MHFを文字通り遊び続けることで入手できる武器。
目次
概要
- 「年間特典」と名のつく通り、年単位でMHFをプレイすることで入手が可能な武器群である。
毎年MHF○周年となるAniversaryの前のアップデートで新たな武器が追加され、
それの生産券はAniversaryイベントが本格的に開催する時
(メゼポルタ広場がアニバーサリー仕様になり、BGMも変化している時)に入手できるクエストが解禁される。
- ハンターライフコース(基本プレイ料金)加入時、または公認ネットカフェ接続時に、
広場のガイド娘から「HLスタンプ」を毎週の定期メンテナンスごとに1個押してもらうことができる。
このスタンプを8個集めると様々な武具を生産可能なHL生産券に交換できるのだが、
それと同時に同数の「年間特典スタンプ」が貯まっていく。
このスタンプを8×6の48枚、つまり48週間=1年分集めることで「年間特典生産券」と交換することができる。
それを専用のクエストに持ち込んで納品、「感謝の証」を受け取ることで年間特典武器を生産できる。
2年目以降の専用クエストは前年度の武器を装備していなければ受注できないのでイカサマは無理である。- 受け取りに必要な強化段階については、当初は「HR100(当時。現・HR5)時点の強化をした物」となっていた。
そのため、HR5時点での強化段階が複数ある場合はそのそれぞれが指定されている以外は
同条件のクエストが存在する。
G以降は「GR5クラスの強化を行った物」が必要な武器として指定されているクエストが追加されたほか、
新規武器についてはGR5段階の物が必要なクエストのみとなっている。
なお「感謝の証」を受け取るクエストそのものは10周年まで一貫してHR1~のクエストとなっており、
「年間特典生産券」を持っているならトライアルコースでも受注して「感謝の証」を貰える。 - 厳密には48週間=336日なので1年というには1ヶ月ほど短い。
これは年末年始など、定期メンテナンス(=スタンプ判定のリセット)を行わない週を見越しての設定である。 - 勝ち猫からの挑戦状における褒賞の中には「スタンプを押せる数が○倍になる」
というものがあるため、開催された際は頑張って入魂しておくと少しだけ作成が早まる。 - サブキャラでもスタンプ押せば一気に複数枚の年間生産券貰えるんじゃね? といきたいところだが、
スタンプはキャラ単位ではなくアカウント単位で管理されているため不可能。
クエスト報酬で感謝の証が11枚もらえるので、宅配ネコを利用してサブキャラに送る事はできる。 - なお、報酬は固定ではないので大激運&超激運のお守りで増やすことも可能。
普通は1キャラ1枚で十分だが、韋駄天クエストなどのレア度制限のため段階ごとに確保したり、
パートナーにプレゼントするために倍増させておくのも一つの手。
何にせよ入手機会はアカウントごとに一度きりなので後悔のないようにしたい。 - 同一アカウントでもスタンプはサーバーごとに個別に管理されており、
サーバーが統合される際には全てのスタンプが合計された。
PC版の場合は3サーバーの統合なので、理論上は2年弱で6年分のスタンプを溜められた事になる。
実際は複数のサーバーでプレイしていたという人は稀ではあるが、
統合発表後には全サーバーでスタンプを押しておいたというプレイヤーは多い。- ちなみにXbox 360版でも開始から9ヶ月ほどで2つのサーバーが統合されており、
理論上は統合時点で1年半程度に相当する量のスタンプを溜められたようである。
- ちなみにXbox 360版でも開始から9ヶ月ほどで2つのサーバーが統合されており、
- なお、年間特典記念武器が初実装された際の授与方法は現在と異なっており、
「事前に告知してある日付までに1年分のHLコースが課金されていれば授与される」
という方法であった。当時は他に確認の手段はなかったとはいえ、
1年間に満たなくても課金さえすれば年間特典武器が入手できる仕様に
批判の声も少なからず存在した。
- 受け取りに必要な強化段階については、当初は「HR100(当時。現・HR5)時点の強化をした物」となっていた。
- MHFは12年という実に長い期間サービスを継続しており、
サービス終了前の半年こそ新規開発を行うことができなくなった都合上12種は残念ながら存在しないが、
