軽量なロアルドロス素材を使用
した扱いやすい操虫棍。溢れる
水流が美しい軌跡を生み出す。
(ロアルブルーム)
保水力を最大限に引き上げた
ロアルブルームの強化/最終型。
その軌跡は蒼空に虹を架ける。
(ロアル・ロ・ブルーム)
水を自在に操ることができる
操虫棍。激流が生む推進力で
どんな狩場でも一花咲かせる。
(水跳ドロスブルーム、MHR:S)
MHXで追加された、ロアルドロス素材の操虫棍。
目次
概要
- ロアルドロスの再登場と共に颯爽と現れた操虫棍。
刃が2本ある薙刀にロアルドロスの皮を括り付けました、という見た目。
納刀時は刃が折り畳まれ、抜刀するとシャキン!といかにも斬れ味が良さそうな音と共に展開する。
振り回すとロアルドロスの物でもない、独特な金切り声が響き渡る。
性能
MHX
- 作成時点では前述の通りロアルブルーム。
一発生産は不可能であり、作成にはベルダーロッドLV3から派生させる必要がある。
その性能はと言うと- 下位の属性付き装備らしくやや低めの攻撃力80
- 下位にしては意外とある水属性20
- 作成時点では結構嬉しい長さの斬れ味緑
- 会心率は0%
- スロットは1個
- 初期猟虫は切断属性のクルドローン
この時点で作成できる水属性操虫棍にはサンドアンカーがある。
サンドアンカーは下位の時点では当武器より属性値・斬れ味が若干悪い(一応斬れ味緑は出る)為、
序盤の水属性操虫棍としてはこちらの方が扱いやすいだろう。
但しこちらがLV2強化に海竜の角を要求されるのに対し、あちらは絞蛇竜の鳴甲を要求される為
火力面では一時期あちらの方が上回る点には注意すべし。 - そして★5(集会所★3)まで進むと、ミツネ武器である狐薙刀ツユサソウランが作成可能になる。
こちらの方がほぼ全ての性能面で上回る為、多くの操虫棍使いがこちらに乗り換える事になる。- こちらは逆鱗や宝玉を持たないロアルドロス素材が中心で、
他も海竜種と、何故か千刃竜の素材で強化できる為、強化自体は楽な方である。
しかし、やはり千刃竜の伐刀角が少々厄介であり、最終強化時期はやはり同じ頃になってしまう。
- こちらは逆鱗や宝玉を持たないロアルドロス素材が中心で、
- 最終強化の銘は「ロアル・ロ・ブルーム」。顔文字のように見えるのは気のせい。
さて、その性能は- 武器としてはなかなか高い攻撃力210
- 属性武器としては十分な水属性28
- 素では青10。斬れ味+1から白が出る
- 変わらず会心率0%
- スロットも変わらず1個
が、一方で素での斬れ味の青が10しかないのが痛い。しかもLv4→最終強化で伸びるのは緑。何故。
そのままではまともに扱いづらい為、匠で斬れ味をフォローしていきたいところ…
なのだが、緑ゲージがかなり長いので鈍器運用もありだろう。
- ライバルはかなり多い。と言うか水属性は超激戦区である。
- サンドアンカーの最終形態・サンドヘルアンカー。
とんでもなく長い斬れ味緑を持ち、さらに属性持ちなのに攻撃力230・会心率0%。
鈍器運用の場合は、やはりこの武器に勝つのは厳しいか。 - 狐薙刀最終形態・すがのねの長薙の巴。
全体的な性能が高めで纏まっており、こちらと違い業物や会心軸としても活用できる素晴らしい逸品。
こちらは斬れ味が緑に落ちるとあっという間に劣化品と化してしまう為、匠軸で挽回したいところ。
メインモンスターの武器と張り合えるだけ中々ではあるが。 - 上位から作成可能なセルタス操虫棍・ベルセクトハルパー。
そしてその分岐・カーニバルハルパー。
どちらも単純性能ではややこちらが上回るが、素の斬れ味で上回られており、
おまけに凄まじく高い防御ボーナス(カーニバルハルパーに至っては+40)まで兼ね備えている。
但しスロットはどちらもない為、スキル自由度ではやはりこちらが上回る。 - 地味だ地味だと言われるが、意外と良性能のケチャ武器・如意棒【石猿】。
攻撃力はやや不安で斬れ味も+2でやっと白が出る程度だが、水属性値が一番高いのはこの武器であり、
加えてとにかくスキルが欲しい本作ではなかなか嬉しいスロット2持ち。
ライバルはごまんといる為、上手く使い分けていきたいところである。 - サンドアンカーの最終形態・サンドヘルアンカー。
MHXX
- G級ロアルドロスはG★1の時点で登場するため、G級に到達しさえすれば早速限界突破を狙える。
要求素材も難しいものは特に無いため、すぐに強化する事ができるだろう。 - その後はG★2でもう1度強化を挟み、G★4で究極強化の水跳ドロスブルームへ到達。
- 属性武器としては十分すぎる攻撃力320
- 水属性操虫棍の中で第2位の属性値35
- 素で白30、斬れ味+2で紫40と斬れ味の悪さを克服
- 上位から1つ増加し拡張性に優れたスロット2
- ライバルとしては類似したスペックを持つすがのねの長夜華山薙が挙げられる。
攻撃力と猟虫のタイプは同等で、ミツネ棍の方が優れているのは会心率10%と斬れ味が紫10、
逆にロアル棍が勝るのは属性値3にスロット1つ分と、ほぼ好みで選んでも差し支えない程度。
