MHF-G、第59回狩人祭で実装されたG級武器。
MHF-G2で実装されたシュトルムシリーズ、
MHF-Zで追加された辿異武器アルヴォーラシリーズも以下に記す。
目次
概要
- 儀礼用であった武器を鍛え、G級武器として再臨した逸品。
どれも白いスタイリッシュな外見であり、細部に施された装飾が美しい。
- G級武器に違わぬ高い攻撃力と、近接武器はかなり長めの白ゲージが特徴。
残念ながらレベルアップによる斬れ味ゲージの強化が無く、片手剣と
GGで追加された穿龍棍以外は紫ゲージが出ないのが惜しい。
設定されている武器ランクはGR3となっているが、実際にはGR4レベルの初期性能を持つ。
本格的にG級武器が初期値の時点で覇種武器に匹敵し始めるランク帯を想定した性能となっている。
またボウガン以外は新属性である光属性も備わっており、
それもレベル20時点で500~600と高水準でまとまっている。
Lv50時の性能は物理・属性値共にかなりの水準であるが、上述した通りゲージに難がある武器が多い。
- 大剣
- ヴォーラソード
攻撃力:2328
光属性:700 - 太刀
- ヴォーラエッジ
攻撃力:2256
光属性:620 - 片手剣
- ヴォーラナイフ
攻撃力:656
光属性:900 - 双剣
- ヴォーラカッター
攻撃力:652
光属性:580
リーチ:長 - ハンマー
- ヴォーラメイス
攻撃力:2418
光属性:750 - 狩猟笛
- ヴォーラトランペット
攻撃力:2366
光属性:800
音色:紫 空 赤 - ランス
- ヴォーラランス
攻撃力:1069
光属性:770 - ガンランス
- ヴォーラガンランス
攻撃力:1069
光属性:680
放射型:砲撃Lv6 - 穿龍棍
- ヴォーラファレッド
攻撃力:865
光属性:740 - ライトボウガン
- ヴォーラボウガン
攻撃力:597
会心率:30%
装填速度/反動:やや速い/やや小 - ヘビィボウガン
- ヴォーラキャノン
攻撃力702
会心率:30%
装填速度/反動:普通/やや小 - 弓
- ヴォーラボウ
攻撃力:546
光属性:580
曲射:爆裂型
- 実装から3年強が経過したこともあり、性能としては陳腐化が進んでいると言わざるを得ない状況である。
後述のヴォーラアックス以外は、ロウシリーズが実質的な上位互換に相当するともいえる。
必要素材
- 祭典武器なので、強化に必要なのはもちろん狩人祭の褒賞アイテム。
G級用の武具には今までの祭典武具に必要だった祭典の証・思い出ではなく、
G級専用素材となる祭典の熱気、祭典の紋章を使用する。
- 生産・強化素材の関係は従来の祭典武具とは逆になっている。
従来は生産は参加さえすれば(一応)得られるアイテムで出来るが強化は勝ち組にならないと難しかった。
こちらは逆に生産は勝ち組にならないと不可能だが、強化は参加さえしていれば一応可能。
- ただし、1回の狩人祭で得られる祭典の熱気は祭典の証と同じ数になる。
最高で勝ち組上位の35個、負け組300位以下だと5個である。
勝ち組クエストにおける熱気→紋章への交換レートは1:1であり、初期生産に必要な紋章は25個。
狩人祭は1回の開催に最低3週間かかるため、運悪く負けが続いたりすると生産だけで数ヶ月かかってしまう。
- 強化は極征クエストの限界突破素材を除き、一切モンスター素材を使わない。
強化に使うのはLv2~50まで一貫して全て祭典の熱気である。
部位破壊限定12%素材や、G級HC素材・剥ぎ取り1%素材に悩まされることはない。
強化に使用する熱気の数は、レシピ0(確定)では3個、レシピ1(成功率60%)では1個である。
その為一応3回まではレシピ1で運試ししても熱気が損になるということはない。
紋章の25個を含めると、Lv1~50までに必要な熱気の総数はレシピ0のみで作ると172個になる。
レシピ1を併用すると運次第ではもう少し数を減らせるかもしれない。- 172個という数は上記入手条件を考えると多い、と思うだろう。
他のモンス素材が全く必要ないのがせめてもの救いである。
熱気の入手数が上がる狩人祭や勝ち猫の挑戦状が開催されたら積極的に狙っていきたい。
- 172個という数は上記入手条件を考えると多い、と思うだろう。
- ただしこれは大幅に状況が改善されたMHF-G2(9月アップデート)での話である。
G1では1レベル毎に7個の熱気が必要だった上に、Lv11~Lv20は失敗が避けられなかった。- ちなみにG1仕様における失敗率などを考慮したレベル20までの期待値は、
有志の試算によると、約260個という要求数になる。
上記の172個でLv50まで強化できることを考えるとおぞましい数量である。
実際に作れるようになる頃にはもっと強い武器が作れるようになっているのではないか?
