ガンズ=ロック
岩竜の素材で作られた狩猟笛。
従来と機構が異なる試作品で、弦の振動で音を発生させる。
ヴォルカニックギグ
岩竜の貴重な素材を加工した蒼い狩猟笛。音色を聞いた者は感動で涙が止まらない。
ビート=ガンロック
お堅い狩人も熱狂の海に溺れる、ショッキングピンクの戦楽器。
※ただしモンスターには子守唄
本項では亜種武器であるビート=ガンロック系統についても記述する。
目次
概要
- バサルモスの素材と大量のマカライト鉱石を使って作られた狩猟笛。
作品によって特徴は異なるが、火属性を宿す点は共通している。
- 生産時の銘はガンズ=ロック。
バサルモスの頭を模した岩の如きボディをしておりベースのような音を立てる。
表側の釣り目双眸が目立つが、裏側にも髑髏の貌が存在している。
双眸は紫色をしているが、バサルモス素材にもマカライト鉱石にも
このような色味はなく、どこから来た色なのかは不明*1。
- 強化を重ねてヴォルカニックロック~ヴォルカニックギグに強化すると外見が一新される。
マカライト鉱石を大量に使用しているためか、ところどころ蒼い。そしてとにかく鋭角。
さらにネックの裏側にゲリョスの皮模様のようなカバーが装着される。
しかしどのシリーズでも強化にゴム質の皮は一切使わない。
そもそもこの笛は火属性でありゲリョス素材とは相性が悪いと思われるため、
それらしき素材をわざわざ使っている理由は不明。
ヴォルカニック系列は演奏時の音もガラッと変わり、
まるでエレキギターのような激しい音を奏でるようになる。
武器の説明には「音色を聞いた者は感動で涙が止まらない」とあるが、
あながち間違いではないかもしれない。
実際、この音色を好んでヴォルカニックギグを愛用するハンターもいる。
因みに通常のギターとは違い弦は4本。つまり外見ならベースである。
ヴォルカニックロックの強化素材にキリンのたてがみが要るので、
おそらくそれで張られた弦なのだろう。
- ガンズ=ロックシリーズの強化にはとにかく大量のマカライト鉱石が必要。
作品によっては強化の多くの段階で10個から30個まで要求されることもある。
この鉱石が不足がちな序盤では特にそうだが、計画的に集めておかないと作るのは大変である。
- MH4(G)では新たに登場したバサルモス亜種の素材をつかったビート=ガンロック系統が登場しており、
こちらは説明文の通りの睡眠属性武器となっている。
ショッキングピンクと謳ってはあるものの、実際に見ると赤を基調にした色合いをしている。
- ガンズ=ロックシリーズはほとんど「○○=△△」という名前になっているが、
ヴォルカニックロックとヴォルカニックギグは「=」が入らない。
おそらくこれは武器名の文字数が10文字までという制限が原因である。
ヴォルカニックギグはギリギリで9文字だが、強化して改が付くと10文字になってしまうためか、
ヴォルカニック=ギグにはなっていない。
なおMH4G以降のG級武器であるインフレイム=ギグにはしっかりと「=」が入っている。
性能
MHP2G
- 音色は紫黄空。使える旋律は
耐寒・耐雪、氷耐性強化【大】、龍耐性強化【大】、雷耐性強化【小】、耐震、麻痺無効、高周波。
攻めより仲間のサポートを重視した演奏効果である。
耐寒・耐雪はもちろん耐震はドドブランゴ、雷耐性と麻痺無効はフルフル、
龍耐性はクシャルダオラにティガレックスと雪山での戦闘を想定して造られたかのような武器。
同時にウカムルバスに対して最も効果的な武器の一つである。
また、属性と耐震効果によりシェンガオレンに対しても大きな活躍をする。
スロットが2個あり、自由度はそこそこ。
- G武器としてガンズ=ロックGも存在する。
ヴォルカニックギグより攻撃力が高く、紫ゲージの長さも大きく勝っている。