最終的に以下の11種がプレイヤーに提供された。
入手に比喩でもなんでもなく年単位の時間がかかるため実装当時基準で見ればどれもかなり高性能であるが、
主流である辿異武器となるのは10年目、11年目の武器のみである。
- 2017年7月5日にMHFは正式サービス開始から10年を迎えたが、
7月12日アップデートの時点では、10周年記念武器は追加されていなかった(工房の生産画面にも存在しない)。
HLリワードの追加などもあり、もう追加されないのではないかという声もあったが、
2018年4月18日にようやく10周年記念武器が追加されることが発表された。
何らかの理由で純粋に遅れただけらしく、11周年武器は従来通り2018年7月に追加された。
また年間特典武器に武器種の重複はなく、
実装されなかった武器種はガンランス、ライトボウガン、マグネットスパイクの3種となっている。
1年目 ナナブレイド【炎妃】
- 最初に貰えるナナ・テスカトリの龍属性大剣。
四段階強化の【神妃】は攻撃力1200 龍属性600というスペックを持ち、
実装当時の環境では龍大剣最強とまで言われていた。現在でもレア度の割には中々の性能。
しかし当時は特典武具の強化素材が統一されておらずパッケ武器などにもレア素材を要するものが多く、
中でもナナブレイドの強化は特に要求素材が飛びぬけてマゾかったため、
「この数は設定ミスなんじゃ?」と本気で問い合わせる人が続出した。
それを受けて後に【神妃】の強化に必要な素材以外は一般的な特典武具同様の楽なものへと変更された。
- 問題のその【神妃】の素材は
一度に要求される素材の「量」だけで言えばMHシリーズで最も多い。
さらにモンスターの油はともかく、
あとのふたつは多くの武具強化で要求されるうえに、入手難易度も高い部類に入る。
公式側の言い分としては「せっかくの記念武器なので素材に関してもインパクトを持たせたかった」
というようなノリだったらしいが、それならせめてナナにちなんで77個くらいでよかったんじゃないか、
などといった声が当時はちらほら上がっていた。- だがついにプロジェクトRの一環かG10アップデートより要求数が
モンスターの油が30個、タツジンコイン、アミノタイトが10個に改善された。
それでも特典武具の要求数としてはかなりの量であることに変わりはないが。
- だがついにプロジェクトRの一環かG10アップデートより要求数が
- その後、さらなる強化派生先「ナナブレイド【天妃】」が実装された。
属性値がさらに上昇し、龍属性700となっている。
- 初実装の年間特典記念武器ということもあり、実装当時は入手方法が異なり、
「それまで購入したハンターライフコースの日数合計」で算出していた。
その為、実際MHFをプレイせず課金を続けるだけや、締め切り日までに不足日数分の
ハンターライフコースに課金すれば入手できるという裏道が存在した。- また、ダレット(現COG)では実装当初はハンターライフコースの購入量が獲得条件となるのは
素材受取用のクエスト受注に必要なイベントコードであり、実際に本武器を獲得するには
そのイベントコードを入力することで受注可能なクエストを達成することが必要であった。
クエスト内容は砂漠でのナナ・テスカトリ撃退で、これは以後もG9.1までの仕様において
「砂に落ちた太陽・撃退戦」という名称で存在していた。
- また、ダレット(現COG)では実装当初はハンターライフコースの購入量が獲得条件となるのは
- 【神妃】の強化素材がアレなこともあり、その1つ前の段階である【皇妃】から受取クエストが存在する。*1
ただし【天后】および【界后】用の受け取りクエストは存在しない。
- MHF-GGにてHC武器の【天后】、G級武器の【界后】・【女帝】が追加された。
【女帝】まで強化すると紫ゲージが発現し、攻撃力2016、龍属性830の強力な龍属性大剣となる。
2年目 アカムスクウィード
- 2年目はありそうでなかったアカムトルムの龍属性ランス。
最終強化の「アカムスウォーン」は- 攻撃力552に会心率15%と物理火力は十分。
- やや低めだが使いどころの多い龍属性400。
- 当てやすさが格段に変わるリーチ長。オマケ程度に防御+60もある。
さすがに環境が変わった現在ではドラチンやウルティオなどの剛種武器には劣るが、
