天に昇る日輪を司る神の具現。
目映き神光が衆生を照らす時、
此の世の全ては灰塵に帰す。
(凶華【朧雲】)
天つ日を掲げる凶華【朧雲】の
最終型。その慈光は遍く衆生に
救いを与え、浄土の道を拓く。
(天嵐ノ華【光風霽月】)
MHXにて初登場した、嵐龍アマツマガツチ素材のチャージアックス。
目次
概要
- 黒い刀身をもつ刀は奉納刀がモデルであろうか。
盾は黒い丸鱗を金色の日輪状の装飾が囲っており、白い布が垂れている。
おそらく神話の天岩戸(あまのいわと)に隠れた天照大御神がモチーフであろう。
盾は周期的に脈動を繰り返している。アマツマガツチの胸部と同じ物かもしれない。
納刀すると背中に太陽を背負っているようになり、けっこうかっこいい。
性能
MHX
- 通常は、HR70にて登場するアマツマガツチのクエストにより作成可能
(2016年6月17日より配信されたイベントクエスト「霊峰禍つ舞」を利用すればHR8でも可)。
初期の時点で攻撃力は200と高い。
- LV3まで強化することで天嵐ノ華【光風霽月】となる。
- 非常に高い攻撃力240
- アマツ武器共通の会心率-20%
- 低めの水属性12
- 高い攻撃力を活かす榴弾ビン
- スロットはなし
- 斬れ味は素で青10、斬れ味+2で白10
- 運用としては長い緑ゲージを活かした鈍器使いで火力の底上げをするか
剛刃研磨や絶対回避【臨戦】で短い白ゲージを維持し続けるのが良い。- 鈍器運用は匠や業物が不要な分、砲術や他の火力スキルを積みやすい。
そのためもともとの高攻撃力と相まって、非常に高い固定ダメージを発揮することができる。
ただし鈍器込みでも他の武器の白ゲージの物理期待値を下回るため、
高い維持能力や榴弾ビンの固定ダメージが有利に働く場面での運用が望ましい。 - 斬れ味維持運用は攻撃力240に白ゲージという非常に高い火力を活かす運用。
ありがたいことにディノS・燼滅刃シリーズは
斬れ味レベル+2、剛刃研磨、砥石使用高速化を容易に発動可能で
火力の維持に加え砥石使用高速化による高速リカバリーも可能と非常に相性がいい。
納刀が遅いので状況によっては【臨戦】でない絶対回避で納刀する手もあり。 - 絶対回避【臨戦】による斬れ味維持は素の白ゲージの短さやチャージアックスの斬れ味消費の多さもあり
業物との併用がないと維持し続けるのは難しい。
今作でのスキルの発動の難しさから、匠・業物の併用は難しいのがつらい所。
- 鈍器運用は匠や業物が不要な分、砲術や他の火力スキルを積みやすい。
- ライバルはしろたへの衣斧の御帝とリアクティブボーダーあたりか。
どちらも榴弾ビンを搭載した水属性チャージアックスと言う点で天嵐ノ華【光風霽月】と役割が被る。- しろたへに関してはこの中では物理と属性のバランス型の性能をしており、
物理に特化したこの武器と比べるとややどっちつかずな感じが否めない。
スキル自由度ではあちらに分があるが、高い物理性能を榴弾ビンでさらに活かせるこちらの方が、
基本的には有利と言えよう。 - 一方のリアクティブボーダーはかなりの強敵。
こちらと同じく物理に特化した性能なのだが、斬れ味や会心率などを見るとあちらの方が優秀であり、
非常に使い勝手が良い榴弾ビンチャージアックスに仕上がっている。
ただし肝心の攻撃力の数値では下回っており、緑ゲージもこちらより短いため、
鈍器運用の適性では負けていない。
榴弾ビンのダメージを特化した運用をするなど、差別化を心掛けるようにしたい。
- しろたへに関してはこの中では物理と属性のバランス型の性能をしており、
MHXX
- アマツマガツチのG級個体の初登場に伴い強化が増えた。
Lv5で究極強化をすることで太虚ノ華【普天】となる。
その性能は- 変わらず高い攻撃力360
- ここも変わらない会心率-20%
- 低い水属性20
