MHFに登場するオルガロンの剛種武器。
響狼の巨大な牙などを工房の職人が巧みな技術で仕上げた逸品。
万里の先まで届く咆哮を刀身に宿した一撃は、獲物を竦み上がらせて恐怖と絶望の淵に叩き落す。
目次
性能・概要
- 剛種武器なので、カムと同じように黒色をしている。
- 攻撃力1248に会心率30%と物理ダメージはかなり優秀。
- 属性値も氷660と文句のないほどに高い。
- 空きスロットも1ある他、生産・強化の素材も比較的容易。
さらにスロットもあるので強そうに見えるのだが、ひとつだけ致命的な問題がある。
その問題とは、斬れ味レベル+1を発動させても斬れ味ゲージの青が伸びるだけという点。
一撃の威力が重視される大剣では、たとえ短くとも白・紫ゲージがつくことが重要視される。
なにせ青ゲージの斬れ味補正が1.25倍なのに対し、白は1.4倍、紫は1.5倍である。
これにより、青止まりの月讀よりも紫・白を持つ少し攻撃力の低い大剣を使った方が、
瞬間ダメージも総合ダメージも上回るのである。
- このように悲しい扱いを受けている月讀であるが、完全に死んでいるとは言い切れない。
斬れ味レベル+1をつけなくとも非常に長い青ゲージを持つため、天ノ型のガード斬りと相性がいいのである。
だが、運用するには剛種武器なのでSR600が必要で、
そもそもガード斬りの性能が溜め斬りを犠牲にするには割に合わないという問題もあり、
斬れ味ゲージの上方修正が待たれていた。
天狼極剣【月蝕】
- 斬れ味の上方修正が待てれていた中、フォワード.1でついに登場した天嵐武器への強化先。
- 攻撃力1296に上昇したが、会心率は30%のまま。
- 氷属性は微弱ながらも670になった。
- 斬れ味レベル+1で待望の紫ゲージが出現するようになった。
天嵐防具を2部位以上装備、そのうえで剛種、覇種クエストへ出発すると
長かった青ゲージは真っ白に、紫ゲージは空色へと変化する。- むしろそれまで進化武器を除けば最強の剛種大剣であった
「フォルテペルフェット」を会心率で上回った。
あちらは剛種デュラガウアの武器故に、氷と睡眠の双属性だが睡眠は120しかなく、
PTでの睡眠溜め4や普通に斬る分にはなどでは月蝕が上回っている。
ただし、餓狼や見切り、「会心の砥石」などで会心率100%になる場合はどちらも同じ
(月蝕を使用した方がスキル面で若干自由になる)。
- 強化素材が実装当時では珍しい、HC剛種のものを2種類使用するタイプで、
カムとノノのHC剛種素材を一つずつ要求される。
天狼極剣【銀月】
- 紫ゲージを得た月蝕に、さらに覇種武器の強化先が追加された。
- 攻撃力1344&会心率30%と大剣全体でもトップクラスに
- 氷属性770と月讀→月蝕時にはなかった大幅な強化。
会心率のおかげで期待値は弩岩獄大剣【重何断】を超える。
また、月蝕同様に、覇種防具を装備すれば空色ゲージが得られるので、
睡眠溜め4を含め多くの場面で活躍できるだろう。
- G級覇種武器「天狼極剣【喰月】」への強化も可能だが、性能はほとんど向上していない。
強化するなら、後述の烈種武器まで一気に強化してしまおう。
天狼極烈剣【月朔】
- ついに実装された烈種武器。
烈種メラギナスの素材を用いて強化されるため、自動発動スキルは「弱点特効」となる。
- 攻撃力が1848と大幅に上昇し、氷属性も特化武器レベルの930まで伸びている。
もちろん会心率も30%と高水準。
- 更に斬れ味ゲージがパワーアップし、デフォルト紫ゲージを手に入れた。
ゲージ的には弩岩獄大剣【重何断】と全く同じものになり
かなり使い勝手が向上している。
- 烈種防具5部位時の攻撃力は2232とG級武器Lv50+G防具3部位に比べて低いが、
会心率30%を考慮すると実際の期待値は2455近くになり、G級武器Lv.50+G防具3部位と比較して
全く引けのとらない性能となる。
特に氷属性大剣で空色ゲージを持つG級武器は無いため、氷属性大剣としては言うまでもなく最高峰となる。
無属性部分でも、上記の期待値+弱点特効と長い空色ゲージによって
烈種防具を2部位以上絡めた装備であれば十二分な活躍が期待できるだろう。
- ちなみに烈種メラギナスの素材を使う、と書いたが、
部位破壊レア素材の黒穿竜の鮮血を2個使うので作成には根気が必要となる。
余談
- この大剣は2012年3月に行われたイベント「チャレンジ!剛種クエスト」にて
プレゼントされる武器の1つであった。
剛種段階では弱いものの、天嵐以降で強くなる将来性を持っているため、
将来を見通して強化したハンターもいるのではないだろうか?
- 名前は全て「月」の文字が使われた言葉で統一されている。
剛種武器の「月讀(つくよみ)」は「月読」・「月詠」などとも表わされ、日本神話のツクヨミの当て字である。
天嵐武器の「月蝕(つきはみ)」は「げっしょく」とも読み、
地球の影に隠れることで月が欠けて見える月食現象を意味する。
烈種武器の「月朔(げっさく)」は月の初めの日を表す用語である。