武器/巨獣弓

Last-modified: 2021-04-11 (日) 19:42:31

MHXの4大メインモンスターの一角、巨獣ガムートの素材で作られた弓。
本項では二つ名持ちモンスターである銀嶺ガムートの武器も扱う。

目次

概要

  • ガムートが頭や脚に持つ甲殻を削り出した弓。
    プレビュー画面で前から見てみると、その横幅は盾としても使えそうな位広い。
    壁際などでカメラが寄ると前が見づらいほど。
    そのためかどうかは分からないが、防御力ボーナスも付いたりする。
    ガムートの毛皮は弓の上面の装飾に使われている他、
    弦や矢筒には同じくガムートのものであろう赤い毛があしらわれている。
  • 比較的シンプルな武器銘だが、最終段階まで強化を行うと
    巨射・頭ッ弓ゥーン(ズッキュウゥーン)」というぶっ飛んだ銘になってしまう。
    武器の解説によると、衛士が放つ嚆矢の遠鳴りが銘の由来であり、その矢は大乱の始まりを告げたという。
    さすがガムート! おれたちにできない事を平然と(ry…と言いたくなったあなたは決して間違っていない。

性能

MHX

  • 下位ガムート素材から生産できる氷属性貫通弓であり、LV1時点での性能は
    • 攻撃力140
    • ガムート武器には珍しく会心率0%*1
    • 氷属性10
    • 連射LV2-重射LV3-貫通LV3(-重射LV3)
    • 放散型曲射
    • スキル自由度の低い今作では有難いスロット1
    • ガンナーにはありがたい防御力+20のボーナス
    • LV1強撃ビン、LV2属性強化ビン、睡眠ビン、減気ビンに対応
    となっており、物理よりの貫通弓。
    この頃ライバルとなるのは属性特化のブナハ弓となるが、
    差別化は十分できる。
  • 最終強化(LV4)である巨射・頭ッ弓ゥーンの性能は、
    • 攻撃力210
    • 会心率0%
    • 氷属性25
    • 連射LV2-重射LV3-貫通LV4(-重射LV4)
    • 生産時と同じく放散型曲射
    • こちらも変わらずスロット1
    • 防御力+20もやっぱり変化無し
    • LV2強撃ビン、LV1・2属性強化ビン、睡眠ビン、減気ビンに対応
    という性能。
    ガムート武器は高攻撃力の代わりに、低めの会心率を初めクセのある武器が多いが、
    この武器には特にそういった特徴はないため、比較的扱いやすく仕上がっている。
  • 同じ氷貫通弓であるクシャルダオラのアルナス=ダオラと比べると、
    会心率を除けば、ほぼ完全に上回る性能を誇る。
    強化元からして手に入れづらいあちらと比べて、生産難度が低いのも追い風。
    一方、先述のブナハ弓・アルクウノブランは属性値で巨射を上回っているものの、
    あちらには扱えないLV2強撃ビンや、2段階の属性強化ビンに対応しているという強みで差別化できる。
  • 貫通矢のモーション値が低いせいで折角の攻撃力の高さが損なわれるのは少々損だが、
    身体の大きさから貫通と相性がよく、氷に弱いドスガレオスやハプルボッカなどの狩猟には役立つだろう。

MHXX

  • G級の強化先が追加され、究極強化形頭ッ弓ゥーンMAXへと銘を変える。
    相変わらずツッコミどころ満載の銘だがそれはおいといて、性能を見ていくと…
    • やや低い攻撃力280
    • わずかに伸びた氷属性28
    • 連射LV2-重射LV3-貫通LV4(-重射LV5)
    • 生産時と同じく放散型曲射
    • こちらも変わらずスロット1
    • G級でも変化無しの防御力+20
    • 装填可能なビンも上位から変化無し
    属性値もそこそこあり、物理面もそれなりというバランス型の性能だが、
    前作で競合関係にあったアルナス=ダオラの究極強化形、サジダル=ダオラと比較すると、
    本作でも攻撃力・属性値ではこちらが上回っているものの、
    G級に入って攻撃力が上がった事で会心率の恩恵が大きくなっており、
    サジダル=ダオラは会心率20%を加味すると攻撃力が283.5相当となる上、
    さらにLV1強撃ビンも装填可能となったため、物理火力では完敗している。
    これに加え、本作では銀嶺ガムート武器の頭ッ弓王の大残身まで登場しており、
    こちらも物理火力特化の性能であるため、こちらにも後塵を拝する事態に…。
    貫通矢のモーション値が少し上がり、物理型の貫通弓が復権しつつあるのもそれに拍車をかけている。
  • ならば属性で差別化を…とすれば、こちらにもアルクドスブランという強力なライバルがいる。
    あちらは33という高い属性値に加え、会心率10%、スロ3というスペックにより、
    属性強化スキルに加え、会心率上昇スキル+属性会心という徹底的な属性特化が可能。
    攻撃力が低いので、貫通矢強化を外しても問題ないというのも非常に大きい。
  • これらを踏まえた総評としては、物理も属性もパッとしない微妙な性能と言わざるを得ない。
    非常に残念ではあるが、本作においては余程こだわりが無い限り担ぐ価値は無いだろう。

銀嶺弓

MHXX

  • MHXXから銀嶺ガムートの登場により銀嶺弓が登場している。
    これを究極強化すると頭ッ弓王の大残身となる。
  • その頭ッ弓王の性能は
    • 氷属性貫通弓では最強、だが銀嶺武器の中で最低値の攻撃力320
    • 会心率も0%
    • 氷属性値20
    • おまけの域を超した防御力+40
    • LV2強撃ビン、LV1・LV2属性強化ビン、接撃ビン、睡眠ビン、減気ビンに対応
    • 曲射は放散型
      溜め段階は連射LV3-重射LV5-貫通LV4(-重射LV5)
    • 二つ名武器なためスロットはないが狩技ゲージ補正1.2倍
    本来超攻撃力が持ち味の銀嶺武器であるが、この武器はかなり低め。
    もっとも、近接武器は斬れ味が悪く、ボウガンは弾による制約があるのでその辺を踏まえた調整であろう。
    ちなみに弓での最高攻撃力は鏖弓シャンギーの410で、差はなんと90である。
    ただしあちらは無属性の上、素で強撃ビンが装填できないという欠点があるので、
    全面的に負けているという訳ではない。
    また、装填数upを発動させると、重射5が出てくる。
    氷属性の重射弓はブランゴ弓があるが、二つ名ゲージが溜めやすいため差別化出来ている。

余談

  • 氷(と雷)の貫通はライバルが多く、物理と属性のバランスが良いのがこの弓であるが、
    ライバルの少ない氷の拡散として登場していればもっと活躍の機会が増えたかもしれない。
    その場合こんな名前で貫けないと言われてしまいそうだが
    もしくは今作初登場の重射弓でもよかったかもしれない。ガムートの重量級のイメージ的にもしっくり来る。
    しかしその場合、「ずっきゅうぅーん」の銘が合わないので、「ずっしいぃーん」や「どっすうぅーん」になりそうだ。
    もしや「ずっきゅうぅーん」の銘に合わせるために貫通矢になったのでは…

関連項目

モンスター/ガムート
モンスター/銀嶺ガムート
武器/ガムート武器


*1 ガムート武器でマイナス会心が付かないのは、これとライトボウガンのみである。