武器/メテオキャノン

Last-modified: 2023-09-19 (火) 21:32:18

目次

概要

  • 鉱石素材から作られるヘビィボウガン。
    その形状は無骨且つシンプルで一見するとロケットランチャーのようでレーザーサイトのような物も付いているが、
    意外と細い銃身のため二つ折りした鉄パイプにも見える。
    シールドは半円形の盾を真ん中辺りに取り付ける、パワーバレルは先端が漏斗のように広がる。

性能

MH~MHP2G

  • 基本性能はリロード速度が「やや速い」、反動が「中」。
    全レベルの貫通弾が4発装填可能(無印では3発)な貫通特化銃として君臨。
    その他は通常弾のレベル1と2が「6」、レベル3が「9」とそこそこ入る。
    さりげなく火炎弾も入るためシェンガオレンに担いで行くのもいいだろう。
    MHGからは真っ赤な銃身をした上位武器のメテオバスター、
    MHP2GからはG級版メテオバスターのメテオフォールが登場している。
    だがメテオフォールには溶岩竜の厚鱗が要求されるため、上位までよりもお手軽さに関しては薄れてしまった。
    鉱石武器だけあって、さすがにモンスター素材の貫通特化銃には敵わないものの、
    手数が多いため意外と火力は高め。
    作成の容易さも相まって中盤の即戦力となってくれる頼もしい銃である。
  • ウカムルバス討伐後にはG武器として銀色の銃身のメテオキャノンGが作成可能。
    メテオフォールと比較すると攻撃力やリロード速度、反動は同等かつスロット3(フォールは2)と
    G武器には珍しくネタ元の完全上位互換なのだが、
    紅蓮石を40個、岩竜の涙を5個も要求するので地味に作成が面倒である。

MHP3~MH3G

  • MHP3からは性能がガラリと変化。
    貫通弾はLV2までの装填となり、装填数も3へと減ってしまった。
    代わりに全てのLV2状態異常弾と補助弾、火炎水冷を除く属性弾が装填可能になった。
    良くも悪くも「色んな弾がちょこっとずつ撃てる」といった感じの性能である。
    しゃがみ撃ちにはLV2貫通弾、氷結弾、斬裂弾が対応。
    • 散弾追加スキルでLV3散弾を開放すると6発装填が可能。
      反動軽減が手間だが、パッチペッカーまでの繋ぎの散弾銃としては悪くない性能。
    あまり使い道がないようにも見えるが、装填弾種の関係上例のハメ技と相性が良かったりする。
  • MH3GではG級昇格直後に派生系のギャラクシーキャノンが作成可能。メテオバスターなんていなかった。
    ペコヘントパッカーや潜壕砲モーテハプルまでの繋ぎになる点もMHP3と同じようなポジションである。
  • 作成時期もあってG級の武器としては最も攻撃力の低い部類だが、
    それでも上位武器とは一線を画すリミッター解除の威力を教えてくれる銃。
    • 同時に、3発装填の竜撃弾を試し撃ちしてガッカリする銃でもある。
      ただMH3G唯一の竜撃弾3発装填可能なヘビィとしてのロマンを楽しみたいというのならば、
      使用するのも一興かもしれない。

MHX(X)

