MH3で初登場したスラッシュアックス。
週刊少年ジャンプコラボレーション武器の一つである。
海賊の好むどくろのような模様が描かれた派手派手しいスラッシュアックス。
目次
性能
- シリーズを通してスロット3つ、
さらにMHXX以前の環境では高評価を受けやすかった強撃ビンが搭載されたスラッシュアックス。
作品によっては覚醒で火属性も付き、物理性能もそれなりに高い。
……と言えば聞こえはいいのだが、残念ながら初登場であるMH3以外の作品では、
様々な理由で「ほぼ趣味武器」と言わざるを得ない非常に厳しい立場に立たされてしまっている。
- 納刀や変形などの際に笑い声がするギミックがある。
MH3
- スラッシュアックス初登場に合わせ、今作で華々しく船出を飾った。
生産するには、あの難敵アグナコトル2頭狩猟に、
さらにJUMPクエ補正がかかった高難度クエをクリアする必要がある。
- 一見すると斬れ味攻撃力はまあまあだがスロット3つしか能がない武器に見える。
しかし覚醒を発動させることで本領を発揮。なんと火属性500という超火力がつくのである。
普段は率先して使われる機会が少ないスキルだが、この剣斧を使う場合は是非とも発動させたい。
覚醒と属性攻撃強化が同時に発動するラギアGシリーズは、まさにこの武器のために存在する防具といえる。
ラギアクルスの角やベリオロスの牙などを集める際にセットでお世話になったという人も多いだろう。
また、覚醒での非常に高い火属性値に目が行きがちだが、使い勝手の良い強撃ビン持ちな点も見逃せない。
- ライバルはアグナコトル素材のスラアク、フレイムテンペストあたりか。
あちらは覚醒なしで火属性を纏う上に、海賊Jアックスと同様強撃ビンを持っている。
海賊Jアックスが本領を発揮するには覚醒の存在が必要不可欠なため、
基本的にはスキルの制約が少なくて装備が組みやすいアグナ剣斧に軍配が上がるか。
さらに、素材入手のためのクエストの相手がよりによってアグナコトルのため、
海賊Jアックスの素材集め中にフレイムテンペストの素材もあらかた集まってしまう点も痛いところ。
しかし、スキルさえそろってしまえば海賊Jアックスの方が圧倒的な高火力を発揮できるため、
結局は一長一短だろう。
- 上述の通りこの時期の海賊Jアックスは扱いにくい反面、非常に高い潜在能力を宿していた。
よってこの武器を愛用するハンターも多かったのである。
しかしこのスラッシュアックスは後発作品で自身がどのような仕打ちを受けるか、まだ知る由もなかった…。
- 当たり前だがオンラインが終了した現在では作ることはできない。
ならば火属性スラアクはファイアテンペストで我慢を…と行きたいが、
そちらもなぜか上位にならないと生産できない関係で現在では入手不可能。
…そんなわけで、オンライン終了と共に火属性スラアクはあえなく全滅の憂き目を見ることとなった。
MHP3
- 2011/04/29からイベントクエストが配信されて作成可能になった。
しかし覚醒のスキルが存在しないMHP3ではスロット3つしか能がないネタ武器になってしまった。
- それでも、強撃ビンがあるため、他のネタ武器よりは強いし、
今作のスラアクでスロ3を持つのは他に滅龍ビンのソルブレイカーのみなので、あちらよりはずっと強い。
と言っても、アグナ3頭連続クエストを最大で5回やってまで作る価値があるかは難しいところだが…。
MH3G
- 覚醒のスキルを発動させると火属性250が付く。
財宝Jチケットと上位素材で生産できるが、それ以上強化出来ない上、
上位で覚醒の発動する防具が存在しないため、この武器の真価を発揮させることができない。
このことから、積極的に作ろうとするハンターは少ない。
…が、なんと例のリーゼントをこの武器で突破したという化物ハンターが出現してしまった。
MH4(G)
- 今回も同じく覚醒で火属性を得る。しかし属性値は120と3Gのさらに半分になってしまった。
また、この武器が生産できる下位の時点では、そもそも覚醒を発動させることができない。
ならば強撃ビンを活かして無属性武器として使えば…と行きたいところだが、