レア度9としては非常に高い性能を誇る。
地味に抜刀時は先端が延長されるギミックも付いている。
- またこの武器が実装されたときは肉球のコインの種類が現在より少なく、
他の特典武器と違いアカムスクウィード改にする際に銅が1枚必要になるだけ。
2年目の特典武器というだけあって、入手できるようになった人もそこそこ増えてきており、
対象者であれば入手自体は非常に簡単なのでSRでの即戦力にもってこいとなっている。- その後肉球のコインに鋼が追加された関係で強化可能HRが71~となってしまった。*2
ちなみに旧HR71はアカムトルムの狩猟可能HRと同じである。
- その後肉球のコインに鋼が追加された関係で強化可能HRが71~となってしまった。*2
- 余談だが、ダレット(現COG)においての当初の入手方法はナナブレイドと同様に
「サービス開始当初からのハンターライフコース購入量の合計が720日分以上」となっていた。
- MHF-Zで追加されたGR5武器「アカムパッサウェイ」のスペックは
攻撃力1081+龍属性670、防御力+120、紫ゲージ(匠で空)となっている。
実装が2年遅れたブランクを埋めるには十分すぎる伸び幅と言えるか。
また、アカムスウォーンから直接アカムパッサウェイへの強化となっている。
3年目 ヴォルインパクト
- 3年目、やっぱりありそうでなかったヴォルガノスのハンマー。
最終強化の「ヴォルグランド」はレア度9にして攻撃力1300 火属性480と、
下手な剛種武器より数値が高い。
テオハンなどの紫ゲージ持ちには劣るが、高い攻撃力はかなり魅力的。
ちなみに溜めると甲殻の隙間から炎が噴き出るギミックが付いている。
- 受取クエストはアカムシュペルプとアカムスウォーンの2つのどちらかで受注可能。
MHF-Zより追加された「アカムパッサウェイ」でのクエストは11/9現在実装されていないので注意。
過去にも同様の不具合があるのだが
- MHF-Zで追加されたGR5武器「ヴォルオラクル」の性能は攻撃力2522+火属性1200、紫ゲージ(匠で空)。
なおこちらも次年度のアクラアイン受取用クエストが存在しない。
4年目 アクラアイン
- 4年目、アクラ・ヴァシムとアクラ・ジェビアの双剣。
- 攻撃力364と並みの剛種武器すら超えるほど高い。
- 麻痺30とかなり低いが、双剣としては一応1位タイ。
- 斬れ味レベル+1でだいぶ長い白、防御+150、スロット3とその他の面も優秀。
ハメで麻痺を使う場合は敬遠されるが、その他の状況ならむしろ歓迎すべきで、
4年間遊んだ証として十二分に誇れる性能。
- ちなみにHR100での強化「アクラフィーア」までにおいては、
名前の後半は数のドイツ語読みであるという法則が存在する。
アイン: ein(1) ツヴァイ: zwei(2) ドライ: drei(3) フィーア: vier(4)
- GGではGR5派生「アクラヴァントアナー」が追加された。
攻撃力588、デフォ紫ゲージを得てかなり強力に。
防御+150はG級では事実上適正難易度を1段階上げるに等しい効果であり非常に便利。
- ヴァシム・ジェビアの双剣はすでにそれぞれで存在するが、
この双剣は2匹を組み合わせたものであり、デザインも大きく異なる。
また左右で色が違うだけでなく、抜刀中に刀身が光るギミックも付属。
- 受取には3年目の武器を「ヴォルサンクチュアリ」「ヴォルグランド」のいずれかにする必要がある。
- MHF-G9で状態異常判定の仕様が変更されたことに伴い双剣の麻痺値上限が撤廃されたため、
アクラヴァントアナーは麻痺値150となった。
同じヴァシムのアレほどではないものの手数を考えればそれに匹敵する期待値が見込める。
5年目 名刀 舞雷乃爪
- MHFを5年間プレイし続けた証である、ベルキュロスの特徴的な鉤爪をかたどった雷属性の太刀。
- 攻撃力1248に会心率15%と雷太刀の中では剛種武器以上の高さを誇る。
- 雷420と突出して高いわけではないが十分な属性値。
- もちろん斬れ味レベル+1で白ゲージ、スロットも3個ある。
しかしなにしろ必要な年数が多すぎるため、おいそれと手に入れられるものではない。
- ベルキュロスの剛種武器は太刀だけ存在していなかったため、
