武器/怒髪閃槍【皐月】

Last-modified: 2023-07-27 (木) 18:40:06

MHFに登場するグレンゼブルの素材によって生産可能な剛種武器のランス。
グレンゼブルの頭部に生える太く尖鋭な角を再現。
複数の素材を組み合わせて作られる穂先は、
返し刃に近い役割を果たす段差があり、深く突いた獲物の肉を抉り取る。

目次

概要・性能

怒髪閃槍【皐月】

  • 高火力に定評のあるグレンゼブルの剛種武器らしく、この武器も高い数値を誇る。
    • 攻撃力552と十分な数値に加え、これまた高い会心率30%を持つ。
    • 水属性320と、高くはないが文句のない数値。
    • デフォルトで長めの白ゲージ、斬れ味レベル+1でさらに白ゲージが延長される。
    • ランスにとってはとてもありがたいリーチ長
    水属性のランスとしてはドドン・マウンテンが既に君臨していたが、こちらも負けず劣らず強力。
    怒髪閃槍【皐月】は長いリーチを活かした幅広い立ち回りが可能であり、
    また、斬れ味レベル+1がつけられない秘伝防具装備時なども、
    長い白ゲージを持つために安心して使うことができる。
    • 一方ドドン・マウンテンは、その特異すぎるれ味故に斬れ味レベル+1が必須な点と、
      リーチ中なことから拘束ハメや弱点部位が低い位置にある場合に有効である。
      攻撃力や斬れ味を見ればドドンのほうが強力だが、
      怒髪閃槍【皐月】はそれを会心率で補えるうえ、リーチ長による安定した立ち回りが可能。
      性能的には一長一短といった具合である。
      結局のところ、どちらを作るべきかは、各々のプレイヤースキルに因るところが大きい。
  • ドドン・マウンテンが、作製難易度が極めて低いお手軽なランスであるのに対し、
    怒髪閃槍【皐月】は例の剛翼を使用しないと強化ができない。
    今でこそリファインによって作製難易度は大幅に緩和されているが、それはドドン・マウンテンも同じこと。
    少なくとも、ドドン・マウンテンよりは作製に苦労することとなるだろう。

怒髪獄閃槍【水無月】

  • そして、【皐月】の状態でも十分強力だった怒髪閃槍に、
    フォワード.5にて天嵐武器としての派生先、怒髪獄閃槍【水無月】の実装が決定。
    • 攻撃力598とドドン・マウンテンを凌駕し、それを助長するかのような脅威の会心率35%
    • さらに強化された水属性370
    と、何かが吹っ切れたような数値である。
    派生素材は、ランス魂・天を3枚に、グレンゼブル剛種特異個体の蛮竜の暴角を1本。

怒髪獄閃槍【文月】

  • しかし、天嵐武器派生が実装されるよりも前に、
    さらに覇種強化先の、怒髪獄閃槍【文月】が実装されることが判明。
    • 【燦然】LV80と同等の攻撃力644、そして【水無月】からさらに上昇した会心率40%
    • ドドン・マウンテンにも手が届こうかという勢いの水属性480
    と、覇種武器カテゴリの超性能を代表するかのような一本となっており、
    ほぼ完全にライバルとなるドドン・マウンテンの立場を食っている。
    そもそも、一般的にリーチ長武器は数値が若干でも低くなるのが通例のはずであるが、
    覇種武器である怒髪獄閃槍【文月】は、その常識を根底から覆していると言えよう。
    派生素材はランス魂・天を3枚に、ライバルの素材源であるパリアプリアの覇種個体から得られる呑竜の爛石を20個。
    欠点を挙げるならば、白ゲージ止まりであることとスロットがないこと位か。
  • この武器はゲージの補正を含めると会心率50%で
    覇種防具のスキルのランクアップで見切り+5をつければナルガ武器も驚きの会心率100%である。
    G級未満の環境で餓狼の力を借りずに会心率100%に届く武器は珍しい。
    さらにこの武器は高攻撃力、長い白ゲージ且つ属性武器であることを考えると恐ろしい限りである。
    これに剣術+2をつけた場合、あの太刀の秘伝防具に比肩する火力を手に入れることができる。

