2012年1月に開催されたシリーズクエスト「甲殻ダッシュ!」にて製作可能となった、
アクラ・ヴァシム素材の弓。
当項目では、アクラ・ジェビア素材の「ジェビアボウ」についても記す。
目次
概要・性能
- 見た目は特に何の変哲もないアクラ・ヴァシム素材の弓である。
ヴァシムボウ → ヴァシムアロー → ヴァシムシュート → ヴァシムブラスター(親方印武器)
→ ヴァシムホッパー(HC武器) → ヴァシムフリーダム(準G級武器)
という強化過程をたどる。
- 生産には「光沢のある黒甲殻」、ヴァシムブラスターへの強化には「埋もれた黒重殻」、
ヴァシムホッパーへの強化には「光沢のある黒堅殻」、
ヴァシムフリーダムへの強化には「光沢のある黒重殻」が必要である。
いずれも必要数は10個だが、イベントクエスト報酬にしろくじにしろ10個まとめて手に入る。
- ヴァシムブラスターは、攻撃力324、会心率10%、スロット1を持ち、
強撃ビンと麻痺ビンを装填可能な無属性連射弓という性能。
MHF-G1にて追加された曲射は集中型。
親方印武器(武器捌き効果持ち)という特性は剛種武器の弓と被ってしまっているが、総合性能はそこそこ。
当時はまだ剛種武器の製作難易度も高く、こちらのレア度は9であるため、
フォワード.5までのSRシステム下では多くの剛種武器よりもやや早く使用することができ、
繋ぎとしては十分に使えた。
- ヴァシムホッパー以降の強化先は(実質)MHF-G10.1にて追加された。
強化先が存在することはG9より確認されていたが、
その強化素材である「光沢のある黒堅殻」「光沢のある黒重殻」はG9からG10にかけてはついに実装されず、
G10.1にて開催された「メゼポルタ秋の大運動会」イベントまで待たなければならなかった。
なお、これらの素材はくじで引き当てなければならないが、確率はそう低くない。
しかしやっと強化が可能となったヴァシムフリーダム、なんとGR1の準G級武器としての扱いである。
イベント武器によくある、GR1武器→GR5武器という派生先も無い。
片割れ(後述)は大きく強化されたというのに、この違いとは…
性能もほとんど微増に留まるが、会心率だけは60%と凄いことになっている。- ちなみに、G級ヴァシム弓としては「ヴェアレイター」という同デザインのものが存在する。
そちらは貫通弓。
- ちなみに、G級ヴァシム弓としては「ヴェアレイター」という同デザインのものが存在する。
余談
- ヴァシムボウの説明文には「正体不明のモンスターの甲殻から制作した弓」とある。
生産段階から武器名にモンスターの名を冠しているのにもかかわらず正体不明とは…
また、光沢のある黒甲殻の説明文にも「正体不明のモンスターの素材」と書かれている。
ただしヴァシムシュートまで強化すると説明文が変更され、
アクラ・ヴァシム素材のものであることが明記されるようになる。
強化に際してアクラ・ヴァシム素材を初めて使用したからだろうか。
- 本シリーズクエスト「甲殻ダッシュ!」の依頼主はルポック。
過去のシリーズクエストにて特異個体アカムトルムを発見した彼である。
「甲殻ダッシュ!」ではヤオザミからアクラ・ジェビアまで、
2012年1月当時存在していたありとあらゆる甲殻種がターゲットとして登場する。
シェンガオレンも登場するが、直前のアクラ・ジェビアの時点でヴァシムボウに必要な素材は揃っているため、
やらなくても良い番外編という扱いに留まっている。
なおシェンガオレンの討伐を達成すると貴重な虹色鉱石が2個貰え、
この地にはまだ未開拓の土地が残っており、
そこには未知の甲殻種も存在しているはずだ…という話を聞くことができた。
ジェビアボウ
- 2012年12月に開催された「甲殻ダッシュ!」の続編、「続!甲殻ダッシュ!」にて製作可能となった、
アクラ・ジェビア素材の弓。
デザインはそのまま、ヴァシムボウがジェビアカラーになったもの。
- ジェビアボウ → ジェビアアロー → ジェビアシュート
→ ジェビアブラスター(親方印武器) or ジェビアバスター(HC武器) → ジェビアピアース(G級技巧武器)
という強化過程をたどる。
生産にはイベント素材の「光沢のある白甲殻」が10個必要だが、
親方印武器、及びHC武器への派生時にはイベント素材は必要ない。
- ヴァシムボウ系統が連射弓であるのに対し、こちらは貫通弓。
また、装填可能なビンが強撃ビンのみとなっている。
属性は相変わらず無属性。
ジェビアブラスターは、攻撃力336、会心率0%、スロット2、レア度9、曲射は爆裂型。
ジェビアバスターは、攻撃力324、会心率0%、スロット1、レア度5、曲射は放散型。
親方印武器とHC武器とで強化先が分岐しているイベント武器の定石通り、
汎用性では親方印武器が勝るが、ハードコアクエストではHC武器が勝る、という性能になっている。
- こちらはMHF-G10にてG級派生が確認された。それもG級技巧武器として。
ただし、派生に必要な「パローネ蘭箱」はパローネ大航祭では実装されず、
実際の派生解禁は、蘭箱が実装された第1回歌姫狩衛戦開催を待たねばならなかった。
- G級ジェビア弓は既に「ジェビアフェテース」という同デザインの武器が存在しているが、
ジェビアフェテースは溜めLV3が拡散型なので、貫通型のこちらとは差別化が可能である。
既に存在するG級無属性貫通弓として挙げられるのは、イナガミ素材の「雅翁弓【姫淡】」あたりか。
こちらはG級技巧武器としての特殊効果を持っており、あちらはあちらで防御力+200などといった個性があるので、
やはり差別化は容易であろう。
余談
- 「続!甲殻ダッシュ!」は前編とは違い、全ての甲殻種と戦う訳ではない。
それどころか途中で魚が絡んでくる。
ただし、前編にて存在が仄めかされた未知の甲殻種ことタイクンザムザはきっちり登場する。
また、灰晶蠍の血結晶の納品クエストがある。
つまりあのアクラ・ジェビアの尻尾切断、及び血結晶破壊を達成しなくてはならないため、
ただ狩猟するだけでもよかった前編より総合的な難易度は高くなったと言えよう。
- アクラ・ジェビアは、ジュビアだのジョビアだのと名前が間違えられやすいモンスターであったが、
この「続!甲殻ダッシュ!」の開催時には公式で「ジュビアボウ」と盛大に誤記されてしまった。
不憫な…