武器/勇気と希望の凄弓

Last-modified: 2023-11-01 (水) 16:00:03

一対の炎龍を討った者だけが手にすることができるという弓。
説明通り、テオ・テスカトルナナ・テスカトリの素材から作られる。
P2G以前は火属性を纏っていたが、MH4以降のメインシリーズでは爆破属性に変更されている。

目次

性能

MH2

  • テオ・テスカトルの初登場と同時にこの弓も実装。
    当時は弓の種類自体が非常に少なく、武器も龍属性以外は殆ど充実していなかった。
  • 気になる性能だが、
    • 今の性能の基礎となる高い攻撃力240
    • やはりこれまでの基礎となる低い火属性80
    • 強撃ビン、睡眠ビン付加可能
    • 溜め3で拡散LV3
    • 当時の武器としては多めのスロ2
    勝利と栄光の勇弓の攻撃力276が最大であった当時を鑑みれば、
    この性能は「MH2の弓としては」全ての弓を見渡してもかなりの実力を持つ。
    …のだが、なんとこの武器はこの性能にして下位で作れてしまう
    オフライン限定の今はこの設定を有難く享受させて頂こう。
    恐らく火に弱い敵はコレを使えば高い物理火力も相まって瞬殺できる…どころか、
    別に火弱点でなくてもこれ以上の物理性能を持つ弓がオフラインにはないので、
    オフライン拡散弓としてはこれがほぼ最終装備である。

MHP2G

  • 火属性で唯一の連射弓。
    属性値は初期で60、最終段階となるIIIまで強化しても110(MHFでは190)ととても低い数値だが、
    属性弓の中では比較的攻撃力が高いため性能自体は決して低くない。
  • 溜めタイプは貫通LV2-拡散LV2-連射LV3とすべて揃っている。
    小型モンスターの掃討から大型モンスターの討伐、部位破壊まで臨機応変に対応可能。
    また、ビンは強撃、睡眠、接撃が使用できる。
  • 古龍武器の中では珍しく、最終強化に古龍の大宝玉を要求されない。
    それどころか素材の中心になるのは鱗や甲殻といったレア度が低い素材で、
    特にG級のIIIへの強化は炎龍の剛爪が2つ、獄炎の厚龍鱗が4つ、炎妃龍の堅殻が4つ、勇気の証Sが1枚と、
    テオ・テスカトル(と村上位のナナ・テスカトリ)を1回討伐すれば充分集まってしまうほど。
    むしろ、生産やIIへの強化で要求される獄炎石や鎧竜の延髄のほうが厳しいくらいである。

MH4

  • テオ・テスカトルと共に復活を遂げた。
  • 今作でテオが爆破属性を扱うようになったのに伴い、この弓も火属性から爆破属性となった。
    攻撃力こそ216(武器倍率で180)と控え目なものの、溜め段階は貫通Lv1-拡散Lv4-連射Lv3(-連射Lv4)
    とバランスのいいものとなっている。
    ディオスアローが爆破属性拡散弓だとすると、こちらは爆破属性連射弓。
    蓄積能力では劣るが、連射+剛射によるピンポイント部位破壊を行えるのが強みである。

MH4G

  • G級強化として「勇気と希望の凄弓"II"」が復活。ただ、IIIまでは復活せず。
    また、強化素材の事情がMHP2Gと異なり、
    素材交換で登場しているのにもかかわらず炎妃龍の素材は一切使わない
    その一方で、強力な古龍武器への需要が非常に高い古龍の大宝玉を1つ要求される。
    あとは全て炎王龍素材なので、大宝玉さえ手に入れば然程苦労しないだろう。
  • そして、肝心の性能は
    攻撃力312・爆破属性200とどちらも及第点の数値であり、
    溜め段階は貫通Lv2-拡散Lv4-連射Lv4(-連射Lv5)。剛射もやはり健在。
    当然の如く強撃ビンにも対応、他に接撃や睡眠も使える。
    残念ながらスロットは最後まで0だが、それも含めてMH4と同じ感覚で使っていける。
    • ここまで見るとお気づきの方もいらっしゃるだろうが、
      魔弓グリモワールとほぼ似た性能である。
      とはいえ、属性の有無や対応しているビンの違いから競合することはないが。
  • 爆破属性弓のライバルとしては砕光の閃矢
    そして新登場の紅龍弓である破滅と災厄の紅蓮弓が存在するが、
    それぞれ主体とする矢のタイプが異なる為、差別化は問題ないだろう。
    強撃ビン非対応でスロットも無く、今作で不遇の貫通弓である紅蓮弓は若干影が薄いが

