武器/炎王焔弩

Last-modified: 2023-08-05 (土) 23:14:43

炎帝の魂を刻む紅蓮の軽弩。
誇り高き猛炎をその身に抱き、
強さという名の弾丸を放て。
(炎王焔弩)

炎王焔弩の強化形態は問う。
煉獄に揺らめくは灼けた大地か
対峙する愚者の魂そのものか。
(炎王焔弩【烈火】)

炎帝の裁きを下す軽弩。
その銃弾は、灼熱で空を紅く
染め、魂までも灼き尽くす。
(炎帝王焔弩【紅天】)

MHRiseで初登場した、炎王龍テオ・テスカトル素材のライトボウガン。

目次

概要

  • ヘビィは比較的古参だったのに対し、
    メインシリーズにはこれまで存在しなかったテオ・テスカトルのライトボウガン。
  • 銃床こそついているものの、全体的なシルエットは
    映画やゲームなどに登場しそうな4連装のロケットランチャーに近い。

性能

MHRise

  • Ver.2.0で素材元と共に登場。
    同バージョン時点では生産時の「炎王焔弩I」で強化は打ち止めとなる。
  • 炎王焔弩Iの性能は
    • 及第点の攻撃力190
    • おまけ程度の会心率5%
    • ブレは左/大、反動は中、リロードはやや遅い
    • 拡散弾は曲射型
    • 特殊弾は起爆竜弾
    • 痛いスロット無し。ついでに防御力ボーナスも無し
    • 付与可能な百竜スキルは「攻撃力強化II」「火やられ特効」「炎王龍の魂
発射タイプ対応弾
 
装填数移動射撃移動リロード単発自動装填速射
LV1通常弾6--
LV2通常弾5--
LV3通常弾4---
LV1散弾3---
LV2散弾3---
LV3散弾2----
LV1放散弾5--
LV2放散弾3--
LV3放散弾4---
LV1徹甲榴弾2--
LV2徹甲榴弾1-
LV1拡散弾2----
LV2拡散弾2----
LV1減気弾2---
火炎弾3--
貫通火炎弾3----
斬裂弾2---
捕獲用麻酔弾2--
  • ご覧の通り、放散弾と徹甲榴弾の運用に優れた一丁。
    • 散弾は味方にも当たりやすいという欠点はあるものの、複数のモンスターを一掃するにはうってつけ。
      百竜夜行では狼煙中に群れにぶち込んでやればモンスターをバタバタ薙ぎ倒せるが、
      この運用においては、Ver.2.0時点ではLV2放散弾の装填数が5百竜軽弩
      放散弾のLV1&LV2共に速射対応しているヴァルキリーブレイズに立場を奪われてるのが実情。
    • Ver.2.0までは、放散弾は味方のガードが反応してしまう不具合があったため
      ヌシが現れても放散弾を撃ち続けてるユーザーが問題視されていたが、
      Ver.3.0ではこの不具合が解消されて、放散弾は味方に影響を及ぼさなくなった。
  • Ver.3.0にて炎王焔弩【烈火】と銘を変える。
    スペック面では攻撃力が200に上がり、
    通常弾(LV1:6→8、LV2:5→6)、拡散弾(LV1:2→3)、貫通火炎弾(3→4)の装填数が増加した。
    貫通火炎弾はともかく、運用のメインになる弾丸が増えなかったのは残念なところ。
    • 徹甲榴弾に関してはLV1が移動撃ちと速射に、LV2が移動撃ち・移動リロード・単発自動装填に対応。
      更に、炎王龍の魂が徹甲榴弾の爆発威力を高めるというお誂え向きな内容。
      この百竜スキルなら拡散弾の爆発も強化できるのが嬉しいところ。
    • しかし、実際に運用しようとすると徹甲榴弾メインは厳しいものがある。
      炎王龍の魂をもってしてもLV2徹甲榴弾の火力はLV3徹甲榴弾に劣る上、
      素のスペックの問題で反動やブレ、装填速度はスキルをフルで積む必要がある。
      ならば速射対応のLV1で、と考えても、徹甲榴弾の速射は他弾丸と異なり2発しか発射されないため、
      弾持ちはLV2徹甲榴弾と変わらず、火力もLV3徹甲榴弾には及ばないまま。
      拡散弾をメインに、徹甲榴弾はその補助として捉えるのが現実的か。
      もちろん、その場合マルチでは利用しないこと。

