この世を打ち崩す白き雪神の、第八の光の具現。
神は《炎が走る》さまを見る。
目次
概要
- ウカムルバス素材で作られたガンランス。
ウカムル武器の中では比較的真っ当でオーソドックスなデザインの、純白のガンランスである。- ウカムル武器の中でも、武器の解説と武器自体の性能が一致している珍しい例。
曰く、放つ砲撃が火柱に見えることから「第八の光の具現」と呼ばれているらしい。
- ウカムル武器の中でも、武器の解説と武器自体の性能が一致している珍しい例。
- 名前を間違えられることが非常に多い武器の一つ。
この武器は「パ(PA)」シカムルバスである。「バ(BA)」シカムルバスではない。- が、後述の通り強化後は「バ(BA)シカ~」に変化する。とても紛らわしい。
一見誤植のようにも思えるが、作品を跨いでも変更されることはなかったので
これが正しい銘なのだろう。
- が、後述の通り強化後は「バ(BA)シカ~」に変化する。とても紛らわしい。
性能
MHP2G
- 攻撃力805という完全にイカレた数字をひっさげて堂々登場。
当たり前だが、MHP2Gの全ガンランス中トップの攻撃力である。- そしてウカムル武器お約束の酷い斬れ味と会心率。氷属性値は120とほぼ無視できる数字なのも同じ。
- 匠込みでも白止まりなので、他のウカムル武器同様使いづらく見えるが、
この武器には数少ない放射レベル5ガンランスという強みがあり、独自の立ち位置にある。- イベント武器の古龍銃槍エンブレムも放射5だが、あちらは入手難易度が非常に高く(一応抜け道あり)、
攻撃力も低めで無属性。総合的な火力ではこちらに分がある。 - またガンランスの場合、斬れ味が良すぎると
ヒットストップの影響で手数を増やしにくくなるため、
低斬れ味+高攻撃力という組み合わせは意外と理にかなっている。
- イベント武器の古龍銃槍エンブレムも放射5だが、あちらは入手難易度が非常に高く(一応抜け道あり)、
MHP3
- 上位相当の放射レベル4に落とされたが、相変わらず放射型では最強の砲撃レベル。
ゲージもワンランク落ちた緑止まりになってしまったが、緑ゲージそのものは十分なほど長く、
匠でも超微量な青しか付かないことを考えると、匠を切っても問題ないともとれる。
相変わらず攻撃力は265(ブースト込み)と飛ばしまくっており、氷属性値と防御力補正が若干強化されるなど、
総合性能はMHP2G時代より高まっていると言える。
MH4G
- 他のウカムル武器と同様、MH4では登場しなかったが4Gで復活した。
崩銃槍パシカムルバスは上位武器扱いになり、G級武器として崩砲槍バシカオンカムが追加された。
- 崩砲槍バシカオンカムは攻撃力828と今作でも攻撃力数値トップを維持している。
その特性はP2Gのパシカムルバスから変わっておらず、砲撃も最強クラスの放射レベル5のままである。
しかし今作では発掘装備も含めて放射レベル5のガンランスがいくつも存在しており、
P3時代の「唯一最強の竜撃砲」というロマン性は失われた。
とはいえ生産氷属性ガンランスの中では最強の一角を成していることは間違いない。- 匠でも白ゲージまでで長さも30程度なため、出来る限り匠と業物を両立させたい。
白ゲージでの弾かれやすさはそれでも気にかかるところだが、
肉質が軟らかい相手には頼もしい一振りとなるだろう。
- 匠でも白ゲージまでで長さも30程度なため、出来る限り匠と業物を両立させたい。
- 強化後のバシカオンカムはPAではなくBAで始まる名前になっている。
その結果、元々名前が似ていたヘビィボウガンにさらに近づいてしまった。
パシカムルバス→バシカオンカム
バセカムルバス→バセカオンカム その違いは母音1つのみである。
MHX
- MHXにも登場。今作は上位までだが、最終強化の銘は崩砲槍バシカオンカム。
基礎性能はMHP3と似通っており、攻撃力250に会心率-20%と氷属性18、放射Lv4といった具合。
匠+2を発動させても青ゲージはちょっぴりしか出ないため、やはり斬れ味はかなり悪い。
物理期待値は匠による青ゲージの方が上になるのだが、ガンランスのスキル事情では鈍器運用でも十分か。
- 本作でも貴重な放射Lv4の砲撃が売りなのだが、
使い勝手が良く作成難度も低いロドレギオンも同じく放射Lv4。
ヒットストップの少なさやスキル自由度で一応の差別化はできるだろうか。
MHXX
- 本作では崩界銃槍バシカムノミという新たな銘を冠する。その性能は
- かなり高い攻撃力360
- 変わらぬ会心率-20%
- 全然伸びなかった氷属性20
- 素で青30、匠+2でも白20という微妙な斬れ味
- 本作の氷属性ガンスでは唯一無二の放射Lv5の砲撃
- 僅かに伸びた防御力+20に。残念ながらスロットは据え置きの0
- と、前作と変わらず高い砲撃レベルを誇り、斬れ味を抜きにすれば高い攻撃性能を持つ一振り。
- ちなみに、本作でのウカムの剣士武器は
ウカムル武器より高い攻撃力・僅かとはいえプラスの会心・匠で出る白ゲージは同等・おまけの狩技ゲージブースト
を併せ持つ銀嶺武器の登場で非常に厳しい立場に置かれているものが多いが、
銀嶺武器のガンランスである怒守罵王の全砲発の砲撃は拡散Lv4なので、砲撃タイプの違いから差別化が容易で、
更に砲撃Lv差から砲撃主体ならこちらに軍配が上がる。
余談
- パシカムルバスの銘も、アカムト・ウカムル武器の例に漏れずアイヌ語である。
パシ(=飛火)+ウカムルバス(≒雪の神)となりそうだが、
飛火というとサイズ的にあっちも適任な気がしないでもない。