MHFに登場する剛種武器で、ヤマツカミ素材を用いたランス。
東方の技法で作られた大槍。煩悩を払い極楽へ導くという。
目次
概要・性能
- シーズン7.0にて登場した浮岳龍素材の槍で、
日本古来の道具を模すことが多いヤマツカミ武器らしく、
(もとは日本のものではないが)錫杖に近いデザインとなっている。
しかし盾が非常に独特な外見で、数珠を張り付けたかの如く7個の珠で作られている。
これまでの盾のような平べったいものではないため、
面白いデザインではあるものの、ずっと見つめているとなんだか気持ち悪くなるという人も。
- 浮岳槍【極楽浄土】の性能は以下の通り。
ヤマツカミ武器と言えば、あまりぱっとしないものが多いかもしれないが、
この槍はそのようなイメージを吹き飛ばすとんでもないものだった。- 攻撃力529と若干低め
- 驚愕ぶっ飛びの麻痺属性410
- 斬れ味レベル+1で紫ゲージ
異常な麻痺属性というメリットがそれらデメリットを全て上回っている。
斬れ味レベル+1が発動できれば斬れ味ゲージにも全く隙はなく、
4人集まって突きまくろうものならモンスターが悶え続けて死ぬ。…場合もある。
しかし、事実ヴォルガノスなどに持ち出して罠と組み合わせれば完封討伐もできる。
この拘束能力にプレイヤーが目をつけないはずがない。
登場から瞬く間に大人気となり、約2年もの間麻痺属性ランス最強の座を牛耳り続けた。
- そして、生産難易度も非常に低いのも人気に拍車をかけている。
「古龍種の剛尾」を要求されはするが、剛種ヤマツカミを討伐できればあとは一直線。
生産の「浮岳槍【蓮】」にシーズン7.0まで非常に入手しづらい素材だった
「古龍種の特濃血」を要求されるものの、入手しやすい剛種ヤマツカミの実装で全て解決をみている。
- 状況が変わったのはフォワード.2。
このとき、跳緋獣ゴゴモアが実装され、強力な麻痺属性シリーズが多くの武器種に参戦。
ランスにも「緋猛槍【仙道】」が現れたが、長大な白ゲージに浮岳槍【極楽浄土】を上回る攻撃力、
麻痺属性は380と及びこそしないものの強力なのは揺るぎない事実。
浮岳槍【極楽浄土】は緋猛槍【仙道】に立場を取って代わられてしまった。
余談
- "極楽"とは、仏教用語で「楽のあるところ」を指す。極楽世界や極楽国土とも。
"浄土"は五濁や地獄・餓鬼・畜生などの三悪趣などが一切いない、仏、菩薩の住む清浄の国土。
ちなみに、「人は死んだら極楽浄土へゆく」と言われるが、
この考え方での極楽浄土は「来世浄土」と呼ばれる。
この世に仏はいないが、死後の来世が他の世界に行けば仏に会えるという思想。
実はこういった現代の日本によく聞かれる極楽浄土は本来の仏教の考え方ではない。
仏教においては古代インドの"輪廻転生"の考え方が中心であり、
その生まれ変わりを繰り返す「輪」から解脱を行わない限り、何度死のうと結果は同じだからである。
関連項目
モンスター/ヤマツカミ
武器/ヤマツカミ武器
武器/緋猛槍【仙道】
武器/極楽浄土―華厳― - 極楽浄土の名を冠するメインシリーズの狩猟笛。