武器/炳然たるルミエフィジ

Last-modified: 2023-11-26 (日) 01:40:17

灯とは闇夜を照らすモノ。
燦々と輝く妃蜘蛛の軽弩は
華燭の典を美しく彩るだろう。
(炳然たるルミエフィジ)

強き光が影を濃くするが如く、
強化された妃蜘蛛の軽弩もまた
祝宴の闇を濃厚に染め上げる。
(ルミエ・ド・ネフィラ)

MHRiseより登場した、妃蜘蛛ヤツカダキ素材のライトボウガン。

目次

概要

  • ヤツカダキの素材で作成するライトボウガン。
    古風なランタンといった外見をしており、構えるときは横向きに持つ。
    背中に背負っている間の方がよほどまともな使い方に見える
    サイレンサーをつけると射出口であるランタン下部に蜘蛛糸のようなものがとりつき、
    ロングバレルをつけると自立しそうな金属製の脚がつく。

炳然たるルミエフィジ

MHRise

  • ヒドゥンゲイズIIからの派生強化か一発生産。
    ヤツカダキ登場が★7のため、作成できるのは終盤である。
    製作にはやたらと灯腹が必要になるのがいかにもそれらしい。
  • Ver.1.1.2時点では最終強化銘が存在せず、炳然たるルミエフィジIIで強化が止まる。
    • やや低めな攻撃力170
    • それを補う高めの会心率30%
    • LV1貫通弾、貫通火炎弾の速射に対応、LV2麻痺や斬裂弾も使用可能
    • ブレなし、反動やや小、リロードやや速いとボウガンとしてのスペックは非常に優秀
    • 装飾品スロットはLv2が1つ、Lv1が2つと豪華
    • 百竜強化は攻撃力強化III(+8)、散弾追加II、鉄蟲糸技強化
    派生元であるヒドゥンゲイズの特徴を色濃く受け継いでおり、
    低めの攻撃力に高い会心率、貫通弾全LV対応と共通点が多い。
    攻撃性能を少し落として、LV2貫通弾速射を貫通火炎弾速射にシフトした夜行弩と言ったところか。
    もちろん火炎弾、鬼人弾、回復弾、毒弾など使える弾の種類は大幅に増えており、
    火属性以外は単純な劣化ともならない。
    ボウガンとしてのスペックが優秀なため、反動やリロードを装飾品で補う負担が減る上に
    武器そのもののスロットの豊富さもあってスキルを盛るにはうってつけのスペックである。
  • Ver.2.0アップデートにより追加された最終強化銘はルミエ・ド・ネフィラ。
    目立った性能の強化としては
    • 夜行弩に並んだ攻撃力180
    • 夜行弩にわずかに及ばないものの成長した会心率35%
    • LV1拡散弾が追加(曲射型)
    • 百竜強化の攻撃力強化がIV(+10)に
    といったところ。基礎攻撃力で夜行弩と並んでおり、百竜強化でさらに差をつけられる。
    ただし、速射対応弾がLV1貫通弾なので、流石に貫通特化の夜行弩に敵わない部分が多い。
    • しかしながら、夜行弩と比べLV3貫通弾とLV2麻痺弾の装填数が上回っており、
      全LV貫通弾の素の反動も中に収まっているため、武器のスロットの多さも相まって
      防具の方に火力スキルを回せる余裕も出てくるのが強みか。
    • ドシューという化け物に敵わないものの百竜強化で全LV散弾も追加でき、
      装填数も悪く無いため様々な射程から物理弾を撃ち込めるのも魅力的で、
      特化の夜行弩と差別化できていると言える。
  • ルミエ・ド・ネフィラ最大の特徴はなんといっても各種火炎弾にあると見ていいだろう。
    貫通火炎弾速射は2連射かつ2発しか装填できないのでそのまま撃っても微妙なのだが、
    装填拡張Lv2、火属性強化、属性強化リロードで強化すればオオナズチ等にずば抜けた威力を発揮する。
    普通の火炎弾も5発装填できるので弾持ちは十分ある方。
    なお、せっかくの高会心率を活かそうと属性会心まで持ち込むのは現状ではあまり現実的ではないが、
    アップデートによる伸び幅を残しているとも言える。
    • ただし、貫通火炎弾のヒット間隔はかなり長く、刺さる相手はそれほど多くないため
      火炎弾ライトとしてはシンプルな性能の鳳仙火竜砲の方が扱いやすい。素の取り回しはこちらの方が上である。

MHR:S

異形の灯、悪鬼を招く。愛し
合う二人の前に現れては運命を
引き裂き命を奪い魂を貪る
(ルパ・ド・ネフィラ)

幸せを求める人々も、魂を
貪る妖も、光に集う虫の様に
抗えぬ運命に身を寄せるのみ
(ソブル・ド・エテルネ)