怒髪獄閃槍【葉月】

  • MHF-G2で文月にもG級覇種武器が存在することが明らかになった。
    性能的には文月より若干向上した程度とは言え、
    攻撃力667・会心率40%で、なおかつ貴重なリーチ長という特性は脅威的ではある。
    …が、あまりにも登場が遅すぎたとしかいえない。
  • それは同時に実装されたG級武器「蛮殻槍」が原因である。
    生産~Lv20までの性能こそ攻撃力以外全てにおいて葉月が上だが、あちらはLv21で
    斬れ味ゲージが覚醒してしまい、
    葉月が天嵐防具効果でしか得られなかった紫ゲージを獲得してしまうのである。
    その際の攻撃力は908・会心率11%で会心率差を考えてもG覇5部位+葉月を軽く上回られてしまう。
    唯一勝っているのは水属性だけという悲惨さである。
  • では「蛮殻槍を作るまでの繋ぎとして強化すればいいのでは?」と思う人もいるかもしれない。
    が、葉月の強化に使うG級HC素材は「蛮竜の豪棘」。
    そう、つまり蛮殻槍の作成に使うG級グレンゼブルのHC素材が必要なのである。
    しかも蛮殻槍でも蛮竜の豪棘を使うが、要求されるレベルは葉月をほぼ完全に凌駕しているLv34である。
    つまり豪棘を手に入れても温存して蛮殻槍に使ったほうがいいという話になってしまうのである。
    哀れすぎである。
  • しかしそんな葉月も、G3.2アップデートで遂に報われることになる。

怒髪烈閃槍【長月】

  • MHF-G3.2で遂に登場した烈種武器
    攻撃力は816と大きく上昇した他、水属性も590と上昇した。もちろん会心率40%は健在である。
  • 更に斬れ味も強化され、斬れ味レベル+1で待望の紫ゲージを獲得。
    烈種防具5部位時の攻撃力は1000であり、会心率や空色ゲージを踏まえると、
    蛮殻槍に全く引けをとらないスペックとなっている。
  • ちなみに、強化に使う烈種素材はメラギナスのものであることから、
    自動発動スキルは「弱点特効」である。
    MHF-Gにおける弱点特効は、有効とするモンスターが多い割に発動がやや難しいことで知られており、
    それをデフォルトで備えていることも極めて大きなメリットと言えるだろう。
  • 最大の欠点は武器スロが0のままであること。
    「武器スロを使ってスキルを強化する」という烈種武器の長所が1つ失われていることになるので注意したい。

怒髪始閃槍【神無月】

  • 長月と比べてどのようにパワーアップしたのか?
    それを下記に挙げてみるとする。
    • まずは攻撃力。1133と大幅なパワーアップを遂げた。
    • 次に水属性。640とこちらは順当な強化具合に落ち着いている。
    • 最後にスロット。この性能でありながら遂にスロットを2つ獲得。
    以上の3点が長月からの強化点である。自動発動スキル含め、それ以外は長月のものを引き継ぐ。
  • 始種防具1部位と併用すると
    • 攻撃力1179、水659、斬れ味レベル+1で空色ゲージ
    となる。非常に強力に見えるかもしれないが、最近のG級リーチ長ランスを見ると極端な差はない。
    自動発動スキルもそうだが、会心率50%を活かした装備構成が求められる点は長月から変わっていないと言える。
    達人を切って生まれた余裕を他のスキルに回すも良し、閃転で更なる火力を追求するも良し。
    スロットを2つ獲得してスキル構築は以前よりかはやりやすくなったので、
    このランスの力を出し切るのであれば、是非専用装備を構築して運用したい。

余談

  • 通常武器の怒髪槍は【睦月】⇒【如月】と強化し、
    剛種武器は前述の通り【卯月】⇒【皐月】⇒【水無月】⇒【文月】⇒【葉月】⇒【長月】→【神無月】。
    既にほとんどの方がお気づきかと思われるが、怒髪槍の【 】内の単語は旧暦名である。
    • せっかくなので全ておさらいすると、
      一月:睦月(むつき)
      二月:如月(きさらぎ)
      三月:弥生(やよい)
      四月:卯月(うづき)
      五月:皐月(さつき)
      六月:水無月(みなづき)
      七月:文月(ふみづき)
      八月:葉月(はづき)
      九月:長月(ながつき)
      十月:神無月(かんなづき) ※出雲や諏訪においてのみ神在月(かみありづき)
      十一月:霜月(しもつき)
      十二月:師走(しはす)
    つまり通常武器は一月→二月で、
    剛種武器は四月→五月→六月→七月→八月→九月→十月となっている。
    三月を飛ばしたのは名前に月が入っていないからだろうか。

関連項目

モンスター/グレンゼブル
武器/グレン武器
武器/ドドン・マウンテン - 剛種武器時代のライバル