武器/プリンセスバースト

Last-modified: 2024-02-19 (月) 15:51:39

MHP3にて登場したリオレイアのガンランス。
本項では二つ名持ちモンスターである紫毒姫リオレイアの武器も扱う。

目次

概要

  • ガンランスが登場して以来、リオレウスのガンランスは存在したもののリオレイアのものは無かった。
    MHP3にてついにプリンセスバーストが登場し、夫婦で揃い踏みすることとなる。
  • プリンセスバーストから見た目が変わるまでは放射型である作品もあるが、
    リオレイア亜種、またはリオレイア希少種の素材を使用した後は通常型になる点、
    最終的に砲撃レベルが最高クラスになる点は登場する殆どの作品で共通している。
    そのため、通常型ガンランスの代表格として扱われることも多い。

性能

MHP3

  • プリンセスバーストの最終強化で煌銃槍イシュタルになる。
    銀火竜素材がベースのガンランス、ガンチャリオットに遅れること4年弱。
    ようやく日の目を見ることとなった、シリーズ初の金火竜素材がベースのガンランスである。
    ガンチャリオットと同じく、ユクモノ銃槍の最終形態の一つでもある。
  • 高い毒属性を持ち、攻撃力も悪くなく、スロットも一つ付いている。
    そして何より金色に輝く秀逸なデザインが特徴。流石に素材元がリオレイア希少種だけのことはある。
    レア度7だけあって素材集めは大変だが、性能は高い。
  • 今作は毒の仕様の関係で近接毒武器は全体的にやや不遇だが、
    この武器は毒以外の性能も比較的優れているので高めの評価を得ていた。
  • 砲撃は通常型LV3。雌火竜素材で作られたプリンセスバーストは放射型だが、
    金火竜素材を使いクイーンバーストに強化した時点で通常型に変化し、砲撃音も変化する。
    通常型のガンランスが強化の際に放射型や拡散型に変わる例は多いが、
    逆のパターンというのはとても珍しいことである。
    MHP3ではフルバーストの影響によって通常型の需要も高まっており、可能性は大きく広がっている。

MH3G

  • 今作ではリオレイア希少種の素材を使用する前からすでに通常型となっている。
    最終強化でMHP3と同じく煌銃槍イシュタルになる。
    ポジションがエンデ・デアヴェルトとの対になっており(レア度は10)、製作難度が非常に上がった。
    MH3Gにおいて希少種はラギアクルスを除いて全て塔にしか出没しない上、
    雌火竜の天鱗を2つ要するのでおいそれと作れるものではない。
    また、強化前のクイーンバーストは直接生産することも可能だが、
    こちらにも雌火竜の天鱗を2つ使用するため、
    プリンセスバーストから強化していくことをオススメする(それでも天鱗を1つ使用するが)。
  • それだけに火力も非常に高く、砲撃は最高の通常型LV5なので、
    通常型メイン、ないしフルバースト好きなら作って損のない一本。
    スロットも2つになっており、自由度が上昇。
    毒属性は450と非常に高く、今作では蓄積の仕様がMH3までのシステムに戻されたこともあり、
    毒に弱いモンスターなら討伐するまで延々と毒状態にすることも可能。
  • 毒銃槍は今回ナルガ希少種の七星銃槍【玉衝】も存在する。
    毒効果やスロット数をとるならイシュタル、紫ゲージの長さと砲撃の威力をとるなら玉衝となるが、
    最終的には自分のプレイスタイルに合ったものを作るのが良いだろう。
  • ガンランスは砲撃関係も評価に含まれるので所謂「」から外されることもあるが、
    総合スペックでは3Gガンランスでもトップクラスであると言い切れる。
    バランス型の毒属性武器としては更に一歩上の性能にスロット2、匠でゲージも理想的と
    基本性能は非の打ち所がない。天鱗を多く使用する価値に見合っている。
    これで拡散だったら洒落にならない性能だったので、玉衝とうまく差別化できていると言えるだろう。

