MHP2Gで初登場したガンランス。
目次
概要
- 無印から登場しているランス、アンドレイヤーに似た外見のガンランス。
折れた先端がそのまま砲口になったような構造で、裂けた盾のデザインもそのまま。
しかし、アンドレイヤーが錆びた槍から研磨して出てくるのに対してコチラは工房で普通に製作可能。- 説明文によると、「発掘された古代の槍を、本来搭載されていた砲撃機構ごと再現した銃槍」とのこと。
つまりはアンドレイヤーは「古代の現物を直したもの」で、
こちらは「現代に同じ設計で作ったレプリカ」のようだ。
- 説明文によると、「発掘された古代の槍を、本来搭載されていた砲撃機構ごと再現した銃槍」とのこと。
- 原作再現で、「抜刀時に刀身が回転する」というギミックを搭載。
さらに砲撃機能を搭載したことにより、より魔剣アンドレイアーに近くなった。
ただし、噴射するのは普通の炎なので、原作の「プシュークロンプロクス*1」までは再現できない。- 一本の槍に見えるが四つのパーツがあり、作品ごとにギミックが少しずつ異なる。
MHP2Gでは刀身全体が高速で回転する。
MHP3では回転速度が大幅に下がり、四つのパーツがそれぞれが左右へと回転するが、
竜撃砲のチャージ中は高速回転する。
しかし、排熱時は想定されていなかったようで、排熱時に納刀すると
刀身の模様がちょっとズレているというお茶目な面もある。 - MH3Gではこれまでの特徴を合わせ、通常時でも高速かつパーツが独立して回転する。
竜撃砲のチャージ時もさらに速度が上がっている。また排熱時の”ズレ”は無くなった。
- ちなみにこの砲身だと、排熱時に他のガンスのように横がパカッと開かないのではないか
…と思われたが、よく見ると砲身の根元部分が開いてそこから排熱しているのが分かる。
…熱を発する部分とハンターの顔が近いが、熱くないのだろうか。
- 一本の槍に見えるが四つのパーツがあり、作品ごとにギミックが少しずつ異なる。
MHP2G
- MHP2Gでは3スロットを持つこと以外では性能的に特に目立ったところはない。
ランスのバベルから強化して作る事も出来るが、素材を集めれば直接生産する事もできる。
しかし、生産するためには鉄鉱石が80個も必要になる。
さらにジェネシスへ強化するにも鉄鉱石が30個必要。
じゃあバベルからと思いきや、バベルを作るまでにも多量かつ複数種の鉱石が必要。
作る時には、ボックスの中の鉱石を全て使うくらいの気持ちで加工屋に行こう。
- どうでもいい話だが、PSPの画面では「殲」の字がつぶれて読みにくい。
MHP3
- MH3では武器種ごと無くなったが、MHP3でガンランスと共に復活。
相変わらず「殲」は読みにくかった。- MHP3からはランスを介して派生しなくなり、強化前の段階として古代式回転銃槍が追加された。
- そのスペックは
MH3G
- MH3GではG級武器になり、強化先としてジェネシスも復活した。
ジェネシスは拡散4にレベルが上がり、さらに覚醒で爆破属性が付属される。
しかし、グロンド・ギガや超硬質ブレードのようには行かず
破岩銃槍ズヴォルタも性能が良く、一長一短ではあるが、
覚醒を入れるくらいならズヴォルタを使うというハンターも多い。
ちなみに性能は- 物理攻撃575、と破岩銃槍に負け。
- 爆破属性値はどちらも380だが、こちらは覚醒でスキル枠が1つ埋まってしまうため、
これも負け。430あっても良かったんじゃ - 斬れ味はどちらもデフォで白、匠で紫だが、すでに白の時点でこちらの方が短い。
- 砲撃レベルはズヴォルタは放射4、ジェネシスは拡散4。
- ジェネシスが勝てるのはスロットが1つ多い、2つあることと作成難易度くらいか。
爆破属性で部位破壊も狙えるという点で、ジェネシスは稀有な存在として知られる。- 拡散Lv4とLv5の溜め砲撃の威力は、固定ダメージでその差は僅か6しかない。
※拡散Lv4:63 拡散Lv5:69 - 通常Lv4:25 Lv5:28や、
放射Lv4:38 Lv5:43と比較すると、
ジェネシスの拡散Lv4:63の破壊力が良くわかる。
放射Lv4:38のズヴォルタとの溜め砲撃性能差は歴然で、
その差「25」と大差で引き離している。 - さらに砲術王を発動させた場合、拡散Lv4:75 (Lv5:82)となるので、
同条件のズヴォルタ放射Lv4:45(Lv5:51)と比較して、
圧倒的な火力差「30」が期待できるわけだ。
むしろ、ジェネシス=溜め砲撃マニア垂涎の名器といえる。スキルの圧迫は半端じゃないけど。
仮に覚醒不要だとしたらズヴォルタが可哀想な事になるので、当然といえば当然なのだが。
MH4
- MH4でも続投、ジェネシスはなくなりこれが最終強化となった。
上位上がりたてではトップクラスの攻撃力345に拡散Lv3
