太古の塊より精製される双剣。初出はMHG(MH2では太古の小さな塊より精製)。
目次
概要 
- いわゆる凄く風化した○○シリーズの一つに分類される龍属性の双剣。
強化前である凄く風化した双剣、風化した双剣では錆まみれのツインダガーにしか見えないが、
錆びを落としていくと本来の性能と姿を取り戻す。
シリーズによって錆を落とす方法は変わっており、鋼の龍鱗を用いていたり、竜玉を使用したり、
また龍属性を与え直すためか古龍の血が使われていたりするが、
概ね大量の大地の結晶が必要となってくる。- 素材は異なっても基本の加工法は研磨による錆び落としであり、
風化した部位を削り落としているはずなのだが、強化後の超絶一門の刀身は風化した双剣より明らかに大きいと言う
謎の進化を遂げる武器でもあった。自己再生でもしたのだろうか…?
- 素材は異なっても基本の加工法は研磨による錆び落としであり、
- 性能はまさに片手剣の封龍剣【絶一門】を双剣版にした形で、
物理攻撃よりも属性攻撃に重点が置かれたものとなっている。
属性攻撃偏重を懸念してか、絶一門よりも物理攻撃が若干強化され、
属性攻撃がやや低下しているが殆ど問題にならないレベル。
様々な龍属性双剣が登場してきた昨今においても、その性能の偏りは際立っている。
全シリーズ通して、ほぼ毎回180台の物理攻撃力と400台の龍属性で性能がまとまっており、
シリーズ移行による性能のブレが少なかった…が、ここ最近の作品では元より低かった物理火力が更に落ちている。
- 全作品を通して、その際立った性能の割に難しい素材が太古の塊くらいしかない。
大量の大地の結晶も所詮はコモン素材であり、時間を掛ければ作成は比較的容易である。
作品を追うごとに性能は落ちつつあるが、それでも攻略に困ったらこれを頼っていい程度にはコスパの良い武器である。
MHG、MHP 
- 双剣の黎明期だったころのこの二作品では、まだ龍属性が弱点であるモンスターが偏っておらず、
攻撃力が低く、龍属性値が高いという偏った性能。- 攻撃力182、龍属性510と高い龍属性に目が行くが、双龍剣【天地】に総合力で劣る。
発掘で入手できる武器であるため、ミラボレアスを倒すまでの繋ぎとして中堅ハンター達に愛用された。 - 物理肉質が硬く龍に弱いモンスターを相手にした場合は、高い龍属性と圧倒的手数の乱舞により圧倒。
ラオシャンロン、ミラボレアス戦では非常に有効。
特にこの当時初登場であったミラバルカンにおいて剣士系武器では最適解とされるほどであり、
拡散祭だけでは困難な翼や角破壊の役目を一手に担っていた。
ミラ種の他にも、リオ夫婦、バサルモス、グラビモスなど龍属性弱点であれば非常に有効な武器。
最悪ソロでもこれらの敵を討伐しきれる程の高火力を秘めており、最終武器の一つであった。 - 同龍属性双剣である双龍剣【天地】は物理よりの性能であり、
この頃の双剣のモーション値が低く属性に下方修正が加わる前であったため、
ダメージ寄与度が属性>>物理のバランスであり龍属性双剣は超絶一門一択という事情があった。
- 攻撃力182、龍属性510と高い龍属性に目が行くが、双龍剣【天地】に総合力で劣る。
MH2 
- 絶頂期。その言葉以外に見当たらないほど、この頃の超絶一門は輝いていた。
この時期に追加された古龍種の全てが龍属性が弱点であり、
さらに一部古龍の持つ能力を封じるには龍属性が必須だったため、
驚異的な数値の龍属性を持つこの武器に必然的にスポットが当てられた。
特に動きの少ないオオナズチ相手には4人でかかると
10分針くらいには撃退も許さず無傷のオオナズチを討伐まで追い込んでしまうほど。
- この活躍の背景としては、単純な数値としての強さもあるのだが、
MH2のクシャルダオラ以外の古龍戦は龍属性でないと能力を封じるための角破壊ができなかった。
