MHP3で登場した、ジンオウガ素材から作られる青と黄土色の甲殻が特徴の双剣。
ここでは亜種素材との混合武器である獄双刃リュウソウ、
二つ名持ちモンスターである金雷公ジンオウガの金狼牙双刃【土雷】も扱う。
目次
概要
- 雷狼竜の蓄電殻を刀身に用い、持ち手には帯電毛をあしらった短刀状の双剣。
左の剣の鍔には、爪を加工した刃が配されている。
性能
MHP3
- 王双刃ハタタカミ → 王牙双刃【土雷】と強化される。
他のジンオウ武器と同様「雷狼竜の碧玉」を要求される他、
ジンオウガの角系統の素材も要求されるため、作成するのは少々骨が折れるが、 と、非常に優秀な性能を誇る。
雷属性が弱点の敵はティガレックス、ナルガクルガ、イビルジョーなど強力なモンスターが多い。
これらのモンスターを相手にするときに活躍してくれるだろう。
- ライバルとしては、ギギネブラ亜種から作られた双翼刃ギギボルトがある。
せいぜい「おそろしいクチ」を要求される程度であまりレアな素材を要求されないので、
非常に作成しやすいのがポイント。
攻撃力は土雷より低く、白ゲージの長さも短めだが、雷属性値は土雷を上回る30(300)とかなり高く、
リオス希少種のような物理ダメージよりも属性ダメージの方が通りやすいモンスターを相手にする場合は、
あちらの方が有利となることもある。
相手と状況に応じて使い分けていくのが良いだろう。
MH3G
- ジンオウガの続投に伴い、今作でも登場。
- 前作では王双刃ハタタカミを一発生産して強化するしかなかったが、
今作ではロアルドロスの武器のドロスドロスを強化して、
王双刃ハタタカミにすることも可能となった。もちろん、一発生産することも可能。
ドロスドロスの初期型であるルドロスツインズは武具屋でも購入できるので、
そこから地道に強化していくのも良いだろう。
- G級が追加されたためか、今作では、
攻撃力294、雷属性220、素で青ゲージ30、匠でも白30(前作は白ゲージが最高だったが、本作は紫が最高)、
と、やや弱体化してしまった。
- また、G級での強化先である真・王牙双刃【天業】が追加されたが、
攻撃力308、雷属性値270、素で白ゲージ20で匠でも白ゲージが延長されるだけ
という、前作の土雷の性能に毛が生えた程度の、なんとも中途半端な性能になってしまった。
しかし、この派生を選択した場合はこれが最終強化ではなく、
ラギアクルス希少種の素材を用いた今作最強の雷属性双剣
「冥双剣エントラージ」へと生まれ変わっていくことになる。
そう、これは通過点でしかないのだ。
しかも、エントラージは雷属性双剣のゴールなのでなおさら通過点感が強い
MH4
- ジンオウガの続投に伴い、この武器も続投。
今作ではツインチェーンソーからの派生で作成する。同じ雷属性だがそれでいいのか?