MHX

炎龍の試練を越えた者のみが
手にする事を許された凄弓。
あつかえる者は英雄とされる
(勇気と希望の凄弓)

最終版の勇気と希望の凄弓。
炎龍に認められた英傑のみが
手にする事を許された凄烈弓
(勇猛と光明の凄烈弓)

  • 今までこの弓は、使い手次第で器用万能にも器用貧乏にもなりうる
    バランスが良い性能であった。
    そして、MHXでもそのような立ち位置に落ち着くもの…と思われていた
  • 今作ではドス古龍が下位から登場する関係に従い、この弓もP2G以前と同じく下位から作れるようになった。
    控えめながらも貴重な爆破属性弓なので、弓使いはとりあえず生産しておくことだろう。
  • 順当に強化し完成形のLV4まで鍛えると、名称が『勇猛と光明の凄烈弓』に変化する。
    どんな性能かとプレビューを見てみると…
    • 一部例外を除き最高級の攻撃力230
    • MHXの爆破弓では最高の爆破属性30
    • 溜め3は連射LV4装填数UPを使えば溜め4で連射LV5
    • この高性能にもかかわらずマイナスでない会心率0%
    • とどめと言わんばかりのスロット2
       
    目の前に広がっていたのはこの弓の恐るべきスペックであった。
    どの方面も非常に高性能な仕上がりになっており、弱点はない
    • 扱えるビンも
      • LV2強撃ビン
      • LV2属性強化ビン
      • 睡眠ビン接撃ビンペイントビン
      しっかり実用的なラインナップになっている。
  • 本来ならテオ武器は属性偏重という形に収まっているはずなのに、なにを思ったか攻撃力まで高水準
    明らかに場違いな強さである。MH4では武器倍率180、爆破実数値14だったというのに…。
    というか、無属性連射弓を素の物理性能で完全に凌駕するあたり、明らかにおかしい。
    装填数UP必須の覇弓で漸く攻撃力230に会心率と龍属性ありの連射LV4*2
    その次に高威力の連射弓が超万能性能のこの武器なのである。
    轟弓だとかユミだとかカーマレギオンまでもが、この武器に単純な物理性能で劣ってしまう。
    • 加えて、他の弓と比較すると分かるが、属性値の高さが群を抜いている(過去作表記の300に相当)。
      LV2属性強化ビンを最初から使えば、一射目で爆破が起こるのも珍しくないほど。
  • 唯一の難点は、攻略時の強化段階では溜め3が連射LV2であり攻略用には適さないこと。
    実用的となるのは最終強化の手前、オストガロアの素材を投入してからであり
    他の人にクエストを貼ってもらったとしてもHR7になってからとなる。
    ちなみに、攻撃力だけで言えば上位最初の強化の時点で4(G)の頃の180を超える190となる。
    灼炎のヴァルスターなどが有力な連射弓となるので、うまく使っていこう。
    …逆に言えば、ほぼ全ての連射弓はこの武器までのつなぎに過ぎないという事でもあるが。
    • とはいえ、こちらは下位テオ・テスカトルを倒しイベクエで上位火山に行けば上位序盤で作成可能である上、
      少なくともHR5までの攻撃力190・爆破23・スロ2に匹敵するスペックは
      連射2であることを差し引いても殆ど存在しない。
      例えば上記のヴァルスターLV2(上位序盤相当)も連射2に変換すると攻撃力204相当あるのだが、
      こちらもこちらで1戦に少なくとも5~6回程度は爆発を期待できるので、
      その分を攻撃力に変換すると実際にはヴァルスターと同格以上である。
      HR6あたりからこれを超える武器も出現し始めるが、
      ぶっちゃけHR6でもこの武器は他よりはやや劣るだけで普通に通用する
      HR7で誰かにオストガロアに連れて行ってもらうか、
      ソロであっても増弾のピアスを取るなどすれば結局これだけで充分攻略可能でもある。
  • 一式装備の中ではアーク・フィリアSとの相性が良い。
    武器スロットが2空いているため、ある程度のポイントを持つ溜め短縮にスロット付きのお守りがあれば
    更に5スロスキルを一つ追加が可能。
    これにより通常矢強化フルチャージに加えて変則射撃や睡眠・爆破属性を活かすボマーの追加も現実的な範囲。
    この弓を募集している部屋に入るとよく同じ装備を着込んだハンターと鉢合わせ…
    …どころか自分以外全員同じ装備だった、なんて事も結構な頻度で起こっていたりする。
    防具やシステムに恵まれている点も、その強さを後押ししていると言えよう。
  • また、溜め4が連射LV5であるため、装填数スキルを有効に活用できる。