加えて、上位クエストの古龍の体力が高い&肉質が硬い、
そしてほかの武器種では絶一門及び一部の黒龍武器といった僅かな特例を除き
龍属性武器、というより全体的にハンター側の火力そのものが設定ミスではないかと疑われるほど低く、
双剣の乱舞でないとまともにダメージを稼げないという切実な事情があり、
事実上双剣一択という状況だというのも使用される理由であった。
- MH2ではさらに謎の強化が施されており、攻撃力210、龍属性510と
全シリーズで見た場合でもトップレベルの数値となっている。
システム面でも恩恵も大きく、マカ漬けの壺に回復薬グレートを入れて五分待つだけで
強走薬グレートができるという手軽さもあった。
- ライバルの双龍剣【天地】の入手も相変わらず遅く、
時期が来ても要求レア素材が多く作成はやはり困難を極める上に、
当時の主戦法である乱舞連打ではダメージも劣る。
上述の鋼の龍鱗と古龍の血だけで強化できるとあって封龍剣という名を欲しいままに超絶的な活躍を見せていた。
- ちなみに凄く風化した双剣からは、毒属性のフランベロジュも作れた。
こちらも一応メルトウォーリアを抜いて毒属性最強の双剣なのだが、
採用率は…まぁ上の状況を見れば察することはできるだろう。
MHP2(G) 
- 攻撃力182、龍属性480、会心率-20%
マイナス会心が加えられ、強さもMH2よりは鳴りを潜めたものに抑えられた。
ただでさえ低い攻撃力がさらに落ちてしまうので、物理性能はかなり悪い。
MHGやMHP時代に戻ったといえよう。
とはいえ古龍種に対して重宝されるのは変わらず、
相変わらずの入手難度の低さも相まって猛威を振るっていた。
- MHP2Gでは龍属性強化に封龍剣【真絶一門】への強化先も用意された。
攻撃力182、龍属性510、会心率0%
スキルで白ゲージがつき、会心率も0%に戻ったが、攻撃力は変わらず属性値は480→510と微増でしかない。
ライバルの双龍剣【天地】には双龍剣【太極】、
MH2から登場した物理攻撃特化双剣の紅蓮双刃にも、蒼穹双刃という強化先が与えられた。
また、P2Gからは属性値重視の龍属性双剣である黒龍双刃【二天】が追加され、
そちらは真絶一門と似た斬れ味で属性値は130低いものの、攻撃力に2倍もの差がある。
さらに大連続狩猟クエストのシステムにも向いてないという理由から、一概に一強ではなくなった。- 上位→G級での強化幅は微々たるものであることから、
MHP2ではほぼG級クラスの武器を上位で振るっていたとも解釈できる
(龍属性510というのはMH2と同じ数値でもある)。
これは独龍剣【藍鬼】、覇滅弓クーネレラカム等にもみられる特徴である。 - 但し性能としては上位時点でもそれほど天地と差を付けていたわけではないので、
紫に加えある程度の物理向上も遂げた天地の強化系である太極や、新顔の黒龍双刃と比べると
些か分の悪い強化になってしまっているのは事実である。
- 上位→G級での強化幅は微々たるものであることから、
- 幸いにも、対ミラボレアス種に限定すれば最上位クラスにはなるので、
封龍剣に名前負けしないだけのポテンシャルは持つのが救い。
また入手難易度は黒龍素材やラオシャンロンの天鱗を使う他の龍双剣より圧倒的に低いため、
そこでも差別化は可能である。 - なお、MHP2Gで属性値が500を超える双剣はこれとアメザリクロウの2つのみ。
MH3 
- 武器カテゴリの一部廃止により、登場しない。
太古の塊から生成される武器も祀導器【一門外】に取って代わられた。
一応刀身の柄などはよく似ており、何らかの関連性は匂わされている。
MHP3 
- 双剣の復活により再登場を果たしたのだが、過去作のあおりを受けたのか、大幅弱体化。
攻撃力100(強化で115)、龍属性40、青ゲージという性能で、これは過去作表記の攻撃力140、龍属性400に相当する。