という問題が浮上していた(G1では★4までしか解禁されなかったのでこの問題はなかったが、
★5以上の存在がG1開始時点で既に見えていたため問題視されていた)。
G2アップデートで5個消費の成功率100%、3個消費の成功率60%となり、更に9月アップデートで今の形になった。
また、Lv50までの強化段階が用意された(Lv50時の性能はGR1武器も7武器も大差ない)ため
作成しても無駄にはならなくなった。
上述の通りモンスター素材を使わないため、狩人祭があるたびにコツコツ強化するには向いているといえる。
ただし狩人祭G級防具も優秀なものがそろっているため、どちらを優先するか悩ましいことになるだろう。 - ちなみにG1仕様における失敗率などを考慮したレベル20までの期待値は、
- G2ではLv11以降の使用Gzが0という不具合があった。
現在は普通にGzを使用するため、特にレシピ1で運試しする場合は気をつけたい。
ヴォーラシリーズ(雷・麻痺)
- MHF-G3.1の狩人祭で追加された新しいヴォーラシリーズ。
いわゆる後期に追加されたエクエスシリーズの外見であり、こちらの属性は雷・麻痺の双属性。
- GR7段階の武器として定義されており、初期スペックはいずれも非常に高い。
最初のヴォーラシリーズ同様、Lv強化型G級武器に属するため、
そのスペックを引き出すには膨大な祭典の熱気が必要となる。
- 高性能ゆえか生産には祭典の紋章の他に、勝ち組クエストでG★7に属するデュラガウアの狩猟を行うことで
入手できる「風魂石」も必要となる。
ちなみに風魂石の入手クエストで同時に祭典の紋章を入手できるので無駄は無い。
シュトルムシリーズ
- MHF-G2で追加された、黒い祭典G級武器。
防具ストレガシリーズがG級対応されたのに伴い、実装された。
- こちらは龍属性、GR6武器として定義されておりそれに見合った高い性能を持つ。
また、ヴォーラシリーズには(片手剣以外)ない紫ゲージを備えているのも特徴。
ちなみにG3現在、普通の龍属性をもつG級武器はリオレウスの武器とこの武器群しかない。
そのため貴重な龍属性武器、といえる。- ただしレウス武器のお株を奪わないようにしているのか、龍属性値はいずれも低め。
- 生産・強化はヴォーラシリーズと全く同じ。
属性や使用する熱気の数でどちらを作るか決めると良いだろう。
ヴォーラアックス
- MHF-G10.1下の第100回狩人祭で実装されたスラッシュアックスF。
存在自体はMHF-G10プレビューサイトなどで示唆はされていた。
- この第100回狩人祭では勝ち組、負け組に関わらずヴォーラアックスを生産することができた。
HRのフロンティアクエスト「思い出の祭武器【宙魂草】」にて宙魂草を5個入手*1でき、
G級昇級でスラッシュアックスFの生産が解禁された時点で、華玉1個と合わせて生産することができる。
- この武器はレベルの無いG級武器(俗に言う準G級武器)となっており、初となるGR3の準G級武器である。
だがその性能は、G級武器Lv50と比較し何一つ見劣りしない。
具体的には、- シジル焼き付け可能武器としては非常に高い攻撃力2818
- 光属性1300
- 取り外し自由のシジルスロット3個