- 王牙双刃【土雷】は強化途上にあるため、攻撃力210、雷属性180、斬れ味青止まり。
その青ゲージも非常に短く使い勝手が悪い。
ここから亜種武器の獄双刃リュウソウか、ラギア武器の雷双剣ツインクルスへの派生と、
やっぱりラギア武器の通過点となってしまっている。
本当にそれでいいのかジンオウガよ…
しかし、今回は前回に輪を掛けて龍属性と雷属性両方に弱いモンスターが目立ち
更に、雷属性のみの武器には双雷剣キリンも存在する以上
後述のスペックからリュウソウを選んだ方が得策とされている。
やはり良くなかったんだなジンオウガよ
また、発掘武器に「王双刃」が存在するため、性能次第でツインクルスもキリンも超えられるだろう。
MH4G
- MH4Gではジンオウ武器のうちいくつかにジンオウ武器としての最終強化形態が追加されたが、
残念ながら双剣はそれに漏れてしまっている。亜種武器はG級強化形態が追加されたものの、
通常種武器であるこちらはG級対応のものが一切出なかった。
そのため、ラギア武器のまま最後まで強化される。
- しかし発掘武器の王双刃が続投しており、レア10のものまで出土するため、
厳選作業に負けなければ最高クラスの性能の王双刃を振るう事ができる。
MHX
- ジンオウガが続投した為、当武器も続投。
今回は他の武器の踏み台にされる事は無く、最後まで強化すると王牙双刃【土雷】になる。
- 一発生産は出来ず、デュアルトマホークLV2から派生。
初期状態では- 攻撃力130
- ジンオウ武器らしく雷属性18
- 会心率は0%
- 斬れ味は長めの緑
- スロット1
その中でもハタタカミは安定性と長い斬れ味緑を武器にしていると言える。
この時点ではキリン武器である迅雷は斬れ味が異様な酷さである為、気にしなくてもいいか。
- 最終強化は前述の通り土雷。その性能は
- 双剣としては高めの攻撃力210
- 雷属性は順当に強化され22
- 会心率はそのまま
- 斬れ味はまずまずの青。斬れ味+1から白も出る。
- 変わらずスロット1
- 但し雷属性双剣は今回かなりの激戦区。
- ライゼクスの双剣ツインハイボルト。
但しこちらも前述通り斬れ味+1から白ゲージが出る為、会心込みでも物理火力の期待値はこちらが上。 - 会心込みで攻撃力は拮抗し、属性値もやや高めのラギア双剣雷双剣ツインクルス。
あちらは斬れ味+2でなければ白が出ず、スロットが無い為拡張性に欠ける難点がある。差別化は可能。 - 強化前の酷さはどこへやら、凄まじい斬れ味と高い属性を備えた双雷剣キリン。
属性重視ならばこちらに勝ち目はないが、幸い物理攻撃力で大きく引き離している為ここで差別化できる。 - 雷属性双剣最大攻撃力を備え、属性も同等のまさかのノコギリ機神双鋸。
とはいえ、あちらは素の青がたったの10。そのままでは緑運用前提となってしまう。
おまけに作成には激昂ラージャンの金獅子の怒髪が必要で完成が大幅に遅れる。
さすがに雷属性に弱く、肉質の硬い相手には双雷剣キリンに勝つのは難しい。
相手の弱点属性が共通になりにくい大連続狩猟クエスト等、属性に頼り難いクエストに向いていると言える。
双雷剣キリンの欠点を埋めると言う意味で重大な役割を持つと言っていい。
これは、サラマンダーに対する双剣リュウノツガイと同じ役割と言っていいだろう。 - ライゼクスの双剣ツインハイボルト。
MHXX
- G級ジンオウガ素材を投入して限界突破、究極強化は真・王牙双刃【天業】(LV7)。
その性能は- 攻撃力320
- 雷属性25
- 斬れ味は素ならば白30、斬れ味レベル+2で紫40
- 武器スロットが増えて2つに
白ゲージの長さを活かすには金狼牙双刃とそのライバル達のほうが遥かに適性があるため、
そちらの運用法では敵わない。
差別化するのであればこちらは匠を前提とした構築になるだろう。
- 物理寄りの雷双剣ということで、競合する主なライバルはラージャンの
パンチグローブ闘神剛鬼【悪路王】
