通ってしまう相手であれば担いでいける性能になっている。
    流石に物理肉質が硬く属性にべらぼうに弱い相手であれば属性特化笛に分があるが、
    ロギンコルヌ改自体がそこそこの火属性値を持つことに加え、
    火属性の属性特化笛は他属性と比較してそこまで高くないこともあり、
    多少の不利は圧倒的な物理火力で補えてしまうことも多い。
    そのため、汎用性という面では無属性武器を差し置いてかなり高いものとなっている。
  • 素の斬れ味が短いのが弱点らしい弱点。今作の狩猟笛は手数が多いので白ゲージまで含めてもすぐ消費してしまう。
    匠や業物を積んで火力を存分に活かせるようにしてあげれば大暴れしてくれるだろう。
    研磨術【鋭】剛刃研磨との組み合わせも面白い。

余談

  • ジャナフバローネのバローネとは、イタリア語で男爵を意味するBaroneからだろうか。
    パオウルムー狩猟笛のウルムーバローネにもこの名が使われている。
  • ブレイズホルン~ジャナフバローネ~蛮顎竜ノ鼻歌では
    ベースとなった骨武器の音に加えて蛮顎竜の皮装飾が備える演奏音が奏でられるのだが、
    その内容は「ゴォー」というくぐもった音に加えて素朴な笛の音が鳴り響くもの。
    荒々しいアンジャナフのイメージとはあまり一致しない素朴さである。
    この演奏音はなぜか音量がかなり小さいために人によっては気づかれないという地味なもの。
    この自己主張の弱さ、本当にアンジャナフの笛なのだろうか。
  • ホーン=ジャナールの皮装飾が持つ演奏音は一転して目立つものになっている。
    その音はテンポのよい尺八の音色。ここにきてまさかの和製管楽器である。
    太刀やユクモノ重ね着のプレイヤーと一緒に狩りに行けば気分はまさに時代劇。
    演奏パターンによって奏でる音色もガラッと変わり、3種いずれも和風スタイリッシュ。
    もちろん音量も聞こえやすい大きさ!
    アンジャナフ亜種のイメージとは違う異色さだが、
    音色自体は面白いものなので知る人ぞ知る人気サウンドとなっている。
  • MHW:Iのβテスト版でも「蛮顎竜ノ鼻唄」が登場した。
    なんと音色がに変更されており、攻撃力UPの旋律を獲得。
    さらに新要素である 響周波【打】により、アンジャナフらしく攻め立てる武器という印象になっていた。
    • これはβ版限定の音色変更であったため、結局はジャナフバローネから音色が変わることはなかった。
      火属性で紫赤緑の音色を持った狩猟笛のポジションは灼炎のフランアニマーが受け継ぐこととなる。
      • なお、ラドバルキンの狩猟笛もMHWのβテスト限定で白赤青の音色で登場したことがある。
  • Riseのフラムコルヌという銘の由来はフランス語、またはイタリア語の であると推測される。
    直訳すると「炎の角」または「炎の角笛」ということになるのだろう。
    しかし、フラムコルヌはバグパイプベースなので角笛要素は皆無である。
    MHW時代のアンジャナフ笛にこそ相応しい名前だったのではなかろうか…
  • 蛮顎笛フラムコルヌのフレーバーテキストには「聞き者の魂を~」というくだりがあるが、
    日本語として意味が通らないため、「聞きし者」や「聞く者」を誤植した可能性がある。
    ついでに言うと強化前のテキストでは「聴く」なので統一すべきであるし、
    「蛮顎竜の狩猟笛」の後に句点(。)でなく読点(、)が置かれるのもちょっとおかしい。
  • フラムエルコルヌの演奏音は、かつてのように皮ペタでサウンドが追加されたりはせず
    World時代のメタルバグパイプ系列と全く同じである。
    しかし、演奏時にランダムで3種類の音が流れるようになっており、
    それぞれがWorld時代のR演奏、R+△演奏、R+〇演奏に対応している。
    派生元のメタルバグパイプではR演奏1種のみしか流れなかったため、
    皮ペタながらもサウンド面では個性が強まるという意外な要素をもらっている。
    なお、皮ペタ仲間のヒルバーバグパイプも同じ要素を持つ。

関連項目

モンスター/アンジャナフ
モンスター/アンジャナフ亜種
武器/ジャナフ武器