MHPから登場した岩竜バサルモスの素材で作られたヘビィボウガン。
バサルモスの堅い甲殻に着目することで、徹甲榴弾と拡散弾の連続発射が可能になった。
目次
概要 
- 見た目がものすごく特徴的。
本体はシンプルな円筒なのだが、先端に巨大なシールドがデフォルトで付いている。
シールドなしでもガードできそうだが、もちろん金を払って改造する必要がある。- 一応防御プラス効果はある。このためのシールドなのだろうか?
- シールドを追加すると初期装備のシールドの少し後ろに装備され、大半が前のシールドの陰に隠れてしまう。
…そんな位置に装備して意味があるんだろうか?
- シールドを追加すると初期装備のシールドの少し後ろに装備され、大半が前のシールドの陰に隠れてしまう。
- また、パワーバレル装着時は本体の後部が延長されるという非常に珍しい構造をしている。
- まぁ、火力に関わるのは使われる火薬の量と加速するための銃身の長さだけのはずなので、
前に伸びようが後ろに伸びようが性能には違いはないはずである。
…が、果たしてそれをパワーバレルと呼んでいいものなのだろうか。
- まぁ、火力に関わるのは使われる火薬の量と加速するための銃身の長さだけのはずなので、
- 一応防御プラス効果はある。このためのシールドなのだろうか?
- 説明文が何気に凄まじい。
殺傷力の高い火薬系弾丸をバラ撒く破壊兵器。 開放した力は周囲を一瞬で焦土と化す。
- MH4でバサルモスが復活するもこの武器は登場できず。貴重なバサル武器なので残念なところである。
- MH4Gでも未登場のままとなった。
4系統ではバサルモス亜種まで登場しているのというのに武器が少ないのはつくづく惜しまれる。
性能 
MHP2G以前 
- 武器の解説が全てと言ってもいい。徹甲榴弾と拡散弾の扱いに特化したヘビィである。
- 実際初登場のMHPでは徹甲榴弾と拡散弾の2発装填が可能なのは、
これと強化系のマウントイーター、あとはあの黒龍武器のディスティハーダだけの特権である。
- 実際初登場のMHPでは徹甲榴弾と拡散弾の2発装填が可能なのは、
- それ以外では意外と状態異常弾の扱いに長けている。
- しかし毒弾が両レベル入るのはバサル武器なので当然として、それ以外がちょっと変わっている。
麻痺弾、睡眠弾はレベル2のみである。他は回復弾もレベル2だけ入る。
- しかし毒弾が両レベル入るのはバサル武器なので当然として、それ以外がちょっと変わっている。
- 物理弾の性能はイマイチ。
通常弾は全レベル入るが、貫通と散弾はレベル1のみ。
そもそも攻撃力自体、イメージに反して同ランクの武器の中では低レベルである。
あくまで炸薬の扱いに特化させてこそ真価を発揮する銃だろう。
- 生産難易度は作品によってまちまち。
バサルモスさえ倒せれば後は鉱石だけ、ということもあるが、
レア素材の岩竜の涙を2個も要求されたりする。
MHXX 
- 超久しぶりに復活。いきなり上位最終強化からも作成可能。
LV3までは旧作とほぼ同じ性能だが、G級からの性能は少し違ってくる。
究極強化のガイアイーターの攻撃力は320とやや低めだが、
徹甲榴弾の装填数が5/4/3発、拡散弾も全3発にまで伸びる。
反動もアクセルシャワーでチャラにできるため、ゲージが溜まれば運用に問題は無い。
ただしゃがみ撃ちがLV1徹甲榴弾&LV1拡散弾でややショボく、
高レベル弾をぶちまける銃に比べると炸薬系弾の威力と迫力で伸び悩む。
状態異常弾や物理弾もそこそこ撃てるため、それなりに真っ当な使い方ができる銃ではあるのだが。
MHRise 
- ver3.0時点での最終強化は「アースイーター」。
他のバサルモス武器と同様にきっちりと岩竜の涙を要求してくるので注意。
その性能は、- 少々伸び悩んだ攻撃力180、会心率0%
- ブレなし、反動「中」、リロード「普通」と平均的
- ちょっと嬉しい防御力ボーナス+10
- 特殊弾は狙撃竜弾
- スロットは需要が高いLv2が1つ
- 百竜強化は防御力強化II/散弾追加II/拡散弾追加I
引き継ぎも含めると攻撃力強化II/貫通弾追加I/放散弾追加Iも付与可能 - 通常弾5/5/5、貫通弾3/0/0(5/5/0)、散弾3/0/0(6/6/5)、放散弾4/0/0(6/6/0)
徹甲榴弾5/3/0、拡散弾3/2/0(3/3/0)
()内は対応する百竜強化を発動させた場合の装填数を示す - 斬裂弾装填不可、竜撃弾1発装填
- 状態異常弾はLV1毒弾と全てのLV2状態異常弾に対応
LV2麻痺弾は単発自動装填に対応 - 属性弾は火炎弾が3発装填、貫通火炎弾が単発自動装填対応
- 基本コンセプトは過去作から変わらず、炸薬の扱いに長けたヘビィボウガン。
徹甲榴弾でスタンさせて拡散弾と竜撃弾で追い打ちをかける立ち回りになるだろう。
なお毒弾以外はLV2状態異常弾だけ使えるという特徴も過去作から変わっていない。
つくづくブレないやつである。
- しかし物理弾の取り扱いに関しては改善が見られる。散弾以外は低レベル弾に限るが、