MH4

  • 今作ではクイーンバーストが最終強化となる。
    ガンランス全体から見ても高い攻撃力414と毒属性350をもち、
    突きメインの運用をサポートする通常型Lv3と高水準。
    ただし、持ち前のスロットは全て没収され、匠で出る白ゲージも30と少し控えめとなった。
    • 強化前のオルトリンデは素で緑ゲージかつ匠でも短い青と
      少々使いづらい。そのためHR7まではゲリョス武器のビッグスラッガーに軍配が上がる。
  • また、発掘武器でも「プリンセスバースト」が登場。
    金属質な見た目と様々なカラーリング変更は相性がよく、非常に美しい一品。
    黄色のもの、およびその発光バージョンも存在する。
    イシュタルの代わりに使ってみるのも一興だろう。

MH4G

  • G級追加に伴ってリオレイア希少種が復活し、さらなる強化先が追加。
    最終強化はいつものように煌銃槍イシュタル……ではない
    実は、イシュタルの先に新しく強化先が追加されたのである。
    クイーンバーストからイシュタルへの強化も、雌火竜のG級素材で行う。
    • ここからG級金火竜の素材を投入し煌銃槍アスタルテ→煌竜銃槍ティアマトへと強化することとなる。
      エピソードクエストの配信に伴い、このガンランスも最終強化できるようになった。
  • 気になるティアマトの性能だが
    • そこそこの攻撃力621。
    • 高めの毒属性450。
    • 十分な量の紫ゲージ。
    • 砲撃は通常型で、素晴らしいことに砲撃Lv5。
    • そして贅沢にもほどがあるスロット2。
    と、スキのない性能に仕上がっている。
    オオナズチのガンランス、ベナムデパルファンの物理型性能にも引けを取らない攻撃力を誇る。
    ただし相手は放射型なのでそこで使い分けよう。
    ゲリョスのガンランス、トリプルクラウンは、物理性能では両者に遠く及ばないが、
    クシャルダオラなどの毒にすることに意味がある相手にはこちらより有効。
    つまり、この武器の特長は平均して高い性能、汎用性であるといえる。
    なお、アスタルテからは盾の周囲の棘が長くなり、レイア種特有の翼膜模様が施されるほか、
    槍身も先端部から後方に伸びる棘が追加され、より豪華なデザインとなった。

MHX

  • プリンセスバーストLv3からの派生でクイーンバーストとなり、最終強化で煌銃槍イシュタルの完成となる。
    また、プリンセスバーストをそのまま強化させることもでき、そちらだとオルトリンデになる。
    そして二つ名個体紫毒姫リオレイア素材を用いたレギーナバーストも追加され、オルトリンデロゼがその最終形となる。
  • 3丁の性能は以下の通り。
    最終強化名攻撃力属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠+2)備考強化数
    オルトリンデ200毒:240%放射3○‐‐青20(白20)緑長LV5
    煌銃槍イシュタル190毒:320%通常3‐‐‐青40(白30)-LV3
    オルトリンデロゼ190毒:3810%拡散3‐‐‐青60(白40)狩技上昇LV10
     
  • どれも砲撃タイプが違っているので3丁内での差別化は容易い。
    が、他の毒ガンスに目を向けるとイシュタルとオルトリンデにはライバルがいた。
    • イシュタルの方はゲリョスガンスのビッグスラッガー
      あちらは毒ガンス最高の毒50を誇るだけでなく、今作ではありがたいスロット2も持つ。
      そして仕方ないことだが作製難易度の容易さもある。
      こちらの差別点は、匠で白が出る事とバランスの良さと見た目があるか。
    • オルトリンデの方は隻眼イャンガルルガの隻眼帝のサンセントウ
      オオナズチのベナムデトワレ
      サンセントウは毒34、優秀な斬れ味、二つ名武器固有の狩技ゲージ上昇と厳しい戦いとなる。
      ベナムデトワレは毒ガンス最大の攻撃力210、毒28、こちらと同じスロット1と、
      やはりこちらの一段上をいく性能であるが、砲撃LVが2であるという短所を抱えている。
      オルトリンデの差別化点としては、製作難易度と緑ゲージの長さによる鈍器運用が挙げられるか。