  • MH4系列ではリストラの憂き目にあっていたがMHXにて復活。
    アルバレストLV2からの強化のほか一発生産で初期段階のメテオバズーカが入手でき、
    そのまま鉱石素材を大量に用いることでLV5の最終段階でメテオキャノンとなる。
    やや低めの倍率、多様な弾種、2~3のスロットとおおまかな性能はMHP3~MH3G時と同じ感じである。
    変更点としては斬裂弾、鬼人弾、硬化弾の3種が武器内蔵弾に名前を変えて対応し直したほか、
    LV1、2の重撃弾が扱えるようになった。
    これといった強みに欠けもっぱら序盤の攻略用になるのは相変わらずだが、
    LV2貫通弾しゃがみや新要素であるアクセルシャワーにより各種LV2異常弾が活用しやすい等、
    運用の幅が地味に広がっている。
    • 軽く説明されているが、スキル構成やスロットが厳しいMHXに於いては
      スロット3を持つと言うのは、それ自体が大きな長所でもある。
      裏を返せば、せっかくのスロット3も活かし辛い中途半端な性能をどう見るかにも寄るが、
      物理弾のバランス+スロット3の利便性は、何かと痒い所に手が届く頼もしい存在でもあり
      旧作とはまた違った形で愛用者の多い、隠れた銘銃の一つとして広く評価されている側面もある。
  • また上位素材を用いメテオバズーカをLV4まで強化することで、
    上位版と言えるメテオバスターへと派生強化もできる。
    最終強化はG級銘であったメテオフォールに。
    こちらも基本性能は過去作とほぼ同じような感じで、
    対応弾種がメテオバズーカと異なるほか攻撃力と装填速度で勝っている。
    また武器内蔵弾は連爆榴弾と竜撃弾の2種であり、
    本作初対応となるしゃがみ撃ちはLV1徹甲榴弾が対応、
    更にそこそこ多めに扱える拡散弾と爆発系へと舵を切っている。
    やはりアクセルシャワーやスキルで反動を補い、
    モンスターに隕石落下のような連続爆発を叩き込んでやろう。
    特化銃に比べればどれも一歩二歩劣るものの、
    物理弾が豊富で汎用性は高いため色々試してみるのも一興だろう。
    • どちらの系統も最終強化にそれぞれ獰猛化狩猟の証II・IIIを要求されるため、最終強化は地味に遅くなる。
  • MHXXではメテオキャノンの究極強化が追加される。その名も「ギャラクシーキャノン
    名前は派手になったが、見た目は無骨な鉄ボウガンのまま。
    性能は、攻撃力が300へと大きく上がった程度でほとんど上位から変更なし。
    HR解放前に最終強化可能なため、繋ぎとしてなら優秀だろう。
    • さらに、MHXX向けに2017年9月15日から配信されたアイテムパック新米ハンター強化セット
      メテオバズーカの一発生産に必要な素材がゲーム開始直後に一気に入手できるようになった。
      ちなみに村緊急クエストまでに一発生産できる装備でRARE2(以上)のものは全武器種中でもこれのみであるため、
      これを担いでドスマッカォに挑戦するのもアリ。
  • メテオフォールは究極強化でアスターエイドスとなる。
    こちらは攻撃力が330になり、操作感はそのまま単純に高威力化。
    しゃがみ対応は変わらないが、連爆榴弾の数が8に増えて更にスタンさせやすくなった。
    しかしHR解放しないと究極強化が出来ないので、繋ぎとしては向かないのが残念なところ。

MHRise

  • MHX同様メテオバズーカの銘で参戦。アイアンアサルト系列からの派生となる。
    強化に必要な素材は鉱石のみであるため、比較的簡単に作成可能。
    性能面ではLV3通常弾が5発装填、攻撃力も110と同期の下位ヘビィの中では優秀な方。
    また、竜撃弾に対応しており、チャンス時の溜め竜撃弾の威力はかなりのもの。
    • 特筆すべき事項として、LV2の全ての状態異常弾の単発自動装填に対応している
      LV2状態異常弾は店売りしておらず、調合による調達をしなければならない点がネックだが、
      上記竜撃弾と組み合わせることで状態異常による拘束からの溜め竜撃弾を容易に狙うことができる。
      操竜の前後、罠、麻痺、睡眠などなどあらゆる隙に強力な竜撃弾を叩き込み、
      その隙間時間に通常弾を叩き込んでいけば大抵のモンスターは瀕死に持っていける。
      弾薬のコストはやや高くつくものの、下位中盤あたりの攻略用ヘビィとしては極めて優秀といえるだろう。
  • 最終強化はメテオキャノン。
    攻撃力はやや控えめの200だが、百竜強化の攻撃力強化IVによって210に底上げ可能。
    相変わらずの簡単強化に2-1-1の潤沢なスロットをもち、使い勝手は良好。
  • 今までの装填弾種に加えて、全てのレベルの徹甲榴弾を3発も装填できるようになる。
    スキルでフォローすれば装填速い・反動小での運用も可能になり、
    発売直後の徹甲榴弾特化ヘビィとしては最高峰の性能を誇る。
    MHW:Iまで徹甲榴弾の相方であった拡散弾への適正はないものの、
    前述の通り溜め竜撃弾という必殺技を持っているため問題は無い。
    今作では鉄蟲糸技の自在鉄蟲糸滑走により素早く接近する手段があるため、
    徹甲榴弾でスタン→竜撃弾の基本戦術が行いやすいのも強み。
    弾肉質の硬いモンスターも硬くないモンスターも片っ端から粉砕してやろう。
  • 無料タイトルアップデート第3弾が配信されたことで、徹甲ヘビィには
    手軽に扱えて装填数、速度共に優秀な金獅子砲【重雷】
    百竜スキルによる火力の底上げがしやすいテオ=フランマルスなど、
    強力なライバルが多数登場した。しかし前者はスタン以外の拘束手段を麻痺弾のみ、
    後者は扱うことができないため、状態異常を狙いやすいという点で差別化ができるだろう。
    特に睡眠を扱えることが有り難く、竜撃弾と睡眠の相性が良いこともあり、
    時折状態異常弾を交ぜることで、主力の徹甲榴弾と共にかなりのダメージを稼ぐことができる。
    • 状態異常と気絶に関わる百竜夜行のサブ任務を楽々達成することができる点では唯一無二の性能を誇る。
      前線で麻痺弾睡眠弾徹甲榴弾をバラ撒けば、複数のモンスターを行動不能にすることすら可能。
      拘束する位置を調整することで、特定兵器による撃退任務もこなしやすい。
      モンスターを待ち構えて溜め竜撃弾をお見舞いすれば兵器に頼らずにダメージを稼ぎやすく、
      迎撃がしづらいバサルモスやヤツカダキもまとめて返り討ちにできる。
      弾丸の調合コストが凄まじく高いのが難点だが、それに見合った活躍をしてくれる。