百竜強化によって貫通弾、散弾、放散弾、拡散弾の装填数を増やすことができる。
特に散弾の装填数は中々悪くない数字まで伸びるが、移動射撃は不可なのが悔やまれる。
- このように真っ当に戦えるヘビィではあるが、今作でも強力なライバルに悩まされている。
それは派生強化元でもあるメテオキャノン。こちらよりも高い基本攻撃力200に加えて、
スロットはLv2が1つとLv1が2つの大盤振る舞い。徹甲榴弾の装填数が4/3/3と優秀で、
竜撃弾にも対応。さらには全てのLV2状態異常弾の単発自動装填に対応している強敵である。
こちらは散弾をはじめとして物理弾でも戦えることと、LV2までとはいえ拡散弾が使えることで
差別化していくしかないだろう。あとこっちの方が見た目が面白い
- 強力なライバルこそ存在するものの、武器自体の性能は悪くないため
最後まで使い続けることは十分に可能ではある。
過去作で使用していて愛着があるなら、ぜひ新天地での相棒として担いでやろう。
MHR:S 
- MRにも無事に進出。バサルモスのMR個体を狩猟することでアースイーター改に強化可能。
そこから更に傀異化した竜骨を使用することで、最終強化「エクスリボルバー」となる。
アースイーター改に強化する時点で岩竜の天殻を要求されるのは少々面倒。- 最終強化名を見て「あれ…?」と思った方もいるだろうが、その違和感は正しい。
エクスリボルバーは、過去作ではグレネードボウガンの系統に使われていた名前である。
MHP2GやMHXXより、本来のこのヘビィの名前は「ガイアイーター」となるはずであるが、
今作ではグレネードボウガンの最終強化にその名前が使われてしまっている。
恐らく…というかほぼ間違いなく設定ミスによるものだろう。
だってこのヘビィにリボルバー要素どこにも無いし… - ガンナー有志にて問い合わせもあったこの件だが、後に公式で名前の取り違えと判明。
同じく名前がガイアイーターになっていたライト共々、Ver.12にて修正されることとなった。
- 最終強化名を見て「あれ…?」と思った方もいるだろうが、その違和感は正しい。
- 武器名についてはひとまず置いておき、改めて最終的な性能について確認してみると、
上位からの変化点は以下の通りとなる。- 攻撃力350に会心率0%。火力は中堅クラス
- 百竜スロットはLv2
- 散弾6/6/5、徹甲榴弾5/5/0、拡散弾3/3/0に装填数が変化
- その他の性能は上位から据え置き
- 素の状態で徹甲榴弾の装填数が5、拡散弾の装填数が3となったのが大きい。
いずれもLV3弾が装填できないのは痛い所だが、スタンや部位破壊など、戦闘の補助に使う分には
これで十分だろう。装填拡張のスキルを切ってKO術や弾薬節約に回すと更に使い勝手が良くなる。
また、物理弾についてはMHRiseとは異なり、散弾1本に絞った性能となっている。
新スキルのチューンアップにより、シールド付き散弾ヘビィが実用的となっているのは追い風か。
ただし、相変わらずLV3散弾が移動射撃に対応していないのは明確な欠点と言えるので、
回避距離などの立ち回りを補強するスキルや鉄蟲糸技で補おう。
- 運用方針としては、普段はじっと守りを固めながら散弾を軸に立ち回り、隙を見つけたら
徹甲榴弾と状態異常弾で体勢を崩して猛攻を仕掛けるといい。
麻痺弾で動きを止めて散弾を叩き込む、徹甲榴弾でスタンさせて拡散弾を連射する、
睡眠弾で眠らせてから爆弾と竜撃弾で大ダメージを与える…と取れる戦法は様々。
単純な散弾の火力は他のヘビィに劣るが、これらの炸薬や状態異常弾も取り入れて戦う事で
十分な戦果を挙げることは可能である。クレバーに戦況を見極めるべし。- マルチではターゲットが散るため、モンスターとの距離が開く機会が多くなりがち。
散弾運用では溜め撃ちの方が相性は良いが、Ver.13で強化されたクラウチングショットを疾替え先に仕込んでおくと、
遠距離追撃用として通常弾や火炎弾が運用しやすくなる為オススメ。
鉄蟲円糸【迅】を展開しておけば散弾の射程補助にもなるので、
狩場のど真ん中に陣を構えて固定砲台のように運用するのも面白いだろう。
- マルチではターゲットが散るため、モンスターとの距離が開く機会が多くなりがち。
- 百竜装飾品については、各種特効スキルを付けるのが安牌ではあるが、炎魂竜殊によって
炎王龍の魂を発動させる選択肢もある。爆発系弾丸のダメージは後者の方が大きくなるが、
前者は散弾の威力も上げることが出来るので甲乙つけがたい。相手の肉質も鑑みて判断しよう。
余談 
- 武器名のロックイーターは英語にすると【Rock eater】。直訳すると"石を食べる者"となる。少しだけカッコ良くいうなら石を食らうもの、とかだろうか。
鉱物食であるバサルモスの生態をシンプルに表した、秀逸な武器名と言えよう。
ちなみに、強化を施していくとマウントイーター、アースイーターとなるが、それぞれ
"大地を食べる者"、"地球を食べる者"となる。……随分と大食らいなヘビィである。
性能的には他のヘビィに食われがちなのだが