反面、属性値は低めでスロットはひとつも空いていない。旋律効果はまったく同じ。
どちらも一長一短なので、好みで使い分けてもいいだろう。
MH4
ヴォルカニックギグ
- ランポスバルーン改から強化することでガンズ=ロックを作成し、
強化をくり返すことでヴォルカニックギグとなる。
- 今作ではヴォルカニックギグで火580と、意外と属性寄りのパラメーターで登場。
音色は紫青空に変更されており、
スタミナ減少無効【大】、風圧無効、防御力強化【大】、耐雪&耐泥、気絶無効など防御型の旋律効果を持つ。
しかし斬れ味が素で緑、匠で青と相変わらず酷く、ゴルトリコーダーにイマイチ勝てていない印象。
どちらも旋律が似通っており、攻撃力・属性値もどっこいどっこいなので
斬れ味が決定的な差になってしまうのである。
- なお発掘装備に強化前のガンズ=ロックが登場している。
こちらはドスランポスのギルドクエスト専用となっている。
- 闘技大会のジンオウガ亜種討伐に、なんとこれが用意されている。
…決して悪い夢でも冗談でもなく、これが現実である。
ジンオウガ亜種には火属性は効果的ではないくせに*2、発動スキルは火属性攻撃強化+2。
他には風圧【大】無効、火事場力+1と割とどうでもいいスキルばかり。
アイテムは落とし穴やシビレ罠はおろか閃光玉1つすらなく、
トドメと言わんばかりに龍耐性が-20のリオハートシリーズ、当然耐性スキル無しと、
設定ミスを通り越して悪意すら感じられるほどの有様。
こんなのを担いでソロでSランクを取ればもはや現実世界では人間呼ばわりされなくなるだろう。
この笛はスタミナ減少無効【大】を吹けるが、
当て付けのように他の武器が双剣・ハンマー・弓、そして乗りを狙いやすい操虫棍と、
スタミナ消費の激しいものばかりであることが哀愁を誘う…
せめて属性の活かせる亜種の狩猟笛であれば…
一応他の武器のサポートとしてスタミナ減少無効の旋律が活かせるため、
ソロプレイでなければ役に立つ。
アクセル=ガンロック
- MH4にて新たに追加されたバサルモス亜種の素材を用いた狩猟笛。
ガンズ=ロック系からヴォルカニックロックではなくビート=ガンロックへ派生させ、
更に強化することでアクセル=ガンロックとなる。
- ビート=ガンロックは岩竜の涙を使うものの一発生産でも作成可能なため、
下位のドスランポスやバサルモスを探すのが面倒な場合はこの手を使った方が楽である。- 生産・強化には見た目通り大量の鉱石(主にカブレライト鉱石)を必要とするが、
バサルモス亜種からの剥ぎ取りやクエスト報酬、戦闘中の採掘など入手手段は非常に多いため、
基本的にバサルモス亜種だけを狩っていればほとんどの素材は揃う。
- 生産・強化には見た目通り大量の鉱石(主にカブレライト鉱石)を必要とするが、
- ヴォルカニックギグ同様に見た目はやはり笛ではない狩猟笛となっている。
演奏時の音色も見た目通りギターの音色となっている。- 顔を模したデザインはガンズ=ロックから引き継いだもの。
ヴォルカニックギグ系の色違いで、あちらは青、こちらは赤となっている。
- 顔を模したデザインはガンズ=ロックから引き継いだもの。
- 睡眠属性武器のため、攻撃力は728と少し控えめ。睡眠属性値は280と結構高い。
防御力+10と会心率5%があるため、全体的には安定した性能を誇る。
斬れ味は素で長めの青ゲージを持ち、斬れ味レベル+1でも青が伸びるだけである。
素の青ゲージが50あるので、匠を外し業物や砥石使用高速化で運用するのがいいだろう。
- 音色はヴォルカニックギグと同じ紫青空。
確かにモンスターには子守唄かもしれないが、快適な狩猟をサポートするという点では一級品である。
スタミナ消費をともなうハンマー使いや双剣使い、加えて防御力も低い弓使いの人にとっては、