そして前作から引き続きノコギリ双剣の機神双鋸【羅刹】など。- 悪路王はスロットが1つで会心率-15%があるとは言え、
攻撃力340、雷属性33、匠で出る紫も50、と悉くこちらを上回ってくる強敵である。
これほどの性能なのでG級の獰猛化金獅子素材に煌炎の雫も要求されるが、レア素材は使わない。 - 羅刹は攻撃力340に会心率は0%、属性値は天業と同じ25でスロットは1つ。
斬れ味が白でも紫でも雷双剣で最高の物理期待値を誇る。
素の白ゲージの短さは気になるが、斬れ味レベル+2で出てくるのは紫40でこちらも同じ。
強化には金獅子の怒髪天こそ使うものの、他は汎用獰猛化素材と鉱石にテツカブラだけ。
怒髪天さえ手に入ればあとは難しくない。
- 悪路王はスロットが1つで会心率-15%があるとは言え、
- 最終的にライバルに対しては物理期待値、属性、紫ゲージのいずれも勝てていないため、
差別化を意識するのであれば1つ多いスロットでどう活かすか考慮が必要になる。
幸い双剣には欲しいスキルが多くあるため、スキル構成でいくつ注ぎ込めるか差別化の鍵となるだろう。
MHRise
- ジンオウガが登場するので当然登場。今回もハタタカミ→土雷の順に強化される。
その性能は- 属性武器としては十分な攻撃力200
- 十分な雷属性25
- 斬れ味は青30、匠+3から白ゲージ
- スロットはLv2が一つ
- 百竜強化は攻撃力上昇II・属性強化【雷】II・水棲系特効
最終強化にしては百竜強化がやや地味ではあるが、注目したいのは水棲系特効。
水棲モンスターは雷の通りが良い方なので非常に相性が良い。
当然他の雷弱点モンスターを見据えて属性を伸ばすのも十分にあり。
使い方としては長大な緑ゲージを活かした鈍器使い運用、
あるいは匠と業物を併用して白~青ゲージを維持する運用が考えられる。
プレイスタイルや手持ちの護石と相談して運用しよう。
- 今回の雷属性双剣も相応に激戦区なのだが、立ち位置としては安定の強武器となっている。
- ラージャン双剣の闘神鬼【大嶽丸】。
攻撃力・物理期待値はあちらが大きく上回り、更にLv3スロットが一つ付いている。
その一方で青20・匠+5が無いと白が出ない、百竜強化がいまいち使いにくくおまけにマイナス会心持ちと
その性能を活かす為に要求されるスキルがひたすら多く、構成にかなり苦労する羽目になる。 - ナルハタタヒメ双剣の神源ノ雷閃キ。
属性値でこちらを大きく上回り、空棲系特効も併せ持つ業物。
が、物理火力が低すぎるので差別化容易どころか属性II付ければその属性も追いつく。 - まともに張り合えるのは百竜双刃【瞬息万変】しかない。
単一属性ならば属性激化を付与することで攻撃力190・属性値30をマーク、斬れ味変更【壱型】で匠+1で白が出現。
スロットこそないものの匠の要求が軽いことを考慮すると大きなデメリットではない。
こちらが水棲系特効を採用すれば差別化は容易だが、それ以外に関しては概ね互角と言える。- ただしこの武器の真骨頂は双属性にあるうえに左右の刃で属性が独立しているため、
他の通常属性や状態異常との双属性を採用した場合は方向性そのものが違ってくる。
とは言え、単一属性の時点で食い下がられると言うことは
有効な第2属性の選定によって逆転を許すケースも多い。
このため、水棲系か否か?
水棲系でない場合は第2弱点との格差はいかほどか?
など、斬れ味管理や護石にもよるがこれらの要素で秤にかけるのも一興か。
- ただしこの武器の真骨頂は双属性にあるうえに左右の刃で属性が独立しているため、
- ラージャン双剣の闘神鬼【大嶽丸】。
- サンブレイクでマスターランクに至るまではまだまだ健在であり、
元看板モンスターの武器としては相応に存在感を見せていると言えるだろう。- なお、最終強化にはしれっと雷神龍の尖角が要求される。
この高性能っぷりはやっぱりラスボスの素材の影響だろうか?、当のラスボス武器より噛み合うとはこれいかに
- なお、最終強化にはしれっと雷神龍の尖角が要求される。
MHR:S