MHR:S

  • MRではメテオキャノンII、IIIと強化が進み、傀異化素材を使用した最終強化でギャラクシーキャノンの銘が復活。
    • 攻撃力は高めの360まで上昇。
    • 装填数はメテオキャノンIIへの強化時に貫通弾と放散弾が増強、
      最終強化時にLV2、LV3徹甲榴弾が一発ずつ増えて全レベル4発装填に。
    • スロットは強化の度にモリモリと増強して最終的には3-2-1と非常に優秀だが百竜スロットは物足りないLV1。
  • 傾向としては上位から変わらず状態異常弾と徹甲榴弾の扱いに長けたヘビィであるが、
    徹甲榴弾の弱体化により最小反動で撃てなくなってしまった。
    火力を補うために物理弾との併用も考える必要が出てくるが、サブ弾として使えそうなものが
    移動射撃、移動リロード不可、装填数5発のLV3通常弾くらいしかない。
    他の多くの徹甲ヘビィ達が優秀なサブ弾を持っていることを考えると、大きなマイナスとなる。
    さらに傀異錬成で百竜スロットを拡張しなければ炎魂竜珠を使えず、メイン火力の徹甲榴弾を強化出来ないこともあり、
    残念ながら最終装備として候補に挙がることは少ないだろう。
  • しかし、強力な徹甲ヘビィは終盤も終盤にならないと出勤してこない重役達がほとんど。
    このヘビィの評価点として、強化が容易でMR攻略中は常に寄り添ってくれるのだ。
    豊富なスロットで装備も組みやすく、肉質の渋いライゼクスや慣れないと弱点が狙いにくいルナガロン等、
    強敵犇めくMRを突破する強い味方になるだろう。
  • MR解放後にも残る明確な役割としては、やはり「LV2睡眠弾を扱える竜撃ヘビィ」であろう。
    というのも、本作には要求量が多い割に供給量に乏しい爵銀龍の剛翼天廻龍の光虹翼が存在するためである。
    そこで、睡眠弾で出合頭に眠らせて翼に竜撃弾と爆弾を叩き込み、
    部位破壊を達成したら即座に帰還するという通り魔高速周回が有効になるのだ。
    • 同様の特徴を持つヘビィは他にも下記のバイク含め3丁存在するが、
      ギャラクシーキャノンのウリは、完成の早さとスロットの多さから来るハードルの低さ。
      百竜装飾品スロットが小さいため、最終的な火力は新型バイクやウチヌキに若干劣るものの、
      翼さえ壊せるならそれ以上の火力はそもそも不要というものである。
  • 今作で人気の新型バイクはこの鉄パイプが材料ヘビィから派生する。
    使ったことはなくとも作ったことはある、という方は多いのではないだろうか?

MHF

  • メテオキャノンに加え、
    SP武器版の「アスールブラスターSP」が登場。カラーリングは青。
    構造を単純化することで威力の上昇を狙った青き重弩。

余談

  • パワーバレルはよく言えばバズーカ風、悪く言えば便所スッポンといったデザインであり、
    人によって好き嫌いが分かれるようである。

関連項目

武器/鉱石武器
武器/ブルームスター - 強化するとミーティア(メテオ)の銘を取るヘビィボウガン