武器/武骨包丁

Last-modified: 2020-11-12 (木) 07:47:52

鬼蛙テツカブラの素材で強化された包丁ではなく大剣。
大剣と言うにはあまりに奇抜なその形状は、
獲物を「料理」するにふさわしい威力を秘めるという。
刃先の渦巻きが細かいほど高く評価されるらしい。

目次

概要

  • 見た目はそのまま特大和包丁
    他の大剣と比べると柄の部分が非常に太く、一見すると握れそうにないように感じるが、
    よく見ると背の部分にくぼみがあり、握るための棒がある。
    刃の背の部分にはテツカブラの甲殻があしらわれているが、
    言われなければ誰の武器か分からないかもしれない。
  • 強化順は武骨包丁→武骨包丁【舟行】→蝦蟇の大包丁→蝦蟇の大包丁【荒砥】。
    「蝦蟇」は難読漢字の一つだが「がま」と読む。ガマガエルのことであり、テツカブラらしい銘だろう。

性能

MH4・MH4G

  • 生産段階では頭一つ抜けた624という攻撃力が特徴。
    カブラ武器らしく斬れ味は清々しく悪いが、
    ギリギリながら緑はあり、かつ武器種が大剣なのでそこまで気にならない。
    序盤はコレ一本で大抵の敵は「料理」できるだろう。
  • 強化を重ねて蝦蟇の大包丁にすると、会心率がマイナス10%から20%に劣化してしまう。
    ついでに上位まで強化してもいまだに緑という斬れ味の悪さも相まって、一線からは退いてしまう。
    • 蝦蟇の大包丁 【荒砥】は攻撃力こそ912と高いものの、
      会心率はマイナス20%、斬れ味は込みで青止まり、スロットなしと非常に使いづらい。
      というか本作で超強化されたクラッグクリフに勝てる要素をほとんど持っていない。
      ただし、イベントクエストを活用すれば上位上がりたてで作成できるので、
      強力な武器がそろうまでの繋ぎとしては十分な活躍をしてくれるだろう。
      • 一応覚醒で水属性を得るが、水大剣はライバルが多く発動値も低い。
        本作の覚醒の発動難度もあって使い道はほぼないだろう。
  • 4Gでは【荒砥】にテツカブラ亜種の素材を加えた荒蝦蟇の出刃および荒蝦蟇の出刃【沸崩】が登場。
    基本的にテツカブラ亜種の素材と採取アイテムしか要求されないので製作難度は極めて低い。
  • 説明文によると、荒鬼蛙の晩餐を彩る大剣であり、
    ぎらぎらと光る刃紋は、地獄の釜を煮え滾らせる劫火を映し出す。
  • 【沸崩】の性能は攻撃力1392、覚醒で爆破属性420、会心率-20、
    素では僅かな青ゲージ止まりで匠でも白ゲージは少しだけ。
    攻撃力こそG2武器の中でも比較的高いものの、そこはクラッグクリフ改やアーティラートが存在しており、
    その上でマイナス会心率が足を引っ張り、加えて向こうはさらに強化先があるがこっちはこれで終了と
    物理大剣としては繋ぎにもならない存在となっている。
  • 一方、亜種素材の追加により覚醒で得られる属性が水から爆破に変わっているのだが、
    大剣ならやはり覚醒よりも抜刀術や集中と言ったスキルの方が有用なのは言うまでもない。
    覚醒とこれらのスキルの両立自体は不可能ではないが、それに必要な装備を揃えられるのは
    G3以降になりがちなのも向かい風と言える。

