眠狗竜バギィの素材を用いた白き軽剣。
使い手は語る…狩人の真髄は頭脳戦だと…。
甘き誘いに墜ちた獲物は安眠の終幕と同時に苦痛の現実が幕を開ける。
MH3で初登場したドスバギィの素材を用いた片手剣。
目次
概要
- ドスバギィの素材を使うだけあって睡眠属性を持つ。
MH3で睡眠を扱うボスモンスターはドスバギィとウラガンキンしか存在せず、
ウラガンキン武器は大抵斬れ味に難がある無属性か火属性武器となっていたため、
鳥竜種の中型モンスターの武器にもかかわらず、性能はそれなりに良かった。
- 見た目はジャギィ素材のソルジャーダガーの色違い…と見せかけて実は細かい違いがある。
盾の5本の突起の内、ソルジャーダガー系統は中央と両端が長いが、レムナイフ系統は間の2本が長い。
剣自体も峰の突起が長めである。- バギィの素材を用いる関係上、盾を含めた武器全体の配色はほぼ青である。
刃先、および持ち手などに配された体毛らしき装飾は確かに白いが、
解説文の通り「白い軽剣」かと言われると……。
- バギィの素材を用いる関係上、盾を含めた武器全体の配色はほぼ青である。
性能
MH3
- MH3では唯一の睡眠片手剣。
睡眠自体が片手剣との相性がいいため、使用者は多かった。
実は攻撃力自体はかなり高い部類に入るが、斬れ味が青なのでその攻撃力を活かせないのが欠点。
- 作成難易度はこう見えて高め。
鳥竜玉5個は結構面倒くさいが、それに見合う強さはあるので頑張って集めよう。
MHP3
- 攻撃力180→195(他シリーズ換算252→273)睡眠24(240)、斬れ味青10(匠:青60)
空きスロット2つ。
- 相変わらず唯一の睡眠片手剣。
ほとんど性能はMH3当時のままで、斬れ味白がないのも相変わらず。
ただ、本作以降片手剣に属性値0.7倍の補正がかかってしまったので実質的には弱体化している。
また、必要な鳥竜玉が3個になって作りやすくなった。
MH3G
- ガノトトスの再登場に伴い、G級でガノフィンスパイクに派生してしまう。
苦痛の現実が幕を開けたのは獲物ではなく、レムオルニスナイフ自身であった。- ガノフィンスパイクは一発生産できないため、使いたければ必ずこのルートを通ることになる。
そのため作る人自体は多いのだが、狩り場でレムオルニスナイフそのものを見かけることは皆無と言っていい。
スキル「覚醒」で睡眠属性が解放されるという事態になってしまった。 - ガノフィンスパイクは一発生産できないため、使いたければ必ずこのルートを通ることになる。
- 一応上位段階では唯一の睡眠片手剣である。
攻撃力224(武器倍率160)、睡眠220、斬れ味緑100(匠:青50)
空きスロット1つ。
上位序盤で作れてしまうためか弱体化が著しい上、
爆破属性のディオスエッジがまもなく作れるようになってしまうため、
攻略用としてさえ出番がほとんどない悲運の武器である。
同じ状態異常でも毒属性のシャドウサーベル系列は優遇された性能を持っているのだが…。
そういえば麻痺も扱いが悪かったような…
MHRise
- MH3Gを最後にドスバギィやバギィ、そしてこの武器も姿を消していたが、
長い空白期間を経て、ようやく復活したドスバギィ一味と共にレムナイフも登場。
里★2及び集会所★1からドスバギィが登場する関係で、従来より早い時期に作れるのが特徴。
派生元はハンターナイフ。
- 性能としてはやはり相変わらず睡眠重視の片手剣。
蓄積値は良いが、反面作れる時期が早くなったことで物理火力は控えめに。
従来ほどの高い性能というわけにはいかないのが残念ではある。
- 最終強化はレムオルニスナイフなのだが、何と集会所上位★4で完成する……してしまう。
その完成時期とそれなりに高めの睡眠蓄積値26が相まってか、
攻撃力は140止まり、斬れ味も短い青と物理性能が特にパッとしない。
上位後半になれば爆弾等を織り交ぜても些か火力不足が目立ってしまうため、
Lv1スロット2つも今作では睡眠珠がLv2の装飾品になった上に、
そもそも睡眠珠の生産時期がクリア後になってしまったため間に合わない。
もう1段階くらい強化されればそこそこ良い性能になっていたであろうだけに、
つくづく完成時期の早さが惜しまれる武器となってしまった。- 百竜スキルは会心率強化、属性強化【睡眠】、オトモへの采配術。
無難なところではあるが目立って強力なものもない。好みで選んで良いだろう。
- 百竜スキルは会心率強化、属性強化【睡眠】、オトモへの采配術。
- ライバルとなるのは交易のおまけであるマクラサカガイで作られる「睡りを誘う貝剣」。
あちらは物理火力がこちらより高くスロットもLv3がある上に、
属性値もやや劣るが実用性の面では十分であり、百竜強化で伸ばすことも可能。
性能傾向の違いを考慮してもやや厳しい相手となる。
- また、百竜剣に睡眠属性を付与するのもライバルになるが、
こちらは構成の都合上、大抵はより物理特化かつ睡眠はおまけ程度になるのが特徴。
棲み分けは出来なくもないが、それでもやはり厳しい相手となるか。
完成する時期が違いすぎるという点だけが唯一の救いかもしれない。- 一方でVer.3.0で完成する百竜剣【陵谷変遷】においては、
外装変更でレムオルニスナイフのデザインに変更することも出来るようになった。
こちらは概ねあらゆる方面で、最強とも言い難いが上位に位置することができるため、
デザインだけの話ならこちらで思う存分振り回すと良いだろう。
- 一方でVer.3.0で完成する百竜剣【陵谷変遷】においては、
- 一応これでも活躍の場が全くないわけではない。
それは飴屋のコミツから依頼されるサイドクエストの一つである、眠っているアオアシラの撮影。
瀕死、もしくは時間経過等で寝ているものを撮影することも可能だが、
やはりこちらから睡眠状態にしてしまう方が手っ取り早く済む。
特にこだわりがないならボウガンの睡眠弾でも使う方が早いが、
片手剣縛りなどのこだわりがあれば、蓄積値の高いレムナイフ系統が最適解となるだろう。
MHR:S
- レムオルニスナイフ改から傀異化した皮を7枚つぎ込みカノレムダスナイフになる。その性能は
- 攻撃力は低めの320
- 睡眠属性値は高めの32
- 斬れ味は素で白60 、匠をつけても白が伸びるのみ
- スロットはLV2とLV1が一つずつ
- 百竜スロットは特効系が詰めるLV2
- ライバルは、オルドマキナ・SSと夢蜃剣ヴァナーリディだろう。
オルドマキナは攻撃力330に紫40、ヴァナーリディは攻撃力330に白30という性能。
期待値で考えると、前者には36、後者には13の差をつけられてしまっているが、
睡眠属性値ではそれぞれに2倍~1.5倍程度のリードがあるため、
サポート特化や長い斬れ味白による継続戦闘で差別化して運用したいところ。