仄暗き焔を揺らめかせ深淵より舞い出でし煌黒龍の操虫棍。
妖しき光の残像に翻弄される。
(煌黒の龍棍)
煌黒の龍棍の最終強化形態。
裡に秘めし常闇が主を侵食し光絶えし昏き深淵へと誘う。
(煌黒龍棍アルイノ)
概要
- MHXにて登場した、煌黒龍アルバトリオンの素材から作られた操虫棍。
目次
MHX
- 最終強化であるアルイノの性能は
- 攻撃力180、龍属性28(他作品における280)
- アルバ武器のアイデンティティとも言える匠無しで長大な白ゲージ、そして僅かな青ゲージ
- 全体的に武器スロが減った今作でも、当然だと言わんばかりのスロット2
- 今作ではP3同様斬れ味レベル+1(2)の発動が困難であり、
素で長めの白ゲージとスロット2により匠を外しつつ拡張性まで高めることができるのは優秀。
手数が多い操虫棍との相性が良い属性値と攻撃力を比較的高い次元で両立している点も見逃せない。
総じて非常に使い勝手が良く、MHXに登場する操虫棍の中でもトップクラスの汎用性を誇る。
- 匠を外すことで望める多様なスキル構成も魅力。
痛撃・連撃や超会心・属性会心、特にシルバーソルや桐花シリーズ、
あるいは攻撃UP大をもつ黒炎王シリーズと組み合わせて、
猟虫を会心率を30%上げる白エキス強化をもつメイヴァーチルにして運用するも良し、
パーティをエキス広域化とトリプルアップ延長で支えるアルジャーロンにして運用するのもいいだろう。
- 素で白ゲージを持つライバルとしては燼滅刃ディノバルドの操虫棍燼滅旋ヘルダイトが挙げられる。
アルイノよりも高い攻撃力200と会心率5%に加え爆破属性30を持ち、
二つ名持ちモンスターの武器のため狩技ゲージも溜まりやすい。
しかし白ゲージは20とアルイノの三分の一しか無く、
スロットも0のため拡張性もアルイノに大きく劣る。
手持ちの装備やお守りと相談して適した方を使うと良いだろう。
- Lv2への強化には天をつらぬく角が2本必要となり、
更に煌黒龍棍アルイノへの最終強化に激レア素材の瑠璃色の龍玉を用いる。
今回はサブターゲットの周回でも必要な素材は集まるので、素材集めは比較的楽な部類ではあるが、
如何せん瑠璃色の龍玉がストッパーになる場合が多い。
何よりのネックは、挑戦にHR80を要するため、作成時期がかなり後になることか。*1*2
MHXX
- そしてG級解禁のMHXXで遂に至った究極強化、「神滅龍棍アル・イニア」の性能は、
- 控え目な攻撃力290・会心率0%
- 十分な龍属性33
- 匠不要の長い紫60
- やはり嬉しいスロット2
ぶっ壊れた爆破棍の登場と龍属性の操虫棍の大量な増産により、
前作の様に最強とはいかなくなった。
- まず物理火力と属性値でミラボレアスの黒龍棍及び真・黒龍棍【天帝】に負けている。
- 黒龍棍は匠で紫30と斬れ味は短いものの、
白を使い切るまでの火力でもこちらに勝っている(匠というハンデはあるが)。 - 天帝はスロット3による取り回しの良さが特徴である。
また龍属性が48と非常に高いが、やはり匠なしでは斬れ味は非常に貧弱である。 - しかし今作の猟虫は斬れ味回復効果を持つものが有る為斬れ味ケアは楽になっており、
グリードXRにより前作とは打って変わって匠が付けやすいのは逆風か。
- 黒龍棍は匠で紫30と斬れ味は短いものの、
- また高い龍属性45に白250という圧倒的な斬れ味を誇る赫醒棍レヴィアナも強敵か。
- 匠無効で紫が出ず攻撃力もこちらに劣るが、あちらは高い属性値にこちら以上の継続能力がある。
物理性能は低いが属性特化で、溶岩島などの研ぐタイミングが難しいステージに適しているだろう。
- 匠無効で紫が出ず攻撃力もこちらに劣るが、あちらは高い属性値にこちら以上の継続能力がある。
- そして最後に全ての操虫棍の脅威となった真・黒滅龍棍【旦明】。
