天を貫くブルファンゴの牙と、
岩を砕く草食竜の甲殻。屈強な
タッグが猛然と襲い掛かる。
(ラッシュタッグ)
ラッシュタッグの{最終}強化版。
鍛え抜かれた剛健の剣は、斬打
の嵐と共に獲物へと猛進する。
(猛進剣【猪突】)
MHXで登場した片手剣。
あの悪名高い奴らが遂にタッグを組んだ。
目次
概要 
- 「猪突猛進の権化」ことブルファンゴと「ロケット生肉」ことリノプロスの、
まさに嫌われ者突進組 の素材から作られる。
ファンゴの牙で作られたと思しき斧状の剣とリノプロスの甲殻製の十字架型の盾が特徴。
よく見ると盾はリノプロスのランスであるリノハスターのものに似ている。
- なお、説明には「天を貫くブルファンゴの牙」だの「岩を砕く草食竜の甲殻」など、
小型モンスターのものとは思えないような仰々しい文章が並んでいる。あいつらにそれほどの力があってたまるか。
性能 
MHX 
- ボーンタバールからの派生で製作でき、レベル5の猛進剣【猪突】が最終形態となる。
ますます突進したくなるが、もちろんできない。やはり突進斬りで我慢しよう。
というか片手剣のコンセプト自体猛進とは真逆である。- 攻撃力210の無属性
- 長い緑ゲージにほんの少しの青ゲージ、斬れ味+2でほんの少しの白ゲージ
- スロットはないが、その代わりなのか防御力+25
無属性のわりに攻撃力も低く、鈍器もあまり意味がない。
どうしても防御力を稼ぎたい時くらいしか出番はないだろう。
- 必要な素材はだいたいリノプロスとブルファンゴ(ドスファンゴ)のもので、
途中強化にはあの巨獣の牙も使わされたりするが、それ以外に他の大型モンスターの素材は要らない。
ただし、最終強化には獰猛化狩猟の証IIを含む汎用獰猛化素材も求められるため完成時期は遅くなりがち。
獰猛化狩猟の証IIはイベントクエストを利用すればHR4の段階で入手できたりするが、
もう一つの獰猛な牙はHR6で出る獰猛化モンスターでないと入手できないので、
いずれにせよ完成はその頃になる。
なぜか狂走エキスまで要求されたりするが、どちらもよく走るモンスターだからだろうか?
MHXX 
- 究極強化で猪突猛進剣【愚直】になる。素材元からすればピッタリの銘である。
その性能は- やや高めの攻撃力340
- 素で白30。斬れ味+2で紫20
- 防御補正は僅かに上がり+28
- 残念ながらスロットは据え置きの0
そもそも防御補正はカマキリ片手剣という化け物がいるので…。- ちなみに、素材は限界突破はリノプロスとブルファンゴ(ドスファンゴ)、
後はその辺で重厚な牙を集めれば可能だが
究極強化には獰猛化素材に加えて才覚の証が必要なのでG★4までお預け。 - ライバル…というより上位互換は豪雷迅剣ミカツチ。
ほぼ同等の攻撃力と斬れ味を持ち、あちらは片手剣としては低すぎるが属性持ちなので勝負にすらならない。
あっちはあっちでいきなり金獅子の剛爪を要求してくるため限界突破すらG★4までお預けで、
その後の強化で獰猛化素材を大量に要求してくる割には性能が高くなく、作る価値があるかは微妙な所だが。
- それ以外のライバルは多少火力を削ってスロット2を手に入れた沫刻ドロンギアや
スパイナルピックにエテル=クレテシア、
強化時期がやや遅いが同等の火力を持ち、匠で丸々紫が出るマスターカリンガ、
二つ名武器なので製作はとてつもなく手間だが、性能では完全に上回られている鬼濤十手【同心】等。 - と、最終装備にはとても残れる性能ではないが、遊びすら許されない程酷くはない仕上がりになった。
入手が難しい素材も少ないので、下位素材が必要になったときに