この武器の出現は太刀使用者にとって朗報になった。
- 歴代の年間特典武器の中で最もギミックが凝っており、
抜刀すると収納されていた刀身が延長され、さらに刀身に添って絶えず電流が流れるという、
ただ振るうだけでも非常に楽しい一品である。
- GGにてGR5派生「魔刀・舞雷乃修羅」が追加。
攻撃力2064、雷属性570とG級武器として十分通用する性能となった。
- 受取に必要な武器は「アクラフィーア」「アクラツィーニー」「アクラヴァントアナー」のいずれかとなっている。
この内アクラヴァントアナーはGR5武器であり、HCおよびGR1の段階では受け取ることができない。
6年目 ホーンティングソーン
- ついにここまで来た6年目は、アビオルグをモチーフにしたリーチ長の火属性の片手剣である。
- 攻撃力420に会心率は30%とそれだけでも十分な火力。
- 火属性520とこちらも実用的な数値。
- 斬れ味レベル+1でかなり長い白ゲージ、防御+60、
スロットは控えめの1だが、片手剣としてはうれしいリーチ長武器である。 - そしてなんと今回から実装時点でHC武器まで対応している。
具体的に言うとG級武器を除けば火属性片手では最高の攻撃力であり、
リーチ長片手剣では進化武器と並んで最高の攻撃力である。
なによりこの武器はHC武器のため、HCクエストに行けばこの長い白ゲージが全て紫へと変わる。
- とはいえ6年間プレイしただけの価値はある武器である。
ここまでやり続けたんだから火属性最強にしても良いのに
性能とは直接関係ないが、ここまでくると持ってるだけですごい。
Lv7のGX防具とも、Lv50のG級武器とも、ゴールドクレストとも違う意味で入手難易度が凄まじい。
そもそも「難易度」という次元の話ではないのが問題である。- ただし、この武器の発表と同時期にPC版サーバー統合が発表された。
勝ちネコからの挑戦状の褒賞で長期プレイ特典スタンプが増量されることがあること、
そして前述のようにサーバーが統合されると年間特典スタンプも統合されたので、
6年未満のプレイでも入手できてしまった人も存在したはずである。- また、後述するようにこの武器が登場したのはMHF-Gアップデート直後のシステム面での問題から
引退者ラッシュがあった直後の時期であり、実装時点でこの武器を持っていること自体が
「引退者ラッシュが起きるほどの事態を耐えきった」という意味で勲章と言える存在だったともされている。 - 参考までに、PC版から3年遅れで始まったXbox 360版においても
G8アップデート以前の時点で所持者は存在する。*3
- また、後述するようにこの武器が登場したのはMHF-Gアップデート直後のシステム面での問題から
- 受取に必要な前年武器の強化段階は「妖刀・舞雷」もしくは「魔刀・舞雷乃修羅」となっている。
こちらもHCやGR1武器では受取ができないので注意。
- ただし、この武器の発表と同時期にPC版サーバー統合が発表された。
- GGではGR5派生「ソルオクヴィアソーン」が追加。
攻撃力602、デフォルト紫ゲージを獲得し、シジルによる強化まで可能にしている。
火属性G級片手剣で紫ゲージを持つ武器は非常に少なく、リーチ長も含めれば皆無であるため
スペック面でも貴重な性能となった。
また、後述するようにシャンルミナーレの受取に必須となっている。
7年目 シャンルミナーレ
- 2014年6月に実装された、7年もの間MHFと共にしてきたハンターへのみ与えられる武器。
火山地帯に降り立ったシャンティエンを象った天翔属性の弓である。
比較的低SRから扱える天翔属性武器ということでも注目されているようだ。
- 最終強化のシャンミシュオールも、もちろんG級に対応している。
しかしながら、攻撃力576、天翔属性400と、
準G級武器でありながら本家G級武器に勝るとも劣らぬ強力な一品に仕上がっている
(参考までに、有名なG級弓であるヲメヲスLv50の攻撃力は573である)。
MHF歴7年として十分誇れる性能だろう。
なお、溜め3は拡散型Lv4、溜め4は貫通Lv4、曲射は放散型。
- 特典武器の中には何かしらの特殊ギミックが搭載されているものがあるが、
この武器の場合はもはや目を疑うようなギミックがついている。
いざ敵を射抜かんと矢を番えた瞬間、なんと番えた矢がシャンティエンの粒子の如く青白い光に包まれるのである。