    今作ではジャスト回避やバックダイブにより溜め4を狙える機会が多いので、
    増弾のピアスを中心にした混合装備も高い人気を誇る。
    • ただ、装填数UPまでつけると一部の敵には覇弓の溜め3の方がDPSが高くなる。
      といっても、他につけるスキルがなければ十分候補にはなるのだが。
  • 極めつけに、これほど凄まじい性能なのにもかかわらず、
    要求される素材には炎龍の宝玉ぐらいしか面倒なものがなく、
    他は殆ど炎王龍素材なので獰猛化モンスターを狩ることも不要で、宝玉が出る頃には大体素材は揃っている。
    ダメ押しと言わんばかりに村の高難度クエストにも上位テオ・テスカトルが登場し、
    ソロに慣れていれば集会所よりも楽に戦うことができる。
    この控えめな作製難度もまた、バランスブレイカーっぷりに拍車をかける要因の一つとなってしまっている。
  • しかし、この弓の作りやすさと強さがさまざまなところで取り上げられた結果、
    オンラインではにわか弓使い御用達の地雷武器と化している。
    炎龍の認可が緩いのではないだろうか
    この弓で貫通矢が飛んでいたら、間違いなく溜め1地雷である。
  • ちなみに、あまり注目されないが溜め2が拡散LV4と非常に高性能。
    高い属性値に噛み合う手数、更に乗り蓄積値は重射を除きHIT数に依存するので、
    エリアルスタイルにおいても究極の汎用弓として君臨している。
    …現状、弓はほぼブシドー一択であるが。
    段差があればちょっとばかりジャンプ射撃で乗りを狙ってみてはどうだろうか。
  • 溜め2が拡散LV4であるため爆破の性能が調整された現在ではあまり意味がないが、
    3Gのバランスブレイカーであるパチンコに似た運用も可能である。
    そしてこの弓は物理性能も高く、強撃ビンが装着可能とP2の覇弓を彷彿させる。
    つまり、過去にバランスブレイカーとして名を馳せた覇弓とパチンコの、
    両方の性質を併せ持った弓がこの勇猛と光明の凄烈弓ということである。
    • その高すぎる汎用性により発売直後からMHXのバランスブレイカー筆頭として取り沙汰されてきた。
      しかし、特に龍属性弓は連射貫通拡散の全てで高性能の弓が存在し、相手次第ではこちらを上回る。
      また、武器倍率にして僅か10下には、火が弱点の相手に滅法強い斬竜弓ブライドが控えている。
      加えて、この武器自体は(爆破属性があるとはいえ)オーソドックスな物理型連射弓のため、
      常に適正距離から弱点を射抜き続けるPSが無ければまともな火力にならない。
      故に、成熟期に入ると評価を改められ、どんな相手にもこの武器が最適解とは言えなくなっていた。
      それでもなおオンラインの弓使いは9割9分がテオ弓を担いでおり(残りの1分がシャガル弓を始めとする他の候補)、
      良くも悪くもMHXを代表する弓であったことは間違いない。
      正に武器名通りの凄烈弓としか言いようがない。
  • なお、攻撃力230は過去作の弓で言うと276に相当する。
    MH4G時点で物理最強の上位連射弓であった衝弓が武器倍率250・会心率-15%で期待値240程度だったことを考えると
    衝弓から倍率を10落としただけで剛射と爆破属性30が追加されたことになる。
    後述するが、この爆破30という数値はMHXXのG級でも弓としては「属性特化」と扱われる数値であり、
    本来ならばどんなに高くても攻撃力200もあれば御の字である。
    • 後年のMHRiseでは攻撃力190、爆破31、そして百竜強化で攻撃力198に強化可能と、
      実際に攻撃力200・爆破属性30という性能が(概ね)実現した。
      但しこちらはスロットがなく、拡張性でも明確に弱体化している。
      しかし、これでも充分なタイムで狩猟できるため、
      改めてこの攻撃力230・属性値30・スロ2というバランスの異常性を際立たせている。
    更に、今作はハンター側の行動も大幅に強化されており、それでいてモンスター側の強化は殆どないと言っていい。
    おまけにスロットの数も全く同じであり、その異端性が嫌でも理解できるというものである。
    • 重ねて後述するが、MHXXのG級強化でも攻撃力50の強化にとどまっている。
      他のG級弓を見渡してもG級強化を1度施してやっとこれに並び、最終強化で追い抜くといった物が多いため
      事実上G級でも通用する弓を上位で使っていたということに……。
      どこかで聞いたような話である。