MHX

  • そしてテツカブラの続投に伴い、この武器も続投となった。
    ただし今作ではテツカブラの大剣は3種類に増えている。
    • 一つ目は刃先の鱗が赤い武骨包丁【舟行】」。
      下位で作れる武骨包丁からそのまま強化した際の最終形態。
      ただし最終強化には獄炎石と天廻龍の鋭浄爪が必要になる。
      しかし性能は攻撃力こそ240と高いが、匠でも青ゲージ止まりな点、
      会心率が-10%である点、武器スロットが無い点が痛く、お世辞にも扱いやすい武器とは言えない。
      ならば開き直って鈍器として運用しようにも、
      グレンウォルサルヴェイションジャッジメント崩天剣エンテオンカム白骸の巨剣
      エリアルスタイルなら覇王剣クーネエムカム…とその場合も多数ライバルが存在する。
      特にグレンウォルは舟行と同じ攻撃力でありながら会心率0%で防御+40までついてくるという
      上位互換である。これはひどい。
      一応緑ゲージの長さは舟行のほうが上だが大剣は30もあれば十分なので…。
      ここまでなら「やっぱり序盤モンスターの武器だな」と思うだろう。
    • 二つ目は刃先の鱗が青い蝦蟇の大包丁【荒砥】」。
      武骨包丁LV3から別派生で強化した際の最終形態。
      そして最終強化には獰猛化したテツカブラの鱗と覇竜の剛爪が要求される。
      性能に関しては此方も攻撃力240で、会心率は舟行より低い-20%空きスロットは無し
      しかし''此方に斬れ味レベル+1を付けると白ゲージ15出現し、
      斬れ味レベル+2まで発動させるとなんと白ゲージ40まで伸びる。
    • そして三つ目は、二つ名持ちモンスターである岩穿テツカブラの「鬼包丁唐草【三徳】」。
      10回も強化しなくてはならないため非常に手間がかかる。
      尚、通常個体武器からの派生はない。
      そして此方の性能は攻撃力220だが会心率が+5%に転じており、
      斬れ味も蝦蟇の大包丁と同じとなっている。
      こちらも(というか二つ名武器全体に言えることだが)武器スロットは無し。
    これら3本を比較すると、舟行は白ゲージが出ない上鈍器としてもいま一つであるため論外。
    鬼包丁はプラス会心が大剣では無駄になりやすく、会心込みの期待値でも蝦蟇に及ばない。
    よってこの中で一番強いのは蝦蟇の大包丁だろう。
  • そんな蝦蟇の大包丁だが、なんと今作では無属性大剣最強候補になっている。
    マイナス会心を含めた期待値は228で、これは白ゲージが出る武器の中では最も高い数値である。
    斬れ味の長さも決して悪くなく、大剣使いの伝家の宝刀で会心率をカバーできればあとは敵無しだろう。
    4や4Gでは微妙性能故に繋ぎに甘んじていたテツカブラ大剣が、
    Xでは最強を争う武器に昇格するとはどこの誰が想像しただろうか…
    • 無属性大剣という武器の特性上、極端に相性の悪い相手がほとんど存在しない。
      そのため程度は勿論のこと、それこそに始まり、
      その気になれば素材元の蛙なんてゲテモノやラスボスのイカ
      挙げ句の果てには伝説の龍ですら冗談抜きで姿造りにすることが可能。
      歴史の長い大剣の世界において、ここに来てまさかの最強の調理器具が爆誕してしまったのである。
    • 非常に高い物理火力、匠で大化けする斬れ味と、
      タルタロスアーティを想起したハンターも多いのではなかろうか。
    • ただし、性能相応に製作時期もかなり遅い。
      獰猛化鬼蛙鱗が4つだけでなく、なんとアカムトルム素材の「覇竜の剛爪」が必要となるため、
      少なくともオストガロアを倒してHRを解放するまで最終強化はお預けである。
      テツカブラ武器にアカムトルムが関与してくるなど、これまた誰も想像できなかっただろう。*1
      但し要求されるのは2本だけで、レア素材は一切使わない
  • そんな匠を付けた蝦蟇の大包丁にライバルとして立ちはだかるのは
    • 匠無し白ゲージ20を持ち、攻撃力220、会心率-15%、さらにスロット1を持つ無属性大剣轟大剣【王虎】
    • 同じく匠無し白ゲージ20を持ち、攻撃力200だが会心率5%爆破属性を持つ二つ名武器燼滅剣アーレー
    の2振りだろう。
  • 上の素白大剣では匠を付けなくて良いぶん超会心を付けてダメージを増やしたり
    高級耳栓を付けて抜刀攻撃の頻度を上げることができるため、ライバルとの差は微妙なところである。
    大剣にとって白ゲージ40はややオーバースペック気味であり、匠+1の白15でも
    狩技の絶対回避【臨戦】で斬れ味維持は容易にできるので、本気で運用するならこちらをお勧めしたい。
    とはいえ、大剣2種(抜刀術【技】集中)&匠1の時点でかなり重い上に、残念なことにスロットが無いので
    追加できるスキルは現実的な範囲の護石性能*2だと、5スロスキルか攻撃力UP小見切り+1程度が限界。
    スキル自由度では匠不要のライバル達に大きく劣るものの、
    3種のスキルを揃えた上で攻撃力UP小を発動した場合の抜刀攻撃の期待値は2種&超会心の王虎を上回り、
    単純な物理火力では最大となるため、最終装備としても採用する価値は十分にある。
  • なお、強化途中の武骨包丁も、MH4系列と同様に下位序盤の武器としてかなり優秀。
    アイアンソードのレベル2から派生と簡単に製作できるうえ、
    序盤の武器なのにレベル1段階で緑ゲージを持つので充分な威力が期待できる。
    レベル2強化にはショウグンギザミの両爪破壊で入手となるため集めるのに手間がかかる「鎌蟹の爪」が必要で、
    レベル3への強化には硬いせいで部位破壊が難しいタマミツネの「泡狐竜の爪」が必要となっている。
    レベル3までの強化なら村EDに間に合い、その時点では最強大剣候補の名を欲しいままにできるだろう。
    だが、村星6になると状況が一変、ティガノアギトや灼炎のブレイザーといった
    この武器より優れた業物が生産可能となるため蝦蟇の大包丁までお役御免となる。
    それでもレベル2~3は斬れ味のより優れたチェーダアルザバルの登場まで
    その気になれば粘れるくらいの性能であり、
    ゲーム進行時に作っておいて損のない一振りであろう。