溜め段階が上がるごとに矢が電撃に包まれていき、放たれた後も光に包まれたまま飛んでいく。
極めつけは曲射。上空に放たれた矢は空中で光の粒となり、流星群の如く地上に降り注ぐのである。
天翔龍たるシャンティエンの名前に相応しい、非常に手の込んだ美しいギミックとなっている。
- 性能もそうだが、最早ここまで来ると持っているだけで凄まじい。
比較すべき装備が挙げられないほどの希少性がある武器だと言えるだろう。
ただし上述した通り6年目特典を早期に入手できていれば、この武器の入手も早まるだろう。
もっとも6年目特典を早期に入手しているハンターはそれはそれで凄いのだが。
ちなみにこの武器の実装前にPC/PS3サーバーが統合されているが、スタンプには影響がない。- なお、この武器が登場したのはMHF-G当初のシステム的な諸問題から引退者ラッシュが起きた翌年であり、
当時一部界隈では「引退者ラッシュが起きるほどの悪夢の事態を耐えた」という意味で
「悪夢の2013年でも運営を見限らなかった究極のカプ畜の証」とまで言われていた。
ただ、時期的にはどちらかというと先述のホーンティングソーンの方かもしれないが。
- なお、この武器が登場したのはMHF-G当初のシステム的な諸問題から引退者ラッシュが起きた翌年であり、
- なお、G級モンスターであるシャンティエンの武器ということもあるのか、
この武器を入手するためのクエストには上記の「ソルオクヴィアソーン」が必要となっているため、
現時点ではG級に昇級しないと入手自体ができない。
もっとも7年もHL付きでプレイしててG級に昇級してないハンターもいないと思われるが…
8年目 ガルバソフィ
- G7アップデートより実装が確認されている武器。
生産解禁はG8アップデート当日である2015年7月22日だったが、
G7アップデート当初より工房でスペックの確認は可能だった。
- ガルバダオラを象った風属性狩猟笛であり、
旋律構成は紫青赤と至って普通だが、GR5武器「ガルバポプラ」の紫ゲージの長さが目に付く。
攻撃力はガルバポプラで2522と、G級武器Lv50級のものとなっている。
また、シャンミシュオールと違いシジルスロットも3になるのが特徴的。
- 受取条件は「シャンミシュオール」の所持が必須になる。
つまりG級昇級が必須となっている。
9年目 ハルド・プラタ
- MHF-G10アップデートより実装が確認され、G10.1アップデートで正式に作成可能となった。
ハルドメルグを模したヘビィボウガンである。
生産すると分かるが、金属の質感が他の武器よりも強く表れており、
妙にメタリックな印象を受けるものとなっている。
- ハルド・プラタ系列の受け取りにはGR5武器のガルバポプラが必須である。
ただしG10よりG級昇級が大幅に簡略化され、キャラクターを非G級に留める利点もなくなったため、
9年目武器という点を鑑みてもこの部分はさしたる問題にはならないだろう。
- 一応これまでの武器と同様に、HR1、HR3、HR4、HR5、HC、GR1、GR5段階が存在するが、
ボウガン故に一発生産のため、7種類の武器が生産できるようになっている。
受取クエストでは生産素材である「感謝の証」を77枚入手でき、
これは上述した7段階すべてを11キャラに持たせられる分量となっている。- なお全般的にランク帯に対してレア度が高く、
下位武器「ハルド・プラタ」の時点でレア5、HR3「ハルド・ズィルバ」がレア10、
HR4「ハルド・アルジャン」及びHR5「ハルド・アスミ」「ハルド・アルゲン」は全てレア11である。
HR帯武器の装飾品スロットはHR4までの3つが2つなのに対し、HR5段階の2つは3つ。
G級武器のシジルスロットはGR1「ハルド・メタレイア」が2つなのに対し
GR5「ハルド・メタレノン」では3つとなっている。
- なお全般的にランク帯に対してレア度が高く、
- GR5段階の「ハルド・メタレノン」は、攻撃力738/会心率20%とG級武器Lv50と比較しても遜色はない。
例によってシジルも3つ焼き付けることができる。
また、リロード「速い」、反動「やや小」で、貫通弾全レベル6発装填で弾速も「遅い」であるため、
属性弾こそ撃てないが幅広い運用ができる優秀な武器と言える。- 装填数は全段階で共通で、通常弾がLv3のみ12発で他は9発、