MHXX

  • 次回作のMHXXでは、勇猛と光明の凄烈弓がG級駆け出しの頃に有効。
    G★2で霊弓ユクモ【破軍】を限界突破するまではお世話になるだろう。
    あるいは、ネルスルペレザがG★1でLv5まで強化できる*3ため、
    スロ2が共通なことを活かしてそちらに乗り換えるルートが正着だろうか。
    • 但し、MHX時点で作っていた場合はともかく、
      MHXXで新規作成するとなるとオストガロア討伐後、つまり事実上G級昇格後の制作となる。*4
      とはいえ、G★1で使う分にはほとんど最強クラス、上述の破軍ともそれほどの差がないため、活躍期間は結構長い。
      上位時点では勇気と希望の凄弓LV2を使うことになるが、
      こちらもMHXの項にあるように上位序盤で作成可能、性能も優秀なので
      これまた活躍期間は非常に長いだろう。
  • そして、G級テオ素材を手に入れることで限界突破し、最終的に『剛勇と宿望の凄絶弓』に変化する。
    その性能は…
    • G級武器としては低い攻撃力280
    • 爆破弓最高だが上位から変化なし爆破属性30
    • 溜め3は連射LV4装填数UPを使えば溜め4で連射LV5
    • 会心率0%
    • スロット2
    …お分かりであろうか。上位の頃から見ると攻撃力が50増えただけだということに。
    ライバル達の攻撃力が100以上上昇していることに加えて会心率その他のスペックが強化されているのに比べて、
    こちらはある意味ちゃんと属性特化型としての性能に収まった。
    と並び、物理も属性値も高すぎて猛威を振るいすぎたのはやはり開発側から見てもやり過ぎだったらしい。
    • 属性値自体は爆破弓として依然トップかつ使用可能なビンには変更がないため、
      属性強化ビンで即効爆破をしつつ各種状態異常ビンで搦め手をしていく形になる。
      物理だけで戦うやり方で勝てるほど都合がよい武器ではなくなったため、全てをフルに活用するべき武器となった。
  • 念のために補足すると、前作で暴れすぎたために調節されたのであって、イコール弱い弓ではない。
    スキルと使用可能なビンを最大限に活用し、かつモンスターによる爆破属性の相性をちゃんと考えれば
    十二分に暴れさせることができる。
    他の弓たちの邪魔をしないよう爆破という器用さをそのままに、明確な立ち位置に落ち着いたといったところだろう。
    • また、ブレイヴと集中を合わせることで拡散矢をばら撒く運用も可能。まさかのパチンコ運用である。
      溜め2ゆえ物理がそれなりに有効なので拡散矢強化の補正も十分に受けることができる。
    • 依然として高い爆破属性・溜め2拡散&溜め3連射・恵まれたビン・スロ2…
      表面上のスペックの時点でこの多芸ぶりである。この極上の扱いやすさはスキルにより更に加速。
      火力・安定性・生存性、なにを詰めてもしっかり返事をしてくれるのがうれしい。
  • ライバルは同じく爆破属性連射弓である真滅弓ブライヴァ
    あちらと比べて攻撃力30・会心率10%で劣る代わりに、属性値は約1.6倍と大差を付ける。
    お互い物理重視と属性重視の関係…と言いたいところだが、なんとあちらは対応強撃ビンがLV1のみ。
    つまり、ビンがある限りは物理面は僅差、属性値分こちらが勝ることになる。
    とはいえ、狩りが長引けばビンも切れ、爆破も通りにくくなり、徐々にその差は埋まって逆転されることとなる。
    すなわち、短期戦向けの凄絶弓・長期戦向けのブライヴァと役割付けることができるだろう。
    …そもそも長期戦を気にするなら爆破自体が微妙なので、物理期待値の高いスキュラ弓などの方がいいのだが。
    ちなみにこの弓がMHXXの爆破弓で最も総合性能が安定しているのはナイショである…
  • また、同作で新たに追加されたブレイヴスタイルでは、
    曲射タイプに応じた特性を持つ「剛溜め」を使いこなしていくことが求められ、
    使いこなせば剛射や剛連射などの強力な射撃が可能になる。
    さてこの武器の曲射タイプはというと、剛溜めで味方を吹き飛ばす可能性がある爆裂型である。
    ブレイヴスタイルで使用する時には充分注意したい。
    • ちなみに、爆破属性の弓は全て曲射タイプが爆裂型なので爆破属性を使いたい場合、
      この問題から逃げることはできない。