覇笛ハウカムトルムに並んで重宝されるだろう。
- 睡眠属性もついていて、連音攻撃を駆使し旋律を奏でつつ攻撃を当てていけば、説明文の通り子守唄と化す。
本作における唯一の睡眠狩猟笛(発掘装備除く)なので、キリン爆殺戦法などの時は重宝する。
狩猟笛なので心眼を外すことができ、通常の爆殺ボマー装備よりスキル枠に余裕ができるのが長所。
また旋律も、通常種の雷属性やられを実質無効化する気絶無効に
亜種の氷属性やられを実質無効化するスタミナ減少無効と、こちらも好相性。
- 記事冒頭の通り、この武器の音色はモンスターにとっては子守唄になるらしいが、
別に演奏の中に睡眠を誘発するものがある訳でもないので
細かいことではあるが少しだけ違和感のある説明文となっている。
あくまで「モンスターの眠りを妨げない」という程度の意味かもしれないが…。
もしかしたら攻撃の度に鳴るベースの音で眠らせてるのかもしれない。
それはそれでベースで直接殴らないと眠らないのは何故かという矛盾が生じるが...。
MH4G
インフレイム=ギグ
- 上位の時点でヴォルカニックギグとなっていたため、G級でインフレイム=ギグという新たな強化先を得た。
相変わらず属性重視で攻撃力1300・属性値680と順当に強化された。
他にもスロットが一つ追加され、防御力ボーナスも40に上がっている。
残念ながら斬れ味も相変わらず劣悪だが、素の青ゲージが長くなった事や
属性が斬れ味補正を受けにくい事から匠無しでの運用もできるようになった。 - 火属性武器として見ると相変わらずルナーリコーダーの壁が厚い。
斬れ味だけでなく攻撃力でも大差を付けられており、
最大ゲージでの物理火力はインフレイムの127%となっている。
ここまで差が大きいと、もはや属性値で覆す事はできないだろう。 - 最終強化の手前であるヴォルカニックギグ改は一発生産が可能になっている。
G級になってからこのベース笛に興味を持ったハンターはここから生産してみてもいいだろう。
ララバイ=ガンロック
- アクセル=ガンロックも順当に強化先が追加され、ヘビィ=ガンロックを経由しララバイ=ガンロックへと強化される。
攻撃力は1248と控えめだが、会心率10%がそれを補う。属性値は360に、防御力は25に上昇。
斬れ味は素でそこそこの白を持ち、匠で10だけだが紫も獲得する。
匠で瞬間火力を取るか業物や砥石使用高速化で妥協してスキルを重視するかはご自由に。
なお、狩猟笛なので弾かれることを心配して匠を付ける意味はほぼない。
- 今作ではラスボス笛の登場により唯一の睡眠笛では無くなったが、
あちらは攻撃力が高い代わりに属性値が非常に低いことから睡眠を狙えるのはソロのときぐらいになっている。
また旋律内容も大きく違うため差別化は容易。
- やはりキリン爆殺にはうってつけ。前作同様雷・氷属性やられを実質無効化できる他、
亜種が新たに習得した、雪だるま効果を持つ技も無効化できる。
この技はダメージが無い代わりにあらゆる無敵を貫通する特性を持っているため、
耐雪&耐泥があるだけで安全性・快適性が段違いになる。
- なお、この笛はピンク色ということになっているが、
ヘビィ=ガンロックへの強化の際には青怪鳥の重殻を使用する。
一方で水色の通常種武器はと言うと、ヴォルカニックギグ改への強化の際に使用するのは怪鳥の重殻。
色ではなく、通常種か亜種かで区別しているのだろうか。
MHXX
- MHXではバサルモスが登場しなかったため一時的に消えてしまったが、
バサルモスの復活に伴い再び登場した。
今回は上位から生産できるガンズ=ロックと、
G級で派生できるヴォルカニックロックの二系統となっている。
バサルモス亜種が登場しないため、ビート系統は存在しない。 - 王琴トドロキからの派生の他、上位素材を使った通常の生産と、