龍属性の数値こそ高いものの、攻撃力が下位武器より酷いレベルで低いのが何よりも痛い。 - 上位までなので封龍剣【真絶一門】への強化はできなくなった。
ウラガンキンは龍だけでなく水も通るのでドロスドロスの方が良く、
アカムトルムは雷属性も通るので土雷の方が良く、
アグナコトルは硬化すると龍が全く通らなくなり、軟らかい状態だと双曲剣ロワーガが適し、
他は肉質が軟らかいためロワーガやラースプレデターが適任なため、
属性攻撃強化、または龍属性攻撃強化+2を発動させてもこの武器が最適なケースはほとんど無い。
MH2時代の栄光はほぼ無くなったと言える。
- とは言え、上に挙げたモンスターのほか、アマツマガツチや火竜夫婦など
龍に弱いモンスターに対しては十分な働きが期待できる。
他の龍双剣より匠発動時の白ゲージが長いのも優秀。
これ一本でOKと言えるほどの性能ではないが、他に完全に食われているわけでもなく、
時に最適解にもなり得る絶妙な調整と考えることもできる。
MH3G 
- MH3Gでは再び封龍剣【真絶一門】に強化できるようになった。
MH3Gでは強力でなおかつ汎用性の高い破岩双刃アルコバレノや超硬質ブレードなどの、
爆破属性武器ばかりが注目されているが、この武器もラギアクルス希少種・リオレウス亜種などの
龍属性が非常に通るモンスター相手に振るえば非常に強力である*1。 - 攻撃力は182、属性値は510→480とMHP2Gに比べてやや下方修正されたが、
斬れ味の白が長くなり、なおかつスロットは3に増えた。
斬れ味紫こそ出ないものの、ここまで属性偏重の武器であれば大して気にならない。
また、白も非常に長いこともあり紫がないことを逆手にとって
匠を無視したスキル構成をすることも可能。
こういった特徴から、物理重視かつ斬れ味レベル+1で紫がつくネロ=ラースとは対照的と言える。
極端に属性特化した双剣なので、上記した通り龍属性に非常に弱い敵を選んで狩りに赴くと良い。
ただし、その狩り場に適しているかも十分吟味すべし。何事も事前の準備が大事である。
MH4 
- MH4でも引き続き続投。
性能は攻撃力は126と低いものの、龍属性は3Gの封龍剣【超絶一門】と同じ420。
斬れ味も白ゲージの長さは3Gと同等である。
しかし前作の封龍剣【超絶一門】はG級装備である。
前作ではG級でありながら紫が出ないという欠点があったが
こちらは上位で十分な白ゲージを持つ為、かなり強化されたことになる。
また地味だが緑ゲージも長いので、ミラ種など元々切断に強く龍に弱い敵にはいっそ匠をオミットし、
代わりに心眼や属性強化系スキルを付けて斬れ味無視で戦うという戦略もある。
またスロット2もあり、何気に拡張性も高かったりする。
MH4G 
- 真絶一門を経て、封龍剣【極絶一門】へと強化できるようになった。
G級古龍の素材を必要としないので、G★2時点で最終強化出来る。
大竜玉ぐらいしか面倒な素材を要求されないのもポイント。
- 性能は、攻撃力210に龍属性550と、やはり徹底的な属性偏重型。
スロットも2つあり拡張性もそこそこだが、やはり匠でも紫は出ない。
そのかわり白ゲージが素で70あるため、継戦能力を考えるなら匠ではなく業物や砥石使用高速化が適する。
ここは匠を外して属性に特化させよう。
龍属性攻撃強化+3を発動させれば龍属性値は720まで上昇し、
その圧倒的属性値と手数により古龍達を悉く沈黙させる。
龍属性攻撃のスキルに優れる護石があればリオソウルZで見切り+会心撃【属性】を発動し分母を上げつつなお、
さらなる属性火力の底上げを狙うのも面白い。
超絶戦隊の再来とか言ってはいけない。
また、他の龍属性双剣のライバル達の多くがレア度10なのに対しこの武器はレア度9であるため、
極限強化がしやすいのも利点。
属性火力に特化した性能を逆手に取って極限強化【防御】や【生命】を施すことで、