- マスターランクの強化先も無事実装。
強化はストーリー後半になるが、最終強化では真・王牙双刃【天業】となる。
強化された性能はと言うと- やや低めだが十分な攻撃力310
- 大幅に上がった雷属性54
- 斬れ味は素で紫20
- スロットは変わらずLv2が一つ
- 百竜装飾品スロットは各種特効が入るLv2
斬れ味はやや心許ないので、剛刃研磨や鉄蟲研糸で紫ゲージを維持し続けるのが良いだろう。
- ライバルとなるのは前作では歯牙にもかけなかったナルハタ武器、神閃・雷禍一双。
あちらはなんといっても圧巻の雷属性69が特徴で、属性値では勝ち目がない。
あちらにはない優秀なLv2スロットとあちらより長い紫ゲージを活かすと良いだろう。
属性火力では分が悪いので別な方面、例として物理や防御スキル、便利スキルを積むのも良い。
MHF
- MHFでも、G8でのジンオウガの参戦に併せて登場。
「遷悠武器」という新たなカテゴリの特殊武器となっている。
- 王双刃ハタタカミの時点でかなりの高性能となっており、
- 一般的な剛種武器を大きく上回る攻撃力385
- この時点での双剣としては非常に高い雷属性580
- 斬れ味レベル+1でそれなりの長さの紫ゲージ及び白ゲージが発現
- スキル「早食い」が自動的に発動
- 武器スロット2
剛種系統の武器ではないため、秘伝書習得以降は天嵐防具や覇種防具と言った、
剛種系統武器を強化する防具を用いつつ天嵐・覇種武器などを担いだ方が良いと思われるが、
それらが準備できる前、及び防具の特殊効果が発動しないクエストでは、
天嵐・覇種武器にも匹敵する力を秘めると言える。
- スキル「早食い」が自動的に発動するのは遷悠武器の共通特性だが、
体力を消耗し続ける真鬼人解放を用いるMHFの双剣にとって、早食いスキルは恩恵が高い。
- GR100*3で挑めるようになるG級遷悠クエストでこの武器を「王牙双刃【土雷】」に強化できる。
その性能は、攻撃力609、雷属性700、斬れ味レベル+1で空色ゲージが発現となかなかのものであるが、
G級遷悠クエストを攻略できる段階の武器としてはやや物足りない。
- そしてG級遷悠ジンオウガのレア素材を投じることで、「真・王牙双刃【天業】」へと強化が可能。
その性能だが、- G級武器Lv50と同等以上である高水準の攻撃力666
- 雷属性820
- 武器・シジル用のスロット3
- 斬れ味は据え置き
- MHFにおける雷属性&空色ゲージの双剣としては、G級技巧武器の「技巧的機械鋸」がある。
また雷属性を内包する空色ゲージ持ちの双剣としては「ロウ・サキュレ」が挙げられる。
どちらも物理と雷属性値では真・王牙双刃【天業】が若干上であるが、
技巧的機械鋸はパローネ大航祭*4などで便利なG級技巧武器効果を有しており、
ロウ・サキュレは空色ゲージの長さによる経戦能力に優れている。
こちらは早食いの自動発動、装飾品・シジルを選択可能な武器スロットを活用することで、
より強い差別化ができるだろう。
獄双刃リュウソウ
ジンオウガ通常種と亜種の素材を用いた双属性の双剣。
無双の狩人が並び立つ時、世界を震わす豪雷の力を手に入れる事ができるらしい。
雷と龍は弱点とするモンスターがかぶることが多く、
双属性の中でも使い勝手がいい。
MH3G
- ジンオウガ亜種の登場に伴い登場。雷属性と龍属性の双属性双剣である。
さらに素材をつぎ込むことで、狼牙双刃【雷獄】へと強化される。
今作の双属性双剣はこれ以外では
アグナコトル通常種・亜種の素材を用いた精霊双刃エレメンタのみであり、
非常に貴重な存在だと言える。あっちはアンバランスな性能なのが残念…
- 性能は攻撃力336、雷属性240/龍属性340、素で長めの白ゲージを持ち、
さらに匠で紫ゲージが40も現れるなど、基本的なスペックはかなり優秀。
- …が、その見返りとして製作難易度は他の狼牙武器と比較してぶっちぎりで高い。
この武器は亜種素材だけでなく通常種素材も同時に用いて強化されるため、
