極龍の素材を使用して作られた重弩。
磁気の力で破壊力が極められた。
<<辿異武器>>
目次
概要
- MHF-Z下の2017年に10週年を迎えるのに併せて行われた「10周年記念アップデート」にて実装され、
同年8月30日に解禁された、辿異種ルコディオラのヘビィボウガン。
- その外見は、今までのルコディオラと近縁種のレビディオラのヘビィボウガンと異なり、
銃本体全体が錆びついた金属を用いて作られたような質感をしている。
これは、辿異種ルコディオラの体(素材)の性質から来るものと見られ、
事実、他の辿異種極龍武器もモンスター素材というより、錆びついた金属で作られたような外見をしている。
辿異種極龍武器は、武器を構えると発達部位である、蒼白に光る翼が現出するギミックを有するが、
本銃では、銃本体の右側に備わる、扇状の突起部分から大きな翼が現出し、
そこから中心部を通って最後部に小さな翼膜が現出する形となっている。
その外見は、オプションパーツのシールドと見紛う程であるが、
そのシールドも、この翼から広がる形で装着される。
一方で、パワーバレルは辿異種ルコディオラの角の形状を模しつつも、
やはり錆びた金属の質感を残したデザインとなっている。
- SEも特徴的である。
本銃を扱うと、見た目通りの、錆びついた金属を想起させるSEと電気が鳴り響くSEも発せられる。
ルコディオラ自身、素材から電気の存在が確認されており、
辿異種に至っては強大な磁力を現すかのように蒼白の雷が発生している程であるために、
電気が鳴り響くSEもあると考えられる。
- 本銃は通常の辿異武器であるため、
GR200で生産可能となり、400、600、そして最後の800と200毎に強化が可能になるという、
辿異武器としては通常タイプと言える強化形式が採用されている。
本銃は強化によって向上する性能は攻撃力のみであるが、
素材について特記する要素が存在するため、本記事では、性能と素材の2つに分けて解説する。
性能
- 基本性能
武器名 攻撃力 会心率 生産・強化可能GR 生産・強化費用 極龍砲サエッタ 765 0% GR200 250000Gz 極龍砲サイカ 784 0% GR400 750000Gz 極龍砲ライオ 806 0% GR600 1500000Gz 光極龍砲モルニャ 834 0% GR800 2500000Gz
- リロード:普通
- 反動:中
- 弾速:遅い
※辿異武器共通の特徴「シジルと装飾品両方に対応したスロット3つ」と「発達部位破壊促進効果」を備える。
※辿異スキルは<<耳栓強化+1>>
- 装填数
※属性弾として、滅龍弾が1発装填可能。
- 数ある辿異ヘビィボウガンから見る、本銃の個性は豊富な対応弾種であると言える。
他の辿異ヘビィボウガンはリロード、反動性能が良い代わりに対応弾種が絞られている事が多いのであるが、
本銃はリロード、反動性能が平凡である代わりに通常弾、貫通弾、散弾全てが扱える点が魅力であり、
どの段階、特に最終段階の攻撃力も他の辿異ヘビィボウガンと同等クラスの水準に達しており、抜け目が無い。
リロード、反動性能が平凡という点も、
見方を変えればスキル次第で物理弾3種ならどんな運用でもできると言う事でもあるため、
各種方面の運用に適した装備を構築することで、本銃の個性を強く発揮することができるだろう。- ただし、反動が中であるため、貫通弾圧縮リロードを主体とした運用は苦手。
これについては、最終的に反動「小」になる最初期辿異ヘビィボウガン、
辿異種ヒュジキキ、イナガミのヘビィボウガンが、スキル自由度の面で本銃より優位となる。
単発撃ちについてもLv3貫通弾であれば同じ事が言える。
が、逆に言えばそれぐらいであり、
通常弾圧縮無反動化の条件となる反動軽減or穏射+3は20Pとそこまで負荷が高いわけではないため、
余程煮詰めたいと思わない限りや、
後述で詳しく触れるが、本銃の辿異スキルを活かせる場合は五分五分の関係を維持できるし、
そもそも貫通弾自体が単発撃ちに適した性質で、
