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武器/狐槍ハナモハナナレ

Last-modified: 2019-11-12 (火) 14:57:54

MHXに登場する四天王の一角、泡狐竜タマミツネの素材を用いて作られるランス。
本項では二つ名持ちモンスターである天眼タマミツネの武器も扱う。

目次

概要 Edit

  • 神に祈りを捧げた姫が遺した雅なる槍。散りゆく花の如き美しき死を獲物にもたらす。
    タマミツネのヒレで包まれた槍は錫杖(しゃくじょう)の形をしていて、静かに納刀した時などに4つの金輪が小さく音を立てる。
    古代紫桜模様と槍身の色彩が美しい一方で、
    幅広な先端は鋭く研がれており、獲物を斬り裂く実用的な作りをしている。
    また、丸く先の尖った盾は、よく観察すると三度笠を模していることが分かる。
    現実世界の三度笠は江戸中期まで女性用として用いられていて、
    下に垂れた紐は本来髷の下にかけ、顎の下で結ぶためのものだったと思われる。

性能 Edit

MHX Edit

  • 生産段階での性能は
    • 攻撃力130
    • 水属性12
    • 会心率0%
    • 長めの緑ゲージ
    • スロット1
    といったものだが、下位で作ることができる水属性ランスとしては優秀である。
    スパイラルランスもほぼ同等の性能であるため、この時点では好みで良いだろう。
  • 最終強化するときみがきる笠槍の突刺となる。
    その性能は、
    • 平均的な攻撃力200
    • 高めの水属性26
    • 会心率10%
    • 素で青40、斬れ味+1で白25が出現
    • スロット1
    と、ミツネ武器らしく優秀。
    斬れ味+2を発動させたときの白ゲージの長さは、水属性ランスでトップである。

MHXX Edit

原種の究極強化と共に、新たに二つ名ミツネが実装。

  • きみがきる笠雲天通槍
    • 攻撃力310
    • 水属性32
    • 会心率10%
    • 素で白40、匠追加分は紫が25ずつ
    • スロット1
  • 上位の性能そのままに進化させたような、バランスが非常に良い良品に仕上がっている。
    ライバル的にはハプル槍の究極強化、強襲破槍ハウルドクーだろうか。
    あちらは防御+26のオマケ付きで僅差ではあるが物理・属性共に期待値で負けている。
    スロットがなく、匠+2にしないと紫運用も難しい点で差を付けたい。

天眼槍・飛花落葉 Edit

MHXX Edit

  • 新たに追加された二つ名武器、天眼槍・飛花落葉の究極強化、おおきみの笠貫壊世槍
    • 攻撃力310
    • 水属性27
    • 会心率20%
    • 白30、匠で白40+紫15、+2で紫40まで増加する。
  • と、原種武器と比較して物理性能は上回るが、属性値は低下。総合的な期待値はほぼ変わらない。
    同じ二つ名水属性槍のウィルギガントランスと比べると、
    紫維持の楽さと会心率100%到達のハードルがやや低いのがメリットか。
    向こうが紫ゲージだと物理性能で完敗しているが、白ゲージ状態だとこちらの紫ゲージと期待値はほとんど変わらない。
    ランスはストライカースタイルも人気が高いので、二つ名武器特有の狩技ゲージの溜まりやすさも相性がいい。

余談 Edit

  • 散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ
    織田信長を討った明智光秀の三女であり、細川忠興の妻になった後、
    関ヶ原の戦いの直前に敵方の人質になる事を拒み自害した*1
    細川玉*2の辞世の句である。
    現代語で「散る(死ぬ)べき季節を知っているからこそ、花は花として、人は人として美しい」と意訳できる。
    • 敬虔なキリシタンでもあったガラシャは教義に反する自害に悩みぬいたのち、
      「人として美しく散りたい」という心情を込めてこの句を詠んだのだろう。
    • 辞世の句がテーマのミツネ武器であるが、このランスの生産時の銘「ハナモハナナレ」は
      この 儚くも趣を感じる辞世の句から引用したものである。
      だが武器の解説文から推測すると「獲物は獲物らしく美しく散れ」と
      獲物を挑発するような物言いをしているようにも取れてしまう。
      さらに、ガラシャはキリシタン*3であるが、
      この武器の形状である錫杖は仏教のもの。モチーフと少々ちぐはぐな感じもするが……。
  • 強化後の銘に含まれる“きみがきる”は、
    現実世界では「「君が着る御笠(みかさ)から転じて地名の三笠にかかる枕詞。
    モンハンの世界に三笠は存在しないだろうから、盾のモチーフである「」にかかる……
    だけだと思ったら半分不正解。この枕詞は銘の中でもうひとつ意味を持っているのではないだろうか。
    • 一つの言葉に複数の同音異義語の意味を持たせる修辞法を「掛詞」と呼ぶ。
      ここで「きみがきる」という枕詞を「君が斬る」と読み換えることを考えてみよう。
      概要で説明したとおり、このランスの槍身は獲物を斬り裂くことに長けた作りをしている。
      「きみがきる」に「君が着る」の他に「君が斬る」の意味を持たせ、
      後者はにかかる、と解釈する。
      すると、「きみがきる」はさらに掛詞となることで両方の枕詞の役割を果たしていることになる。
      笠を着て身を守り槍で斬り獲物を狩る
      攻防の連携が重要なランスならではの趣ある銘と言えるだろう。
    • 玉の死に関連し「」の字がある者に、介錯を務めた後に殉じた小原少斎という
      人物が居り、彼の名字も関連しているのかもしれない。
  • 盾として使われる三度笠だが「史実例では、主に女性が使用する場合が多かった」話であれ
    男性が使うケースも普通に存在するため、男女兼用として設定上の破綻は無い。
    元来の目的は、MH世界的に言えば頭装備ではあるが、その目的は防御力の確保のみならず、
    悪天候(風雨、吹雪、炎天日光)に対応したり、人の多い町中にて顔を隠したりと用途は広い。
    そして、頭部に被らず手に構え、不意の急襲から身を守る『盾』として使われる事例も多い。
    実際の性能は片手剣の盾ほどのガード性能しか無いが
    本武器はランスであるため、ランスに準じた堅牢な硬さを誇るので御安心あれ。
    「ミツネ装備の『盾』は物理防具では無く魔法防具である」なんて俗説もあるが、俗説に留まっている。
    • 頭装備としての三度笠も、例えばユクモノシリーズ等で採用されている。
      ユクモノカサ等と併せて装備すると「三度笠を被り、三度笠で身を守る」と言う不思議な恰好になるが、
      あまり違和感を感じさせないのは、やはり、ミツネ武器だからこその風流の為せる業であろうか。

関連項目 Edit

モンスター/タマミツネ
モンスター/天眼タマミツネ
武器/ミツネ武器






*1 正確にはキリスト教の教えにより自害を禁じられていた為、家臣に討たれた
*2 洗礼名・ガラシャ
*3 キリスト教の信徒