MHXX

  • 3本ともG級強化先を得ている。
    オルトリンデは更に3回の強化を経てハイオルトリンデとなり、
    イシュタルは2回の強化で煌銃槍アナイティスという新たな銘を得る。
    そしてオルトリンデロゼは更なる5回の強化の果てにオルトリンデエピネに銘を変える。
  • それぞれの究極強化時の性能は以下の通り。
    究極強化名攻撃力属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠+2)追加効果
    ハイオルトリンデ310毒:280%放射4○○‐白20(紫30)
    煌銃槍アナイティス300毒:390%通常4○‐‐白30(紫30)
    オルトリンデエピネ300毒:4410%拡散4‐‐‐白10,紫20
    (紫70)
    狩技ゲージ蓄積強化
  • いずれも状態異常武器としては標準的な攻撃力と必要十分な属性値、そして斬れ味を持ち、
    やはり今作でも隙の少ない業物に仕上がっている。
    いずれも砲撃LVが4止まりとなってしまっているが、MHXXでは究極強化でも砲撃LVは4止まりのものが多いので、
    相対的にこれが大きなデメリットになることはない。
  • そして今作ではネルスキュラの復活により、前作ではライバルのいなかった紫毒姫ガンスにもライバルが登場している。
    それぞれのライバルと比較してみると、
    • まずは通常種武器のハイオルトリンデ。ライバルとなるのは前作と同じく隻眼武器とナズチ武器の2本となる。
      隻眼武器の隻眼三尖刀【災】には物理期待値こそ僅かに勝っているものの、
      属性値と斬れ味、そして砲撃LVで大敗を喫しており、
      また二つ名武器による狩技ゲージ蓄積強化もあり、やはり厳しい戦いとなる。
      そして前作で鎬を削ったナズチ武器のベナムデパルファンだが、
      最大の欠点であった砲撃LVが改善されたことにより、
      スロット以外のすべての性能が同等以上となる強敵となってしまった。
      今作でもやはり作成難易度とスロット数で差別化を図っていきたい。
    • 次に希少種武器のアナイティスだが、こちらで砲撃タイプが被っているのはゲリョス武器のトリプルクラウン
      トリプルクラウンは3スロットという明確な強みがあるものの、やはり前作同様属性特化の性能であり、
      あまりライバルとは言えないかもしれない。
    • そして二つ名武器のオルトリンデエピネに相対するは、復活したネルスキュラの武器、ロイヤルガンバード
      ガンバードは属性値こそエピネに劣っているもののそれでも十分な属性値を持っており、
      一方のエピネは物理期待値とスロット数で遅れを取っている。
      また斬れ味もエピネに対して紫が10短い代わりに白が大きく伸びており、継戦能力でも一枚上手。
      状態異常属性、特に毒属性は、あまり属性値が高くても意味が薄いために属性値での差別化は難しく、
      二つ名武器による狩技ゲージ蓄積強化で差別化を図ることになるだろう。
      あるいは、素の紫の長さの違いから匠を外して業物+臨戦で紫の維持を狙うのも手か。