貫通弾は全レベル6発、Lv3散弾6発、徹甲榴弾及び拡散弾はLv3のみ各2発、
回復弾が各3発、後は捕獲用麻酔弾(2発)・ペイント弾(2発)・鬼人弾(1発)・硬化弾(1発)となっている。
- 装填数は全段階で共通で、通常弾がLv3のみ12発で他は9発、
- 10年目の武器を受け取るために必要なのは「ハルド・メタレノン」のみである。
10年目 エルゼアクタ
- 10周年記念アップデートより大分遅れた2018年4月アップデートにて追加される10周年記念武器。
ブランクがあったからかは不明だが、10周年記念モンスターであるエルゼリオン、
MHF初のオリジナル武器種である穿龍棍というキャッチーな組み合わせとなっている。
- 本武器はMHF-Z後初の年間特典武器となっているため、
辿異武器への強化も可能となっている。
生産時点では6年目までのGR5相当性能である攻撃力783、灼零600(シジル枠は3つ)で、
辿異強化で「エルゼグウェン」となり、攻撃力864、灼零700となる。
辿異スキルは「スキル枠拡張」。
強化できないためGR200の辿異武器と概ね同等のポテンシャルとなるが、
灼零の辿異穿龍棍はなく、内包属性が被る熾凍属性の祭典武器ラヴィナトンファとは、
属性値と辿異スキルの面で差別化が成されている。
匠で発生する空色ゲージを使い切ると青ゲージになるため、
同アップデートで穿龍棍装備時の効果が強化された巧流と併用したいところ。
- 11年目の特典武器は通例通り7月に実装されることが発表されており、
それの入手には本武器の辿異段階が必要である。
11年目 ザムザリスタ
- 11年目の特典武器は不遇を被っていたタイクンザムザを模したスラッシュアックスF。
だがこれが彼の復活の狼煙であったことを当時誰が予想しただろうか……。
- 斧刃の部分が第二形態の橙色の甲殻を模したものになっており、
剣モードにすると第三形態の蒼白色の甲殻(爪?)が刃になるという、
タイクンザムザの性質を上手く活かしたデザインとなっている。
装着されるビンは強属性ビン。
- 2018年に辿異武器の強化難度が大幅緩和された事も合わせ、
本武器はレア12(GR800)の辿異武器「ザムザラムザ」に強化することができる。
生産時はG級武器で、次の強化がいきなりレア12となっており、
強化素材は雷属性つながりでかトリドクレスの辿異武器と同じものが要求される。
- 基本的に強化を念頭においた性能となっており、
生産時点では攻撃力2592、雷1000、麻痺100、空色ゲージはなく、
匠なしではオレンジ一色のゲージになってしまい、匠ありでわずかに白と紫が出る程度。
強化すると攻撃力2916、雷1500、麻痺200となり、匠で空色ゲージも出るようになる。
辿異スキルは《スキル枠拡張+1》。
故にGR800にならないと使い物にならないと言っても過言ではないが、
そもそも10~11年間MHFを遊んでいないと入手すらできない代物なので、
これについては些細なことであろう。
- 雷属性の辿異剣斧は実装当時はレア11の決意の剣斧【神】(雷/麻痺・強属性ビン)しかなく、
空ゲージと麻痺値が若干低い事を除けば、決意の剣斧【神】の上位互換となっている。
雷150%の複属性武器「煉華ノ剣斧【円光】」もあるが、
実属性値は雷1350のため純粋な属性値ではこちらが上であるが、
雷150%という補正より、シジルによる補強で簡単に覆されてしまうため、
実質、大差無いものと考えたほうが良い。
また、2019年1月アップデートでは満を持して辿異種タイクンザムザが実装され、
スラッシュアックスFの多殻真剣斧【半夏生】も追加された。
ただ、こちらは強撃ビンで麻痺属性もなく、辿異スキルも異なるため、
使い分け・差別化は十分可能なものとなっている。
デザインについても、こちらは斧刃が第三形態、剣刃が第二形態ベースで全体的な印象はかなり異なる。
これら比較対象と比較して、麻痺属性を有する点が本武器の最大の個性と言えるため、
麻痺属性を活かした運用を考慮したい所である。
- MHFがサービス終了となったことで本武器も最後の年間特典武器となったが、
これを所持していたハンターは、
経緯はともあれMHFの始まりから終わりを見届けた猛者という事になるだろう。