MHRise

  • Ver.2.0でテオが復活したためこの弓も復活。
    さしたる素材も必要なく、1~2回戦えば勇気と希望の凄弓Iを作成することができる。
    気になるその性能は……
    • 低めの攻撃力180
    • 爆破弓では最高の爆破属性27
    • 溜め3は連射LV3弓溜め段階解放を使えば溜め4で連射LV4
    • 会心率0%
    • スロットなし
    ……おわかりいただけるだろうか。
    この時点では、マガド弓に勝っている部分がはっきり言ってない
    溜め3が連射であることを生かそうとしても、溜め3の連射はLv3しかない。これでは勝負にならない。
    MHXで暴れすぎた反動を未だに引きずっているのだろうか
    禍ツ弓と正面切って戦うには次の強化を待つ必要がある。
    • 一応、百竜夜行のサブ任務を達成する際には、
      マガド弓では火力が高すぎて爆破前に倒しかねないという点を踏まえて有利ではある。
      「弱点を外して撃てばいい」なんて意見には耳を貸してはいけない。
  • Ver.3.0でようやく勇猛と光明の凄烈弓が追加。
    • 攻撃力190
    • 爆破31
    • 溜め3連射4、(溜め4連射5)
    と、爆破属性特化型として差別化できるレベルになった。
    上述したマガド弓がいまだ物理火力においてわずかに上だが、
    溜め3からすぐさま剛射・剛連射に繋げられる手数と連射5の物理性能、
    そして睡眠ビンの利便性を兼ね備えた爆破弓はコイツだけ。
    MHXのような暴れっぷりは無くなったが、バランスよく立ち回れる弓として高性能に成長した。
    むしろMHXがイカれていたと言った方が正しい。
  • 百竜強化は攻撃力強化III・火やられ特効・炎王龍の魂の3つ。
    爆破の威力が目に見えて変わる炎王龍の魂がオススメだが、
    物理火力を補強してマガド弓に迫りたいなら、攻撃力強化IIIの出番となる。
    修練場のからくり蛙で試してみて、好きな方を選ぶとよいだろう。
    火やられ特効はまあ…うん
    • 進化を果たしたことで、百竜夜行での状態異常回数稼ぎに磨きがかかった。
      溜め1と2が遠近関わらずヒット数の多い貫通矢で、禍ツ弓よりも爆破属性値が高い。
      溜め3以降の方が属性は強力になるが、物理も強くなるため爆破前に撃退する可能性が高くなる。
      そのため、適当にばら撒いて爆破祭りで任務を先に達成させたい場合はこれが最適解となる。
      相談できる仲間がいるなら足止めを任せつつ、状態異常の任務をパッパと終わらせるのもアリだろう。
      せっかくの性能が無駄になっている気もするが・・・
      まともに扱えば威力と爆破で次々とモンスターを撃退させる比類なきパワーを発揮するため、
      反撃の狼煙の有無にあわせて臨機応変に立ち回った方がいいのは言うまでもない。

