冥界に仕えし異形の死神。
闇は飲み込む。輪廻転生の輪を 断ち斬られし者の叫びの声を。
目次
概要
- 巨戟龍ゴグマジオスの素材から作られる太刀。
外見は禍々しくも神秘的な雰囲気を宿した巨大な鎌であり、他のマジオス武器にも見られるように、
発光や鎖、太目の釘などの意匠が凝らされている。
また、よく見ると柄と刃の継ぎ目部分には鳥か竜の髑髏と思しきデザインが存在し、これもまた
この武器が持つ不吉な気配を醸し出すのに一役買っていると言える。
- 独特の名前と言い外見と言い、他のマジオス武器の例に漏れず、
人によっては封じていた黒歴史が蘇りそうなスタイリッシュで格好良いと感じられそうなデザインである。
性能
- MH4Gでは他に一振りしかない希少な睡眠属性の太刀。
それ故に睡眠属性である点にのみ注目すれば、独自の立ち位置を築くことは容易だろう。
主な性能は以下の通りである。- 高めの攻撃力957
- マジオス武器の宿命たる会心率-15%
- 微弱な睡眠属性160
- 斬れ味は匠不要でそこそこの白と非常に短い紫。
- スロットは無い
一方で白ゲージの方は実用的なレベルに設計されている為、
其方をメインで運用するには問題ない。
基本的には物理偏重型の武器にオマケ程度の睡眠属性が付属したと見るべき代物である。- 睡眠属性武器としてのライバルはネルスキュラ武器のダークマターしか存在しておらず、
あちらは属性重視の設計の為に差別化は容易。
物理期待値では此方の方が大幅に勝っており、
ソロで使用するならば概ねエルガレイオンに軍配が上がる*1。
今作での匠不要の太刀は他に五振りあり、数だけで見れば結構ライバルが多い。
中でも強敵となるのは、本作の看板モンスターの武器である叛逆刃ジールレギオンと、
3Gより復活したナルガクルガ希少種武器の七星刀【天権】の二振りだろう。- 前者は紫と白を合わせた斬れ味ゲージの合計値や、属性の有無によって勝ることが出来るのだが、
あちらには物理期待値で負けてしまうことや、スロットの数、斬れ味修復機能によって
表示上よりも長い継戦能力が存在するなどの点で敗北している。
- そして【天権】の方はと言うと、属性面に毒と睡眠の違いや覚醒の有無などの要素があるが、
やはり圧倒的な斬れ味ゲージの差が目立つ。
一応、【天権】を紫で運用していても、白で運用するエルガレイオンの方が微弱ながら期待値で勝っている*2。
……のだが、爪護符所持や極限強化【攻撃】で攻撃力を補強してやると、
会心率の影響により【天権】の方が逆転することになる。
最終的に期待値で劣り易いと言う点ではエルガレイオンに分が悪いだろうか。
また、上記二振りに限らずとも、今作では匠や刀匠のハードルが下がっている為、
匠不要がいまいち強みとして物足りないことも向かい風である。
- 製作難度は高い。
生産の段階でそれなりにゴグマジオスの素材を要求されるが、
その後の強化に戦火の龍神玉……のみならず、鎧竜の天殻まで要求されてしまう。
幸いなことに古龍の大宝玉は要求されないので、その点では多くのマジオス武器より製作が楽かも知れない。
あとは例のアイツにさえ邪魔されなければ問題なしと言うところである。
余談
- エルガレイオンとはギリシャ語で『道具』と言う意味であり、其処に『罪を斬る』との言葉が入ることから、
罪人を裁く為の処刑道具と言う意味が込められていると思われる。
また、全体的なデザインも死神が生者の魂を狩る為に振るう大鎌を連想させ、
法による裁きと言うよりは、絶対的な力を持つ者によってもたらされる死のイメージが強い。
- 共にラスボス武器で禍々しい鎌のデザインである太刀としては、
煌黒龍アルバトリオンの素材から作られる漆黒爪【終焉】が存在する。