ファンゴフェイクでも被って担いで突撃するのも一興か。
MHRise 
- 突進コンビの復活により、この武器も再登場。
本作では「ブルファンゴ派生」という派生系の名称が与えられているが、
もちろんリノプロスの素材も用いる。
強化順は「ラッシュタッグI→II→猛進剣【猪突】」。- 下位序盤~下位終盤~上位序盤と強化していけるが、Iは黄色ゲージ止まりで
IIまではちょっと間が空くので攻略用武器としてはちょっとイマイチか。
ラッシュタッグIIに関しては下位終盤の武器としてはなかなか高性能なので、
作っていれば上位最序盤で役に立つかもしれない。
- 下位序盤~下位終盤~上位序盤と強化していけるが、Iは黄色ゲージ止まりで
- 上位★5で砂原に行けるようになれば「猛進剣【猪突】」に最終強化できる。
獣玉が必要なのでアオアシラかウルクススあたりから回収しよう。- 性能は攻撃力180、素で極めて短いが青ゲージ
防御力+25、武器スロットLv1-1-1。もちろん無属性 - 百竜スキルは「防御力強化II」「小型特効」「人魂鳥倍加」
武器スロットは丸々砥石使用高速化Lv3が入ると考えれば中々のものである。
僅かな青ゲージを活かすならハンターSメイルでゲージを伸ばし、
斬れ味を消費しない盾攻撃主体の立ち回りで戦うことが考えられる。
最初から青ゲージはボーナスタイムと割り切って鈍器使いで緑ゲージ主体で運用するのも悪くない。- ちなみに、同時期に作れるようになるソルジャーダガーIが高性能で、
高攻撃力の無属性武器という特性がダダ被りしている。
ただ、後述の事情で最終的には競合しない関係となるため、割り切って両方作るのも手。
- 性能は攻撃力180、素で極めて短いが青ゲージ
- さて、「ブルファンゴ派生」としては「猛進剣【猪突】」で打ち止めとなるが、
実は本武器には強化先が存在し、蛮顎竜派生のフラムエルシーカIに強化できる。- これは派生表上では派生先扱いだが、事実上は一択の進化先である。
武器としての性質がガラリと変わり、防御力ボーナスが失われ、強力な火属性武器になる。
百竜スキルも全て変わるため、本武器の百竜スキルを引き継ぎたい場合はあらかじめ百竜強化しておく必要がある。
とはいえ、あえて引き継ぎたいスキルもあまりないが。
精々、防御特化のニッチな運用をする際に防御力強化が選択肢に上がるぐらいだろう。
火力系のスキルは派生後にしか付けられないので、この段階であえて付けておく需要は乏しい。 - ちなみに、強化するとスロットがLv2-1に変わるので装飾品は全て外される。
- 基本的には派生先の方があらゆる面で高性能なので、こちらのまま持っておく必要性はあまりない。
その関係で上記のソルジャーダガーとの差別化を意識する必要も特になくなる。
- これは派生表上では派生先扱いだが、事実上は一択の進化先である。
MHR:S 
- 結論から言うと、MRでの強化が追加されなかった。
今作では里守用武器や百竜武器、一部の鉱石素材派生や骨素材派生は
上位の姿のまま役目を終えてしまうのだが、小型モンスター武器としては
ガンランスのフィオレウノ共々、派生元としての運命を猛進するしかなくなってしまった。
もっとも、こちらの強化先の最終強化・蛮炎剣ロギンシーカ改は
高い物理火力を持った火属性片手剣として、
フィオレウノに至っては、Ver.13までは並び立つ者がないとさえされた
トルチ・ダ・ラヴァタへと繋げられるため、作ったとして無駄になることはないだろう。
百竜スキルもなくなるからMR武器を一発生産すればいいとか言わない