- 斬れ味は素でほんの少しの白10の次に長めの青、匠では白が伸びるのみ。
- 紫ゲージ弱体化の追い風も吹いており全チャックスの中でも中々の業物。
しかし今作での白ゲージ有りの榴弾ビン枠では角王盾斧ジオブロスという大業物が居る。
あちらは攻撃力370に同じ会心率-20%、素で白30、匠+2で紫40が出る。さらにスロットも1つある。- ジオブロスは匠無しでの物理期待値が全盾斧中1位となっており、素の斬れ味も十分であるため、
こちらは低いとはいえ属性を活かさないと差別化は難しいだろう。
今回アマツ武器は全体的に特色が薄く、他に食われてることが多い。
- ジオブロスは匠無しでの物理期待値が全盾斧中1位となっており、素の斬れ味も十分であるため、
- 嘆いてもしょうがないので運用法を考えると、もう斬れ味での火力変動はないことを利用したい。
斬れ味10の維持は業物臨戦ですら難しいレベルであり、匠を搭載しないなら剛刃研磨がほしいところ。
紫ゲージを擬似的に再現かつマイナス会心を消せる、会心率+20%以上のスキルもぜひ付けておきたい。
- 水属性弱点のモンスターが紛れる大連続狩猟でならば、水属性弱点のモンスターに対して十二分に、
それ以外の相手にも無属性武器に匹敵する力を発揮してくれるだろう。
MHR:S
目映き神光が衆生を照らす時、
此の世の全ては灰塵に帰し、
鉄蟲に破滅の力を与えん。
- アップデートの目玉として復活したアマツマガツチと共に、久方ぶりの登場。
入手方法は凶華【朧雲】を一発生産することのみで、強化も派生も存在しない。
その性能は 強力な個性を引っ提げ、嵐龍は最新作に舞い戻る。
- 攻撃力360は、角王盾斧ジオブロスに次ぐ堂々の第2位タイ。
そのうえで素紫の斬れ味を持つため、会心率を差し引いても素の期待値は非常に高い。
マイナス会心も、今作のスキル自由度ならば如何様にでも補うことは可能なため大きな欠点ではない。
- 属性値もぼちぼちだが、榴弾ビンである以上は高い攻撃力を活かした運用をしたい。
仮想敵として真っ先に挙げられるのは、形態によっては一切の属性が通らない奇しき赫耀のバルファルクか。
属性を無効化されても持ち前の破壊力で勝負でき、通常形態なら水属性が仕事をしてくれる。
- 武器自体の固有ギミックとして、Rise時代の百竜スキル「鉄蟲糸技強化」を備えている。
倍率の乗るチャアクの鉄蟲糸技はエアダッシュとアックスホッパーしかないが、倍率は1.1倍と凶悪。
エアダッシュを軸にしたハイパーアーマー戦術が強く、高い攻撃力も相まって汎用性に優れた一振りと言える。
嵐龍のごとく空中へと舞い上がり、自慢の破壊をぶん回してやろう。
- 因みにMHWorldの頃に、納刀時のチャージアックスの担ぎ方が斜めに背負う形に変わったのだが、
当武器だけは何故かMHXX以前の様に、垂直に背負う形になっている。
前例からしてまた設定ミスだろう…と思われていたが
続くボーナスアップデート(Ver.16)でこの武器の背負い方は何故か修正されずそのまま垂直背負いのままであった。
どういうことなの…?
日本の神様モチーフの見た目的に左右対称に後光が差している様に見え絵になるからだろうか。
余談
- 銘の【朧雲】「おぼろぐも」は高層雲の別名。これが厚くなると乱層雲に発達して雨になる。
まさに雨の前兆といえるネーミングだろう。
最終強化時の【光風霽月】「こうふうせいげつ」とは心が澄み切ってさっぱりとした様子の形容で、
日の中の気持ちの良い風と雨上がりの澄み切った空の月を由来とする。
究極強化時の【普天】「ふてん」とは、大地を覆う広大な天およびその天が覆う限りの大地の双方を指す。- 「霽月」というワードは真ユクモノ大剣の究極強化・ユクモ大霊剣【霽月】でも用いられており、
MHP3出身の因縁を感じさせる。
- 「霽月」というワードは真ユクモノ大剣の究極強化・ユクモ大霊剣【霽月】でも用いられており、