独自の立ち回りを模索してみるのも一興だろう。
とは言ってみたものの、やはり物理攻撃力が低いのに変わりはない。
よって、最終的には今までと同じように物理に強く龍属性の通りが良い相手に担ぐことになるだろう。
幸い、前作から続投したグラビモスや満を持して復活したオオナズチと錆びたクシャルダオラ、
そして物理ダメージがほとんど期待できない硬化状態の部位が相手でも
一定の龍属性ダメージが期待できるダラ・アマデュラ亜種など、
この武器が輝ける相手は多い。
もちろん過去作で猛威を振るった黒龍一族との相性も良好であり、
特に前述したリオソウルZシリーズは素で13もの聴覚保護のスキルポイントと高い火耐性を備えるため、
運良く龍属性攻撃とスロット数に優れた護石を手に入れ、
この武器に備わる2つのスロットを上手く活かすことが出来れば
龍属性攻撃強化に加え見切りと属性会心を発動してこの武器の持ち味を最大限に引き出しつつ、
高級耳栓と業物、そして防具に備わる高い火耐性により快適性をも確保するといった
夢のような装備を組むことも出来るかもしれない。
MH4Gは龍属性双剣のライバルが多く、昔のようにこれ一択とは言い難い。
しかし、しっかり装備を整え担ぐ相手を選ぶことで、
封龍剣の名に恥じない、MH2時代を彷彿とさせる活躍を見せてくれる。 - 武器の特殊性故か、普通のクエストよりも以下のような特殊なクエストと相性がいい。
- クエスト/巨戟砕くは砲撃の雨
このクエストのゴグマジオスは最初から後半戦のため龍属性の効き目が素晴らしく
白ゲージの長さと相まってTHEシャングリラや双龍剣【至極】
そして覚醒ダークブリングの追随を許さない火力となる。
あの黄昏を相手にすると単純比較にはいかないはずなのだが
ゴグマジオスは爆破も有効なものの当クエストは前半戦がない上に体力も凄まじいので
双属性ならではのメリットも薄れ、継戦能力やそれに伴うスキル自由度の都合上
最終的に極絶がダメージ効率で大幅に追い越す結果となる。
また、物理が低いので尻尾が中々切れない(全く切れないわけではない)。
即ち、龍が60も通るポイントを攻撃できる回数が桁違いに多いというメリットもある。
なお、この武器で狙える時に狙う感覚で攻撃した結果、尻尾切断が完了した場合
クエストクリアは目前と考えていい。 - クエスト/究極の甲鎧
確定報酬枠に一つ、さらに二段目報酬枠に確率で極竜玉や大極竜玉がもらえるため人気が高いクエスト。
このクエストは極小サイズの極限化したグラビモスの狩猟となる。
サイズ変動が最小で固定なので、安定して腹に攻撃できるこのクエストは双剣と非常に相性がいい。
グラビには黒グラビのイメージからか水というイメージが浸透しているためグラビに龍?と思われるかもしれないが、
実は龍も大変よく通る*2。
また、水属性武器といえば超旋破クロスエンドだが水300とこの武器の約半分であり
あちらが火力を出そうとすると匠と業物を両方つけないと真価を発揮できないのに対し、
こちらは斬れ味が素で優秀なので必須スキルが実質高級耳栓と龍属性攻撃+3だけなこともあって、
属性会心や見切りを盛れる関係で破壊前の腹に対してはこの武器が大差で勝つ。
また、初めから極限状態なので抗竜石・属撃の1.2倍を受けることができる。
ただでさえ龍属性の塊をぶつけているようなこの武器が1.2倍、さらに属性会心撃を発動させて
見切りや狂竜化克服を組み合わせた時の火力は想像を絶するものになるだろう。
ただし、属撃が切れた瞬間この武器は未覚醒のナイフとフォークと化す。
また破壊後の豆腐のような腹には当然物理で押した方がいいため、逆転されてしまう。
そこで破壊王を発動させ、素早くグラビの鎧を剥ぎ取ってPT全体の火力を底上げするのもいいだろう。
- クエスト/巨戟砕くは砲撃の雨
MHX 
- 今回も「凄く風化した双剣」から派生する。最終強化形態は封龍剣【真絶一門】。
