フォワード.5から登場したクアルセプスの剛種ライトボウガン。
目次
概要・性能
攻撃力(LV1→LV5) | 装填速度 | 反動 | 会心率 | スロット |
---|---|---|---|---|
312→372 | やや速い | 中 | 15% | 1 |
- クアルセプスの剛種武器は2系統存在しており、
通常の晶竜討伐の証で作成する「閃晶軽弩ノーンサン」と、
樹海頂部で常時怒り状態になったクアルセプスを討伐することで得られる「荒天晶竜討伐の証」、
砂漠で2頭を同時に相手することで得られる「晶竜2頭討伐の証」を合わせて作成する本武器がある。
必要な証の数量は、現在ではどちらも合計5枚である。
ネインシーンの場合は荒天3枚、2頭2枚でよい(通常の晶竜討伐の証は使わない)。
- この武器はLV1貫通弾と、電撃弾の超速射に対応している。
超速射の存在から攻撃力が控えめにされてきた、
フォワードナンバー時代の剛種武器としてはかなり高い攻撃力を有し、
覇種武器にも匹敵する火力を秘めているのが特徴的。
ただし、天嵐、覇種武器と違ってクリティカル距離補正強化の効果をHR帯では得られないため、
HR帯で真価を発揮した天嵐、覇種武器とタメを張るには秘伝防具が必須になってしまう。
- また、この武器は貫通弾超速射対応剛種ライトボウガンとしては数少ない、
弾速が「やや遅い」ライトボウガンである。
弾速が遅いと、クリティカル距離の始点となる距離は若干減ってしまうが、
その分クリティカル距離が狭い範囲に集中するため、弱点部位への集弾性能に優れる。
貫通弾超速射の剛種武器で弾速がやや遅い以下なのはティタ・バーラのみであり、
攻撃力やリロードなど、総合的に見てネインシーンの方が有利である。
- そしてこの武器は2種類の剛種クエストをこなさないと作成できないのだが、
逆に言うとそれさえこなせばほぼ確実に作成できるのも利点である。
何故なら剛種討伐の証以外に必要となるのは「海竜種の菫玉」のみであり、
これは剛種クアルセプルの本体剥ぎ、捕獲、部位破壊、基本報酬で入手可能である。
確率はやや低めではあるが、部位破壊箇所の多いクアルセプスであることから、
しっかり部位破壊しつつ攻略することで5戦の間に入手することは決して不可能ではないといえる。
他の剛種武器は古龍種の汎用素材が少ないながらも必要となるため、目的外の剛種を別途攻略する必要が生じる。
そのような必要性がネインシーンにはないのは十分高い評価点であろう。- なおノーンサンは古龍種汎用素材が必要となる。
- クアルセプスに慣れていないと面倒な点もあるネインシーンだが、
貫通弾超速射を使いたいのであれば十分オススメできるポジションにある武器だといえる。
だが、これは数々のリファインの結果としてそうなったもので、
それまでは環境・仕様上の理由から決して良い評ばかりではなかった。
また、HR帯で高い火力を引き出そうとすると、上述の事情から秘伝防具が必須化するため、
HR帯をどういう視点で捉えるか、よく考えないと後悔する可能性が十分ありえる。
変遷
- この武器が登場した当時は、
貫通弾超速射ガンとしてニゲル=フルグルが非常に有名であり、
ネインシーンは(既に多くの人が所持していた)それとの徹底した性能比較に晒されることになった。
最終的にはニゲル=フルグルと甲乙付けがたい性能であり、
弾速の面(ニゲル=フルグルは「速い」)で明確に勝る面もあるという評にはなったのだが、
弾速関係がはっきりするまでは、フルグルがあれば別に必要ないのではないかという声も多かった。- また当時は天嵐武器のテオ=バラージも強力な貫通超速射銃として名を馳せており、
例によってそれとの比較も徹底的に行われることになった。
結果的にはやはり弾速面で明確な差別化がされたのだが。
- また当時は天嵐武器のテオ=バラージも強力な貫通超速射銃として名を馳せており、
- そしてこの武器が実装されたフォワード.5はライトボウガンにとって冬の時代であり、
そのような状況下でネインシーンを作成する人は極めて少なかった。
そんな中でも作製者が現れたことで、弾速に関する事実が判明したわけなのだが…
- MHF-G以降は「HR(とSR)帯の武器としてどうか」という点でこの武器が評価されるようになった。
性能面では天嵐武器に勝る面すらある*1が、今度は生産システムが問題になった。
上述した生産素材は2016年3月17日のリファインによって確立したもので、
それまでは2頭討伐の証が15、荒天が5枚の計20枚に、剛種タイクンザムザの討伐の証である、
多殻蟹討伐の証15枚、そして海竜種の菫玉が2個必要であった。
つまり合計証数は現在の7倍である35枚だったのである。
しかもクアルセプスにせよタイクンザムザにせよ古龍種剛種と比較して人気が非常に低く、
当時は剛種自体の難度も非常に高かったため、労力面で多大な問題があると評されたのは言うまでもない。
このため、攻撃力に難があるティタ・バーラか、
或いは弾速と攻撃力に難がある別の武器を作って凌ぐべきという声は決して少なくなかった。- MHF-G2では、天嵐武器だがゴウガルフのティタ・ジュビアが登場。
リロードの補強が必要とは言え、
攻撃力は378とそれなりに高い上に弾速はネインシーンよりも更に遅い=集弾性が高い、
スロット2な上にHC素材や古龍種レア素材を一切使用しないという強力な性能から
ネインシーンの立場は更に危ういものとなってしまった。
- MHF-G2では、天嵐武器だがゴウガルフのティタ・ジュビアが登場。
- ネトゲであるが故にバランスが大きく変わり、今までの強武器が産廃になることはよくあることなのだが、
この武器は最初から不遇を被り続けてきたということもできる。
スペック上は非常に優秀なのだが、それを活用できる機会と環境に全く恵まれなかったのが痛い。
- そのような状況が長く続いたが、
2016年のMHF-G9.1にて剛種の難易度と剛種武器の作製難度が劇的に緩和され、ネインシーンはようやく、
剛種武器としての実用性とコストパフォーマンスを両立することができるようになった。
ライトボウガンの天嵐武器と覇種武器は攻撃力の伸びが低く、
覇種を狩る必要性及び覇種(天嵐)武器をG級序盤に用いることの重要性も低下した現在では、
ネインシーンを用いてG級昇級まで駆け上がるという選択肢も十分現実的なものとなっている。