武器/灼炎のスヴァロー

Last-modified: 2022-01-01 (土) 19:57:56

MHXに登場する四天王の一角、斬竜ディノバルドの素材を用いて作られるランス。
穿て、その槍の名は灼炎のスヴァロー。

目次

概要

  • 逆巻く炎を纏う槍。苛烈な突撃で標的を崩す。
    巨大かつ鋭利な尻尾が最大の武器であるディノバルドであるが、
    火柱を起こすほど高火力のブレスによる攻撃や撹乱もまた脅威。
    灼炎のスヴァローは、斬竜の炎状殻を材料にブレスの火柱を再現したような外見をしている。
    特に槍部分には全体に炎状殻が螺旋状に配置され、獲物を抉り貫く残忍さも秘めた作りをしている。

性能

MHX

  • 原種武器の「灼炎のスヴァロー」は、青い炎のようなカラーリングの火属性ランス。
    生産時LV1の時点からして、早速癖のない性能を発揮している。
    • 属性武器として妥当な攻撃力130
    • 火属性として機能する強さの火属性12
    • 斬れ味ゲージが緑60と強突きを多用しても安心の設計
    • 先輩と差をつけるスロット1
    同時期に派生強化できるレッドテイルよりも一回り上の性能を発揮しており、
    強化段階ではスヴァロー側の優位が最終強化直前まで続くことになる。
    最終強化まで育てれば向こうも個性を発揮してくれるが、集会所攻略中は
    ディノバルドの狩猟に慣れるついでに、スヴァロー一途でも問題はないのかもしれない。
  • 武器強化の際に目立つ素材は、何故か外見に関係なさそうなのたぐい。
    炎状殻の研磨のために使われている、と解釈することもできるが、炎状殻の要求数は逆に少なめ。
  • 獰猛化素材や斬竜の炎玉をつぎ込み強化をすると、
    灼炎のスヴァローは憎焔を従え斬竜槍グラナトに最終進化する。
    斬竜槍よ、眼前の猛者たちを遍く突き崩せ。アツいキャッチフレーズ付き。
    斬竜槍グラナトの性能は、メインモンスターらしくどの能力も高いレベルで纏まっている。
    • ランスの狩技「ガードレイジ」とも好相性の高い攻撃力210
    • 高攻撃力と両立した合格点の火属性値24
    • 斬れ味ゲージは素で青40、斬れ味レベル+2で白ゲージ40が出現
    • 火属性ランス界では貴重なスロット1
    弱点らしい弱点もなく、火属性ランス選びで迷ったら「とりあえずグラナト」と気を緩めたいところだが、
    最終強化した火属性ランスの中には尖った個性を持ったものもあり、安易に思考停止するのも考え物。
    高い火属性値にスロ2の特捜隊専用槍【百狐】、会心率が高く鈍器運用もできる灼槍ラーヴァルクなど様々だが、
    「陸戦型リオレウス」のディノバルドと比較すべきは、やはりリオレウスのランス3振りだろう。
    レウスの原種武器プロミネンスピラーは攻撃力は高いが、斬れ味レベル必須なのにスロ0とスキル面が厳しめ。
    二つ名武器のグロードテイルネラは素の斬れ味が高く狩技ゲージが溜まりやすいが、スロ0かつ作成難度が高い。
    そして希少種武器のソル=プロミネンスはというと、
    何と斬れ味やスロットをグラナトに近づけたうえで属性偏重の個性を獲得している。
    獲物の弱点や狩猟スタイルを考慮して、他の火ランスと使い分けるのもいいだろう。

MHXX

  • G級素材を投入して限界突破させると、最終的には大斬槍グラノヴァとなる。性能は以下の通り。
    • やや高めの攻撃力320
    • 平均的な火属性28
    • 斬れ味ゲージは素で白40、斬れ味レベル+2で紫ゲージ40が出現
    • スロットは1のまま
  • MHXの頃と同じくこれといった欠点のない優秀な性能であるが、対抗馬となる火属性ランスも存在する。
    その中でもレッドプロミネンス灼槍ヴァスティアグニシンヴァルツテイルは気になる相手である。
    レッドプロミネンスは攻撃力340、火属性25と物理火力で20もの差がある。
    灼槍ヴァスティアグニは攻撃力300、会心率25%と会心率を含めた期待値はほぼ同等で、
    かつ属性値は36とかなり高い。
    シンヴァルツテイルは攻撃力310、会心率10%とこちらも会心率を含めた期待値はほぼ同等で
    こちらより高い属性値30に二つ名固有のゲージ補正がある。
    しかし、これら前者の二振りは斬れ味ゲージはグラノヴァより短く、スロットも無い。
    シンヴァルツテイルは斬れ味含む能力はほぼ上位互換で、素の白ゲージ・匠で出る紫ゲージ共に
    シンヴァルツテイルに負けている。しかしスロットが1つもなく作成難易度に至っては眩暈がする程高い。
    スロットを活かした取り回しの良さと作りやすさで差別化したい。