MHXX

  • MHXXではG級クエスト追加によりカブラ大剣三種もそれぞれが限界突破により究極強化形を与えられており、
    • 攻撃力350、会心率-10%、素で青しかなく、
      匠2で紫10のようやくスロットが1つ空いた通常個体武器「武骨包丁【蛙裂】
    • 攻撃力360、さらに下がった会心率-25%、素で白20、匠1で紫15、
      スロット0の獰猛化武器「蝦蟇の大包丁【荒肝】
    • 攻撃力340、素で白40、匠1で紫25、スロット0、申し訳程度の会心率+5%、
      さらに増えた防御力ボーナス15を持つ、二つ名武器「鬼包丁唐草【竜裂】
    の三種となっている。
  • なんとここにきて鬼包丁が蝦蟇の大包丁に期待値で大差を付けて圧勝しているのである。
    武骨包丁はお察しください
    大剣三種発動の抜刀攻撃前提だと蝦蟇の大包丁が僅差で勝るので一概に火力で劣るとは言えないものの、
    超会心を付ければ再度鬼包丁が逆転する上、追撃性能や斬れ味、それに二つ名武器ボーナスの恩恵もあり、
    今作では総合性能で鬼包丁が上をいっている。
  • 前作もそうだったようにXXでも無属性大剣で最強争いに入るんだろうなと思ったら全然そんなことはなかった
    今作では無属性大剣の層がかなり厚く、単純な性能では厳しい状況に立たされているのである。
    匠無しでの運用だと全てにおいて隙がない「真名ネブタジェセル」や
    紫ゲージ弱体化の影響でまさかのトップになった素白大剣「マーティアー」、
    彼らの中間「ハイジークムント」、
    匠2運用だと紫20に圧巻の攻撃力360の「断骨大剣」に大きく遅れを取っている。
  • …とは言うものの匠無しの期待値では全体で5位、二つ名武器としては1位についているので、
    単純な最強争いこそできないものの、
    狩技中心の運用においては産廃どころか十分過ぎるくらい強力な業物である。
    少なくとも匠が無いという理由一つだけで包丁だけに切って捨てるべきではない。
    ドラゴンキラー未強化カマキリ大剣なんかよりはマシな性能でもあるわけだし。
    他スキルとの兼ね合い(鬼包丁を担ぐ=狩技を多く使いたいという事で、
    狩技関連のスキルが想定される)で匠を切っていることも考えられる。
    また白40というゲージは大剣にはやや持て余し気味な量ではあるが、
    裏を返せば絶対回避【臨戦】に頼らずとも十分な継戦能力があるということでもあるので、
    狩技ゲージボーナスと合わせて狩技の選択肢を広めているとも言い換えられる。
    大剣には優秀な狩技も多く、上手く扱えばダメージを稼げるチャンスがグッと増える。
    鬼包丁は、時代の流れに合わせて柔軟に進化を遂げた、所謂グローバルデザインな包丁なのである。
    もっとも見た目はレトロな和包丁なのだが
    • もちろん作成の難易度を加味すれば、獰猛化を狩猟すれば先に強化できる上、
      マイナスの会心を抜刀術や他の会心スキルで上書きできるため、蝦蟇の大包丁も安定している。
      こちらもスロットは無いが、集中・抜刀術・超会心や匠+1を駆使した定番の立ち回りで
      万全の活躍を約束するだけのスペックを誇っている。
      日進月歩の技術を用いることで新境地に至った二つ名大剣に対し、
      伝統の匠の技でストイックな作法と使用感を追求したのが蝦蟇の大包丁といえる。
  • 一方匠1運用においてはこちらと同じ攻撃力340に水属性まで付いた「ジャラーシュナイダー」、
    紫ゲージの補正が下方修正を受けている影響で、白ゲージでありながら攻撃力360の「島津豊久の刀」、
    その他数種に期待値において僅かに劣る。
    しかしながら継戦能力や狩技ゲージボーナス等の面ではっきり差別化できるため、
    有用性を意識するなら匠1運用がベストだろう。なお匠2では紫50と大剣にはまず持て余す量になり、
    前述の断骨大剣や後述の大切断辺りと同じ土俵で勝負することになるので推奨はしない。
    匠無し運用のように臨戦を外して狩技の選択肢を広げた上で、
    斬れ味も期待値も欲しいという欲張りなハンターなら止めはしないが。
  • 二つ名武器においてのライバルは「鏖大剣ヴラディス」と「頭刃叉王の大切断」が挙がってくるが、
    前者は素白運用(と見切り等によるマイナス会心の相殺)、
    後者は匠2での運用が基本なので上手いこと差別化できている。
    この中では鬼包丁はマイナス会心の相殺は不要、割り切って匠を切る選択肢も取れる、
    更には狩技の選択肢までも広い…と使い手の要求に広く応えられる万能包丁っぷりが魅力である。
  • やはりというか、和包丁そのまんまな見た目はネタに走りたいハンターには貴重な存在である。
    それでいて実用圏内の性能も備えているため、防具合成と併せて強いネタ装備を揃えることも可能だったりする。
    ニャンコックになりきろうものなら、笑顔のニャンコックが巨大な和包丁を振り回すという、
    さながらなまはげを思わせる新手の妖怪の如き姿に…
    見た目の禍々しい鬼包丁を担いで、狩技の獣宿しを使えばもう完璧である。