MHR:S

  • MRでは★5、本作で復活した天廻龍を下した後にテオ・テスカトルが登場。
    炎王焔弩【烈火】改への強化に伴い攻撃力が320に上昇する他、LV3放散弾の装填数が5となり、
    LV1徹甲榴弾が移動リロードに対応する。また、百竜装飾品スロットが解放され、そのサイズはLv2。
    その後、古龍の大宝玉やMR70で出現する天彗龍の剛爪を用いて最終強化、
    炎帝王焔弩【紅天】となり、攻撃力が10増加する。
  • Ver10からはLV2、3の徹甲榴弾が弱体化を受けた上に、炎王龍の魂が炎魂竜珠【2】として
    多くの武器に付与可能になった*1ため、上位と同じく徹甲榴弾は補助弾として用いるのが良いだろう。
    問題は、他にメインとなる弾種に乏しいこと。速射は【烈火】と変わらずLV2放散弾が対応しているのだが、 と、強力なライバルが立ちはだかる。
    LV3運用の場合、THEヴァーチ冥淵軽弩カラザが優れた取り回しを持つ。
    では拡散弾となると、エクスリボルバーバゼルコアが徹甲榴弾以外に足を止める手段を有している。
    通常弾や(貫通)火炎弾についても、速射の対応を問わずこちらより使いやすいものがいくらでもある。
    • 上記の通りスペックの微妙さもあって、個別の運用では霞みがち。
      オオナズチの素材は使っていないはずだが...
      となれば合わせ技で挑む他あるまい。
      という事でもう一度スペックを見返してみると、LV2放散速射とLV2拡散弾を両立出来るライトはこの箱とあの袋くらい。
      放散弾と相性の良い鉄蟲糸跳躍起爆竜弾と合わせて空爆戦法を展開するも良し、
      移動射撃を活かして放散速射と徹甲速射で突撃してモンスターの懐で拡散弾をぶちまけるも良し。
      微妙とはいえ、どうにもならないほどではないので、愛で十分カバー出来よう。
  • 同期のクシャナ双剣が氷特化として最前線に立ち、ナズチ盾斧もやり込んでいけば盛り返せるものになっている中、
    テオ軽弩は何かと厳しい立場にある。テオ・テスカトルのように爆破系の弾と火炎弾を使い分けられる
    武器であったとしても、すでにかなりの先駆者がいるため、独自の立ち位置を築く事はできないだろう。
    どうもヘビィの方のジンクスを受け継いでしまった気がしないでもない

余談

  • 本武器が初登場、そしてテオ・テスカトル含むドス古龍が復活を遂げたMHRiseでは、
    同時にクシャルダオラの双剣・鋼氷狼牙、オオナズチの盾斧・アルカナドローも新登場している。
    そしてこれらの武器の前、MHXの時代には古代の石像を元にドス古龍っぽい形状にした武器があり、
    そのうちのクシャルは双剣、ナズチは盾斧と今回追加されたのと同じ武器種だったのだが、
    テオの石像だけガンランスで全く異なる武器種となった。
    純正テオガンランスは後の作品での追加に期待しよう。

関連項目

モンスター/テオ・テスカトル
武器/テスカト武器
武器/テオ=バレッタ - MHFに存在していた、剛種テオのライトボウガン


*1 傀異錬成を利用する場合、MR強化がない百竜武器以外全てのライトボウガンが対象となる