MHWorld

  • 舞台が新大陸に移っても、いつものように皆勤賞のリオレイアと共に続投。
    しかしリオレイア希少種が登場しない為、真っピンクロイヤルバーストで打ち止め。
    その性能は以下の通り。
    名前攻撃力属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠Lv5)備考
    ロイヤルバースト437毒:33015%通常4①‐‐青50(青20白30)
  • 今作では他の毒属性、通常型Lv4の武器が存在しないので完全に独自の地位を築いている
    特にフルバーストを効率よく連発できるようになったので、
    このロイヤルバーストは専らフルバーストを中心とした立ち回りをする際に採用されやすい。
    勿論、攻撃力や斬れ味も悪くなく、毒属性もあるので突いても強力という汎用性に長けた逸品。
    ただしフルバーストを連発しようとすると味方を転倒させるなぎ払いを繰り出す必要があるため、
    オンラインでの使用には要注意。
  • フルバーストの比重を重くする場合、負担が重い匠は切ってしまっても問題無い。
    但し、斬れ味を凄まじい勢いで消耗するのでその対策は必要になる。
    対策には珠だけで付けられる砥石使用高速化と剛刃研磨が採用されやすい。
    フルバーストの威力の補強として砲術と砲弾装填数UPは必須である。
  • 最初に述べたように最終強化で真っピンクになってしまうので、
    人によるであろうが男性ハンターと(見た目的に)相性が悪いという欠点が存在する。
  • 独壇場を得ていたロイヤルバーストであるが、マム・タロト武器のガイラバスターの波が彼女(?)にも襲来。
    特に脅威となったのがガイラバスター・睡眠であり、同じ通常型Lv4で、
    Lv3のスロットとロイヤルバーストより長い青ゲージと白ゲージを持ち合わせる。
    また、属性を持っていないので無属性強化によって物理ダメージも上乗せ可能。
    さらに後に皇金武器で2本も通常型Lv4のガンランスが追加されるなど、
    ロイヤルバースト1択ともいかなくなっているが、それぞれ一長一短であり
    まだまだ現役のガンランスである。

MHW:I

  • マスターランクのリオレイア、リオレイア亜種の素材を注ぎこみ順当に強化をしていく。
    リオレイア希少種が出てくるのはマスターランク解放後のため、ラスボスまではハイネスバーストで強化が止まる。
    この時点で以下の性能である。
    名前攻撃力属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠Lv5)備考
    ハイネスバースト598毒:39015%通常5①‐‐白40(白50)
    既にそこらの最終強化ガンランスと同等の性能を有しているが、
    導きの地にてリオレイア希少種を狩猟したハンターの目に飛び込んできたのが以下の超性能である。
    名前攻撃力属性値会心率砲撃スロット斬れ味(匠Lv5)備考
    クイーンバースト667毒:45015%通常6①‐‐白70(白50)
  • 攻撃力667(武器倍率290)は全ガンランスで1位タイ、
    そこに15%の会心率、素で白70の長大なゲージと極めて高い物理性能を誇る。
    同攻撃力は4本存在するが、斬れ味に難があったり、会心率に難があったりするため問題ではない。
    MR100で解放されるネルギガンテ武器でさえ同攻撃力に会心率が0%のため、物理性能では本武器に劣る。
    しかし向こうは此方よりも長い白120のゲージと龍封力、レベル2スロットがあるため、総合的には互角と言える。
  • 一番のネックはこの武器そのものの性能というより、通常型の不遇だろう。
    今作でガンランスで火力を出すなら起爆竜杭を使いこなすのがほぼ必須なのだが、
    通常型砲撃は誘爆の範囲が狭い上に、
    マスターランクのモンスターは動きがアグレッシブすぎてフルバを当てる隙すらかなり少ない。
    物理性能を活かそうにもクラッチ攻撃の傷つけ2回組スリンガー弾を落とさせるタイプと噛み合わず、
    環境的に逆風が吹き荒れている。