余談

  • しばしば「骨包丁」と誤記されることがあるが、正しくは「骨包丁」である。
    • ちなみに、「無骨」および「武骨」は、
      「骨ばっている」またはそれが転じて「洗練されていない」という意味であり、
      使い方はほぼ同じである。
  • 武器の銘にある【舟行】は舟行包丁が由来である。
    舟行包丁とは刃が薄い包丁で、釣り船などに携帯する。
    【荒砥】は文字通り荒い(粗い)砥石のこと。上記の武骨のイメージに合わせたものと考えられる。
    そして【沸崩】とは「にえくずれ」と読み、まるで砕けた波のように見える刃紋のことをそう呼ぶ。
    煮崩れではない
    • ちなみに、全派生を通して出刃包丁と呼ばれる魚を捌く為の包丁がモチーフである。
      上述の船行包丁は出刃包丁の派生の1つ。
      刃元が厚く、先端になるにつれて薄く鋭い刃になる事が最大の特徴であり、
      硬い骨を断つ際に厚い刃元を使う事で刃が欠ける事無く楽に切断でき、
      薄い先端部分で肉を切り分けられるように設計されている。
      よく勘違いされやすいが、刃が柄より飛び出ているから出刃包丁なのではなく、
      江戸時代の「堺鑑」と言う書籍に「この包丁を発明した鍛治職人が出っ歯だったため
      親しみを込めて『出っ歯包丁』と呼ばれている」と書かれた事が由来である。
      • 元々は魚や肉を捌く目的だったためか野菜を切るのには向いておらず、
        キュウリなど水気の多い野菜を切ると刃に引っ付くと言う悩みが多かった。
        近年ではその対策として、引っ付く原因である水分の表面張力を無くすために包丁に穴を開けたり、
        刃の側面に細かい段差を設けるディンプル加工と言う手法が取られている。
        しかし武骨包丁はモンスターの肉のみを斬ることを目的とされているためか、
        この手の表面加工は見受けらず昔ながらのツルリ平らな包丁の側面をしている。

関連項目

モンスター/テツカブラ
モンスター/テツカブラ亜種
モンスター/岩穿テツカブラ
武器/カブラ武器
武器/包丁


*1 この現象は他の武器にも発生しており、(ウカムとの共通素材の)大竜結晶を要求されるナルガ武器などがいい例か。
*2 溜め短縮5スロ3程度