暗き地の底より出づる十四の
破壊。第七の破壊はすべてを
なぎ倒す大風の形をしていた。
(冥淵巨鎚アネモス)
目次
概要
- MHR:Sで初登場したハンマー。
本作のラスボスであるガイアデルムの素材を使用して作られる。
- 青銅器のような緑青色の軸を取り巻くように冥淵龍の外殻が螺旋状に巻き付いた見た目をしている。
説明文と合わせて考えるに竜巻を象っている事が想像できる。
性能
MHR:S
- 冥淵巨鎚アネモスは一発生産でのみ入手可能で、それ以上の強化先は無い。
気になるその性能は、 と、気になる部分もあるが基本的に高水準な物理性能を持っている。
- 龍属性のライバルはデスギア武器の災禍鎚ダルカラモルテや赫絶の剛翼ヴェスリオ辺り。
攻撃力では低いが龍属性値はいずれもアネモスを上回り、スロットLv2を持ちマイナス会心もない。
またヴェスリオの方は白ゲージ止まりではあるが斬れ味もアネモス以上に長く、
マイナス会心も考慮すると物理にもあまり大きな差はない。
- この武器の明確な長所として挙げられるのが、ずばり「傀異化への挑戦前に作れる」というところにある。
傀異化素材を用いたハンマーと比べても全く見劣りしない性能を持ちながら、必要素材はラスボスの素材のみのため
クリア後に作る選択肢として、特に傀異化素材を持たないクリア直後などに傀異化に挑戦する際には非常に適している。
長い紫ゲージも長期戦となりがちな傀異化戦では非常に頼れることだろう。
上述した通り傀異化素材を用いたハンマーと比べても見劣りしないため、
傀異化を一通り攻略した後の周回時にも選択肢になりうる。- ただし、これほどの性能が容易に手に入る訳もなく、奈落の龍神玉は要求される。
あまりにも出ないという場合はいっそ傀異化に挑戦してしまったりする方が早いことも。
最終武器候補の一つであるカムラノ傑鉤鎚は人によってはクリア直後のMR10段階で作れるので、
確実に作るならそちらを先に取る方がいいかもしれない。
- ただし、これほどの性能が容易に手に入る訳もなく、奈落の龍神玉は要求される。
- そして、Ver.14にて当武器は意外な開花を果たしていた。
まず、ハンマーの傀異錬成スロット解放ボーナスと属性強化の加算属性値は非常に大きい。
錬成解放で30、属性強化で43。つまり、合計で73もの強化が可能。
なんと、あのアネモスがスキルの属性強化込みで属性値が100を突破するのだ。
素で持つレベル3もの百竜スロットには属痛竜珠が入り、長い紫ゲージが更に属性値に補正をかける。
そう、ここに来て、アネモスは物理も属性値も高い万能型武器と成ったのだ。
龍属性弱点相手に溜め変化:勇を使って殴ると、驚くようなダメージが出るだろう。- この運用でライバルとなるのはやはりダルカラモルテ。
紫ゲージが存在し、百竜スロットもレベル3という、属性武器としては手強い相手。
こちらは匠を用いなくとも非常に長い紫ゲージを持っていることで差別化していきたい。 - 物理性能も傀異スロット拡張ボーナスだけでみても
最大まで拡張すれば攻撃力365、そして斬れ味は紫100という凄まじいものとなるが、
同じ拡張をすると攻撃力390、斬れ味紫50にも達する轟槌【大虎丸】改が存在するので、
属性武器の基本に立ち返り龍属性の通る相手へ使うことが求められるだろう。
- この運用でライバルとなるのはやはりダルカラモルテ。
余談
- 「アネモス」という単語にはやや聞き馴染みがないが、ギリシャ語の「風」を意味する「άνεμος」だと思われる。
これは聞き覚えのある方も多いであろう「アネモネ」の名前の由来でもあるとされている。
英語版の「Abyssal Windstorm(深淵の暴風)」という訳を見ても、恐らくこれが由来だろう。- MHX系列作品では、ハンマーが使える狩技に「タイフーントリガー」が存在していたため、
これもハンマーに風を意味する単語をあてがった理由の1つかもしれない。
- MHX系列作品では、ハンマーが使える狩技に「タイフーントリガー」が存在していたため、
関連項目
モンスター/ガイアデルム
武器/ガイアデルム武器
武器/渦巻く骨の塊鎚 - 渦巻くものを模した外見のラスボス素材ハンマー仲間