圧縮は主力として扱いづらい程に状況を選ぶものであるため、この点は軽視できるだろう。
なお、MHF-ZZアップデート以前は反動軽減or穏射+3の発動に30Pが必要と負荷が重かったため、
圧縮運用が苦手と言える状況になっていた。
- ただし、反動が中であるため、貫通弾圧縮リロードを主体とした運用は苦手。
- 既に基本性能で取り上げたが、本銃に備わる辿異スキルは「耳栓強化+1」である。
「耳栓強化+1」に対応する耳栓スキルが、基本的にスタイルに左右されない保護スキルの1つであること、
超咆哮の無効化に拘らない使用法も存在すること*1、
複数の超妨害要素対策を行いやすくなる事、
そして同辿異スキルを備える防具が少ない事から、
武器側に於いて活かしやすい辿異スキルの1つと言える存在である。
超咆哮は回避や(シールドの)ガード、位置取り回避での対応も可能ではある*2が、
無効化することで、超咆哮を発している間が丸々チャンスに変わると考えれば、
見えない火力要素の強化として、防護面だけには留まらない運用が可能である。
- 辿異種ルコディオラ武器の近接武器種は、何れも龍と麻痺の双属性武器となっており、
麻痺属性の分か、何れも攻撃力も属性値もそこまで高く無いのであるが、
本銃は上述の通り、高い攻撃力と、平凡なリロード、反動性能と引き換えに豊富な弾種と、
それらの真逆を行くような性能を有している。
辿異武器の例に漏れず、生産段階からG級武器LV50と同等の性能を有しているため、
強化しながら使っていける…と思われるはずだった。
生産、強化難易度
- 本銃の生産、強化素材は以下の通りである。
- <<必要素材>>
- GR200(生産)…極龍の鋼磁鱗:5個(15個),堅磁殻:3個(15個),橙棘:1個(3個),(反磁血:1個)
GR400(強化)…極龍の鋭磁爪:3個(15個),橙角:2本(12本),極上翼:1個(3個)
GR600(強化)…極龍の太磁骨:5個(30個),単極角:1本(5本),極剛翼:2個(3個)
GR800(最終強化)…極龍の反磁血:3個(30個),永磁玉:2個(5個),極絶翼:3個(5個)
※括弧内の素材、個数は2018年4月アップデートで実施された必要素材大幅改定前の素材数。
※太字素材は辿異種ルコディオラの発達部位素材。
- 要求素材量については、
何れも辿異種ルコディオラの部位破壊をこなしさえすれば、数回戦闘すれば十分集まる量となっている。
辿異種ルコディオラ自身も、GR200の★1個体はG級特異個体の延長線上と言える強さであるため、
G級特異個体との戦闘に慣れていれば、特に苦労せずに生産はできるだろう。
- 問題は強化である。
幾ら要求素材量が多くないとは言え、GR400の★2以降の辿異種ルコディオラは飛躍的に耐久力が上昇し、
戦闘力も、基本的に最初から接触すると即死する、
超多段ヒットの極太電磁ビーム3種の解禁によって危険度が跳ね上がり、
最終段階に関わる、GR800の★4個体は更なる即死技にして最大技である「龍砂鉄爆破」の解禁と、
何より2018年時点の全辿異種最高の耐久力を誇る難敵である。
攻撃動作自体はメリハリがあり、隙が全く無いわけではないし判定も短く、
十分フレーム回避等の対処が通用するモンスターであるが、
一方でこれら攻撃によって元気のみなもと効果も大きく薄れ、かつ1ミスが致命的になりやすい。*3
このため、本銃に関しては辿異種ルコディオラ自身が原因で強化難易度が高く、
強化しながら使っていくのは難しいと言える。
生産直後から運用し、装備が整い、高難易度個体に挑もうと決心したら挑み、
一気に強化してしまった方が良いだろう。
- 以上の通り、本銃の生産、強化難易度は辿異種ルコディオラの強さと密接に関わっていると言える。
要求素材量大幅に改定された2018年4月アップデート後すらこれなのだから、
要求素材量が非常に多かった、同アップデート以前での強化難易度については言うまでもないだろう。
関連項目
モンスター/ルコディオラ
武器/辿異武器
武器/ルコ武器
武器/ニゲル=テネブラ - ルコディオラの剛種ヘビィボウガン