モンハンのお祭ゲーとも言われるMHXにも鳴り物入りで登場。その性能がこちら。- 下位並み…と言うレベルではない攻撃力100
- 属性武器らしく高く設定された龍属性42
- 会心率は0%
- 斬れ味は素で白。匠でさらに伸びる
- スロットは2個
はっきり言って攻撃力が低すぎる。
- MH3以降モンスターの尻尾切断には切断属性の物理部分しか判定されないため、
この武器を担いで行くであろうリオス種やイビルジョー、
ドス古龍やシャガルマガラの尻尾切断は困難を極める。
特に尻尾の耐久値が高いクシャルダオラやオオナズチは切断する前に討伐してしまう事が殆どである。
元々リーチの短い双剣である事がそれに拍車を掛けているため、
切断は諦めて弱点部位を斬る方が良いかもしれない。
- さらに使えるのが龍属性なのも問題。
本作では龍属性が効果的な相手は、必ず何らかの別の属性に弱い為
全体的に武器の作成時期が遅くなる今作において、龍属性はあまり価値が無い。
一応この武器はHR7の時点で完成する利点があるにはあるが、ここまで進んで龍属性に来られても困るのが実情。
- 何よりも致命的なのが、凄く風化した双剣からの派生である事。
凄く風化した双剣の派生武器は実はもう1種類ある。ハイツインダガーである。
ハイツインダガーの最終強化・双影剣は氷属性屈指の優秀武器。
つまり封龍剣【超絶一門】を作ると言う事は、ただでさえ出ない凄く風化した双剣を、
双影剣と風化した双剣にする未来を投げ捨てて作ると言う事でもある。
大体のハンターならこう言うだろう。超絶作るくらいなら双影剣作る…と。- 4Gの真絶は龍属性値が550もあり、他の属性で見てもこの武器に比肩する値の双剣は存在しなかった。
しかし今作では超絶とほぼ同等の属性値の双剣が登場しており、現に上述の双影剣もその一対である。
全体で見れば高いがぶっちぎりではないため、相対的に個性の強さが薄れてしまったのも問題だろう。
- 4Gの真絶は龍属性値が550もあり、他の属性で見てもこの武器に比肩する値の双剣は存在しなかった。
- 以上の事から、折角の風化武器派生にも関わらずその採用率は非常に低い。
MH2の栄光はいずこへ……
これほどに攻撃力が低いならば、属性値を二倍くらいにしても罰は当たらないのではなかろうか。
MHXX 
- G級追加により、封龍剣【極絶一門】への強化が可能に。
そしてその性能は- G級装備なのか本当に疑わしいレベルの攻撃力170
- 最早投げやり感すら伝わってくる龍属性55
- 会心率は0%
- 斬れ味は素で白。匠でさらに伸びる。紫は出ない。
- スロットは2個
旧作の双剣の数値と照らし合わせると、攻撃力238、龍属性550という破格なステータスを持っているのだが、
本作に限っては他の双剣の性能が高すぎてどうにも霞んで見えてしまう。
- 素の属性値が高いので、属性会心や龍属性攻撃、属性攻撃スキルで補強すれば、双剣の手数も相まって
圧倒的な龍属性武器になる。というか、物理攻撃力が極端に低いのでそれしか運用法がないのが現状。
ビールやカカシですら攻撃力250なのに170は最早イジメの領域である。
ついでに、前作では横並びだったパペットでさえも本作では攻撃力230まで改善されている。
龍属性武器としてスキルを組んで初めて光る武器なので、今作では汎用性は皆無に等しく、
龍属性が弱点の敵が多ければまだ用途はあったものの、バルファルクやアトラル・カといった
今作のストーリー中に立ちはだかる肉質が固いタイプの強敵は龍属性が全く通らないときた。
属性特化が特徴の武器なので、言いたいことはわからなくもないのだが、いくら何でも環境に乗らなさすぎである。- 一応、腹部に龍属性が通りやすいグラビモスなどが復活しているため、
最高値の龍属性値を活かして戦える…と思ったらそうでもない。