  • MRにおける最終強化で「ソブル・ド・エテルネ」となる。
    その性能は
    • やはり低めな攻撃力310
    • 上位から変わらず優秀な会心率35%
    • 速射対応弾は変わらず。貫通火炎弾の装填数が伸びなかったのは残念。移動リロードも未対応のまま
    • ブレ、反動、リロードの基礎スペックも変わらず優秀
    • 装飾品スロットも変化なし
    • 百竜装飾品スロットは各種特効に対応できるが属痛竜珠には非対応のLv2
    総じて、強みも弱みも上位と変わらず、刺さる相手にはとことん刺さる優秀なライトボウガンといえる。
  • アップデートで追加されたシルバーソルシリーズとの相性が非常によい。
    特に、胴防具は火属性攻撃強化が無駄にならないのはもちろん、高い会心率にマッチした会心撃【属性】など至れり尽せり。
    属性ボウガンでの採用率が非常に高い、伏魔響命と部位が被らないのも嬉しいところ。
  • 傀異錬成は悩ましいところ。攻撃力を補填するか、拡張して属痛竜珠に対応させるかの2択になるか。
    攻撃力強化の汎用性は高いが、仮想敵となるオオナズチやオロミドロは補正の乗る部位が複数あるため、属痛竜珠の有効性も高い。

カルマインの灯連弩

病める時も、健やかなる時も、
この灯が道を照らすでしょう。
その先を紅く染め上げながら。
(カルマインの灯連弩)

安寧の地は遠く、その影を追い
続け、強く照らせば照らすほど
その手も紅く染まっていく…。
(ルーチ・ダ・ラヴァタ)

  • MHR:Sより登場したヤツカダキ亜種の素材から生産できるライトボウガン。
    見た目は通常種の色違いで、白を基調としたボディと赤黒く光る不気味な意匠が特徴的。

MHR:S

  • 最終強化は「ルーチ・ダ・ラヴァタ」。
    その性能は
    • 高めの攻撃力340
    • 会心率は0%
    • ブレ左右大、反動小、リロード極々遅。反動を除き、取り回しは劣悪
    • 通常弾6/3/3、散弾0/5/5、徹甲榴弾1/2/1、拡散弾2/2、減気弾3/1
    • ほとんどが歩き撃ちに対応するが移動リロード対応弾は実質LV1通常弾のみ
    • LV1徹甲榴弾が速射と単発自動装填に対応
    • スロットはLv2×1、Lv1×1、百竜装飾品スロットはLv2
  • 花嫁というモチーフからして、不規則に暴れる弾とわがままな装填速度はまさにお転婆姫といったところ。
  • 主な攻撃手段は徹甲榴弾と散弾。LV3徹甲榴弾を最小反動で扱えることからも、
    上位環境で無双を誇ったあのドシューに似たものがある。
    こちらは、サイレンサーに頼ることなくLV3徹甲榴弾の反動を最小にできる点は優れている。
    ただ、装填速度が遅すぎる上に徹甲榴弾以外の攻撃手段が少なく、それらはドシューでも扱えるので、
    徹甲ライトとしての扱いやすさには雲泥の差があると言ってもいいほど。
  • 強化パーツなし+チューンアップLv1でもなおリロード最速にできないのは辛いが、
    散弾銃としては反動の小ささから適正射撃法にロングバレルを併用可能で、その火力はなかなか捨てたものではない。
    リロードは速いで妥協して回避性能に刃鱗磨きに巧撃と合わせ、拡散弓もかくやといった
    インファイトを楽しんでみるのも良いだろう。
    アップデートで追加されたナルガ希少種の月光シリーズは回避性能、散弾強化、巧撃に加え、
    装填拡張まで発動する為、まさにお誂え向きと言える。

余談

  • 「炳然(へいぜん)」とは光り輝いているさまを指す言葉。
    他の武器の熟語は変換ですぐ出てくるのだが、これは普通に入力しても出てこない人もいる。
  • フレーバーテキストにある華燭の典(かしょくのてん)、とは結婚式の上品な呼び方。
    華燭というのは、昔の中国において新婚の部屋の飾りとして用いられた
    縁起のいい図柄を描いた照明器具のこと。
  • ルミエとはフランス語の"lumière"から。
    光という意味もあるが、軽いという意味もある。英語におけるlightと同じようなものだろう。
    ライトボウガンにはうってつけのダブルミーニングと言える。
    フィジの方はフランス語で「マスケット銃」を意味する"fusil"が由来。

関連項目

モンスター/ヤツカダキ
モンスター/ヤツカダキ亜種
武器/ヤツカダキ武器
武器/未解を照らす軽弩 - MHXX出身のランタン型ライトボウガン