詳しくはリンクへ。- 匠+2が前提ではあるが、全操虫棍を見ても実質トップクラスの物理性能を誇っている。
そしてこれだけの物理性能をもっていながら、
他の属性の操虫棍も含めて全操虫棍の中でも最高の属性値である爆破属性55を持っている。
この爆破属性値55というのがどのくらいかと言うと、大体の弱モンスターの初回蓄積値を上回るほどである。
つまり、小型モンスターでは蓄積→爆破が一回の蓄積判定で起こるため、余った蓄積値が無駄になるレベルである。
また、前述の通り今作は匠+2と業物の両立が極めて容易であり、この武器にとってはかなりの追い風。
ヘルダヴァを初め、前作で人気を誇った大多数の操虫棍を過去の産物、
ひいてはこの武器の繋ぎへと陥落させた程の狂強武器である。
- 匠+2が前提ではあるが、全操虫棍を見ても実質トップクラスの物理性能を誇っている。
- 今作は物理性能を引き上げられる超会心スキルが人気であり、
そこそこの物理性能に斬れ味スキルを切って会心率に全振り出来るだけの継続能力とスキル自由度を持つこの武器は超会心運用に適している。
見切り+3と連撃の心得に会心虫を使えば会心率を90%まで引き上げられるので大きなダメージを見込めるだろう。
龍属性強化や属性会心もつけられるとなおよい。
- 総じてライバルは増えたものの凄まじい斬れ味とスロット2による拡張性は健在であり、
G級アルバトリオンの強さを差し引いても作って損はない一品だろう。
MHW:I
- アップデートでアルバトリオンと同時に実装。
煌黒の龍棍の生産から、1段階の強化で煌黒龍棍アルイノに到達する。
その性能は、- 高水準の攻撃力868・会心率0%
- 非常に高い龍属性540、龍封力は小
- 素の状態で既に紫90、一応匠でさらに延長可
- 痒い所に手が届くスロット2x2
- 猟虫ボーナスは体力回復・スタミナ強化
斬れ味は維持するスキル無しでも紫の斬れ味を使い倒せるほどの長さがあり、
スロットも需要の多いサイズ2の装飾品が入るものが2個も。
インフレした武器らしい禁忌のモンスターにふさわしい高水準にまとまっている棍。- 猟虫ボーナスが需要の高い猟虫強化【気・力】発動ではない点が人によっては気になるところだろうか。
ただ、汎用性に関しては譲るが局所的には猟虫強化【気・力】より便利な事も。
龍属性の通りがいいイビルジョー、龍封力が(小とはいえ)寄与するムフェト・ジーヴァなどは
緑エキスを取得できる尻尾が非常に大きくて当てやすく、
回復力を強化して緑エキスで回復をすればかなり早く戦線に復帰できる。
また、こっそり上位のスタミナ強化には無かった猟虫のスタミナ減少速度低下も付いているため、
モンスターから落ちるスリンガーの弾で猟虫強化【力】を発動すれば猟虫まわりの挙動は猟虫強化【気・力】と遜色ない。
- 属性特化運用をする場合、ライバルは皇金の長刀・屍套だろう。
素の龍属性値では勝っているものの、あちらがパーツ強化をすると簡単に逆転されてしまう上、
武器スキルにも会心撃【属性】がついておりかなり強敵。
とはいえ、アルイノは物理攻撃力も高く属性に振り切った運用をしなくても問題ないのが強み。
斬れ味関係や物理性能も活かして差別化していきたい。
- 製作難易度は、瑠璃色の龍神玉を使うだけあってやはり高い。
の、だが、必要素材である鱗と爪が落とし物で手に入り、
角は部位破壊が必要だが本作に実装されたアルバトリオンの仕様上1段階目はそこそこ破壊しやすく、
瑠璃色の龍神玉も角の部位破壊で運が良ければ出てきてしまう。
翼の部位破壊が多少大変だが1個有れば足りるので、実は討伐できなくても最終強化まで作成することが可能なのである。
本作のアルバトリオンは打ち合わせ済みのパーティでないとクリアが難しい難敵だが、
どうしても武器が欲しい時はソロで角破壊とぶっ飛ばしを積極的に狙っていけば意外にあっさり揃うことも。