G級素材を使ったLV3からの生産もできるなど入手経路が複数ある。
- ガンズ=ロックの究極強化はLV5タイタンズ=ロック。
- 攻撃力320
- 火属性25
- 素の白ゲージは控えめで、斬れ味レベル+2でギリギリ紫ゲージ
- 会心率10%
- 防御力+15
- スロットなし
- 音色は紫青空
紫ゲージは微量しかないので諦めて白ゲージ運用してしまった方が扱いやすい。
使える旋律はMH4準拠でやはり直接攻撃に貢献する旋律はないが防御性能は高めになっている。
特に超特殊許可クエストなどでは、
防御力強化の旋律があるかないかで即死かどうかが変わることもあり、意外と侮れない。 - 一方のヴォルカニックロックの究極強化はLV3インフレイム=ギグ。
- 攻撃力300
- 火属性35
- 素では控えめな白ゲージだが斬れ味レベル+2で十分な紫ゲージ
- 会心率は0%
- 防御力+25
- スロットは2つ
- 音色は紫黄空
火属性の笛としてみると基本性能ではイブレスノヴァに完敗だが、
今作ではだるま状態を使うモンスターの多くが火属性に弱く、
その中には振動を使用するモンスターも存在するため、
火属性で黄空音色を持つこの武器の出番は少なくない。
- 作成では今作は上位からの登場のためかマカライト鉱石は使用せず、
生産時にカブレライト鉱石を10個使用するのみである。
強化過程ではこれといってレアな素材は要求されないが、
インフレイム=ギグは究極強化に覇竜の重棘を使用するため作成がHR解放後となる。
さらにどちらも究極強化に今作で増えてしまった新素材岩竜の天殻を使用するため、
今までのように剛翼さえ集まればそこまで大変ではないというわけにはいかなくなっている。
- 究極強化まで紫ゲージは得られないため、HR解放前はやや火力不足感もあるかもしれない。
ガムートやドドブランゴ、ウカムルバスといった、
火に弱く、耐震と耐だるま状態の両方が有効な相手では大きな活躍が見込めるだろう。
また、耐震と耐だるまと火属性が有効な相手の一体である大雪主ウルクススの特殊許可クエストG5では、
怒り喰らうイビルジョーも同時に出現するため、他に吹ける旋律の龍属性防御強化【大】も役に立つ。
MHRise
- バサルモスと共にガンズ=ロックも復活。カムラノ鉄笛IIIからの派生強化でのみ入手可能。
ガンズ=ロックIは攻撃力110、火属性10、短めの緑ゲージ、防御力+15ボーナス付き。
製作可能になる里★4の時点ではそこそこの火力を持つ。
また、すぐに王琴トドロキへの派生が可能となっている。
里★6になるとオロミドロの素材を使うことでガンズ=ロックIIとなり、
攻撃力150、火属性12、緑ゲージが少し伸びる。
- 上位集会所★5でバサルモス素材のみで最終強化でき、ギガンズ=ロックという名前になる。
- 攻撃力170
- 火属性15
- 緑ゲージ70、匠2から青ゲージ、白は出ない。
- 防御力+20ボーナス
- スロットLv2が1つ
- 旋律 : 振動無効、音の防壁、スタミナ消費軽減
- 百竜強化 : 防御力強化II (+20) 、属性強化【火】III (+8) 、鈍刃の一撃
レア素材の岩竜の涙が必要なのがやや辛いが、今作では極端な低確率ではなく連戦すれば入手できるだろう。
- 旋律はいずれも補助系。
振動が厄介で火属性弱点のウルクススやヨツミワドウには特に相性が良い。
火弱点ではないもののラングロトラの振動にも効果的。元々あって無いような属性値だし。
音の防壁は非常に癖が強いが、効果的に使いこなせば攻防備えた立ち回りができる。
スタミナ消費軽減は同行する武器種によっては役立ってくれる。
水属性やられを緩和できるのも嬉しい。
- 攻略段階では役立ってくれるが、上位後半からは強力な笛が続々登場してしまうため