MHW:I

  • メインシリーズではMHW:Iにてディノバルドが追加された為、灼炎のスヴァローも実装されている。
    多くのディノバルド武器が皮ペタ化されている中で、
    固有デザインのまま続投されている貴重な一本の一つとなっている。
    2度の強化を経て「斬竜槍グラナト」へと銘を変える。性能は以下の通り。
    • やや低い攻撃力598
    • ダントツの火属性480
    • やはり会心率は0%
    • 斬れ味は素で白70と向上したが、匠Lv5発動時の紫ゲージは30とやや少なくなった。
    • スロットはレベル1が一つ。
    • レア度は11なのでカスタム強化枠は4→6まで成長する。
  • 依然として特に欠点という欠点を持たない性能をしている。
    競合する火属性ランスは計4本あるが、うち二本は属性解放を必要とする。
    となると最終的にライバルとなるのはあのシルバープロミネンスだろうか。
    攻撃力621に会心率20%、火属性390と優秀な物理性能を持つ上スロットもレベル2が一つある為、
    レベル2以上の装飾品を大量に使用するランスとしては非常にありがたい点を持つ。
    素の白ゲージは50と劣るが匠で出現する紫ゲージの長さも同じ。
    グラナトは属性で90も勝っているとはいえアイスボーンではランス自体の殆どの攻撃の属性補正が下方修正されており、
    肉質も考慮すると実質的な属性ダメージの差で物理の差を覆すのは厳しい。
    とはいえ、あちらが希少種素材で強化可能になるのはかなり後になるので、
    攻略段階やエンドコンテンツ「導きの地」でシルプロが作成できるようになるまでの
    繋ぎとして使えば活躍してくれるだろう。

硫鉄のケトン

MHW:I

  • MHW:Iでは新たにディノバルド亜種が追加され、その素材を使ったランスも作成できる。
    派生元はまさかのジュラトドス素材がメインのウォータースパイクIVからとなっている。
    見た目はスヴァローの色違いだが、深緑色の甲殻に付着した硫黄が黄金色に見え、中々に美しい。
    最終強化で「硫斬槍ドリーネ」へと銘を変える。その性能が以下の通り。
    • 発売当時ではトップタイの攻撃力667
    • 属性解放で麻痺属性330
    • 通常種武器同様会心率は0%
    • 素では青40、しかし匠Lv5で僅かな紫ゲージ10が出現
    • スロットはレベル4が一つ。
    • レア度は11なのでカスタム強化枠は4→6まで成長する。
  • 素の性能では従来の作品にも見られた高い攻撃力と劣悪な斬れ味を持つ武器だが、
    匠をレベル5まで発動させるとまさかの白ゲージ20と紫ゲージ10が出現し、
    トップクラスの物理期待値を持つ槍へ変貌する。
    とはいえランスの手数では紫10など即座に使い切ってしまう。
    だが今作には剛刃研磨達人芸という二つの斬れ味補助スキルが存在するので、
    いずれかを発動させる事で紫ゲージを維持する運用が主流となっている。
    物理重視のランスとしてはこちらと違い斬れ味補助が(ほぼ)不要な亡滅の腕【邪】が存在するが、
    生半可なスキルではあちらの方が強力なので
    差別化するには生存系スキルの殆どを捨て、なるべく火力に振る必要があるなどかなり玄人向き。