属性値こそ高いものの、その他の武器の攻撃力を半分にして毛が生えた程度のものでしかないため、
落とし穴に落とし4人で弱点を乱舞する戦術でも取らない限り、他の龍属性双剣に絶対に勝てないのである。
特に高い属性値と物理性能を両立し、素で紫ゲージを持ち、更に匠で延長可能な汎用性の高い龍属性武器、
咎双刃アビルブリングや、
また龍属性特化で考えても、斬れ味補助が不要な長大な白ゲージにスロット2による拡張性を持つ、
赫醒刃リクヘストの存在が大きい。
問題だった物理性能が改善されず属性に偏重し過ぎたこの武器は、
いくら属性寄りの運用が好まれる双剣であっても厳しい性能という評価を覆すことはできなかった。
しかし、もはや清々しいほどの偏重っぷりと独特のSEに惚れ込みこれを愛するハンターは今なお多い。
- 一応、腹部に龍属性が通りやすいグラビモスなどが復活しているため、
- そんな不遇の双剣だが、一応刺さる相手がいる。それがかの黒龍ミラボレアス。
ミラボレアスは物理に強く属性にやたら弱いという特徴を有し、
それがこの武器の片方に寄りすぎて手に負えない性能と合致するのだ。
スキルによって文字通り属性だけに特化し、あらゆる手段をもって休みなく攻め続けるとそれはもう怯む。
面白いぐらいに怯みまくる。
高すぎる属性により耐久値がガンガン削られるため、怯んで怯んでキレイに部位破壊まで完了し、
倒されるころには相手は大嫌いなブツで滅多斬りにされたために全身ボロボロに近い状態。
なかなかいい狩猟タイムも出せるだろう。- なら極絶一門が対ミラボレアスの最適解になるかというと答えは残念ながら「NO」である。
ミラ系の固い部位は龍より火が通りやすく火属性の双剣は優秀なため、わざわざこちらを使うメリットはない。
そもそも固い部位ですら他の龍属性双剣に劣るわけで……
では火が全く通らない紅龍ならどうかと言うと、氷属性双剣は火属性ほど充実してるとは言えないが
奴は怒り状態で肉質が軟化するという特徴があり
龍にせよ氷にせよある程度の物理が要求されるモンスターであり、
それこそ、この武器の出番は無いと言わざるを得ない。
祖龍についても、4Gの頃と違い怒り時に属性の通りが悪くなるようになったため、属性偏重のこの武器では厳しい。
しつこいようではあるが、やっぱり攻撃力が足りなさすぎるのである。 - だが、本武器は大量の大地の結晶程度しか面倒な素材は存在しないため、
HR解放後すぐに例のアレをオオナズチから取りに行く時は使えるかもしれない。
- なら極絶一門が対ミラボレアスの最適解になるかというと答えは残念ながら「NO」である。
MHWorld 
- 今作でも登場した……のだが、いろいろとおかしい事になっている。
その変わり果てた様子に、古参のハンターは誰もが驚く事になる。 - まずは入手経路。ある武器を強化して手に入れるのだが、なんと風化した双剣ではない。
なんと龍骨双刃なる骨の双剣の強化系。風化した双剣どころか、多少曰く付きとはいえ骨である。
当然見た目は金属質な超絶一門だが、使用する素材は骨のまま。結構おかしい。- 龍骨武器の説明文には「未解明の技術を用いて作られた」「禁忌の領域に踏み込む意欲作」などの
物騒な文章が並ぶ。未解明なのに製作に使えるのか?とか言っちゃダメ
もしかするとこの「未解明な技術」こそ、製法が現存せず発掘武器でしか手に入らない絶一門の技術で、
それを用いて強化したから絶一門の武器(のレプリカ?)になれたのかもしれない。
メタな事を言うと発掘装備が無くなったから似たようなポジションの龍骨武器にねじ込んだだけなんだろうけど。
- 龍骨武器の説明文には「未解明の技術を用いて作られた」「禁忌の領域に踏み込む意欲作」などの
- 次に性能を見ていくと、
- 攻撃力は最終強化双剣で最低の196
- 属性偏重の仲間であるキリン双剣、迅雷と同値の龍属性270、龍封力は小