MHRise

  • 今作でも続投。
    上位ではオルトリンデとなる。
  • 気になる性能は、
    • 中々優秀な攻撃力200
    • 素の斬れ味は物足りない青20と長大な緑ゲージ、匠3から白ゲージが出現。
    • 及第点の毒属性26
    • 残念ながらスロットはなし
    • 非常に強力な通常型Lv5
    • 百竜強化は攻撃力強化II、属性強化【毒】I、小型特効、と控えめ
    発売直後より登場している唯一の通常型Lv5ガンランス。
    スロットや百竜強化などの弱点はあるものの、非常に汎用性の高い武器に仕上がっているといえるだろう。
    • 最大のライバルは、同じく通常型Lv5かつ素で白ゲージ、多くのスロットを有し
      更には数少ない砲撃火力を上げる手段である"竜種特効"を派生前から引き継いだトシュ・ド・ネフィラ
      ガードエッジの存在があるため突き運用などでは最初からある白でも十分立ち回れることも逆風か。
      その点、こちらは業物を切っても問題のない長大な緑ゲージを有しており、
      鈍器運用でフルバースト特化という選択もあるため差別化は可能。
      竜種特効も火属性も通る相手ではさすがに勝ち目がないが、火が通らず毒が有効な相手や、
      竜種特効の適用範囲外の牙獣種や古龍種に対して担ぐことで差別化は十分に可能。
      クシャルダオラ等は是非こちらを担ごう。

MHR:S

ハイオルトリンデ改

  • オルトリンデ改→ハイオルトリンデの強化を経て、最終的に「ハイオルトリンデ改」へと強化される。
  • 性能は、
    • 及第点の攻撃力320
    • 上位から圧倒的に成長した白70、更に匠Lv1からが出る
    • ガンランスではワースト2位の毒属性37
    • 残念ながらスロットは無しのまま
    • 現時点で作中最高の通常型Lv8
    • 百竜スロットはLv1
    前作からの特徴を残したまま、マスターランク並の性能へと順当に強化された。
  • 前作でどうフォローするか悩みどころであった斬れ味が大きく改善されたハイオルトリンデ改だが、 など本作の通常型Lv8のガンランスはかなりの激戦区であり、
    特に本武器は百竜スロットがLv1装飾品なため、
    砲撃の威力を底上げできる各種特効スキルを付けられないのが欠点。
    • 傀異錬成で4枠を費やすことで百竜スロットを1段階上げられるため、
      ある程度やりこめばこの問題点は克服できる。
  • また、実用砲撃可能ラインである黄色までのゲージ合計が最も長いことを活かして、
    砲術と砲弾装填を軸にしたスキル自由度で差別化も可能だが、
    斬れ味の総量が物足りないガバルディオとシザーキャノンはまだしも、
    攻撃力以外の全てでハイオルトリンデ改と互角以上のスペックのトルチ・ダ・ラヴァタの壁が大きい。
    あちらは高い会心率による超会心型として運用し、
    ハイオルトリンデ改はガード性能や回避距離UP、本作で追加された一風変わったスキルを発動させて
    快適性メインの構築にするといいかもしれない。