しかし何より異なるのは強化可能になるタイミングで、G★3となるミツネ棍よりこちらの方が圧倒的に早い。
特にG★3以降にはディノバルドやグラビモスといった水属性が弱点の強敵が多く、
事前に有効な武器を用意できるのは大きなメリットであると言える。
- 攻略中も活躍できHR解放後も高性能なため、早めに作っておけば末永く付き合える一振りとなるだろう。
MHRise
- MHW系列においてはロアルドロスが登場しなかったため、この武器も登場出来なかったが、
MHRiseにおいてロアルドロス共々復活を遂げた。最終強化系のロアル・ロ・ブルームの性能は- かなり低い攻撃力160
- ぶっちぎりでトップの水属性33
- 素で青20、匠+4から白と平凡な斬れ味
- 猟虫レベルはやや残念なLv5
- スロットは数と質を両立したLv2×1、Lv1×2
- 百竜強化は攻撃力強化III、属性強化【水】II、水やられ特効
が、完成時期の割に破格の水属性値を有しており、属性強化【水】IIを施せば39に達する。
- 本作では水属性武器に環境面で逆風が吹いているものの、
この武器は完成時期が早いため、攻略用装備としては十分に立つ瀬がある。
流石に集会所★4のアケノシルムには間に合わなかったものの、
完成時期と同じ集会所★5に出現するボルボロスやジュラトドスの泥剥がしや、バサルモス戦に存分に活用してやろう。
MHR:S
- MRロアルドロスがMR★1で早々に登場し、まずはロアル・ロ・ブルーム改への強化が解放される。
アルローではない
一発生産も可能なので、必要素材数の増加を気にしないなら乗り換えもしやすい。
攻撃力240と一気に80も伸び、猟虫レベルもLv8とこの時点の性能としては何の不足もない。
水属性値が素で34あるので、属性強化【水】IIが消えたことによる目減りも感じないだろう。
ほぼ同時に進出する蛙式・ハッソウ飛ビ改や新顔のシェルキャスターに対しても
こちらは属性寄りで差別化されており、立場も得たことで晴れて前線に復帰する。- その後、オロミドロ通常種素材の投入で水跳ドロスブルームに強化できるが、
今回はゴルム・グレイヴへの分岐派生も登場する。
- その後、オロミドロ通常種素材の投入で水跳ドロスブルームに強化できるが、
- 最終的に傀異化した竜骨を使うことで、水跳ドロスブルーム改の銘に至る。
- 究極強化としては平均的な攻撃力330
- 水属性棍で最高の水45
- 斬れ味は白30、匠Lv3から紫
- 猟虫レベルはLv13
- スロットは相変わらずのLv2×1、Lv1×2
- 百竜装飾品スロットはLv3
猟虫レベルこそLv13で止まったが、上限であるLv15と比べても不足を感じることは稀だろう。
百竜スロットも素でLv3なので、弱点特効【属性】や鋼龍の魂も迷わず乗せられる。
- 難点があるとすればやはり斬れ味か。
素白が30しかないため、特に強化ジャンプ突進斬り主体だと早い段階で青に落ちやすい。
匠+業物にしろ剛刃研磨+砥石高速化にしろ、なんらかの斬れ味ケアは必須になるだろう。- Ver.16の最終アプデ後現在では、傀異錬成枠による強化に伴い
攻撃力+25、属性値+18、斬れ味+20という超強化を素で獲得。
更に枠の追加により物理か属性かで更なる強化を図ることができる。
これにより、紫ゲージ出現までの匠スキルをLv1で済ませることができるようになった。
- Ver.16の最終アプデ後現在では、傀異錬成枠による強化に伴い
- ライバルはすがのねの長夜華山薙改。
攻撃力・水属性値ともにこちらを下回るが、会心率15%と素紫20で物理期待値が高く、
水属性値も次点の31と低くないので総合火力でかなり喰らいついてくる。
紫の下の白も十分に長く、会心率を活かした達人芸運用で斬れ味維持しやすいのも強み。
素のスペックではこちらが勝るので、物理・属性両面をしっかり伸ばして対抗したい。- 最終アプデ後の傀異錬成ではこちらと同様の強化を施されることにより、素の状態で
十分すぎる物理と属性値、素紫40に会心率15%を備えたハイバランスな操虫棍として再誕する。
ここから更に錬成により好き放題性能を強化できるため、
こうなると最早とんでもないライバルになってしまったと言わざるを得ない。
こちらは良質なスロットと護石・錬成防具を上手に組み合わせてなんとか対抗したいところ。
- 最終アプデ後の傀異錬成ではこちらと同様の強化を施されることにより、素の状態で
余談
- 英単語に" Broom "と言う言葉がある。
名詞として「ホウキ」を意味し、動詞として「(ホウキなどで)掃く」とも使われる。
言われてみればロアルブルームも確かにホウキに見えなくもないし、
もっとホウキに近い武器も存在するから、なるほどと思える。
……のだが。
似た言葉に" Bloom "(花が咲く、開花)と言う言葉があるが、
本項で説明したロアルブルームの英語表記は" Royal Bloom "となっており、
英語圏では「ホウキ」では無く「花」と言う扱いにされている。- なお中国語だと『皇家掃帚』という名前で、ホウキのことになっている。