- 斬れ味は十分な青、匠で白がわずかに出るが双剣には物足りない
- スロットはレベル1が2つ、会心率や防御ボーナスはなし
……お気付きの方もいるだろう。
封龍剣の名前のくせに龍封力はほんのちっぽけな小。名前負けも甚だしい。
古龍の第一弱点が軒並み龍属性でないことからも、龍ではなく竜を倒すために使う方が真価を発揮できるのである。
これもおかしい。
需要が少ないのはいつも通り?MH2の頃から見たらおかしいから……- そもそもの問題だが、超絶一門のくせに属性値が低すぎる。
その代わりなのか、攻撃力はいつもより若干上がっている様子。ちょっぴりおかしい。
- そして、地味に解説文も多少おかしい。
例によって「最強の封龍剣を超える~」と言った文言があるのだが、他の封龍剣は登場しない。
よってシリーズ初心者は「最強の封龍剣って……そもそもその元の武器どこ?」となってしまう。かなりおかしい。 - と、ここまでかなりおかしい解説を続けてきたが、性能を簡単に総評すると「最適解になり得る状況がかなり少ない」
龍属性がよく通る相手がリオス種と顎の兄弟くらいしかいないのが辛いだろう。
その中でもラドバルキンは骨を纏っている時は属性が全く通らないし、
ウラガンキンは水も苦手とする上リオスは属性弱点部位に物理もよく通る。
さらには武器属性値の上限が災いするため属性偏重の構成が組みにくいのも逆風となっている。
MHW:I 
- 超絶一門をまたもや骨素材で強化していくと、最終的には封龍剣【極絶一門】へと強化できる。
もはや素材には突っ込むまい。
- 肝心の性能はというと
- マスターランク双剣ブービーの攻撃力336
- キリン双剣の値すら追い抜いた龍属性510
- 地味に強化された龍封力【中】。せっかくなら【大】にしてあげればよかったのに。
- 素の斬れ味は青、匠で白が出る。
- スロットは変わらずLv1×2
これでようやくいつもの超絶一門が返ってきた形となる。
- 今作は属性値を上げる手段が過去以上に多く、ただでさえブッ飛んでいる龍属性をさらに上げることが可能。
属性値カスタム強化3回を施し、龍属性強化Lv6に加え、耐龍の装衣を着ると
その属性値は龍属性960にまでアップする。
ここに、(真・)会心撃【属性】の効果が加わると、メインシリーズでは異例の属性値4桁にまで達することが可能。
一応言っておくが、この武器種は属性が重視される双剣である。
- とまあ、ロマンには溢れた武器だが、斬れ味は青で物理性能も低く、
さすがに使われることはない………ことはない。- MHW:Iの双剣は、各種モーションに強烈な属性値の下降補正が掛かり、
モーションにもよるが、およそ5~7割にまでカットされてしまうことが判明している。
というわけで、並の属性値の双剣は大半が産廃の烙印を押されてしまっている訳だが、
属性値があまりにもブッ飛んでいる極絶一門は、龍属性双剣としてまともに使うことが可能な希少な双剣なのである。 - とはいえ、残滅の爪【鬼】を筆頭とした物理重視の双剣の壁はかなり大きい。
実用性が全くないわけではないが、極端に龍に弱い相手でないと
ほぼ使い物にならない点は、注意したいところである。
- MHW:Iの双剣は、各種モーションに強烈な属性値の下降補正が掛かり、
- などと言っていたら、アップデートにて属性ダメージ部分の威力が2割ほど増した。
これにより、火力は相当上がったといえる。- だがしかし、そのすぐ後に覚醒武器が実装。
最終的な属性値こそ低いものの、物理部分を含めると封龍剣よりも手軽に高い火力を実現できてしまう。 - 一応白ゲージであれば、攻撃する部位などによっては期待値は覚醒武器よりも高くなる。
しかし白ゲージを出すには匠がLv2以上必要であり、且つ剛刃研磨等で斬れ味を補強しないと使い物にならず、