斬れ味も上位序盤では貴重な青ゲージ持ちで、
爆炎袋以外は採取クエストで簡単に集めることができ、HR5から作れる拡散ガンスとしては優秀。
覚醒で現れる属性は爆破から麻痺に変更されたが、ライバル争いの激しい爆破から
生産ガンスの中では他に1本しかない麻痺に転向したのは賢明な判断かもしれない。
彼方は覚醒不要な上に属性値も上回るのが気になるが、それ以外はこちらの圧勝。差別化はできている。
しかし、その早すぎる製作時期が徒となり、
ガード性能や砲術に枠を取られやすいガンランスに覚醒まで載せる余裕はないことが多い。
そのためしばらくは無属性拡散ガンスとして運用したいのだが…
イベントクエスト「電撃・赤き飛竜の双雷」にて
同じ攻撃力、拡散Lv4、さらに長い青ゲージ、クエを4回程度回すだけで作成可能。
とどめに汎用性の高い雷属性を持つボルティックワークスがなんとHR4から作れるようになってしまった。
装備を揃えて覚醒を発動させられる頃には、この攻撃力では物足りなくなっている…と、なんとも不遇である。
MH4G
- 4Gにて予想通りジェネシスが復活したが、砲撃レベルは3で据え置きであり、ガンサー達を落胆せた。
…と思いきや、さらに強化可能なことが判明。
最終段階としてエンパイアが登場し、砲撃レベルも拡散4となる。スロットも3つに増加。
あの猫ダルマがG級昇格できなかったことにより、
唯一の麻痺ガンスになるかと思われたが、ザボアザギル亜種のフラゴルヴェレーノが名乗り出た。
ダルマを引き継ぐ覚醒不要の通常タイプだが、性能は反して属性値低めの物理重視となっている。
結果としてG級最大の麻痺属性を手に入れた今、覚醒させる価値は十分にある。
- エンパイアは直訳すれば「帝国」であるが、
対になるマテンロウから鑑みると、かの超高層建築「エンパイアステートビル」が由来と思われる。
MHX
- MHXでもめでたく続投。一発生産はできないので派生元の討伐隊正式銃槍から作ることになる。
製作段階での古代式回転銃槍LV1は下位では数少ない拡散型。スロットが2つあるのも嬉しい。
爆炎袋さえ手に入ればLV3まで強化することができ、ここで短い青ゲージが出現。
無属性だが攻撃力170、1つ増えた3スロット、砲撃は拡散3に上昇と、上位を攻略するには十分な性能である。
これ以降の強化はやや難しく、LV4で獰猛エキスと火竜の煌液を必要とする。
一応HR解放前から作ることができるが、素直にオストガロアを倒したほうが賢明か。 - 最終強化のLV5で銘が古代式殲滅銃槍となる。
激昂ラージャンとアカムトルムの素材を必要とするため、地味に製作難易度は高い。
その性能は- まあまあの攻撃力190
- 安定の会心率0%
- 素でそれなりの青ゲージ、斬れ味+2で短い白が出現
- 本作最強の砲撃、拡散LV4
- 据え置きのスロット3
と中々の業物。
- 本作の拡散型はレベル4だけ見てもライバルが非常に多い。
- 青ゲージの長さで勝る大砲モロコシ
- 古代式殲滅銃槍と同じスロット3の竹銃槍【シシオドシ】
- 雷属性で防御力アップのおまけもついてくるボルティックワークス
- 長大な青ゲージと雷属性を持つ鬼神銃槍ドラギガン
- とても長い緑ゲージで狩技ゲージのたまりやすい二つ名武器、グロボブルトゼタ
スキルの自由度と砲撃の肉質無視の強みを生かしてうまく立ち回ろう。
- 防具はUSJコラボのイベント防具、スタールーク一式と相性がいい。
ガード性能+2・業物・装填数UPと増弾のピアスを使わずに砲撃ガンランス向けスキルを揃えることができる。
スロットが一切無いが、ここで武器スロット3が生きてくる。お守りを併用して砲術スキルを発動させよう。
MHXX
- 過去作同様G級へ進出することに。究極強化するとまたもジェネシスの銘を得られる。
性能は- 悪くはない攻撃力320
- 最後まで会心率0%
- 素で白ゲージ30、斬れ味+2で紫30と最低限の長さ
- まさかの拡散LV4据え置き
- 当然ながらスロット3
しかしながら3スロット無属性武器の需要も今作のラスボス武器が総なめしており、
匠スキルを活用した運用ではどう足掻いても下位互換に甘んじることになる。差別化が難しいのも世知辛い。
- 上位同様激昂ラージャンとアカムトルムの素材が必要なため、製作難易度は高く強化までの時期も遅い。
真名ウアスアンクのほうが早く作れるだけでも立場が辛いのに、
似たような性能で作りやすい至高のジューシー銃槍が存在しているのも向かい風だろう。
独創的な見た目というアイデンティティが被っているのが一番辛いかもしれない。
関連項目
武器/アンドレイヤー - 『ウォーザード』を元ネタとした、同グラフィックのランス。
武器/激鎚オンスロート - 同じく生産に大量の鉄鉱石を消費するハンマー
武器/大砲モロコシ - 同じく覚醒で爆破属性の出るガンランス