亜種だけでなく通常種の素材も合わせて要求される。
この結果、獄双刃リュウソウから狼牙双刃【雷獄】への強化の際に、
雷狼竜・獄狼竜の天玉をそれぞれ1個ずつ要求されるというとんでもない事態に陥る。
それだけでも大変だというのに、同時に雷狼竜・獄狼竜の靭尾をそれぞれ5本ずつも要求される。
一応ジンオウガの尻尾は低い位置にあるためリーチの短い双剣でも切断すること自体は難しくないが、
いくらなんでもこの要求数は多すぎるのではないかと思った双剣使いは多いことと思われる。
- 双属性双剣は相手選びに困ることが多いが、
今作の龍属性が第一弱点のモンスターは雷属性を次点の弱点としていることが多い*5ため、
純粋な龍属性武器として見ることもできなくはない。
今作の龍属性双剣は、白止まり、属性偏重、物理偏重と曲者揃いであるため、
匠できっちり紫まで伸び、物理と属性のバランスも良いこの武器は場合によっては最適解ともなりえる。
尤も、この武器も双属性というかなりの癖物なのだが。
MH4(G)
- 引き続き続投。MH4では、一段階手前の「獄双刃リュウソウ」で止まっている。
雷属性300、龍属性280、そして、攻撃力252、匠で白ゲージ50と
雷属性としても龍属性としても優秀な双剣となっている。
勿論、両方とも有効な相手だったり、雷もしくは龍に弱い相手の大連続だったりするとより輝くだろう。
今作は属性カットがなく、雷と龍が両方効くモンスターが更に増えたのもこの武器を後押ししている。- 余談だが、前作では雷属性値<龍属性値だったのに対し、今作では雷>龍と逆転している。
最終強化に通常種武器が無いからだと思われる。
- 余談だが、前作では雷属性値<龍属性値だったのに対し、今作では雷>龍と逆転している。
- 4Gでは獄双刃リュウソウ改を経て狼牙双刃【雷獄】への派生が可能。
属性値が雷330で龍360と逆転し、攻撃力も364とG級最終強化としては平均程度となった。
斬れ味は素で白40、匠で白10+紫40になる。- 問題は強化素材である。ジンオウガ通常種と亜種の靱尾を3つずつ、獄狼竜の天玉1つ、
龍属性繋がりなのか恐暴竜の剛鉤爪3つ必要。
MH3Gよりは若干マシだが、それなりに要求されることを覚悟しておこう。
- 問題は強化素材である。ジンオウガ通常種と亜種の靱尾を3つずつ、獄狼竜の天玉1つ、
- 今まで雷・龍の双属性双剣として特定の相手には大暴れしていた雷獄だが、
黒龍と祖龍のハイブリッド双剣、双龍神【黒天白夜】の登場で状況が一変する。
性能はリンク先を参照していただければ分かると思うが、兎に角言えるのは
攻撃力・属性値の2大要素に於いてあちらが雷獄の上をいっているということ。
斬れ味はこちらの方が白が長いが、匠で出る紫ゲージは同等なのも分が悪い。
かくして雷獄は復活した元祖雷・龍の双属性双剣に敗れる結果となってしまった。
ただし作成難易度はこちらの方が容易なので、繋ぎとしては十分に使える。- また、こちらは向こうには無いスロットを1つ持っている為、全てにおいて劣っているワケではない。
3Gや4でこの武器に思い入れがあるのならば、今後も使い分け出来るだけの高いスペックは有している。
- また、こちらは向こうには無いスロットを1つ持っている為、全てにおいて劣っているワケではない。
MHW:I
- アップデートによりジンオウガ亜種がアイスボーンへ参戦。
4Gまで登場していた獄双刃リュウソウと入れ替わる形で、
新たに「獄爪リュウキ」が登場。
通常種と亜種のハイブリッドではなく、ジンオウガ亜種一筋の双剣はシリーズ初となる。
- 1段階強化で最終強化「狼牙双爪【血獄】」となる。
性能は- 攻撃力378(武器倍率270)
- 龍属性210
- Lv2スロットが1つ
- 会心率0%
- 素で紫70
- 龍封力中
- 主に競合するのは業双刃ベガモラルタ、残滅の爪【鬼】、ゼノ=ラクス改だろうか。
- ベガモラルタは攻撃力がこちらより高く属性値が同じであるが、
会心率と斬れ味、スロットでリュウキに劣っている。