銀火竜防具と組合わせようとするとかなりスキルがカツカツになってしまう。 - さらに後のアップデートにより、加えて皇金武器の強化が可能となった。
斬れ味、攻撃力、属性値の水準が高く、武器に会心撃【属性】を持つため
龍属性だけでなく第1弱点を取りやすい他属性も含め、超絶一門の出番は少なくなったと言える。 - 一方、武器の重ね着により全ての双剣の見た目を本武器に変えることができるようになった。
元が龍属性武器ながら、蒼い刀身はどの属性のエフェクトもかなり似合うため、
気になる方は試してみると良いだろう。
- だがしかし、そのすぐ後に覚醒武器が実装。
MHF 
- 凄く風化した双剣から始まり、
封龍剣【超絶一門】⇒真封龍剣【超絶一門】⇒極封龍剣【超絶一門】と強化する。
強化に際してこれといったストッパー素材も要求されないが、
真封龍剣への強化に要求される10個のクレンザイトあたりが人によっては面倒に感じるか。
とは言っても、各種ポイント交換などを利用すればすぐに集まる量ではあるが。
極封龍剣の性能は、攻撃力322、龍属性570と極めて高いため、
龍属性攻撃強化【大】があれば、龍弱点のモンスターにはかなりのダメージを叩きだせる。
斬れ味は青止まりだが、属性に関して言うならば白とそこまで差はない。
- 同デザインの色違いSP武器として、火と麻痺の双属性のフレアシュレッダSPが存在する。
刀身は黒く、刃は白銀であり、刀身の模様の一部が青い。
触れるもの全てを斬り刻み、焼き尽くす灼熱の双刃。
従来デザイン武器が復刻しているG級武器には未だ登場していない。
塊系の武器であることがネックなのだろうか。
- ちなみにMHF-G5では既存武器の派生であるG級技巧武器が実装されており、
仲間である片手剣と太刀はG級技巧武器へと進化している。
ただし、今のところこの武器がG級技巧武器に対応するという情報は入っていないが、
この武器もMHF初期にはよく使われていた(MH2と同事情により)ため、復活を望む古参ハンターも少なくない。
また、第17回開発・運営レポート(動画版)内でG級技巧武器の話題になった際にこの武器の名前が出ており、
復活の兆しとするハンターも居るようである。
余談 
- 片手剣に長年、太古系武器が登場しなかった最大の原因は、
太古の(小さな)塊によって精製される武器が凄く風化した双剣であったことと言われている。
時が経ち、舞台が打って変わって、
初めて太古系武器に片手剣があったのを知った片手剣使いはその登場に大いに沸き立ったと思われる。
双剣はMH3のときは未登場であったため、恐らくその代役として片手剣が選ばれたのだろう。
が、続くMHP3ではまさかの双剣復活に際して、超絶一門も復活。
かつて席を譲りあった祀導器【一門外】と封龍剣【超絶一門】の同時入手が、
MHP3でようやく実現する形となった。
- カラーリングをつぶさに観察してみると、
一門外は刀身こそくすんで見えるものの超絶一門と色がとても良く似ている。
形状も超絶一門を刃の側で接合し、峰を研いで一振りの剣としたようにも見える。
また武器の運用指針が共通していたり、
両方の名前に一門と付いていたりする辺り、なにか関係があるのかもしれない。
- 概要の項で触れた通り、強化すると見た目が大きく変わるのだが、
同じ「凄く風化した双剣」から派生して作れるハイツインダガーの方は、
名前の通りツインダガーの形をしている。
もしかすると、こっちが凄く風化した双剣の真の姿なのかもしれない。
- 極端な性能の本武器も、大属性時代とも言えるほどのサンブレイクならば、
恩恵を最大限に受けていたであろうことは想像に難くないため、
同作でのリストラが惜しまれる。
関連項目 
武器/封龍剣 - 大剣の方の封龍剣について記載。
武器/ハイツインダガー - 同じく太古の塊から作成可能な双剣。強化中に派生する。
武器/銀翼の双刃 - 類似品。実は武器性能の傾向も類似点有り。