同じ攻撃力で強撃ビンを持ち、さらに爆破属性を兼ね備えたディオスアックスが立ちふさがる。
困ったことに、海賊Jアックスを製作するためのクエストでは、
ブラキディオスとゴア・マガラを狩猟することになるため、
チケットを集めようとすると最大のライバル武器の素材が同時に集まってしまう。
新たなライバルとはこのことか。- 一応、匠使用時は青ゲージの有無で差別化が可能。
- ただし上位に上がって強化を施すと少し話が変わってくる。
属性値は160と相変わらず低いものの、強撃ビンを装填、
かつ972と強撃ビン持ちとしては最強の攻撃力を持ち、
物理ダメージなら高い部類に入る。
また、素の斬れ味では短い青しかないものの、匠での増加分がすべて白となる。
これは972以上の攻撃力では最長の白ゲージになる。
またスロットも3つ空いているため、これらを活かして無属性武器として運用するのもいいだろう。- この場合のライバルはTHEエグゼキューターとEX豪剣斧が挙げられる。
前者は物理期待値が大海賊より高いうえに覚醒不要の龍属性も持っているが、
大海賊には3つもあるスロットがエグゼには1つもないので、スキル自由度で差別化できる。
しかし後者には物理期待値で僅かに上回っている程度で、
斬れ味白が10短く、青まで含めると惨敗と厳しい戦いを強いられることになる。
- この場合のライバルはTHEエグゼキューターとEX豪剣斧が挙げられる。
- MH4に登場していた多くのイベントクエスト生産武器同様、残念ながらMH4GでのG級強化先は与えられなかった。
とはいえ、上位の「大海賊Jアックス」の性能は一切変わらないため、
G級序盤くらいまでならつなぎとしてやっていけるのかもしれない。- なおMH4Gで数少ない、G級強化先が追加されたMH4続投組のイベント武器は、
在りし日の海賊Jアックスを思わせる、覚醒で圧倒的な火属性を纏う片手剣である
(もう一つは同じイベントで作成可能な弓)。
そして、その片手剣は次作であるMHXにて、MHP3時代の海賊Jアックスと同じ道を歩むことになったが、
それはまた別の話。
- なおMH4Gで数少ない、G級強化先が追加されたMH4続投組のイベント武器は、
MHX
- MHXにも覚醒スキルは存在しないため、またしても3スロだけが取り柄の無属性武器に。
匠が重い事も逆風となり、ほぼ趣味用途の武器と言っても過言ではない。
そのくせチケット7枚や、火竜の煌液を要求し、地味に作製は難しい。
とはいえ、これ以外の「スロ3の強撃ビン」のスラッシュアックスは、
攻撃力170毒30のナズチ武器「幻視のバロール」と
攻撃力180氷11のファミ通武器「特報隊専用斧【仙狐】」の二振りしか存在しない。
攻撃力200を誇るこの武器は青ゲージでもそれらの白ゲージを上回る物理火力を持ち、
匠で出る白も長く、本作では強撃ビンが更に有利な仕様となっている事もあり、
大概のクエストで実用可能なレベルではある。
MHXX
- イベクエ武器であるこの武器にも、G級強化先が用意された。
究極強化すると海賊王Jアックスと銘を変え、攻撃力は320まで伸びるが、紫ゲージは出ない。
さらに、攻撃力330素紫スロ3に完全にお株を奪われ、ボックスで埃を被る運命となった。
更にHR解放前に作れるソフォスアックスと性能が殆ど変わらず、
こちらは希望の証XXを用いる都合上強化時期も解放後なので、本当に全く出番がない。
関連項目
クエスト/週刊少年ジャンプシリーズ
防具/海賊Jシリーズ
武器/海賊Jソード - MH2G出身のジャンプコラボ太刀
武器/海賊Jキャノン - MH2G出身のジャンプコラボヘビィボウガン
武器/海賊Jエッジ - MHP3出身のジャンプコラボ双剣
武器/キャプテンJブレイド - MH3G出身のジャンプコラボ大剣
武器/伝説Jアンカー - MH4出身のジャンプコラボチャージアックス
武器/断罪の銃棍J - MH4G出身のジャンプコラボ操虫棍
武器/海賊Jガンランス - MHX出身のジャンプコラボガンランス
武器/海賊Jラダーボウ - MHXX出身のジャンプコラボ弓