白ゲージの長さでもこちらの紫ゲージより短いため、それほど意識する必要はないだろう。 - 残滅の爪は紫ゲージが出ない代わりに白ゲージが120、
攻撃力も406と生産武器ではかなり高いものになっている。
紫ゲージの属性補正やVer.12での双剣にかかる属性補正の緩和などがあるとはいえ、
30しか差が無いとなるとそれほど違いは表れないか。 - ゼノ=ラクス改は攻撃力392、会心率15%、龍属性240に白50、
さらにLv4スロット×2となっている。
あちらの作成も楽ではないが、こちらはこちらでMR100まで最終強化ができないため、
強力なライバルとなっている。
煌黒双剣アルブレに黒龍双刃【二天】といった、
生産武器を上回る武器が次々と登場していった。
特に、アルブレに至っては龍封力以外悉く超えられているという、
凄まじい差を付けられている。 - ベガモラルタは攻撃力がこちらより高く属性値が同じであるが、
MHF
- 通常種武器に続き、MHF-G10.1にて遷悠武器として実装。
通常種武器からの派生ではなく、獄双刃リュウソウを直接生産し、
GR100で改、及び狼牙双刃【雷獄】へ強化可能。
また、今作では生産・強化にジンオウガ通常種の素材は一切使わない。
- HR5で作成できる、獄双刃リュウソウの性能は下記の通り。
- 攻撃力378、会心率5%
- 龍属性360
- デフォルトで白ゲージ、斬れ味レベル+1で紫ゲージが発生する。
- 武器スロット2
- 遷悠武器の特徴として、スキル「早食い」が自動発動
- MHFではHR帯の龍属性双剣の選択肢が非常に少ない事で知られており、
MHF-Z現在、5年以上前に実装されたニゲル=ニンブスと炎妃双【悪女】が未だに凌ぎを削っている状況である。
そんな中登場したこの獄双刃リュウソウであるが、単純スペックでは上記2本を上回るものとなっている。
天嵐防具を装備して剛種・覇種クエストに行った場合は補正の関係で劣るが、
それ以外の状況ではこちらが勝る(ニゲル=ニンブスには麻痺属性があるので一概には言えないが)ので、
彼らの有力なライバルとして登場することになったと言えるだろう。
また、MHF-ZではHR帯の龍属性双剣としてクロウofリッパーも新たに加わったが、
あちらは氷属性の合わさった闇属性なので、これまた方向性は異なると言える。
- GR100で最終強化できる狼牙双刃【雷獄】の性能は以下の通り。
- 攻撃力659、会心率10%
- 龍属性520
- 斬れ味レベル+1で空色ゲージが発生
- スロット3
- 単純スペックで言えば艶妃双剣【純潔】とほぼ同等の性能を有しており、
早食いスキルの自動発動、汎用性の高い武器スロット面で勝ることはできる。
だがこの武器は同じジンオウガ亜種素材を用いて派生強化できる「改セリスィ・セール」という厄介な壁がある。
改セリスィ・セールは攻撃力663(会心率10%)、龍と水属性を持つ複属性の響属性850、
空色ゲージ量こそほぼ同じだが長い紫ゲージをおまけで有しており、
単純スペックで言えば狼牙双刃【雷獄】の完全上位互換となってしまうのである。
GR800以降でしか作成できないという点はあるが、使用するジンオウガ亜種素材の量は若干多い程度であり、
キーとなる「遷悠玉」は通常種やベリオロスからも入手できるため、強化難度面で極端な差異は発生しづらい。
ただ改セリスィ・セールはセリスィ・セールをLv50まで強化してからの派生となるので、
セリスィ・セールを持っていない場合は雷獄の方が作りやすい。
幸い、早食いスキルは体力を減らし続けながら戦う双剣にとってかなり重要性の高いものであり、
それの自動発動を考慮において専用の装備を構築することで、差別化は決して不可能ではないだろう。
- なおMHFでは双属性の仕様が異なるため、龍属性単独になっている。
漢字こそ違うが「雷極」と読む龍と雷の複属性があり、それでも良さそうなものだが…
まあ、ただでさえ元祖雷極双剣が新参イベント武器に息の根を止められた直後の時期だったので、
