大海賊時代を生きる剣豪の刀。
伊達や酔狂では無い、世界一の
剣豪になる為に見出した剣術。
MH4(G)に登場する、尾田栄一郎氏の漫画「ONE PIECE」とのコラボ太刀。
イベントクエスト「OP・最強の宴」をクリアすると手に入る「億越えの手配書」を用いることで作成できる。
目次
概要
- 単刀直入に言うと、太刀なのに刀が3本ある。
元ネタよろしく、三刀流を太刀の動きで会得できる武器なのである。
抜刀すると両手に1本ずつ持ち、更に口にもう1本を咥えて振るう。
納刀時は背中ではなく、劇中通り3本とも右腰に収納される。そのせいで納刀モーションの違和感が半端じゃないが。
グラフィック上は3本だが、当たり判定は勿論1本分のみ。
残念ながら、口に咥えた刀はただの飾りである。- 一応、気刃大回転斬りを繰り出した際は口にくわえた刀も使っているように見えなくもない。
当たり判定は当然ないが。
- 一応、気刃大回転斬りを繰り出した際は口にくわえた刀も使っているように見えなくもない。
- 2024年4月9日以降は、ニンテンドーオンラインサービス終了に伴いイベントクエストの受信が出来なくなったため、
本装備を入手するためには受信済みハンターとのローカル通信を行うしかない。
性能
MH4
- これまでのコラボ武器が微妙であった中、この武器の能力を見てみると
攻撃力528、覚醒で火140とここまではかなり微妙なところだが
流石は億超えの賞金首の使う刀、そこから先は格が違った。- 斬れ味は素で極長白ゲージ
- あのシャガルマガラの大剣とほぼ同等の会心率60%
- とどめのスロ3
これは物理特化の武器にも引けをとらない値であり、
素で極長の白ゲージを持つ為匠を外して火力スキルでの底上げも容易と、
とんでもない性能を誇る。
- 物理太刀としては、業刀ダインスレイヴと覇刀タンネカムトルム、そして威武堂々に薙ぐジゲンがライバルとなる。
どちらも継戦力に劣り、覇刀に至っては匠でも青ゲージ止まりであるが、
物理期待値では海賊狩りを大きく上回っている。
ジゲンは物理期待値・継戦能力・スロット数でほぼ同等な上、覚醒で麻痺を有するため
麻痺したところに大回転斬りを叩き込むといった運用も可能。
そしてこちらにはない防御力ボーナスまで兼ね備えているため裸クエでも採用されやすい。
ただ、海賊狩りはプラス会心なので爪や護符を入れると物理期待値で上回るようになる。
多少弾かれやすいが瞬間火力トップの覇刀、弾かれにくさと火力を両立した業刀、
拘束も可能なジゲン、そして継戦力とスキル自由度の海賊狩りと、
無属性太刀はうまい具合に差別化できていると言えるだろう。- また属性値が低いためあえてやる意味は薄いが、覚醒させると飛竜刀【焔二重】に近い使い方ができる。
スキル自由度は劣るものの、斬れ味の持ちで差別化が可能。
- また属性値が低いためあえてやる意味は薄いが、覚醒させると飛竜刀【焔二重】に近い使い方ができる。
- この手の武器共通の欠点として、防具との見た目の噛み合わせが悪いという点があるが、
この武器にはちょうどいいものが用意されている。そう、地上最強シリーズである。
胴装備のカラーを白・脚装備を黒にし、頭を三眼のピアスにしてマリモ…もとい緑色の短髪のヘアスタイルにすれば
初期のゾロのスタイルに似せることが出来る。
その上、挑戦者は高会心率のこの武器との相性がよく
挑戦者+2が発動することで、会心率込みで732.6と脅威の攻撃力を叩き出せる。
防御や耐性が気になるなら、頭をクロオビヘルムや逆巻く怒髪にすれば
スキル構成を保持したまま防御や耐性を上げられる。- バトルシリーズと組み合わせてみるのも見た目的に悪くはない。
剣士用のバトルシリーズは(飾りではあるが)デフォルトで剣を5本も携行している見た目になっているため、
そこにさらに三刀流であるこの武器を装備することで、驚異の八刀流が実現できてしまうのだ。
ゾロのイメージからは外れてしまうが、意外にも見た目に統一感があるため不自然さはほとんどなくなる。
惜しむべくはバトルシリーズは下位装備しか存在しないため、
上位以上では防御力の低さやスキルの貧弱さが足かせになってしまうところではあるが、
たまには八刀流というロマンを追求するネタプレイもどうだろうか?