MHR:S

炎龍に仕えし者に継承される
伝説の弓。世を滅ぼせる程の
凄絶な破壊力を秘めている
(剛勇と宿望の凄絶弓)

  • 過去作でいうG級に該当するMRの追加に伴い、最終強化『剛勇と宿望の凄絶弓』へと強化可能。
    その性能はというと…
    • 今作十分すぎる攻撃力330
    • 爆破弓ぶっちぎり一位爆破49
    • 溜め3で既に連射LV5、もちろん弓溜め段階解放で溜め4連射LV5
    • 会心率0%
    • ビンは変わらず 強撃ビン-接撃ビン-睡眠ビン
    • どうしたことかスロットLv2*1
    • 必要十分な百竜装飾品スロットLv2
    結論から言えば爆破弓の傑作
    特にMHXXの如くLv2スロットが空いていることと、高い攻撃力に歴代テオ弓…どころか歴代爆破弓最高の属性値がウリ。
  • 今作はMRのモンスター達は状態異常への耐性が上がっており、爆破属性も当然その煽りを受けている。
    しかし、この武器は高すぎる爆破をお得意の、しかも溜め3、4共に最大レベルの連射矢でぶちかませるため
    余程耐性のあるモンスターでない限りはスキル補正無しでもポンポン爆発が狙える。
    爆破である点以外は無属性弓同様に弱点めがけて矢を放つ腕前は必要だが、
    部位破壊に役立つという意味でも爆破弓としては未だ健在
    とりあえず爆破で部位破壊を狙いつつ弱点を射貫きながら、気分で睡眠をばらまく。
    剛射【絶】で爆破交じりに気絶を狙うのもオツだろう。
    これひとつで割となんでもできる強力な弓に進化を果たしたといえる。
  • もちろん欠点…というか、弱点はある。
    それがサンブレイクからの特殊個体、傀異化モンスターである。
    先述のようにMRのモンスターは状態異常耐性が上がっているのだが、
    この傀異化モンスターは輪をかけて耐性が強化されており、ハッキリ言って相性は最悪*5
    そして、さらにひどいことに体力もバケモノじみた値にまで上昇しているため、
    ただでさえ爆発が誘いづらい上にあっという間に息切れしてしまい時間ばかりかかるようになってしまう。
    傀異化モンスターには大人しく弱点の属性武器を担いでいくのが吉。
    • 最終アップデート環境となるVer.16現在では、攻撃・会心系スキルや狂化・奮闘を利用して物理面を十全に補強しつつ
      蓄積強化採用型でさらに押し上げる構築が一部で人気となっている。
      完全属性特化となった今作の弓の中では異色だが、爆破頼みではなく物理攻撃力そのものを活用する構築のため
      傀異化個体にも高い蓄積値をばら撒く当武器の性能が十分に通用するようになる。
  • さて、連射矢で爆破となると気になるのはライバルだが…正直いないと言っていい。
    特殊マガド弓の鎧幽鬼弓ディキューヌが一応爆破連射弓に適性を持つが、
    これが上位同様の溜め4限定の矢で、溜め3は相変わらず拡散型。
    つまり、立ち回りが大きく制限を受けるという諸刃の剣で、しかも物理は10高いが属性値が28と低い。
    あちらはやはり身躱し矢斬りを主体に拡散矢を活かす運用が向いているため結果的に競合しづらく、
    他に爆破連射弓が存在しないため、立場は安泰というわけである。
  • 高属性値に武器種の特徴がマッチした結果、状態異常属性への向かい風をはね除けるほどになった一張り。
    ハンターノートで相性を確認する必要はあるものの意外にも色々な相手に効果を発揮するため、
    上位で既に作っていたり、爆破の底力を思い出したいプレイヤーは作成してみることをオススメする。
    • ただし、やはりというか悪名高い古龍の大宝玉と炎王龍の剛角が必要なため、
      難敵に仕上がったMRテオ・テスカトルとの連戦は避けられない。