ギガンズ=ロックが一線で活躍し続けるのは厳しくなってくる。
持ち味の旋律効果を活かしていきたいところではあるが、
今作では振動を使う相手の数が少ないうえに序盤から中盤で戦える相手に集中している。
後半はラージャンくらいしかおらず、頻度や範囲も控えめ。慣れれば耐震がなくても立ち回れるのが痛い。
耐震スキルを付けずに来るハンターも多いため、マルチプレイなら
不慣れな味方の硬直を防げる利点はあるが、相手と距離をあけるガンナーが多いと腐りがちになることも。
その他の旋律も使いどころが難しかったり、武器種によっては劇的な効果ではなかったりで
最後まで使い続けるのはなかなか難しい。
- 物理型火属性武器としては、蛮顎竜の狩猟笛が強力なライバル。
マイナス会心15%があるものの、誕生したフラムエルコルヌIの時点で
攻撃力190、火属性18、長い緑ゲージ、スロットLv2とLv1が1つずつ、攻撃力UPを演奏可能。
最終強化では攻撃力210、火属性22になり単純な武器スペックでは勝ち目がない。
さらに2.0アップデートで属性型だった火竜の笛や妃蜘蛛の笛すら
ギガンズ=ロックの攻撃力に到達してきたため、相対的な火力不足が目立つようになってしまった。
百竜強化にも劇的に火力を上げる効果がないのが厳しい。
- 演奏すると溶岩洞汎用戦闘BGMの一節が流れる。弦が振動するギミックもあり非常に格好いい。
- 今作ではネックおよびボディの目の色がマカライト色になった。
MHR:S
- ギガンズ=ロックの最終強化はタイタンズ=ロック。
- 攻撃力340
- 火属性27
- 防御力+20
- 斬れ味は素で短い白。匠+2から紫ゲージ。
- スロットLv3が1つ。百竜装飾品はLv3
- 旋律 : 振動無効、音の防壁、スタミナ消費軽減
しかし実態はどうしてこうなったというレベルで論外な性能。
属性値は火属性笛でワースト2位。
防御ボーナスは上位から全く成長せず。
そして最大の問題が旋律。この旋律の組み合わせこそが論外とされる所以である。
- 振動無効は対象のモンスターが少なく、火弱点で使ってくるモンスターはウルクススとヨツミワドウのみ。
他にはガランゴルムにも有効だが、苔を纏った部位にしか火が通らないので使い所は狭い。
スタミナ消費軽減は味方に弓や双剣が居ない場合は恩恵が薄い。
そして最大のネックが扱いの難しい音の防壁。
よりにもよって多用しやすい赤音符がコレなので、どうしようもない。
下手に使うと多段ヒットで味方を乙らせかねないので動きがかなり制限されてしまう。
このせいでライバルがどうとかそういう問題ではないレベルの産廃笛であり、
攻略段階で使うにしても基本的にマルチでは使わないようにしなければならない。
- 属性値が半ば死んでいるのは一旦置いておくとして、この武器最大のネックはやはり音の防壁。
ライズの時点でも問題視されることのあったこの旋律がサンブレイクで何の修正もされなかったのが問題。
逆に言えば、アップデートで音の防壁の性能が変化すればタイタンズ=ロックが息を吹き返す可能性が無いでもない。 - Ver.14で龍気変換や、傀異錬成のスロット解放ボーナスの登場で低い属性値を大きく底上げが出来るようにはなっている。
劫血やられを積極的に狙いに行ける相手に限られる点や、
音の防壁が未だ先述の有様ではあるが、火属性が通る相手ならば一考の余地はある…かもしれない。- 例を挙げると傀異化した皮集めでのドスバギィ周回では睡眠耐性を装備し、
劫血やられを貰いつつひたすらにゴリ押す…と言った芸当が可能。
- 例を挙げると傀異化した皮集めでのドスバギィ周回では睡眠耐性を装備し、
- ここまで散々な評価だったが、Ver.15では遂に音の防壁にダメージカットが追加。
傀異錬成と護石によって狂化奮闘業鎧が現実的な構成になった結果、