- 長い紫ゲージが発現
- 強属性ビンタイプ
強属性ビンの紫ゲージ武器としてはLv50G級武器桜剣蒼斧があるが、
こちらの攻撃力は2840と誤差レベルの差しかない。
属性値は光と炎という違いはあるが、こちらが圧倒的に高い。
通常のG級武器と比較してなんら見劣りしない事がわかるだろう。
- 上述したロウシリーズについてはG10.1でスラッシュアックスFも追加されたのだが、
スラッシュアックスFのロウ・グラティはスタンビンであり、
ヴォーラアックスとは完全に棲み分けが可能となっている。
アルヴォーラシリーズ
- MHF-Zアップデート後初回となる、第104回狩人祭で作成可能となった「辿異武器」。
第104回では、片手剣、太刀、狩猟笛、ガンランス、穿龍棍、ライトボウガンの6種が、
第106回で、双剣、大剣、ハンマー、ランス、スラッシュアックスF、ヘビィボウガン、弓の7種が実装され、
全武器種が出揃った。
第104回にて実装の6種は祭の熱気【鬼魂岩】を、
第106回にて実装の7種は祭の熱気【魚魂岩】を用いて生産が可能。
両者ともGR200~の勝ち組クエスト報酬で入手できる。
- 武器属性は龍属性。
MHF-Z時点の辿異武器のラインナップとしては、龍属性だけがない状態であり、
これによって無属性も含む全属性のラインナップが揃うものと見られる。
- 辿異スキルは近接武器が《属撃強化》、弓とボウガンは《スキル枠拡張+1》となっている。
- 辿異武器はボウガンも含め、GR400・GR600・GR800の3回の強化を行うことができるが、
このシリーズも全く同じであり、最初はヴォーラ○○なのだが、
強化によって、ヴォーラ○○・改、ヴォーラ○○・真、アルヴォーラ○○となる。
強化素材については通常の辿異武器と全く同じで、武器種毎に割り当てられている辿異種が異なる。
- 性能としては最初期辿異武器と同じで、斬れ味が若干異なり、
属性が龍属性になったというイメージで概ね差し支えない。
生産時点で最先端のG級武器Lv50と同等のスペックを持ち、
最終強化で始種武器+始種防具1部位と互角(ボウガンは加工レベル強化無しの場合)の性能となる。
なおボウガン2種は基本的な弾種・リロード・反動はどの辿異武器も同じなのだが、
龍属性枠ということで滅龍弾の性能が残念だから*2なのか、
例外的にLv3散弾が運用可能になっている(6発)。
- 後に登場した祭武器であるクローマシリーズに関しては、
近接武器においては攻撃力と斬れ味自体は僅かに勝っているが、
属性については、クローマシリーズは黒焔属性でありながら、
内包する龍属性の値だけ見てもアルヴォーラシリーズを超えており、
さらに何より、あちらの辿異スキルは《スキル枠拡張+1》であるため、
辿異スキルの有用性においては大きく差を付けられている。
狩猟笛とガンランスはそれぞれ音色と砲撃タイプで差別化できなくはないが、
基本的にはクローマはアルヴォーラの上位互換となっている。
弓においては、攻撃力と属性は近接武器と同じ傾向であり、
扱えるビンもクローマの方が多いが、弓のタイプで差別化は可能。
ボウガンについては攻撃力はクローマの方が高いが、扱える弾で差別化されている。