燼滅槍グラナト

MHX

  • 燼滅刃ディノバルドの素材から作られる二つ名ランスも、当然存在する。
    生産段階での銘は「爆焔のスヴァロー」であり、燼滅刃の体表のごとく赤黒いカラーリングが特徴。
    元からの火柱の形状に色と明滅するギミックが加わり、別ノ武器群ト見紛ウ外見となっているが、
    燼滅刃武器のセオリー通り宿すのは爆破属性。そして物理偏重の能力配分である。
  • 燼滅刃の関連記事で聞き飽きているかもしれないが
    環境の違う二つ名クエストを10種こなさなければいけないことや
    燼滅刃ディノバルド自体の戦闘力の高さ、
    そして鬼の塵粉拾いなど作製難易度はかなり高い。
    全てを乗り越えたハンターだけが、最終強化後の強力な一振りを拝むことができる。
  • 最終強化後の銘は燼滅槍グラナト
    燼滅刃武器特有の高性能さはランスにおいても遺憾なく現れている。
    • 斬れ味ゲージと兼ね合いを考えると高めの攻撃力200
    • うれしいおまけの会心率5%
    • 強突きを腐らせない爆破属性25
    • 匠無しで白ゲージ20、続く青ゲージも長め
    • 狩技ゲージが溜まりやすい特殊能力持ち、だが……
    • 二つ名持ちモンスター武器の特徴でもあるスロット無し
    匠のスキルコストがこれまでになく重いMHXにおいて
    匠無しで白ゲージを得られることは非常に強力。
    斬れ味の白ゲージはランスとしては短いが、業物などでカバーできれば
    十分使える長さ。青ゲージ運用も考えればストレスを感じさせない高い斬れ味を誇り、
    極めて汎用性の高い武器と言えよう。
  • 匠に煩わされず最高の斬れ味と高攻撃力、そして爆破属性付きといいことずくめにも見えるが、
    スキル発動環境が厳しいMHXでは、武器スロット0の欠点が意外と響く。
    また、こちらは二つ名ランス全体の問題だが
    ランスの超人気狩技「ガードレイジ」は発動後しばらく狩技ゲージを溜められないため、
    狩技枠が少ない狩猟スタイルほど二つ名武器の特殊能力の恩恵を受けにくいちょっと損な面もある。
    尤もストライカースタイルの人気も高いので、
    その場合はこの武器のポテンシャルを最大限に引き出すことが出来るだろう。

MHXX

  • 二つ名武器の方は真滅槍グラノヴァに名を変える。
    あいかわらず塵粉が2つ必要になるが、部位破壊でも出るようになったため前作よりは楽に作れるだろう。
    性能は以下の通り。
    • 平均レベルの攻撃力300、会心率5%
    • こちらも平均レベルの爆破属性30
    • 斬れ味ゲージは素で紫30、延長は不可能
    • 二つ名武器共通のスロット0&狩技ゲージボーナス
    物理も属性値も高かった前作とは違い、どちらも平均レベルとなっている。
    匠発動難易度の低下や紫ゲージの弱体化によって、前作ほど万能な一本ではない。
    それでも必須スキルが多いランスでは匠不要の斬れ味は大きな利点であり、
    優秀な狩技が多いランスでは狩技ゲージボーナスも嬉しい。
  • ライバルは元祖爆破ランスの砕巌槍ブラキディオス人によっては零点が元祖だと言う人もいるかもしれない。
    護符爪込みでは白ゲージの時点で僅か1しか期待値に差は無く、匠で当然逆転される上に属性値やスロットも上。
    二つ名武器らしく狩技をフル活用して差別化していきたい。

余談

  • 灼炎のスヴァローの由来はスラヴ神話の神、スヴァローグであろうか。
    太陽と炎を司る神であり、民間伝承では火の竜とされることもあり、
    あの世とこの世を斬り離す事までやってのけると言われている。
    如何にもディノバルドらしい逸話を持つ神と言える。
  • 燼滅槍グラナトの由来は火山岩の一種花崗岩(グラナイト)、
    あるいはロシア語・イタリア語で柘榴石(グラナート)だろうか。
    前者はマグマから生成される岩であり、
    後者は硬度の高さから粉末状の研磨剤として利用されているという。
  • 亜種武器「硫斬槍ドリーネ」の由来は石灰岩地形*1の一つ、ドリーネの可能性が高い。
    石灰岩は水に溶ける性質があるため自然界にある石灰岩も当然のことながら雨で溶けてしまうのだが、
    溶けた箇所が広がって小さなくぼ地となったものがドリーネ*2である。
    日本では山口県の秋吉台や埼玉県の秩父など、鍾乳洞がある場所で多く見られる。
    • 強化前の「ケトン」は、有機化学で出てくる「ケトン」に由来すると思われる。
      ケトンとはカルボニル基(CO)が2つの炭化水素基と結合した有機化合物の総称であり、
      特定の物質名を表すものではない。
      代表的なケトンとしてはアセトンが挙げられるだろうか。

関連項目

モンスター/ディノバルド
モンスター/ディノバルド亜種
モンスター/燼滅刃ディノバルド
武器/ディノ武器


*1 よくカルスト地形と呼ばれる。こちらで覚えている方も多いのではないだろうか
*2 より大きなものはウバーレやポリエと呼ばれてまた区別される