MHF

  • MHFでは、青色のSP武器「ジェネレーターSP」が存在。
    炎龍素材の火力を、発電に利用するという画期的(?)構造を持つ雷属性弓となっている。
    (連射-貫通-連射(-拡散)・強撃・毒・麻痺・睡眠ビン使用可能)
    …のだが、生産・強化全て通して炎龍素材は一切要求されない。
    一応古龍種の剛角を生産時に要求されるが、汎用素材なので他の剛種古龍からも取れる。
    何より、元のモンスターの属性等の影響を受けないのが、汎用素材の特性のはずなのだが…
    (むしろ、アルビノの中落ち電気袋など、素で発電能力を持つ素材ばかり要求される)

余談

  • 名前のよく似た、○○と○○の○弓シリーズでは他に
    殲滅と破壊の剛弓勝利と栄光の勇弓繁栄と無敗の神弓などがある。
    いずれも、ギルドが討ち倒すべき邪龍の素材を使用している。
    どちらも古龍ではあるが、絶対に混同してはいけない
    • MH4では一時期これが一部で問題になっていたことも。
      紅龍のイベントクエスト配信以前、紅龍装備を着けているハンターはすなわち
      改造ギルドクエストを利用したプレイヤーである、という状況であった。
      …要するに、名前が似ている上に属性まで紅龍のそれと一致しているこの武器を、
      改造で手に入れた不正品と勘違いする人が少々発生したのである。
      後、MH4Gでは破滅と災厄の紅蓮弓という紅龍の正規品が登場。
      さらにややこしくなってしまったが、性能は別物なので両者の区別はしっかりつけること。
  • この武器のMHXでの活躍はMH3Gでのパチンコを彷彿とさせるが、性能面でも共通点も多い。
    • 武器倍率はどちらも230で溜め2が拡散4で溜め3が連射4なのも全く同じである。
      さらに、高い爆破属性値と多いスロット数と言った特徴も共通している。
      武器の強みは全く違うので偶然と言ってしまえばそこまでだが、
      どちらも最強格の弓として君臨していたのは妙な縁があると言えよう。
      尤も、MHXでのパチンコは覚醒が無い関係で装填可能ビンが多い以外はほぼこの武器の下位互換なのだが…
      MHXXでパチンコと似通った運用が可能となるとは…

関連項目

モンスター/テオ・テスカトル
モンスター/ナナ・テスカトリ
武器/テスカト武器
武器/炎妃弓【媚態】


*1 クリティカル距離の維持が困難、周囲のランゴスタの接触による溜め解除など
*2 覇弓はスロットが1しかない上に発動させておきたいスキルがこちらと丸かぶりしているため、こちらの方が担ぎやすさで勝っている。
*3 ネルスキュラとゲネル・セルタスの大連続狩猟がG級イベクエに存在する
*4 厳密には上位だが、上位ディアブロス狩猟がその後すぐに緊急クエストとして登場、G級昇格という流れなためあまり時間がない。
*5 ガスガエルが効果を発揮しないことがあるほど