ジンオウガ側も温情を見せたのかもしれない。
金狼牙双刃【土雷】
- 二つ名個体・金雷公ジンオウガの素材で作成できる二つ名武器。
最初は「金狼双刃ハタタカミ」であり、レベル10まで強化すると名前が変わる。
見た目は王牙双刃【土雷】の左の剣を両手に持つような左右対称の双剣になっている。
更に剣自体は全体的に金色がかった色合いになり、帯電毛の装飾も大きくなった上に金色に。
また金雷公武器特有の明滅する部位が刀身の中央に追加されているほか、
ベース武器同様、刃の一部がスライドするギミックも健在である。
MHX
- MHXで初登場。レベル10の時の性能は
- 攻撃力190
- 雷属性25
- 匠無しで長めの青とゲージの約半分を占める緑
斬れ味レベル+2で青と同じ長さの白ゲージが現れる - 会心率5%
- スロット無し
- 二つ名武器共通で、狩技ゲージが溜まりやすい
- 二つ名武器ということを考えない場合、今回の雷双剣は激戦区であり、多数の壁が立ちはだかる。
「双雷剣キリン」には攻撃力・会心率と狩技ブースト能力以外、
「雷双剣ツインクルス」は匠で出る白ゲージの長さと狩技ブースト以外の面で上回られている。
他には攻撃力重視の通常種武器「王牙双刃【土雷】」、
汎用性と継続戦闘能力が高い「ツインハイボルト」等もいる。
金狼牙双刃の強みは二つ名武器の狩技ブースト機能である。狩技を駆使し、戦おう。
MHXX
- 二つ名武器もG級素材を使ってさらなる強化を得た。
究極強化は極・金狼牙双刃【迸】(LV15)。- 攻撃力310
- 会心率5%
- 雷属性30
- 素の白は長めの50、斬れ味レベル+2で出る紫は30
- 二つ名故にスロットはなく、狩技ゲージが溜まりやすい
完成には金雷公のクエストをこなすことに加え、天玉を2個要求される。
- 素で長めの白を持っているのは双剣にとってありがたいところ、だがライバルはそこから現れた。
立ちはだかるのは素でこちらの倍の白100を持つ双雷宝剣【麒麟児】と豪雷双剣ツインクルス。- 麒麟児は攻撃力が290と低く属性値は38と高めの属性重視の性能、そしてスロット2を持つ。
斬れ味では負けるもののそれ以外は方向性がまるで違うため、あまり問題にはならない。 - 問題になるのはツインクルスである。
攻撃力300を会心率20%で大きくカバーした上で雷属性34で圧倒する。高い性能のためかスロットは無し。
つまりは物理と属性共にこちらを上回る攻撃性能で倍の継戦能力をそなえたスロ無しバランス型双剣。
ダダ被りもいいところである、果たしてこれで金狼牙双刃に天玉を2つも使えるかと言うと厳しいものがある。
- 麒麟児は攻撃力が290と低く属性値は38と高めの属性重視の性能、そしてスロット2を持つ。
- 差別化するにはやはり二つ名の特性を活かし狩技をどう使うかに懸かっているだろう。
余談
- 初期銘のハタタカミとは、意味合いとしては“騒がしい神様”といったところで、雷神・激しい雷のこと。
漢字では「霹靂神」と書き、ハタタガミとも。
同じ由来にこのモンスターがいる。
- 通常種武器の「土雷」とは、古事記に登場する八色雷公の1人のこと。伊弉冉尊の腹にいる。
八色雷公それぞれが雷の諸要素を表すとする説もあり、
土雷神は雷が地上に戻る姿を神格化したものと言われている。
- 亜種武器の「雷獄」は、雷と龍の両方の属性を宿していることを意味しているものと思われる。
他の亜種武器は、(大剣と弓以外は)ダンテの神曲から名前を採られていることが多いのだが、
双剣はそうしたネーミングの法則から外れている珍しい武器である。
関連項目
モンスター/ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ亜種
モンスター/金雷公ジンオウガ
モンスター/ジンオウガ/派生作品 - 通常種遷悠種はこちらに解説あり。
武器/ジンオウ武器
武器/双龍神【黒天白夜】 - 狼牙双刃【雷獄】に雷と龍の双属性という所が共通している。