MHFに登場するランスで、キリンの素材から作られる剛種武器。
異常なまでの雷気の影響で矛先が研ぎ澄まされ、凄まじい威力と耐久度を得た雷槍。
概要・性能
- 僧侶の持つ錫杖(しゃくじょう)のような形状をしたランス。
先端から貫き生えるようにキリンの蒼角があしらわれ、槍身はキリンの毛皮で覆われている。
雷槍【イカズチ】とはまた違った趣があると言えよう。- なお、錫杖のような独特な効果音もしっかりと鳴る。
- また、ヒンドゥー教の雷神「インドラ(帝釈天)」が
干ばつを起こす邪龍を倒すために用いた武器「ヴァジュラ(金剛杵)」にも見える。
- キリン武器である通り、強力な雷属性武器。
- 攻撃力506とそこそこ。
- 雷属性500と非常に高く、麻痺属性190も付加。
- デフォルトで非常に長い青ゲージ、さらに斬れ味レベル+1で長い白ゲージ。
- 地味ながらもスロット1を備える。
確かに、今の常識で見ると少し物足りない数値かもしれないが、
「剛種武器」という名の武器群の黎明期に登場したランスであり、
当時は高い雷属性に加えて麻痺属性も有することから非常に重宝された。
- もちろん、攻撃力の設定値に関しては、当時から意見が分かれていた部分もある。
具体的には、当時の環境におけるランスの平均攻撃力は幻雷槍【雷光】の"506"。
つまり、物理面では剛種武器として一線を画すほどの威力は叩き出せていないということである。
逆に、雷属性値が脅威的な上に麻痺属性まで持つため、
バランスはちゃんと取れているのではという声もあった。
また、当時は斬れ味レベル+1の発動が今よりは難しく、
大半の武器で青ゲージ運用をする場合も少なくなかったが、
デフォルトで長大な青ゲージを持つ幻雷槍【雷光】はそのような点でも役割は大きかった
(ただし、幻雷刀【聳弧】が猛威をふるっていた時期でもあったため、
斬れ味ゲージにも幻雷刀【聳弧】レベルのものを期待する人もいたが)。
- 幻雷槍【迅雷】⇒幻雷槍【雷光】と強化するが、
いずれにも古龍種の剛翼を使用しない点も人気に拍車をかけた。
剛種キリンはガチで挑もうとすると間違いなく最強クラスのモンスターであるため、
「幻獣討伐の証」30枚(現在では25枚)は大変な作業だが、
散弾ハメは既に確立されており、装備さえ整えばそこまで問題となるような壁ではない。
生産素材の一つである「舞雷竜の帯電鱗」5枚を集めきった人は
剛種武器作成を依頼するための伝説の職人の出現を今か今かと待ちわびていた。
- 数値が当時の環境のままで現在のランスに追い付いていない部分もあり、
現在は担いでいる人はほとんど見受けられない。
天嵐武器や覇種武器強化先の実装が待たれるところである。
関連項目
モンスター/キリン/派生作品
武器/キリン武器
武器/雷槍【イカズチ】
武器/錫杖槍【天照】 - 錫杖の意匠を持つランス