- バトルシリーズと組み合わせてみるのも見た目的に悪くはない。
- MH4Gでもこの武器作成に必要な例のクエストは再配信されたため、
MH4Gからの新規参入者でも作ることができるようになった。
ただし残念なことにG級強化先は用意されなかったため、
G級序盤を乗り切ったあたりで力不足が深刻な問題になってきてしまう。
非常に優秀だっただけに至極残念である。「…なにも!!!な゛かった…!!!」
G級で戦っていける装備が整うまでのつなぎとしてならばまだ活躍の余地が残されているのが救いか。
とはいえ、なにぶんそのクエストの難易度がすさまじく高いため、つなぎとして生産するのもかなり厳しい。
結局は見た目用武器として落ち着いてしまうのが関の山かもしれない。
余談
- 武器名は、ONE PIECEの登場人物で麦わらの一味のNo.2「ロロノア・ゾロ」の異名”海賊狩り”が由来。
ゾロは剣法”三刀流”の使い手であり、両手に二本、口に一本の合計3本の刀を用いて戦う。
「世界一の大剣豪になる」という夢を求めて日夜修練に励んでおり、その身体能力は…- 常人なら死んで当然の怪我や出血でも最低限一命は取り留める
- 当たり前の様に鉄を斬り、大型のガレオン船すら一刀両断する
- 斬撃を飛ばせるため、剣士でありながら遠距離攻撃も可能
- 歴戦の暗殺者をも戦慄させ、鬼神の姿を幻視させるほどの圧倒的な気迫と覇気
- 海賊の強さや影響力の指標となる懸賞金は異例の速さで1億2000万ベリーに達し、これは世界中にその名が轟くレベル
- 総重量2トンのダンベルを足に乗せて逆立ち指立て伏せによる筋トレが日常
- ただし、ONE PIECEの世界では「鉄を斬る」事と「斬撃を飛ばす」事は
剣士にとって一種の登竜門であり、ゾロ以外でもできる人物はたくさんいる。
また、上記のように明らかに「超人」さえも超越した身体能力を持つゾロだが、
彼と互角以上に戦える人物や彼以上にとんでもない身体能力の人間もたくさんいる。*2
- この3本の刀はそれぞれ名前があり、
抜刀時に口に咥えるのが「和道一文字」、右手に構えるのが「秋水」、左手に構えるのが「三代鬼徹」という。
作中においては全て名のある名刀、そして幼少期の思い出であり、それを考えるとこの武器の性能が高いのもうなずける。
詳細は割愛するが、ONE PIECEのファンサイトなどには詳しい説明が載っているので、
気になる方は調べてみるといいだろう。- 原作では「雪走」という名刀や無銘の刀が使用されていた時期もあるが、
何れもコラボ時点では既に破損している。
また、秋水についてはコラボ後に手放し、新たに「閻魔」と言う刀を手に入れたりしている。
- 原作では「雪走」という名刀や無銘の刀が使用されていた時期もあるが、
- 刀を3本構えていても、ハンターは三刀流そのものを体得しているわけではないため、
あくまで戦闘スタイルは一刀流、もとい通常の太刀のそれと同じである。
つまり、劇中のゾロの技はほとんど再現できない。
と言うより、見た目の割にゾロの戦い方を再現する事自体がほぼ不可能である。
他の一味の武器ではそれなりに再現できるだけに少し残念。
しかし、「二刀流+口に刀を咥える」という三刀流の構えを再現できるだけでも満足というOPファンも多い。
- 覚醒で火属性を持つのは、前述の「飛竜火焔」や「焼き鬼斬り*4」の再現だと思われる。
どちらも炎の威力に頼った技ではないことが、属性値や覚醒必須で再現されたのだろうか。- ちなみに後作にて摩擦で発火した大剣を使って戦うモンスターが登場した。
- 空想科学読本では著者がゾロの三刀流の構えを実際に再現しようと検証しており、
(鞘を除いて)一本980グラムの模造刀を用いて刀を横向きにして柄を歯で噛む状態をとり、
支えていた手を放して三刀流の構えを取ったところ、歯が折れる程の激痛がしたらしく、
1秒をもたずに口から離した後もしばらく歯茎が痛んだらしい。
毎度の事ながら、これを難なくやってのけるゾロとハンターの異常な胆力が窺い知れよう。
関連項目
クエスト/OP・最強の宴
クエスト/週刊少年ジャンプシリーズ
武器/ギガントピストル - 同イベントクエストで作成可能な武器。
武器/海賊Jソード - 海賊と付く同じくジャンプコラボの太刀。ただしあまり関係はない。