この笛は遂に無敵状態で延々と150以上の属性値を叩き込む笛へと昇華された。
まさにバサルモスの如き不動の構えである。
ついでに傀異スロット全解放により、素で斬れ味紫まで獲得できるように。
盟勇がヒノエとウツシにほぼ固定される点、
他の旋律が役に立たないどころかスタミナ軽減は奮闘のせいで意味がない点を差し引いても
装備とスキルを練り込めばかなり強力なゴリ押しができる火属性笛としてソロ運用できるだろう。
MHF
- ガンズ=ロックとヴォルカニックギグに加え、
SP武器としてガンズ=ロックに赤味が掛かった「ガンズ=ビートSP」と「シルヴアクスSP」が登場。- 「ガンズ=ビートSP」は、ガンズ=ロックに赤味が掛かったようなカラーリングであり、濃い桃色にも見える。
火属性であり、説明文によれば、伝説の職人が残した最期の一品。
一方、「シルヴアクスSP」は、カラーリングが緑色に変化したヴォルカニックギグであり、
その色からドラグライト鉱石を使っているようにも見間違える。水属性と睡眠属性の双属性。
激しく魂に響く音色を奏で、抗えない眠りに誘うという。
- 「ガンズ=ビートSP」は、ガンズ=ロックに赤味が掛かったようなカラーリングであり、濃い桃色にも見える。
余談
- MHXXのEDムービー「パーティ☆ニャイト」内で、カティ・ミルシィ姉妹が龍識船船上ライブを開催しているが、
そのバックバンドで、なんと主席研究員がガンズ=ロックを演奏している。
あのお堅いイメージからはちょっと想像できないが、弾きっぷりはなかなかサマになっている。
いよいよ笛じゃなくてベースになってしまってるのは置いといて。
なおその隣では、龍識船の雑貨屋が王牙琴を演奏している。
- 2020年末、MHRise公式サイトの武器紹介動画にて
狩猟笛のハンターがガンズ=ロックを装備している姿が確認された。
この動画での狩猟笛のアクションが超スタイリッシュになっていたため、
フレーバーテキストの如く「感動で涙が止まらない!!」カリピストも多かったのではなかろうか。
体験版の狩猟笛装備にも抜擢されており、
この時は攻撃力UP、防御力UP、体力回復【小】の旋律が演奏可能であった。
- 生産段階となるガンズ=ロックは岩の音読み「がん」とロックミュージックを意味し、
その語源である岩を意味する「Rock」をかけた洒落と思われる。
一方でヴォルカニックギグの名称は「Volcanic Gig」つまり「火山でのギグ(ライブ)」という意味だろう。
まんまである。
さらに言うと、アメリカのハードロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のオマージュとも考えられる。
MH4(G)の亜種派生は「アクセル=ガンロック」だが、
このバンドのヴォーカルも「アクセル・ローズ」という名前である。
さらにさらにMH4G以降の最終強化銘、インフレイム=ギグの名称に関しても
スウェーデンのメロディックデスメタルバンドだった、「イン・フレイムス」から取られていると思しい。
以上のようにやけにバンドネタが多いが、
本武器は現在では多く散見されるギター型狩猟笛ではかなりの古参とも言えるのでネーミングに困ったのかもしれない。
当時のスタッフの世代を感じさせる。
- ちなみに初登場のMHP2(G)とMHFでのみ存在する仕様として、
納刀して背中に担いでいる際にギターのボディ部分、バサルモスの顔が真横を向いている。
MH4になってから斜め前を向くようになり、以後この担ぎ方が定着している。
関連項目
モンスター/バサルモス
モンスター/バサルモス亜種
武器/バサル武器
アイテム/マカライト鉱石
BGM/溶岩洞戦闘BGM - MHRiseでこの笛を演奏した際に一節が流れる。