クイーンバースト

  • 大型アップデート第一弾でリオレイア希少種が復活したため、「クイーンバースト」も無事参戦を果たした。
    オルトリンデ改からの強化派生でのみ入手可能だが、直接生産が可能なのでそこまで苦労はしないだろう。
    クイーンバーストでは雌火竜の天鱗を用いる。
    • 攻撃力330
    • 斬れ味は素で、匠4からが出る。
    • 毒属性48
    • 会心率10%
    • 武器スロットLv2が1個
    • 百竜スロットLv2
    • 通常型レベル7
    MR10で生産可能なガンランスとしてみると、全体的にバランスの良い高性能なガンランスとなっている。
    ただし砲撃レベルが何故か通常種より下がってしまい、砲撃主体では通常種やトルチ・ダ・ラヴァタに劣る。
    というか、何故か追加された希少種武器は揃いも揃って砲撃レベル7である。それでいいのか希少種。
    突き性能はいい方なので会心やスロット、高い毒属性値を生かした運用が望ましいか。
    スキルに状態異常確定蓄積が追加されたのも追い風かもしれない。
  • 時は流れVer.13。
    • 武器の傀異錬成に砲撃Lvアップの項目が追加
    • 攻撃力に依存したスキル粉塵纏の追加
    • 防具の傀異錬成で本武器と相性のいい蓄積時攻撃強化が付与可能になったこと
    • ヘイルカッターの翔蟲ゲージ消費が1になり、主軸の技として使いやすくなったこと
    これらの追加要素が本武器とうまくかみ合い、本武器が日の目を浴びることとなった。
    本武器の物理面の優秀さ、毒属性の高さも相まって刺さる敵には強気に持っていけるようになった。
  • Ver.14では傀異スロット解放時にボーナスがつくようになり、Ver.16現在だと攻撃力+40、斬れ味+20されるため、
    物理ダメージが大幅に強化され、匠Lv2で紫ゲージが出現するようになった。
    その恩恵は非常に大きく、条件が揃えば通常型ガンランスの中でもトップクラスのDPSを誇るようになった。
    • トップクラスのDPSを拝むためには、攻撃Lv7、挑戦者Lv5、蓄積時攻撃強化Lv3、匠Lv2は必須。
      ただし本武器は、武器スロットの少なさやその他の要求されるスキルの多さもあり、
      傀異錬成や神おまレベルの護石を最大限に駆使しなければならず、作成難易度は非常に高いものとなっている。
      しかも上記の火力スキルをすべて詰め込んだ後だと、補助スキルは最低限しか組めないと言ってもいいため、
      運用難易度に関してもトップクラスとなっている。
    • 補足しておくと、上記で書いたトップクラスのDPSが出せるというのはあくまでも数値上の話であり、
      戦うモンスターやスキルの発動状況によっては、他のガンランスのほうが有意になることも全然あり得る
      ということを念頭に置いておこう。

余談

  • 煌銃槍イシュタルは名前の響きから間違えやすいが、煌黒龍とは全く関係ない。
    イシュタル(Ishtar)という名前はアッカド語であり、
    メソポタミア神話で広く尊崇された性愛、戦、金星の女神を指す。
    • マヤ神話には自殺を司る女神イシュタ*1や、
      母なる神としては「虹の貴婦人」、破壊神としては「怒れる老婆」と称される女神イシュチェルという神が登場する。
      邪神ともとれる側面を持ち、名前も似ており、いずれも女神であるという点が
      毒属性の雌火竜武器である本武器と絶妙にマッチしている。
  • アスタルテは地中海地方で広く崇拝された女神の名前で、上記の女神イシュタルと関連付けられている。
    ティアマトはバビロニアの母女神であり、彼女の体を使って世界は作られたとされる。
    数多ある創作作品において、ティアマトは巨大な雌のドラゴンとされており、
    武器名として採用されたのもその辺に由来があるのかもしれない。
    キリスト教から見た異教の神=悪魔として、アスタルテを起源に持つアスタロトという悪魔もおり、
    その姿はドラゴンに跨がる天使でありその口からは毒の息を吐くと言われる。
    こちらも毒属性の火竜武器にマッチするだろう。
    また、ライゼクスの英語版での名称である「Astalos」の由来にもなっている。
  • オルトリンデはイシュタル等とは打って変わって北欧神話に登場する戦乙女(ヴァルキリー)の一人。
    伝承では何十人かの中から8~12人ほどが登場するが、その中に登場することが多い。
    なお長として扱われるのは別の人である。

関連項目

モンスター/リオレイア
モンスター/リオレイア亜種
モンスター/リオレイア希少種
モンスター/紫毒姫リオレイア
武器/火竜武器
武器/クォンデガンランス - MHFに登場するリオレイア素材のガンランス


*1 古代マヤ文明を生きたユカテク族の価値観において自殺は忌むべきものではなく、死後に楽園へ行けるのは聖職者、生け贄として死んだ者、戦死した者、出産の際に死んだ者、そして自殺した者とされた。とりわけ首を吊り自殺することは名誉であり、イシュタムは首を吊り自殺した者を楽園へ導く女神とされる。